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更新日:2024/11/24 Sun 01:28:50
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『爆笑レッドカーペット』(ばくしょうレッドカーペット)は、フジテレビ系列で主に2008年から2010年に放送されたお笑いバラエティ番組である。
【概要】
お笑い芸人たちがネタを披露する、いわゆるネタ見せ番組。
最大の特徴はネタの披露時間が1分程度と極めて短く、これによって1時間でも約20組もの芸人たちが出演、かつテンポ良くネタを披露してゆく流れとなっていた。
その内容から人気を博し、ショートネタブームを巻き起こした番組として知られる。
最初の放送は、2007年2月18日・3月18日の21:00 - 22:24で、諸事情で
打ち切りになった『発掘!あるある大事典II』の代替番組として放送された。
初回・2回目は裏番組に木村拓哉主演の日曜劇場『華麗なる一族』が編成されていたが、それでも13.5%、10.2%と高視聴率を記録。更に5回の単発放送を経て2008年からレギュラー番組に昇格した。
【内容】
タイトルの通り、画面奥の扉もしくはレッドカーペット型のベルトコンベアに乗って画面右から芸人が登場し、ネタを披露、終わるとベルトコンベアが動き出し、乗っている芸人やコントのセットがそのまま画面右に消えるという演出が特徴。
ネタが終わった後は、レッドカーペット会員と呼ばれるゲスト兼審査員(芸人以外の有名人約7名)が審査、合計得点で「小笑」「中笑」「大笑」「満点大笑」の4段階による評価が下される。
審査といっても厳正なものではなく、実際は「大笑」「満点大笑」が殆どだっだが、たまに「中笑」が下されることもあった。「小笑」になったのはたむらけんじのみ。
番組の最後には、司会の高橋克実が指名した会員が、個人的に最も面白かった芸人を指名し、その芸人にはレッドカーペット賞が送られる。
他にも、審査員がアンコールした芸人が再びネタを披露するカムバックレッドカーペットや、異なる芸人同士がコラボしてネタを披露するコラボカーペットなどのコーナーがあった。
【歴史と評価】
最初のレギュラー放送は2008年4月16日から2009年3月25日の水曜22:00 - 22:54。
視聴率は常時15%台で時間帯1位になることも多く、最高平均視聴率は22.5%、瞬間最高視聴率は24.7%と、まさに番組の全盛期であった。
この人気を受けて、4月4日からは土曜19:00 - 19:57に移動し、2010年3月20日まで同枠で放送された。
しかし競争の激しい時間帯もあって、平均視聴率は下がり、1桁になることもあった。それでも9~15%台はキープするなど、辛うじて人気を保っていた。
その後、4月11日から日曜19:58 - 20:54に移動。
しかし裏番組との競争に加え、お笑いブームや番組自体がマンネリ化を迎えてきたこともあって、視聴率は6~13%台とさらに低迷。その結果、同年8月1日をもって、2年8か月のレギュラー放送に幕を下ろした。
その後は同年8月25日から2014年1月1日にかけて、特番として11回放送。
2018年1月1日には『初詣!爆笑ヒットパレード』内の1コーナー「新春レッドカーペット」として放送された。
ちなみに2022年11月26日に放送されたコント番組『ただ今、コント中』では番組でメインを張る
サンドウィッチマンが放送当時のフジテレビに
タイムスリップし、番組を収録中のスタジオ裏で当時の芸人に出会い、その後の未来を忠告するというコントが放送された。ちなみに、サンドはオーディションに参加したがネタが長すぎるとの理由で一度も出演できなかったとのこと。
後に他局でもショートネタ番組が多数作られたりと、当時のお笑いブームを牽引した番組であった一方、その形式もあってか、実力派芸人よりもキャラ芸人が幅を利かせてしまい、
一発屋の量産、笑いのレベル低下を招いてしまったとの批判もある。
また、ほぼ同時期に放送されていた『
あらびき団』(TBSテレビ)にもこの番組の常連が登場することが多く、「エリートはここに来ないでほしい」と冗談交じりに批判したこともあった。良くも悪くも、当時の人気の程がうかがえる話といえる。
【出演者】
MCの1人。Wコウジのメンバーとしても知られる吉本興業所属のピン芸人。
全体の回しや高橋たちへのツッコミを行う事実上の番組の顔。
俳優でMCの1人。肩書きはCEO。センターを飾っているが進行は基本的に今田たちに任せている。その代わりナレーターを担当したり、番組冒頭などではしょっちゅうボケていた。
当時の
フジテレビアナウンサーで進行を担当。
自身の育休時等には高橋真麻といった他のアナウンサーが代役を務めていた。
番組のマスコットキャラクター。
その名の通り、レッドカーペットをデフォルメした姿をしている。赤い一反木綿ではない。
【主な出演芸人】
芸人ごとに番組オリジナルのキャッチフレーズがつけられており、途中で変わるパターンもある。
芸名は放送当時のものを記載。
私、脂のってます! 柳原可奈子
女性ピン芸人。太田プロダクション所属。
リアルによくいる様々な少々ウザい女性になり切るコントで人気に。いらっしゃいませ~
後述する『爆笑レッドシアター』のレギュラーにして、紅一点でもあった。
自称ミスターカーペット ハイキングウォーキング
鈴木Q太郎と松田洋昌のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズに違わずトップクラスの出演回数を誇り、鈴木による「コーラを一気飲みして、ゲップをせずに〇〇を言い切る」に代表されるMr.スズキックスのスーパーイリュージョンショー!で人気に。
近年は大道芸を取り入れたネタで松田も全面的に舞台に立ち、営業で大活躍。
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
当初はフリップネタのトツギーノで人気となるも一発屋化を危惧して早々に封印し、贈るほどでもない言葉などの多彩なネタを披露。
この戦略が功を奏し、今や司会業・俳優・脚本家としても活躍する出世株。
新塾イーグルと
新塾タイガーと
新塾コブラと
新塾マンモスと
新塾ドラゴンのグループ。ワタナベエンターテインメント所属。
番組屈指の大所帯である5人で繰り広げる
ロックンロール劇場で注目を浴びる。後にドラゴンが脱退し、コアラ小嵐とアイクぬわらが加入。レギュラー放送終了後の特番ではこの6人で出演した。
現在はグループYouTubeチャンネルの他、小嵐はボディビルダーとして、アイクは個別でタレント活動を継続しているほか、イーグルとタイガーは禅というコンビで活動中。コブラ改めサンキューもピンでのライブ出演を行っている。
つまりマンモス改めブーは…
2023年2月には小嵐が脱退した事でオリジナルメンバーと同じ人数に戻ったが、最初の仕事となった『
THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』でベスト8まで勝ち進んだ。
なお、オリジナルメンバーは全員が元吉本所属であり、ドラゴンの吉本時代の元相方はザ・プラン9のメンバーで「しっくりこないニュース」でおなじみの浅越ゴエ。
笑いの3LDK 我が家
坪倉由幸と杉山裕之と谷田部俊のトリオ。ワタナベエンターテインメント所属。
ボケ・ツッコミがスライドする「ローテーション漫才」で人気に。言わせね~よ!
レッドシアターのレギュラーにして唯一のトリオでもあった。近年は杉山の酒癖の悪さもあってトリオよりも個別での活動がメインとなり、中でも坪倉は俳優業で活躍。
顔面リーサルウェポン ザブングル
松尾陽介と加藤歩のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
加藤の顔面を活かしたコントで人気に。加藤は決め台詞の悔しいです!!が海外でネットミーム化され、じゃない方の松尾も運動神経悪い芸人でガチ王の名を欲しいがまま?にしている。
後に色々あって心境が変化した松尾が芸人引退を決めたことにより解散し、加藤はピンとなり松尾は起業家へと転身した。運動神経悪い芸人には今なお呼ばれているが。
笑いを生み出す三角関係 ななめ45°
岡安章介と土谷隼人と下池輝明のトリオ。ホリプロコム所属。
岡安演じる車掌・駅員のコントで注目を浴び、バンダイの鉄道玩具「Bトレインショーティー」のCMにも出演した。発車しまーすご乗車くださーい
ひがみの弾丸 マシンガンズ
滝沢秀一と西堀亮のコンビ。太田プロダクション所属。
肉と米のタッグではない。
コンビ名さながらの勢いで2人が世の中の不満にキレてツッコみまくる漫才が注目を浴びるも、ブレイクまでには至らず。
中でもゴミ清掃員との二足の草鞋を履いている滝沢はそちらが本業となりつつあったが、2023年のTHE SECONDで準優勝となり、イケオジ芸人として遅咲きのブレイクを果たした。
女性ピン芸人。サンミュージックプロダクション所属。
狂気に満ちた一人コント「まさこの単独妄想夢芝居」で人気に。そーれヒットエンドラーン!
ネタとは裏腹に素顔はかなりの美人で、ロンドンハーツの奇跡の1枚では毎回奇跡を起こしている。
甘酸っぱい青春コント しずる
池田一真と
村上純のコンビ。吉本興業所属。
レッドシアターのレギュラーでもあり「
清美と川口先生」のようなキャッチフレーズそのままのコントでブレイク。
番組の終了後は人気が低迷するも、2022年には池田改めKAƵMAの吹っ飛んだ行動が『
アメトーーク』で特集を組まれたりと、再び注目を受けている。
変幻自在のキャラマシーン なだぎ武
ザ・プラン9のメンバー。吉本興業所属。
当時は友近とのディラン&キャサリンでブレイクしていたが、R-1ぐらんぷりを連覇した直後だけあってピンネタでも活躍。
個人での拠点が東京、グループの拠点が大阪という事もあり現在はグループを脱退したが、実際は臨時要員という扱いでその後も代役としてグループに復帰した実績がある。2021年には東京オリンピック開会式でのレポーター役でも注目を集めた。
ベテラン風若手漫才 ナイツ
塙宣之と土屋伸之のコンビ。マセキ芸能社所属。
おなじみのヤホー漫才で人気を博し、番組内でYahoo!から公認されたことを告白した、今や名実ともにベテランの漫才師。
現在は両者とも漫才協会のトップに名を連ね、塙は協会会長兼M-1審査員も担当。
永井とはコラボしそうでしなかった。
オゲレツスタンダップコメディー くまだまさし
ピン芸人。吉本興業所属。
小道具を使ったしょーもないネタで注目を浴びた。どうだい~みんな帰りてえだろ?
ハイキングウォーキングとはコラボカーペットで限定ユニット「ブルマパーティー」を頻繁に結成しており、同コーナーを代表するユニットだった。
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
ナルシストなホストキャラでブレイクし、レッドシアターのレギュラーにして名前だけのリーダーに抜擢。この頃から既に天然、弄られキャラを確立していた。ラーメン・つけ麺・僕イケメン!
その後は謹慎沙汰を起こすも、持ち前のキャラで乗り切り復帰、今も変わらぬ姿を見せ続けている。スタッフゥー!
オモローは地球を救う 世界のナベアツ
ジャリズムのメンバー。吉本興業所属。
長らく関西で活躍していたが、「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」と、決め台詞のオモローで一世を風靡し、全国区でのブレイクを果たした。実はオモローは相方の山下発案なのだが、その張本人が1番使いこなせてない。
後に落語家への転身のためコンビを解散し、現在は「桂三度」として活動。
お笑いテクニカルノックアウト TKO
木本武宏と木下隆行のコンビ。松竹芸能所属。
これまで四回も東京進出に失敗していたが、コントや木下の鶴瓶モノマネがブレイクし、五度目の正直となった…
…が、2020年に木下が後輩に手を出し、2022年には木本も投資に手を出した影響で松竹からノックアウトを退所することとなった。コンビ活動も休止していたが、2023年からフリーとして再開。
笑いの筋通します ロッチ
中岡創一と
コカドケンタロウのコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
コントで人気を博し、レッドシアターのレギュラーを務めるなど若手のイメージがあったが、超新塾と同じく2人とも元大阪吉本かつ意外とキャリアが長く、特にコカドは同期がフットボールアワーだったりする。
現在はコカドがミシン、中岡が
Qtubeとピンでも活躍の場を広げる屈指の出世株。
ダンボールリサイクルリサイタル もう中学生
ピン芸人。吉本興業所属。
ダンボールから作られたアートを用いたファンシーなネタで人気に。
タメになったね~タメになったよ~
番組終了後は仕事が減り故郷長野への帰郷も考えたらしいが、コロナ禍での無観客ライブにて
涙目になりながらもネタを行う様子が『
水曜日のダウンタウン』で紹介されたことや『
有吉の壁』でのハジけっぷりが話題となり再ブレイクを果たした。
ビギン・ザ・詩吟 天津木村
天津のメンバー。吉本興業所属。
以前はアニヲタ向に隠れるじゃない方芸人だったが、特技の詩吟と下ネタが融合した
エロ詩吟でブレイク。
なんだか今日イケそうな気がする~
しかし、詩吟界から猛批判を受けてしまい団体からの除名、即ち追放を食らってしまう。
後に別の団体に所属し詩吟の資格を再取得したものの、エロ詩吟はほぼ封印状態にある。その後はバス運転手への転身を経て
岩手県に移住し住みます芸人として活躍。
あると思います!
相方の向はピンで当時常連パネラーだった皆藤愛子を筆頭に、女性ゲストの恋人になりきるという
気持ち悪いネタを披露していたが、現在は天津飯大郎と改名し声優業でも活躍。
新たなる闘魂伝説 アントキの猪木
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
春一番と小猪木に並ぶ猪木御三家?の1人。「アントニオ猪木が〇〇だったら」のモノマネコントで注目を浴びた。
栃木生まれのなまり漫才 U字工事
福田薫と
益子卓郎のコンビ。アミー・パーク所属。
キャッチフレーズ通りの漫才で人気に。
ごめんねごめんね~!
また、益子は
ライバル?の山形のロケット団三浦、茨城の赤いプルトニウムとコラボカーペットで「赤プル隊」を結成していた。
後にデューズに移籍。
愉快なさえずり カナリア
安達健太郎と
ボン溝黒のコンビ。吉本興業所属。
元々は漫才をメインとしていたが、この番組では主に
カナリア国語辞典といったフリップネタを披露していた。
後に方向性の違いにより解散し、ボンはボンざわーるどに改名し
吉本新喜劇に入団し、安達は主にガキ使のくっきー!企画に登場している。
ナイナイ騎士 永井佑一郎
ピン芸人。吉本興業所属。
パンパンスパパンではなくナイツナイツオールナイツの方。中笑いになることが多く、今田からミスター中笑いと命名されてしまったが、大笑いと満点大笑いもしっかり取っている。
後にJ-BRAVEを経てビクターミュージックアーツに移籍。
若林正恭と春日俊彰のコンビ。ケイダッシュステージ所属。
ご存知ズレ漫才でブレイクしたが、この漫才の名付け親は番組のプロデューサー兼ディレクターの藪木健太郎であり、本人たちも喜んで公認している。
番組屈指の出世頭で、現在もピン&冠番組で大活躍。トゥース!
おデブが奏でるハーモニー 響
長友光弘と小林優介のコンビ。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
長友扮する巨漢野球部女子ストーカーマネージャー「ミツコ」で人気に。どうもすいませんでした!
後にビクターミュージックアーツに移籍。
山田ルイ53世と
ひぐち君のコンビ。サンミュージックプロダクション所属。
貴族のお漫才でブレイクし、中でも
ファンタグレープワイングラスでの
ルネッサーンス!は全国の居酒屋で禁止令が出されるほどの人気となった。
後に
一発屋扱いを受けるも、山田はその経験を活かした「一発屋芸人列伝」などの文筆業で、ひぐちはネタがきっかけで
ワインに詳しくなり、その道のエキスパートとして活躍の幅を広げている。
あと某バンドによく間違われて困っているとか。
笑いの三位一体 インスタントジョンソン
じゃいとすぎ。とゆうぞうのトリオ。太田プロダクション所属。
応援になっていない野球応援などのコントで注目を浴びた。スギャッツゾー!
最近はじゃいが競馬で高額の徴税を食らったことが話題になった。
ピン芸人。サンミュージックプロダクション所属。
代名詞のそんなの関係ねぇ!や焼き直しの何の意味もない!!などを披露していたが、時間の短さもあってか「おっぱっぴー!」の後に「終わり!」「(コンベア)流して!」と付け加えるなど、他の番組に比べて駆け足気味だった。
消えない一発屋の代表格として、近年は子ども向け教育系YouTuberとしても活躍。
浪花のフリーダム漫才 NON STYLE
石田明と井上裕介のコンビ。吉本興業所属。
ネタはもちろん漫才で、終わり際に井上がナルシスト全開のポーズを決め、石田が顔を顰めるのがお約束だった。
近年は石田がNSCの講師や舞台作家、井上がリアリティ番組のMC等ピンでも活躍しており、現在に至るまで井上が度々トラブルを起こしつつも女子高生から根強い人気を誇る。
ハイオク満タン Wエンジン
チャンカワイとえとう窓口のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
女役のえとうがモテないチャンを惑わせる惚れてまうやろー!、気をつけなはれや!のコントで人気に。
元は「宴人」というコンビ名だったが、事務所の先輩である青木さやかのアドバイスをきっかけに改名し、それを契機に当番組のオーディションに合格しブレイクするという経緯を辿っている。
近年はチャンがロケ芸人として活躍する傍ら、えとうは九州を拠点に活動し、地元のスターである前川清と長らく共演を続けている。
哀愁の嘆き節 ザ・パンチ
パンチ浜崎とノーパンチ松尾のコンビ。吉本興業所属。
見た目と釣り合わないナルシストの浜崎に、松尾が哀調を帯びた暴言でツッコむ漫才で注目を浴びた。死んで~!
近年は暴言へのクレームが増えたことからシフトチェンジを行い、2024年のTHE SECONDでは準優勝に輝いた。砂漠でラクダに逃げられて〜!
これが男の生きる道 クールポコ
せんちゃんと小野まじめのコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
餅を搗きながら、モテようとして女々しい行動を取る男を突くやっちまったな!!!!で注目を浴びた。決め台詞はザキヤマによくパクられ、しまいにはクールポコ状態なる言葉まで生まれてしまった。その芸風もあってか特に営業での仕事で活躍。2023年にはコーラのCMに起用されたことで、Twitterでちょっとしたブームとなった。
目指せスーパーアイドル ゆってぃ
ピン芸人。プロダクション人力舎所属。
チッチャイことは気にしない少年隊風のアイドルキャラ漫談で人気に。ちなみに代名詞のワカチコは「デカメロン伝説」の引用で「若さ・力・根性」という意味。キョーレツゥ!
元祖キモカワ芸人 アンガールズ
田中卓志と山根良顕のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
この頃になると既にキャラクターが浸透していたこともあり、初期のキモカワ脱力ネタではなくキモさを全面に出したコントを披露していた。更に山根はコラボカーペットで阿佐ヶ谷姉妹との夢の共演?を果たしている。
走り出したら止まらない パンクブーブー
佐藤哲夫と
黒瀬純のコンビ。吉本興業所属。
ネタはもちろん漫才で『
爆笑オンエアバトル』で鍛えた実力もあり、審査員の勝俣州和は「今年のM-1はパンクブーブーがくると思う」と大絶賛。
それだけに留まらず、後に同局による『THE MANZAI』をも制し、唯一無二の漫才二冠王に輝いている。
でも地味。
近年は佐藤がノンスタ石田の推薦でNSCの講師としても活躍中。
恋に恋して フォーリンラブ
バービーとハジメの男女コンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
恋人コント「1分間のラブストーリー」で人気となるが、リアルで付き合っているわけではなく、各々別々の方と結婚もしている。
後にザキヤマ妹バービーは下着のプロデュース等にも活躍を広げ、土田弟ハジメは主に名古屋で活動。
コントバカ一代 キングオブコメディ
高橋健一と今野浩喜のコンビ。プロダクション人力舎所属。
主に今野が女装するコントが多かったが、カツラ等は着けずにセーラー服だけ着るという潔すぎるものだった…的な!?
後に諸事情により高橋が引退となり解散。現在は今野が俳優業に転向し大活躍。
劇場番長登場 COWCOW
多田健二と山田與志のコンビ。吉本興業所属。
主に伊勢丹の紙袋多田が韻でボケる漫才を披露していた。おつかれ~カツカレ~
コンビ出演に留まらず、下記の通り多田・山田ともにピンでも番組に出演。
あたりまえ体操がブレイクするのはもう少し先の話。
亜熱帯小劇団 ジャングルポケット
斉藤慎二と
武山浩三と
太田博久のトリオ。吉本興業所属。
当時からコントを披露していたが、ド新人だったこともあり番組で行われていた芸人知名度調査では
ワースト1位に。
しかし現在は壁効果もあって
ハァイ!!で
サイコッチョーで
嫁が近藤千尋背中ジャンプなトリオへと成長を遂げ、斉藤は馬主になりトリオ名の由来となった
ダービー馬の娘を購入し、初代馬主となった。
後に諸事情により斉藤が吉本を退所となり、以降は武山改めおたけと太田のコンビとして活動。
ネクストコントジェネレーション ジャルジャル
後藤淳平と
福徳秀介のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズに違わず
ハンドイートマンなどの尖ったコントで人気となり、レッドシアターのレギュラーに抜擢された。
ついでにめちゃイケの後期レギュラーにも。
2020年には
キングオブコントを制覇し、現在もYouTubeで毎日新ネタをアップするやべー
奴らである。
禁断のお笑いスイーツ フルーツポンチ
村上健志と
亘健太郎のコンビ。吉本興業所属。
村上のウザキャラコントで人気となりレッドシアターのレギュラーにも抜擢。同時期にははんにゃと共に『
ピラメキーノ』のレギュラーも務めていた。
近年は村上が歌人、俳人
、ヒザ神としても活躍。また亘は元航空自衛官という経歴の持ち主で、現在も予備自衛官としての顔を持っている。
不思議系OL日記 少年少女
阿部磨有香と坂口真弓の女性コンビ。吉本興業所属。
OLまたは女子高生を演じる2人による淡々とした掛け合いのコントで注目を浴びた。
後に解散となり阿部は引退、坂口は男女トリオ「怪獣」として活動するも、こちらも解散した。
阿部浩貴と竹森巧のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズ通りの、70年代フォークソングデュオに扮した歌ネタで注目を浴びる。みんなのうたにも採用された。
後に吉本を退所しフリーに。
私、前しか見えないの いとうあさこ
女性ピン芸人。マセキ芸能社所属。
かつて電波少年の企画にも森三中の黒沢とともに参加していた事でも有名。リボンを携えレオタード姿で30歳を越えてからの自虐、そして
イライラする!な自称「浅倉南」漫談で人気となる。
あだち充先生からの許可は取っていない模様。
キャラ芸人としてブレイクするも現在は素での活躍が殆どであり、特に『
イッテQ!』である意味完成された肉体を披露することで人気のBBA。
違いの分からない男 ものいい
横山きよしと吉田サラダのコンビ。吉本興業所属。
お調子者キャラの吉田が違うかっ!?とボケるコントで注目を浴びた。
派生系として、二枚目キャラ版のなんてね?もある。
輝け!ギャグの五つ星 5GAP
久保田賢治と秋本智仁のコンビ。吉本興業所属。
久保田扮するヒーローキャラ「ホワイト赤マン」で注目を浴びるも、当時はプチブレイクに終わっていた。
しかし最近は千鳥といった先輩や仲間に度々推されており、ブレイクが近づきつつある模様。
クセになる脱力系ラップ ジョイマン
高木晋哉と
池谷和志のコンビ。吉本興業所属。
高木による
運動は大事、板東は英二から始まるラップネタで人気を博す。
しかし長続きはせず、一時期は
町田で実施したサイン会に1人も来ないほど人気が低迷してしまうが、ブレずにラップを貫き続けた結果再ブレイク。
今や吉本一営業の多い芸人で、リベンジサイン会でも大成功を収め、
上越新幹線のCMにも起用された。
なんだこいつ~!
山形から飛んできました ロケット団
三浦昌朗と倉本剛のコンビ。トービック所属。
倉本が当時の流行語を振り、三浦が山形では昔から使っていたと言って、山形弁でそれっぽく訛る漫才で注目を浴びた。悪の組織は関係ない。
テレビでは控えめだったが舞台ではかなり危ない時事ネタも披露する。
後にグレープカンパニーに移籍し、現在は両名とも漫才協会理事。
ハンパねぇ! トータルテンボス
大村朋宏と藤田憲右のコンビ。吉本興業所属。
おなじみ静岡出身なのに渋谷系漫才を披露していた。忍びねぇな、構わんよ
近年では藤田がフードファイター、大村が歌うま息子のバーターとしても活躍。
24インジャパン どきどきキャンプ
佐藤満春と
岸学のコンビ。ケイダッシュステージ所属。
岸のジャック・バウアーもとい
小山力也ものまねによる24コントで人気を博した。
本当にすまないと思う...
佐藤は当初じゃない方扱いだったが、トイレと掃除に詳しいことからピンでの仕事が増え、岸を差し置いて
本家で単独項目が建てられている。オードリーのブレーンもこの人が担当。
ヘタレん坊将軍 はんにゃ
川島章良と金田哲のコンビ。吉本興業所属。
金田のヘタレキャラやズクダンズンブングンゲームが人気を博し、その勢いのままレッドシアターのレギュラーに抜擢。中でも金田はセンター、エース的ポジションとして定着し、両番組の出世頭ともいえたのだが、番組終了後は人気が低迷してしまう。
ただし金田は後年「実力が伴っていないのに多忙を極めていたあの頃が精神的に一番辛かった」と振り返ってもいた。
近年は川島がeスポーツ、金田が俳優業に進出するなどして、活躍の場を広げている。
【その他の出演芸人】
次いで出演が多かったのが以下の芸人たち。
- 2700
- 2丁拳銃
- Bコース
- COWCOW山田興志
- FUJIWARA
- Hi-Hi
- TAIGA
- Wコロン
- あべこうじ
- いがわゆり蚊
- えんにち(アイパー滝沢)
- おしどり
- かまいたち
- こばやしけん太
- こまつ
- こりゃめでてーな
- しんのすけとシャン
- たむらけんじ
- にしおかすみこ
- まえだまえだ
- ますだおかだ
- みょーちゃん
- もっこすファイヤー
- やまもとまさみ
- ゆったり感
- アジアン
- アルコ&ピース
- アンジャッシュ
- アームストロング
- イシバシハザマ
- インポッシブル
- エド・はるみ
- エハラマサヒロ
- エレキコミック
- オテンキ
- オープンスペース
- ガリガリガリクソン
- キャン×キャン
- ギャロップ
- ゴー☆ジャス
- サイクロンZ
- サバンナ
- ザ・ギース
- ザ・ゴールデンゴールデン
- ストリーク
- スマイル
- ダイアン
- ダイノジ
- ダブルダッチ
- ダブルブッキング
- チュートリアル
- チョコレートプラネット
- チョップリン
- チーモンチョーチュウ
- テンゲン
- トップリード
- ニブンノゴ!
- ノンスモーキン
- ハマカーン
- ハム
- ハライチ
- ハリセンボン
- バナナマン
- ビタミンS
- ビーグル38
- ピース
- ピーマンズスタンダード
- フットボールアワー
- ブラックマヨネーズ
- ムーディ勝山
- モエヤン
- モンスターエンジン
- ヤポンスキー
- ラフ・コントロール
- ヴィンテージ
- 中川家
- 今泉
- 友近
- 品川庄司
- 夙川アトム
- 天津向
- 女と男
- 姫ちゃん
- 山本高広
- 山陽ピッツァ
- 平成ノブシコブシ
- 庄司智春
- 弾丸ジャッキー
- 星野卓也
- 村上ショージ
- 波田陽区(さだ陽区)
- 流れ星
- 浅越ゴエ
- 渡辺直美
- 磁石
- 笑福亭智之介
- 花香芳秋
- 藤崎マーケット
- 西村深村
- 赤いプルトニウム
- 銀シャリ
この他にも多数の芸人が出演していた。
【関連番組】
2007年~2009年に、主に深夜帯で不定期に放送された姉妹番組。
内容は本家と同じだが、より知名度が低い芸人が中心となっていて、爪痕を残すと本家にも出演できるという、登竜門的な位置付けだった。
2009年~2010年に、レッドカーペット特番およびピンクカーペットのコーナーとして放送された姉妹番組。
こちらも内容は本家と同じだが、ピンクカーペットより更に知名度が低い芸人が中心で、実質的にピンクカーペットの後継番組といえた。
2008年10月15日~2009年3月4日に、不定期放送を経て毎週水曜0:45-1:08に放送されていたコント番組。
総合司会に内村光良(
ウッチャンナンチャン)を迎え、レッドカーペットの常連だった狩野英孝、しずる、ジャルジャル、はんにゃ、フルーツポンチ、柳原可奈子、ロッチ、我が家をレギュラーに据え、毎回3つの異なる設定のコントを披露していた。
2009年4月15日から、毎週水曜22:00-22:54に放送されていたコント番組。
土曜7時に移動したレッドカーペットの後番組として、THE THREE THEATERをリニューアルした番組で、基本的な内容やレギュラー陣は同じだが、放送時間に合わせて長尺のコントや企画が多くなった。
こちらも人気が高く、2009年度の視聴率は15%前後と、土7時代のレッドカーペットを上回っていた。
しかし、2010年度からは一桁台に沈むことも多くなり、同年9月8日に放送終了。
爆笑レッドカーペットに続いて幕を下ろしたのだった。
- DVDでサンドウィッチマンが映画のインタビューの時自虐ネタにしてたな。「短いネタできないから出れない」みたいな -- 名無しさん (2023-01-02 15:58:18)
- かまいたちやチョコプラなど後に売れっ子になる6.5世代芸人も多かったね。 -- 名無しさん (2023-01-02 16:24:03)
- なんとなく一番印象に残ってるキャッチフレーズが「顔面世界遺産」アインシュタイン -- 名無しさん (2023-01-02 19:05:26)
- ↑2 何かチョコプラ流行った時に名前聞いたことあるなと思ってたけど、この番組で名前を知ったからか。 -- 名無しさん (2023-01-02 23:14:53)
- オンバトの次のお笑い番組のイメージ -- 名無しさん (2023-01-03 21:10:58)
- 今でも活躍している人、今でも見かける人、今は(テレビでは)見ない人、暫く見かけなかったけれど復活した人、芸能活動を引退した人、様々ですね。 -- 名無しさん (2023-01-03 21:57:43)
- ↑出てた人が多いからということもありそう。 -- 名無しさん (2023-01-04 21:45:41)
- BSよしもと見てるとこれに出てた芸人数組が「住みます芸人」になってて複雑な気分。東京にいるよりは仕事あるだろうが -- 名無しさん (2023-03-08 06:57:52)
- 日曜チャップリンで満点大笑いみたいなインスパイア系やってて笑った -- 名無しさん (2023-05-29 20:38:08)
最終更新:2024年11月24日 01:28