メカ(デュエル・マスターズ)

登録日:2023/04/29 Sat 01:24:51
更新日:2024/04/13 Sat 16:26:15
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龍が覚醒した時、封印されていた四つの神殿が活動を始めた。




メカとは、TCGデュエル・マスターズ」に登場する種族カテゴリの一つ。


概要


キーワード自体はDMの最初期である基本セットのDM-03から種族名に含まれる形で登場していた。
今は影が薄い忘れ去られた種族だが、メカサンダーがメカの名前を持つ初めての種族である。
メカという単語だから当たり前の話だが、メガを含む種族名のクリーチャーは機械的な外観を持つ。

種族カテゴリとして成立したのはアビス・レボリューション期に相当するDM23-RP1「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」から。
これによってメカサンダーの登場から21年目での種族カテゴリ化ということになり、アーマードに続いてかなりの年月を費やしての種族カテゴリ化となった。
ゴッド・オブ・アビスでは「メカ・デル」の名前を持つ種族が増えていたことから種族カテゴリ化は予想されていたが、メカというかなり短い形での種族カテゴリ化には驚く声も少なからず見られた。

種族カテゴリ化によってサポートが登場しており、アビス・レボリューションにおけるメインギミックであるメクレイドの一種「メカ・メクレイド」の踏み倒し対象となる。
メカという単語を含む種族が多いのでカテゴリに属するクリーチャーの数も多く、規模だけならメジャーなコマンドにも然程大きく劣らない勢力となっている。


背景ストーリー


「メカ」という概念に関しては超獣世界ではどのように認識されているのかは不明。
新たなる力「メクレイド」は《アビスベル=ジャシン帝》の復活に対抗するために結束を深めた種族の技術とされているので、もしかしたらメカ・デル系列ではないメカ種族も結束に参加したのかもしれない。

「メカ・デル」の名前を持つ種族に関しては関係性はデュエチューブで説明されており、《サファイア・ウィズダム》が初期に光文明に与えた「機械生物」の技術で作られたクリーチャーがメカ・デルの名前の種族を与えられているとされている。
ゴッド・オブ・アビスの世界観における光文明はメカ・デル系列の種族が多いが、これはサファイア・ウィズダムの介入が非常に強いからとのこと。


種族一覧


メカサンダー

基本セット期から登場している割にはエンジェル・コマンドなどの存在感に押されて立ち位置が中途半端になってしまい、まともに新規すらもらえない不遇種族。
実はこの種族がメカの名前を持つ種族としては最古参の存在となる。

軽量種族ではないが重量級種族でもないため、メカ・メクレイドで所属クリーチャーの殆どを踏み倒すことが出来る。
ところがまともな新規カードが出ていないことからインフレに全く付いていけていないため、他のメカ種族よりも優先して出したいようなクリーチャーが現状はいない。
一応《白騎士の開眼者ウッズ》や《ギラミリオン <クーカイ.Star>》などの一定以上のスペックを持つカードもいるが、進化クリーチャーなのですんなり出しにくい点が難点。

正直開発側もメカサンダーがカテゴリに含まれることを覚えていたのか怪しいレベルであり、おこぼれ的に種族カテゴリに入れたという立ち位置だろう。
それでも一応は種族サポートを得られたことで(強さを度外視すれば)ファンデッキ的な種族デッキを組みやすくなった点はありがたい。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・デル・ソル

闘魂編から登場している古参種族で、定期的に強力な新規カードを貰えている光文明を代表する種族の一つ。
ゴッド・オブ・アビスでメカ・デルの名前を持つ種族が増える中で元祖メカ・デルであるこの種族の動向も注目されていた。
強力なカードが多いのでメカ・メクレイドで踏み倒せれば機能するであろうカードは多い。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・デル・ソル・ドラゴン

現時点で《断影龍 ユスティーツァ》のみが所持している設定が矛盾の塊な単独種族
メカ種族の中ではドラゴンカテゴリにも所属していることになるため、単独種族だがサポートを受けられる範囲は広い。
ユスティーツァのコストは8なので《新星姫 マルシドループ》などのメカ・メクレイドで踏み倒すことが出来る。

グレートメカオー

不死鳥編から新世代の種族として登場し、今やDMのメジャー種族の一つと言っても過言ではない種族。
メカサンダーのようにまさかの種族カテゴリ化だが、元々扱いは優遇されていた種族なので「メカ・デル」ではなく「メカ」というカテゴリになったのはこの種族の影響もあったと見られる。

グレートメカオー自体は強力なカードが多いので、メカ・メクレイドのサポートが期待できる。
その反面、エピソード2以降のグレートメカオーは水文明の種族として扱われている節があり、光文明のグレートメカオーはインフレに取り残され気味なところが難点。
光グレートメカオーも少なからず強力なカードはいるのでメカサンダーよりは状況はだいぶマシなのは救いだが。
メカ種族は光文明であるため、現環境でも通じるレベルのグレートメカオーと合わせる場合は構成デッキが水との多色になる可能性が高いだろう。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・デル・ディネロ

ゴッド・オブ・アビスの光文明の主要種族であり、メカ・デル・ソルに続くメカ・デルの名前を持つ種族。
ライバルのアビスロイヤルと比べると種族間の連携が無いことが問題視されていたが、アビス・レボリューションにおいてついにメカサポートを得られた。
何故かメカ指定じゃないどころかメカ・デル・ディネロでもなくメカ・デル・ステラ単体をサポートする《ドゥリツィオ-O6》や《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》のようなカードがいるのは気にしてはいけない。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・デル・ステラ

ゴッド・オブ・アビスでメカ・デル・ディネロに続いて登場したメカ・デル種族。
アビス・レボリューションにおける光文明の主要勢力であり、メカ・メクレイドなどのメカサポートはこの種族の存在が重要となる。
メカサポートだけではなく、メカ・デル・ステラ単独でのサポートもあることから種族サポートには恵まれている。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・ゴッド・ノヴァOMG

ゴッド・ノヴァOMGの派生種族であり、名前を見ての通りゴッド・ノヴァOMGのメカ版。
メカではメカサンダーやグレートメカオーなどの既存種族がそのままカテゴリに組みこまれる例が目立っていたが、既存種族から派生する新たなメカ種族としてはこのメカ・ゴッド・ノヴァOMGが初。

種族としての詳細はリンク先参照。

メカ・エンジェル・コマンド

DM23-RP4「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」から登場したエンジェル・コマンドのメカ版。
シリーズ初期から登場していたメカとエンジェル・コマンドがついに融合を果たした。

アーマード・メカ・セレス

「竜皇神爆輝」から登場したフェシーサイクルの1体《鎧機天 シロフェシー》が所持するメカ種族。
アーマードのカテゴリも備えている。

メカ・アビス・セレス

「竜皇神爆輝」から登場したフェシーサイクルの1体《機深天 クロフェシー》が所持するメカ種族。
アビスのカテゴリも備えている。

メカ・デル・テック

メカの名前を持つ呪文専用種族で、アビス・レボリューションから登場した。
メクレイドでの参照を意識した種族で、主にメカのツインパクトの呪文面が持つが、非ツインパクトでも一部の《聖沌忍法》が所持している。



追記・修正は機械生物として作られた人にお願いします。

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最終更新:2024年04月13日 16:26