トーマス・ゼイン

登録日:2024/01/31 (水曜日) 15:06:00
更新日:2024/06/14 Fri 17:59:35NEW!
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トーマス・ゼイン(旧名:トーマス・セーン) とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」の登場キャラクター。
愛称は トム

登場作品

  • Alan Wake
  • 『Alan Wake's American Nightmare(ポスターのみ)』
  • 『This House of Dreams』
  • Quantum Break(言及のみ)』
  • Control
  • 『Alan Wake Ⅱ』

演者

  • モデル/実写映像の演者:イルカ・ヴィリ
  • 声:ジェームズ・マカフリー(『Alan Wake』)
  • 声:イルカ・ヴィリ(『CONTROL』『Alan WakeⅡ』)

概要

ダークブラウンの髪と灰色の瞳の白人男性。
ミスター・スクラッチと並ぶアラン・ウェイクの二人目のドッペルゲンガー
フィンランド出身の最も偉大な映像作家にして俳優、そして詩人。
女優である恋人のバーバラ・ジャガー(本名:ババ・ジャカラ)と共に1960年代にワシントン州ブライトフォールズへ移住した。
後にヴァルハラ老人ホームとなるオーシャンビューホテルを購入しアーティスト・コミューンを設立する。
そして活動中に湖にはアートを現実にする力があることに気付き、その力を最大まで引き出すためにジャガーと共にコールドロンレイクに浮かぶダイバー島のバードレッグキャビンで暮らしはじめた。
この間に『詩人トム』という映画を製作したが、これが全ての元凶となった。

1970年にジャガーが湖の力を調べようとして溺死したことを機に彼の人生が狂い始め、アシスタントのエミル・ハートマンの助言に従い、『詩人トム』のアートの力でジャガーを復活させようと目論む
その結果、ジャガーは闇の存在として復活を遂げる。
更にジャガーはゼインに『闇の存在』という作品を製作するよう依頼し自身の力を更に強めようと企むが、ゼインはジャガーが超常存在だと気付き、心臓を抉り出して湖に沈めた。
更に将来ジャガーを倒すことになる「アラン・ウェイク」というキャラクターを創造し、原稿やクリッカー等を靴箱にしまい、現実改編によりレディーオブライトとなってしまったシンシア・ウィーバーに託すと、自らも JIMスーツ を装着して闇と戦う『詩人トム』の主人公ダイバーの姿となり、靴箱に入れた物以外の全ての痕跡を現実から抹消*1して闇の底へ潜った。
闇の底で闇の存在と対立する超常現象生命体「光の存在」と出会い、自ら肉体を明け渡して闇の存在そのものと化したジャガーを監視し続けていた。

性格

役を演じていることが大半なために本人の人物像は計り知れない。
ただ、根っからの芸術家肌であり常人には理解できないような感覚の持ち主であることが示唆されている。
闇の底に囚われた身でありながら常に余裕の態度を見せ、むしろ物語を生み出し世界を操ることを楽しんでいるようにさえ見える。
特に『Alan Wake Ⅱ』では自分の物語のせいで死人が出ても全く悪びれる素振りを見せず、挙げ句にはアランに成り代わろうとする描写まであるなど、スクラッチとの共通点が散見される。

超常現象生命体/余剰次元生命体

パワーオブジェクトであるクリッカーに触れたことから、超常的ユーティリタリアンになった可能性が高い。
また、『This House of Dreams』にて光の存在を宿した超常現象生命体となったことが判明している。
その能力の詳細は不明瞭だが、作中の描写より映画で演じた役そのものに成り代われる能力だと推察できる。

ゼインが製作した映画・物語

『詩人トム』

■キャスト
  • ダイバー……トーマス・ゼイン
  • 闇の存在……バーバラ・ジャガー
  • レディーオブライト……シンシア・ウィーバー
  • アシスタント……エミル・ハートマン
ゼインが靴箱に入れていたために無かったことにならずに済んだ作品。
ブライトフォールズへ移住してから撮った映画。
内容は不明瞭だが闇の底の力で役そのものになってしまったゼイン、シンシア、ジャガーの『Alan Wake』での立ち位置から、光の存在「ダイバー」と「レディーオブライト」が「闇の存在」と戦う物語だと思われる。
また、何故か 原作者がアラン・ウェイク になっているが、後述の通りアラン・ウェイクというのは作家、俳優としてのゼインの芸名だと思われる。

『アラン・ウェイク』

ゼインが靴箱にしまっていた原稿。
終盤の展開である「アランがクリッカーを手に湖へ飛び込みジャガーを倒す」部分だけが書かれている。

『白夜の夜』

■キャスト
  • 探偵……アレクシ・ケサ(アレックス・ケイシー)
  • 作家……アレン・ヴェイコ(アラン・ウェイク)
  • 作家の未亡人……ババ・ジャカラ(バーバラ・ジャガー)
  • 殺人犯……イルマリ・フオタリ
  • 管理人……アーティ
キャスト名が微妙に違うのはフィンランド語読みなため。
ゼインの初期の作品とされるスプラッタ映画。
「殺人犯」と「作家の未亡人」により「探偵」が召還の儀式の生け贄に殺され、行方不明になっていた 「作家」 が帰還(リターン)するという内容。

『殺人事件ケイシー』

■キャスト
  • アレックス・ケイシー……サム・レイク
  • ミスター・スクラッチ ……トーマス・ゼイン
  • FBI捜査官……ロバート・ナイチンゲール
  • ミューズ……シンシア・ウィーバー
  • 悪徳警官……マリガン&ソーントン
  • 記者……タミー・ブッカー
  • 演劇の監督……エド・ブッカー
  • カルト信者……イルモ・コスケラ
闇の底でアラン・ウェイクが原作を書きトーマス・ゼインが製作したという『アレックス・ケイシー』シリーズの最新作。
アレックス・ケイシーが殺人カルト「言葉の教団」のリーダーであるミスター・スクラッチを追う。
『白夜の夜』やそれを元にした演劇『カルト』が作中作として登場するメタ要素を含んだ作品。

ゼインが演じたキャラクター


ダイバー

登場作:『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『This House of Dreams』

『詩人トム』の主人公である 「ダイバー」
白い潜水服「JIMスーツ」に身を包み、宙に浮かび、覗き窓からは強い光が放たれているため素顔は一切見えない。
1970年にゼインとジャガーが引き起こしたブライトフォールズ変貌世界事象(AWE)にて、闇の底で闇の存在の対となる光の存在を宿したことがサマンサ・ウェルズという女性のブログ形式の読み物『This House of Dreams』にて判明する。
2010年9月1日~14日に起きたブライトフォールズAWE(『Alan Wake』)では闇の存在との対抗手段である懐中電灯の光やアランの傷を癒す安全地帯*2の光として活躍しアラン・ウェイクを導いた。
また、シンシア・ウィーバーがゼインからテレパシーで送られた指示に従いブライトフォールズのあちこちに光に反応する特殊な塗料で記したメッセージや隠し物資の目印からは ゼインの呼吸音 が聴こえてくるため、ゼインはこれらの塗料と知覚を共有しているようである。
2012年に一晩だけアリゾナ州に出現した架空の町ナイトスプリングスでアラン・ウェイクとミスター・スクラッチ率いる闇の軍勢との戦いが繰り広げられた際(『Alan Wake's American Nightmare』)にも懐中電灯の光や安全地帯の光として活躍し、特に安全地帯の光とは知覚を共有しているらしく、光の中にいると ゼインの呼吸音 が聴こえる。
また、『詩人トム』のポスターとしてカメオ登場する。

作家

登場作:『CONTROL』『Alan WakeⅡ』

『白夜の夜』に登場する行方不明となった作家。
黒いスーツと白ワイシャツを着用している。
キャストはアレン・ヴェイコ表記となっているが、声がマシュー・ポレッタではなくイルカ・ヴィリなためアランではなくゼインである。
ゼインの俳優としての芸名がアラン・ウェイクなのだろう
執筆部屋で世界を書き換える
殺人カルト「言葉の教団」が「探偵」を生け贄に召還の儀式を執り行い地上に帰還(リターン)し「作家の未亡人」と再会した。
なお「作家の未亡人」は 作中でババ・ジャカラともアリスとも呼ばれている
2019年にオールデスト・ハウスがヒスの侵略を受けた際(『CONTROL』)、ジェシー・フェイデンが覗き見た異次元空間の中で アランと服装まで完全に同じ姿 になってアランと対面する様子が確認された。
2023年のブライトフォールズAWE(『Alan Wake Ⅱ』)では映画と同様に黒いスーツを着ているが、ワイシャツを着ずに 上半身裸でジャケットを直接羽織る ワイルドな姿で闇の底で『殺人事件ケイシー』という映画を製作していた。
闇の底では 映写機に投影された映画の中の世界 をアジトとしており、そこでアランと対面する。

ミスター・スクラッチ

登場作:『Alan Wake Ⅱ』

アラン・ウェイクが原作を執筆しゼインが製作したという映画『殺人事件ケイシー』に登場する殺人カルト「言葉の教団」のリーダー
物語の中でのミスター・スクラッチはアラン・ウェイクの偽名で、信者からはグランドマスターとも呼ばれており、常にプラスチックの鹿の仮面を被っている。
物語の中でロバート・ナイチンゲール、シンシア・ウィーバー、マリガン、ソーントンを殺害する。
この物語の中でゼインが演じるスクラッチに殺された4人は闇の底の現実改編の力によって 皆現実でも殺されて闇に支配されている
前述の通りゼインが役そのものに成り代われるのだとしたら、スクラッチを演じたゼインはスクラッチそのものになってしまったとも言える。
今後のレメディー・コネクテッド・ユニバースにおける二代目スクラッチとなるのだろうか…?

正体

『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』のエピソード3:「時空の破壊者」にて 並行世界に存在する別バージョンの同一人物 の例の一つとしてアラン、スクラッチ、ゼインが挙げられており、ゼインの正体は 並行世界の別のアラン であることが示唆された。

追記、修正は役を演じてからお願いします

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最終更新:2024年06月14日 17:59

*1 コールドロンレイクのカルデラ火山が噴火してキャビンも沈んだ

*2 電灯や街灯などの強い光の中のこと。ここにいる限りは闇の軍勢に襲われずに済む上にアランの傷も癒す超常的な力がある