仮面ライダーパンクジャック

登録日:2022/10/17 Mon 20:27:08
更新日:2023/11/30 Thu 11:11:19
所要時間:約 12 分で読めます






我々デザイアグランプリの運営から特別に1名参加します。


その名も、“仮面ライダーパンクジャック”です!


仮面ライダーパンクジャックとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダー。

スーツアクター:蔦宗正人



【概要】

デザイアグランプリの運営スタッフが変身したと思われるジャック・オ・ランタンモチーフの仮面ライダーで、英語表記は「Punk Jack」
本作の仮面ライダーでは現時点で唯一の植物モチーフであり、その見た目故に小金屋森魚からは「ハロウィンちゃん」と呼ばれていた。

いわゆる「ゲームにおいてNPCとして戦闘参加する一時加入キャラ」で、ツムリ曰く「顔出し・声出しNGのスタッフなのでご理解下さい」との事らしく、その正体は不明。


【出場経緯】

5話にて「神経衰弱ゲーム」でデュオを組むには仮面ライダーの人数が足りなかったために運営側に呼び出された。偶数人いる時にやれ。
3話・4話の「ゾンビサバイバルゲーム」でスコアが高い順にクジを引いてデュオを選べるシステムで、1位の浮世英寿鞍馬祢音、2位の吾妻道長桜井景和と組んだため、余った森魚のパートナーとなった。


【性格】

「神経衰弱ゲーム」に登場するトランプジャマトは、同じスートの個体を2体同時に倒さなければいけないため、パートナーとの連携がカギとなる。
しかし、このパンクジャックはというと全く仲間の指示を聞こうとせず、パートナーである森魚が変身する仮面ライダーメリーとトランプジャマトの1体の戦いに強引に乱入したり、
6話のトレーニングではタッグを組む事になった仮面ライダータイクーンの前で戦い、彼の攻撃を阻害したりするなど「お前勝たせる気あるのか」と言わんばかりの行動が目立つ。

ただ、声出しNGといっても感情はあるようで、
  • ミッション開始時にチェーンアレイバックルを手にした森魚を「僕にもちょうだい」とでも言いたそうに見つめる
    • 渋々シールドバックルを貰ってもやはり不満げな様子を見せる
  • 「もう、こんな相棒じゃ無理だよっ!もう!」と文句を言いながら軽く胸の辺りを叩いてきた森魚に対し、お返しとばかりに首元を思いっきりどつく
……など、どこか人間臭い態度を見せる事も。

あまりに独断専行に走った結果、森魚に愛想を尽かされ、「デュオ交代チャンス券」で景和とデュオを組む事になった。
お人好しの景和は森魚とは異なり一応友好的な態度で接してくれていたが、トレーニング時は景和の変身が終わる前に仮想ジャマトに突撃するポンコツぶりを見せ、呆れられてしまった。

その後、道長も「デュオ交代チャンス券」を使用して密かに再度タイクーンとデュオを組んでポイント獲得に成功した結果、結局ミッション終了まで大した活躍もないままメリー共々敗退した。
だが、運営側のスタッフという事なのか、テレビ朝日公式サイトでは他のライダーとは異なり、「任務終了」という扱いになっている。


【変身形態】

エントリーフォーム




ENTRY

おわっ?!びっくりした~! えっ、いきなりライダー?


デザイアドライバーに仮面ライダーパンクジャックIDコアのみを装填して変身した姿。
固有パーツとしてジャマーエリア外との通信が可能な耳「パンクジャックイヤー」を備え、両目の「パンクジャックアイ」は外部から送信される別視点の映像を同時に視る事が可能。
また、背中にはジャンプ力を高めるマント型のパーソナルアクセサリー「パンクジャックマント」を身に着けている。
顔出しNGという事もあって、参加者では最もエントリーフォームに変身していた時間が長い。


アームドシールド



SET

ARMED SHIELD

READY FIGHT


シールドバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。
他のライダー同様、型の拡張装備「レイズシールド」鈍器として使用している。


  • シールドストライク

SHIELD STRIKE

シールドバックルのレリーフを押し込んで発動するが、劇中未使用。


スペック表

形態 身長(cm) 体重(kg) パンチ力(t) キック力(t) ジャンプ力(m/ひと跳び) 走力(秒/100m)
エントリーフォーム 207.6 88.9 1.5 4 5.3 8.3
アームドシールド 90


【余談】


  • 東映公式サイトの「こぼれ話」によると、5話の森魚にどつき返すシーンはアドリブだが、森魚役のあべこうじ氏の首に当たってしまったのは完全なハプニング。
    カットがかかった直後は「ごめんねぇ……!」と言わんばかりにすりすりしていた。本編でもこんな性格だったらデュオを変えられる事はなかっただろうに……。



一見すると邪魔くさいだけのハズレキャラのように見えるが、倒すべき敵であるジャマトは植物をモチーフとしており、そしてこのパンクジャックの元となったジャック・オ・ランタンもまた、植物(カボチャ)と縁がある存在である。
何故動物ではなく、植物に由来する仮面ライダーを運営側が呼び出せたのだろうか……?



ほら、ほら!追記・修正のトレーニングしといた方がいいんじゃないの?
そのハロウィンちゃんと息合わせるの、大変だよぉ~!

え……?

……。

















































しばらく出番が無かったが、9話で再登場。瓦礫の山で1人佇んでいたが……


流石デザ神様。

次のデザグラも楽しそうだ。


パンクジャックに変身していたパンクロッカー……晴家(はれるや)ウィンはそう呟くと、どこかへ去って行った。







登録日:2022/10/17 Mon 20:27:08
更新日:2023/11/30 Thu 11:11:19
所要時間:約 12 分で読めます


タグ一覧
(頭が)パンクジャック IDコア ROLLIN' ROLLIN' PUNK KING お助けキャラ お調子者 アルバイト ウェザーハーツ エレキギター カボチャ ギター クリスマスの悲劇 クリスマス商戦の犠牲者 ジャック・オ・ランタン スタッフ スピンオフ主役 デザイアグランプリ デザイアドライバー ネタバレ項目 ハロウィン ハロウィンちゃん パンクロッカー モンスターフォーム レイズバックル 人間爆弾 令和の九条貴利矢 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダーパンクジャック 刺客 創世編 助っ人 崎山つばさ 慕情編 晴家ウィン 有能 死んだと思ったら生きてた 準レギュラー 演技派 知る人ぞ知るパンクロッカー 蔦宗正人 謀略編 運営 邂逅編 陽キャ 顔出しNG←邂逅編では




いやいや、人違いだろ。俺は……

知る人ぞ知る~ パンクロッカー♪

晴家ウィ~~~ン!!

……いちいち弾かなくていいから。


演:崎山つばさ
キャラクターソング:「ROLLIN' ROLLIN' PUNK KING」*1


【概要②】

「知る人ぞ知るパンクロッカー」を名乗る、赤いメッシュを入れた男性。
運営と家族になってまでデザイアグランプリの目的を探る英寿を脱落させるため、ゲームマスター・ギロリの命令で一般人のプレイヤーを装い、デザイアグランプリに参加する。
なお、他の参加者と違って運営側の人間である関係で理想の世界は実現されない事から、デザイアカードには「希望なし」と記載している。


【人物像】

話す度に愛用のエレキギターをかき鳴らすお調子者。
ツムリを「ツムちゃん」と呼んで馴れ馴れしく求婚したり、戦闘中に調子に乗ってツムリへの愛を叫んだところをジャマトに攻撃されたりするなど奔放な振る舞いが多い。
実際、英寿はあまりのキャラの違いに困惑していた他、道長も「別人だろ」と決めつけていた。

しかし、「浮世英寿を退場させる」という目的を遂行する以上、ゲームの妨害も躊躇なく行い、10話では「トイレに行く」と偽って姿を消し、仮面ライダーギーツを孤立させるなど食えない面も見せている。ミッション終了後、英寿に腹痛を心配されたが
続く11話では英寿を脱落させるために迷宮の暗号の文字をすり替えて答えが分からないように仕組むという英寿だけではなく、他の参加者も詰むような妨害行為も平気で取っていた(なお、これには中立の立場を貫くツムリからも苦言を呈されている)。
他にもギロリと2人きりで話す時は比較的落ち着いている上、邂逅編での無口ぶりも踏まえると演技力はかなり高い方に入ると思われる。


【過去】

実際にパンクロッカーとして「ウェザーハーツ」というバンドを組んで音楽活動をしていたが、そう簡単には成功せず、音楽で食べていけなくなった結果、借金を抱えてしまう(常にギターを持ち歩いているのはその未練だと思われる)。
そこで大手商社・晴家商事の会長である祖父が投資していたデザイアグランプリの運営スタッフの職を祖父から斡旋され、バイトとして働いていたのである。

そして、黎明編の終盤に起きた警備隊ライダーのクーデターを、ギロリから渡されたIDコアでパンクジャックに変身して鎮圧。
以降はギロリの部下として動くようになり、彼から浮世英寿を警戒するように言われていた。


【反逆、そして…】

しかし、一向に英寿を脱落させられないばかりかギロリと繋がっている事がバレた為、3回戦「椅子取りゲーム」の最中にとうとう彼に見限られ、「脱落後も記憶を保持させてもらう」という約束を反故にされる。
この時点ではデザイアドライバーを失っていた為にこれ以上どうする事も出来ず、開き直って英寿に自身が知る限りのデザイアグランプリの情報を暴露する。
その後、英寿と協力して勝ち残る事を決意し、ドライバーの奪還に成功。


どこへ行くつもりだ!?

まだゲームは終わってねえ。あんたに言われた通り、世界平和に貢献してやるよ。英寿と一緒にな。

ギーツを落とすのが、お前の使命だったはずだ!

……もうあんたの言いなりにはならねえ。


だが、ギロリが変身した仮面ライダーグレアに敗北し、ヒュプノレイを強制的に装着されてそのまま洗脳されてしまう。
ルール上は脱落していないものの、事実上この先のミッションへの参加は不可能となってしまった。

16話の「キツネ狩り」では変身した状態で登場。
洗脳に苦しみながらギーツに立ち向かって行ったが、マグナムシューター40Xで迎撃されて爆死。ギロリからは「パンクジャック、最後まで役立たずだったな…!」と吐き捨てられた。




【変身形態②】

レイズバックル単体使用形態

モンスターフォーム(上半身)



SET

変身!


MONSTER

READY FIGHT


フォーゥ!かますぜぇ~! I' m パンクジャック!

えっ、パンクジャック!?

あぁ?

なんでお前が!?

へへっ、よそ見してる場合かよ? カモーン!


モンスターバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した基本形態。
モンスター級の超打撃力による格闘能力に特化しており、星型の肩部拡張装備「スターアーマー」は腕部の柔軟性を高めて伸縮自在にすることで予想外の打撃を可能にする。
星が刻まれた胸部拡張装備「キラボシチェスター」はドライバーのエネルギーを打撃力に変換して腕部に供給し、手部拡張装備「モンスターグローブ」がグローブごと手の質量を増大し、「モンスター級」と形容される一撃必殺のパンチを繰り出せるようにする。

青色に変化した「ブルーパンクジャックアイ」は優れた動体視力をもたらし、打撃威力を最大化できる相手の弱点にマーカーを表示する機能を持つ。
また、青色に黄色が添えられた「モンスターヘッドガード」によって変身者の格闘能力を向上させている。


◇必殺技
  • モンスターストライク

MONSTER STRIKE

モンスターバックルのラウトクラップメットを2回連続叩く事で発動するが、劇中未使用。


デュアルオン形態

ニンジャモンスターフォーム



REVOLVE ON

SET FEVER


NINJA

HIT NINJA


えっ、ニンジャ!? ま、いっか!


モンスターフォームの状態からリボルブオンした後、フィーバースロットバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身したデュアルオン形態。
上半身側はニンジャフォームの「ニンジュツチェスター」「ニンジャアーマーS」が追加され、腕部も「シュリケンアーム」となり、手持ちの拡張装備として「ニンジャデュアラー」を装備。
一方、モンスターフォーム(上半身)の装甲は「スターアーマー」「パワフルサイ」といった具合で下半身用の拡張装備に変化し、「モンスターグローブ」は足部拡張装備「ビッグブーツ」として装着される。


◇必殺技
  • ニンジャモンスタービクトリー
劇中未使用のため、詳細は不明。


フィーバーモンスターフォーム



次だ!


カモン…!

MONSTER

イェーイ!


HIT FEVER MONSTER


上記のニンジャモンスターフォームの状態からフィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて変身した形態。
上半身・下半身共にモンスターフォーム専用の拡張装備で統一された姿となり、フィーバースロットバックルの力でその力を最大限に発揮出来るようになった。
また、モンスターパンクジャックアイが金色に変化し、両肩には「フィーバー」発動に伴うエネルギーの負荷や身体ダメージの調整・安定機能を主眼に置いた「フィーバークロスマント」が追加されている。


◇必殺技
  • ハイパーモンスタービクトリー

HYPER MONSTER VICTORY

モンスターバックルのラウトクラップメットを2回連続叩く事で発動。
モンスターグローブを装備した腕部から、星型のエフェクトを放ちながら連続パンチを繰り出した後、止めにビッグブーツを纏った右足での回し蹴りを決める。

  • ゴールデンフィーバービクトリー

GOLDEN FEVER VICTORY

フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動するが、劇中未使用。


スペック表②

形態 身長(cm) 体重(kg) パンチ力(t) キック力(t) ジャンプ力(m/ひと跳び) 走力(秒/100m)
モンスターフォーム(上半身) 207.6 99.7 8.5 18 5.8 8.1
ニンジャモンスターフォーム 103.3 2.3
フィーバーモンスターフォーム 110.5 15.5 32 6.3 7.9


【余談②】

  • 「変身者不明」「ギーツやタイクーンなどのメインキャラクター同様パーソナルアクセサリーを装備している」点から再登場を予想する声は以前からそれなりにあった。
    そして、10月29日に発売された「DXモンスターレイズバックル」のパッケージに「モンスターフォームのパンクジャック」が掲載された事からほぼ確実となり、実際に翌日放送された9話に登場し、続く10話から次のデザイアグランプリに参戦した。

  • 晴家ウィンの名前の由来は「ハロウィン」、あるいは『ツムリ』『ギロリ』と同じく目の動作である『ウィンク』と思われる。

  • 映画及び37話以降、頭部のスーツは再びダパーンに改造されたが、ファイナルステージは再びパンクジャックに戻された。



流石wiki篭り様。

次の追記・修正も楽しそうだ。


この項目が面白かったなら……\ENTRY/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 仮面ライダーパンクジャック
  • 仮面ライダー
  • 令和ライダー
  • レイズバックル
  • デザイアドライバー
  • 蔦宗正人
  • カボチャ
  • ジャック・オ・ランタン
  • ハロウィンちゃん
  • スタッフ
  • 仮面ライダーギーツ
  • ハロウィン
  • お助けキャラ
  • 崎山つばさ
  • モンスターフォーム
  • パンクロッカー
  • 助っ人
  • 晴家ウィン
  • お調子者
  • ギター
  • 演技派
  • 陽キャ
  • ネタバレ項目
  • 刺客
  • 知る人ぞ知るパンクロッカー
  • エレキギター
  • アルバイト
  • (頭が)パンクジャック
  • 人間爆弾
  • クリスマス商戦の犠牲者
  • クリスマスの悲劇
  • デザイアグランプリ
  • 運営
  • 顔出しNG←邂逅編では
  • 邂逅編
  • 謀略編
  • IDコア
  • スピンオフ主役
  • 死んだと思ったら生きてた
  • 慕情編
  • ウェザーハーツ
  • 創世編
  • ROLLIN' ROLLIN' PUNK KING
  • 令和の九条貴利矢
  • 準レギュラー
  • 有能

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月30日 11:11

*1 「ウェザーハーツ」名義。

*2 消滅の瞬間が映っておらず、各プレイヤー情報が記されたスパイダーフォンの画面に『LOSE』と表示された際の音声のみ。ちなみに1話で仮面ライダーシローが退場した時も『LOSE』の音声こそ流れていないが、同様にスパイダーフォンの画面に『LOSE』と表示されている。