登録日:2022/12/25 Sun 00:07:00
更新日:2024/11/28 Thu 09:35:38
所要時間:ヤーヤー(約 7 分で)、ヨーヨー(読めるよ)
ミニドラは、漫画・アニメ『
ドラえもん』に登場するキャラクター及び、ひみつ道具。
【ガーガー】
正式名称は「ミニドラえもん」。ただしこちらの名称はミニドラ自体を「ひみつ道具」として扱う際に用いられ、作中では「ミニドラ」と呼ばれることが多い。
主人公・
ドラえもんをそのまま小型化した姿の
ロボット。腹部にはもちろん
四次元ポケットも付いており、ひみつ道具を出すことができるが、道具もミニドラのサイズに合わせてあるため非常に小さい。
映画『
2112年 ドラえもん誕生』によれば、時間犯罪者・ドルマンスタインらの逮捕に貢献したドラえもんの功績を称え、
2125年12月25日にドラえもんを模するデザインで特別記念生産されたとされている。いわばドラえもんへのクリスマスプレゼントといったところか。
【トートー】
身長や体重については作品によって異なる。
映画『ミニドラSOS!!!』では身長約30cm、体重はドラえもんの約10分の1(すなわち12.9kg)と設定されている一方で、わさドラ版アニメ『ドラえもんが
ダイエット!?』では、体重50kgとかなり重い。
サイズについても作品によって大きく異なり、大長編『のび太とブリキの迷宮』などでは、手のひらに乗る程度の小ささだったりすることもある。
最も多く見られるのは赤いボディのミニドラ(首輪の色は青)だが、アニメ版ではその他にも
黄緑色や
黄色のタイプが登場する。さらに映画『
のび太の太陽王伝説』の冒頭では、
水色、
ピンク色、
紫色などのタイプも登場するなどカラバリも豊富に揃っている。
性格も色によって差別化されているらしく、大山版アニメにおける赤いミニドラは「イタズラ好き」であるとの事で、トラブルメーカーとして登場するエピソードもある。
原作では常に冷静な性格で、どんな作業やミッションもテキパキこなすことができる。時々冷静さを欠いて最適なひみつ道具を出せないことがある本家ドラえもんとは大違いな有能キャラとしての活躍が多い。
特に『ブリキの迷宮』や『ドラえもんが重病に?』、『
ミニドラ救助隊』では、壊れてしまったドラえもんを修理し復活させるという大健闘を見せた。
もっとも、『ミニドラ救助隊』では修理すべき箇所をツルハシで叩き割るという結構荒っぽい技法を用いていたが。
また、ドラえもんのように耳を齧られたわけではない(というより最初から耳が付けられていない)ため、
ネズミも平気。代表的な弱点が存在しない事実からもかなり頼りになる存在であることが理解できるだろう。
ドラえもんのポンコツぶりをよく知るのび太も、わさドラ版『ぼくミニドラえもん』において
「ドラえもんよりずっと頼りになるかもね」と評価した程である。
ただし先述した通り、取り出す道具は人間視点からはミニサイズであるため、使いこなすには自分達がミニドラに合わせて小さくなるなど工夫の必要がある。
ミニドラそのものの特徴として唯一ドラえもんに劣る点と言えば「人語を話せない」点だろう。
原作では日本語の頭文字を繰り返す幼児語のような話し方をし(例:『
どこでもドア』→
『ドードー』、『
スモールライト』→
『スースー』)、アニメ版ではこれに加えて
「ドララ~」などと話すことが多い。ドラえもんや
ドラミをはじめ周囲の人物には言葉の意味がきちんと通じている。
少なくともミニドラからは
日本語が理解できており、わさドラ版『ぼくミニドラえもん』で自分を投げるようにジャイアンに指示した際にはボディランゲージ(ジェスチャー)も交えているなど、コミュニケーション関係でそれほど問題が生じたシーンはない。
なお、この時には自分を指して
「ミーミー」と言っているのだが、一人称は「ミニドラ」なのだろうか?
ドラえもんと同じ「ぼく」だと「ボーボー」になるので語感が悪かったからという可能性があるが。
ドラえもんのしっぽはメインスイッチ(連載初期のみ姿を消す機能)の機能を備えているが、わさドラ版におけるミニドラのしっぽは引っ張ると興奮して暴走してしまう。代わりにどこで機能停止させるのかは不明。なぜそんな重要な機能を本家と全く異なる仕様に置き換えてしまったのか…。
上記の通り「
ネズミを恐れない」という相違こそあるが、
ドラ焼きが大好物だったり「
タヌキ」と言われると怒る点などはドラえもんと共通する。
【ソーソー】
- 「ザ☆ドラえもんズ」のドラリーニョも彼専用のミニドラを11人所持しており、「ミニドラ軍団」なるサッカーチームを結成している。体色は本人と同じく黄緑色で耳が付いているが、ひげがない。ドラリーニョの代わりにひみつ道具を出す役割を持つ。
- 「幼稚園」1973年3月号の付録『はりええほんドラえもん』がミニドラの初登場エピソードとされているが、色がドラえもんと同じ青色だったり言葉を普通に話す点など現在と設定も大きく異なるものだった。後に1986年「月刊コロコロコミック」誌上で「読者が考える道具コンテスト」を実施。読者が応募した作品が選ばれる形で、「小学六年生」1987年4月号に掲載された「ぼくミニドラえもん」をもって改めて「ミニドラ」がデビューしたのだった。
- 原作での登場回数は(連載後期という事情もあり)数回しかないが、アニメ版ではオリジナルエピソードを中心に多く登場してきたため、知名度は比較的高いキャラと言えるだろう。
- 萩原伸一(現:むぎわらしんたろう)による『ぼく!ミニドラえもん』、岡田康則による『ミニドラにおまかせ!』などスピンオフ作品も多く制作されている。
- 「ドラえもん」をイメージキャラクターに起用したCMでもマスコットポジションとして優遇されており、特に有名なのはファミリーレストラン「ココス」(ココスジャパン)のCMで「包み焼きハンバーグ」の中から飛び出すミニドラ達ではないだろうか?
スースー ツーツー
ワーワー ナーナー。
- ドララっしょ~ -- 名無しさん (2022-12-25 00:15:04)
- 幻覚 -- 名無しさん (2022-12-25 01:20:04)
- ミニドラ語って頭文字だったのか…きづかなかった… -- 名無しさん (2022-12-25 02:19:11)
- >2125年12月25日に特別記念生産されたとされている。なるほどあと103年か -- 名無しさん (2022-12-25 02:44:39)
- たったの103年か -- 名無しさん (2022-12-25 03:37:02)
- いつの頃からかあまり見かけなくなったような気がする -- 名無しさん (2022-12-25 07:42:53)
- 旧ドラだと話によっては鼠見て逃げ出した -- 名無しさん (2022-12-25 08:21:16)
- 実はドラリーニョのミニドラは話によっては普通に喋る(悪徳学園校長に誘拐された時とか) -- 名無しさん (2022-12-25 10:11:29)
- 謎が多いわさドラ版初代ミニドラ役の人 -- 名無しさん (2022-12-25 10:26:19)
- ボーボーじゃない理由はボボって言葉に卑猥な意味があるから -- 名無しさん (2022-12-25 10:31:12)
- ↑そんなこと言ったらボーボボはどうなっちまうんだ!? -- 名無しさん (2022-12-25 11:20:51)
- ↑ま○こまー○こ・まー○こま○くらいの意味になります -- 名無しさん (2022-12-25 12:01:38)
- 大山版のED(あったまテッカテーカ、のやつ)にはミニドラのポケットからさらに小さいミニミニドラ(?)が出てきた -- 名無しさん (2022-12-25 13:11:46)
- ドラリーニョのミニドラは1人補欠なのかw -- 名無しさん (2022-12-25 18:39:48)
- わさドラだと長い間出番なかったのか -- 名無しさん (2022-12-25 19:03:19)
- ミニドラ救助隊で荒っぽい修理した場面が結構記憶に残ってるwwwww -- 名無しさん (2022-12-25 21:23:56)
- わさドラ版、あの大きさで50kgもあったら一点に集中しすぎて床穴あきそう -- 名無しさん (2022-12-25 21:46:53)
- 映画で落下したのび太を助けて、尚且つ壊れたドラえもんを修理する有能さにびびった記憶が。 -- 名無しさん (2022-12-25 22:30:09)
- Qドラえもんを助ける小さなドラえもん達のことを何と言う? A幻覚。 -- 名無しさん (2022-12-25 23:07:36)
- ↑ドラえもん「いや〜、僕にしか見えないんですよぉ〜(笑)」 -- 名無しさん (2022-12-26 00:12:03)
- 大山ドラのエンディングに出てくる中型のミニドラってよく考えたら何者なんだろ… -- 名無しさん (2023-01-20 00:01:53)
- 映画の宝島でたくさん活躍した。 -- 名無しさん (2024-11-24 18:19:41)
最終更新:2024年11月28日 09:35