登録日:2024/01/05 Fri 09:18:33
更新日:2025/05/02 Fri 08:52:13
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概要
顔に黒い菱形模様のある、
尾が黒い三匹の猫。三匹ともに
スタンド使いで、これまで出てきた動物のスタンド使い同様に高い知能を有しており、戦闘ではスタンドの射程距離を計算し策を練っていた。三匹の関係は不明。ハワイ島の固有種らしい。
名前は単行本で明かされたが、これがこの三匹のみを指しているのか、彼等の品種名なのかは不明。
何者かに使役されており、溶岩を狙い
ジョディオ達を襲った。
何気に
第7部から長らく登場していなかった新規の普通の
動物のスタンド使い。
スタンド名『キャット・サイズ』
体毛を伸ばし、硬化させ操作する。
スタンドの像はなく、本体と一体化している。何故かは不明だが三匹共に同じ能力を有している。伸ばした毛は半透明となる。触感はパコ曰く「自然素材」(当たり前だが)
硬度は
鋏や
ナイフでも普通では切断出来ない程で、人体を上に引き上げるだけのパワーを持つ。互いの体毛を合わせる事で巨大なネットを編む事も可能。
『鋼鉄並の硬さの糸』は攻撃手段としても転用可能で、単純に縛るだけでも肉は食い込み、括る事で切断する事も出来る。切れ味も鋭く、劇中では細い木を纏めて切り払っていた。
本体から抜けても毛は操作可能で、縛って輪っかを作ったり先端で貫通させて縫い合わせたり出来る。しかし長くは操作出来ないようで、拘束から逃れられると呆気なく効力を失う。この場合体毛は
消滅する。
劇中の活躍
溶岩を入手した
露伴の別荘に送り込まれる。
ダイヤを盗みに侵入したドラコナとパコをスタンド能力で襲う。二人にはそれぞれ能力で脱出されたが、追撃はせず別荘を去った。
ジョディオが露伴から溶岩を託され、彼等が溶岩の効力の試している最中に再び彼等を襲撃する。まずジョディオを射程距離に枝が引っ掛からない高さまで吊り上げ、助けようと近付いたドラゴナの右腕と腹部を縫い上げ、更に体毛をドラゴナとパコの足元に漂わせる。
これはパコが木に登って回避されたが、真の狙いは木に登らせて上から攻撃する事だった。
三匹纏めて出現し、体毛を撒き散らして三人を絞め殺そうとする。しかし振り子の原理で近付いたジョディオの攻撃に一匹が食らってしまい落下してしまう。一匹はこの時点で再起不能になったようで、その分拘束が緩んだものの、怒りから残り二匹が体毛でネットを編んで縛り付ける。
しかし後一歩の所で
ハンバーガーの肉を取りに離れていた
ウサギがレンタカーを木にぶつけ、その衝撃で枝から落ち能力を解除してしまった。
しかもウサギはこの際に露伴の別荘から盗んだキャビアを肉に混ぜてばら蒔いており、それを食べてしまっていた。
高額な食べ物、つまり金目のものという事で、溶岩を持っていたウサギのもとに引き寄せられた(流石にこの展開はパコも「ウソだろ」「こりゃ違うだろ」とツッコミを入れた)。
それでも二匹はウサギに攻撃しようとしたが、その前に敢えて溶岩を手放した事で二匹は前足を滑らせる形で溶岩の方へと向かっていき、網に変身したTHE MATTEKUDASAIによって自分達が捕縛されてしまった。
食べたキャビアが消化された後は
ジャングルに逃げていったが、その後は「飼い主」によって殺害され、首を切られパコが買ったチキンブリトーの紙袋の中に詰められた。ジョディオはこれを『警告』と受け取った。
しかし実際は殺されておらず、あくまで「飼い主」である
チャーミング・マンの脅しで紙袋の中に入っていたのは首ではなくチャーミング・マンのスタンドで変化させた
ジャガイモ3個であった。
余談
スタンド名の元ネタはスージー・クワトロの楽曲『Cat Size』から。
ハワイ島の固有種とあったが、ハワイ諸島は大陸と陸続きになった事は無く、大陸と離れているので哺乳類の固有種は空を飛べる
コウモリと
海を泳げる
アザラシしかいない。後は外来種。
もっとも、在来種とは一言も書かれてないので「ハワイ島の
野良猫が独自の進化を遂げた」「ハワイ島で品種改良された」なら一応筋は通る(露伴は侵入した彼等を野良猫と言っている)。
追記・修正はワイルド・キャット・サイズの生態を調べた後にお願いします。
- 荒木先生、マジで猫になにか恨みでもあるのでは…? -- 名無しさん (2024-01-05 20:47:50)
最終更新:2025年05月02日 08:52