ミスター・スクラッチ

登録日:2023/12/16 (土曜日) 00:22:00
更新日:2024/06/14 Fri 12:40:13NEW!
所要時間:約 10 分で読めます




富も!
名誉も!
アリスだって!
俺たちのものだ!


単にスクラッチとも呼称されるミスター・スクラッチはレメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」の登場キャラクター。

演者

  • モデル/モーションキャプチャー/実写映像の演者:イルカ・ヴィリ
  • 声:マシュー・ポレッタ

登場作品


概要

ダークブラウンの髪、灰色の瞳の白人男性の姿をした超常現象生命体
アレックス・ケイシー』シリーズの著者として知られるアラン・ウェイクに瓜二つな外見と声の邪悪なドッペルゲンガー
「闇の使者」や「闇の王子」とも呼ばれる。
闇の存在 こと「影(超常現象生命体A-010)」が人間の形で実体化したものである。

起源

ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖コールドロンレイクをスレッショルド*1とする異次元空間「闇の底」にてトーマス・ゼインにより生み出された存在。
本来の役割は闇の底に囚われたアランが地上に帰還するまでの間、地上で彼の代役を担うことであった。
しかし、アランが失踪した後にブライトフォールズの住人達の間で「超自然的な犯罪を繰り返すアラン・ウェイクの噂」が広まった結果、闇の底が持つ創作を現実にしてしまう力が発動し、スクラッチは引っかき女ことバーバラ・ジャガーに代わる二代目の闇の存在となってしまった。

弱点

光の存在

強い光を浴びせることでスクラッチの眷属である「支配された者」や「ポルターガイスト」を覆う闇のシールドを焼き払うことができる。
しかしながらスクラッチ本体にはあまり効かず怒らせるだけとなる。
しかし一応足止めにはなるため無意味というわけでもない。

創作による現実改編

闇の底が持つ創作を現実にしてしまう力にはスクラッチ自身も抗えない

行動理念

先代闇の存在であるジャガーの目標は世界を闇で支配するといういかにも超常存在らしいものであったが、スクラッチはアランに成り代わって富と名誉と妻アリスを手に入れることを目的としており、クトゥルフ神話の超常生物がモチーフの存在でありながら俗物の極みというキャラクターとなっているが、これはアランの心に秘めた願望が反映・増幅されているためである。
また、強力な現実改編を引き起こすパワーオブジェクト*2「クリッカー」を狙っているが、それで実現させたい世界は「全ての人がアランの最新作『リターン』を称賛するディアフェストが無限に広がっていく世界」であり、スクラッチがその称賛の対象となるアランに成り代わろうとしていることを考慮すると、小説家志望の中学二年生のような野望を持っていることがわかる。

性格

『Alan Wake's American Nightmare』では他者への共感や同情を一切見せず、気紛れで人を殺害*3する一方で登場する女性陣から「セクシーで魅力的」と評されるなど、サイコパスに当てはまる特徴を持つ。
また、ノリノリで『The Happy Song』という曲に合わせてダンスを踊るなど愉快な殺人鬼的なキャラ付けとなっている。

『Alan WakeⅡ』では怪物的な恐ろしさが強調されており口数もすくないが、項目冒頭の台詞は本作のものである他、殺した相手の革ジャンを奪って着るといったお茶目さも残っている。

能力

知能

人間が素体となっている「支配された者」とは違い純粋な超常存在でありながら人間と変わらない知能と理性を持ち、策略を巡らせる。

テレポート

闇から闇へ自在にテレポートできる他、短距離の瞬間移動も可能。

高速移動

人間が視認できないほどの速度で行動でき、体当たりを食らった人間は即死する。

支配

人間や動物を闇で支配し自らの兵隊「闇に支配された者」にできる。
ただしこれらの「支配された者」は知能や理性が無く野生動物同然の狂暴性(記憶が残っているため道具は扱える)を持つため、一部の強力な個体にしか複雑な命令は理解できない模様。

洗脳

人間の心の闇も闇と解釈して心の中にテレポートし洗脳できる。
また、軽く接触することでも支配ではなく洗脳できる。
精神が強くないとそのまま「支配された者」に変えられてしまう。

召還

「支配された者」を無尽蔵に召還できるほか、支配された者を勝手に召還し続ける「闇の通路」を出現させることも可能。

ポルターガイスト

非生物を闇で覆い操ることができる。また、闇の物質で行く手を塞ぐバリアを張ることも可能。

耐性

基本的に物理攻撃は効かず、弱点の筈の光も懐中電灯や発煙筒程度では怯みすらしない。
また、FBCがわざわざ対「影」用に用意していた高出力ライトですら僅か数秒の足止めにしかならなかったため、人類の力だけではどうしようもない

変身

後述の通りに様々な形態に変身できる。

次元間移動

元々の存在意義が上記の通り現実世界でアランの代役を担うことであるが故に闇の底と現実世界を自由に行き来できる。
しかし『Alan Wake's American Nightmare』での敗北によりこの力は失った模様。

超常的な怪力

パワー自体はかなり弱体化している人間に憑依した状態でも苦もなく鉄柵を引きちぎって即席の武器にしたり大人を片手で放り投げる怪力を見せ、それ以外の形態では建物を容易く破壊するほどの力を発揮する。

闇の底(闇の世界)の法則

ブライトフォールズの湖コールドロンレイクが入り口となっているスレッショルド「闇の底」には様々な制約や法則があり、一部はスクラッチが設けた制約とされている。

現実改編

闇の底には現実を改編する力があるが、そのためには小説や音楽といったアートが必須となる。
また、矛盾や破綻、強引な展開がある場合にはクリッカーを併用しなければ現実改編は起こらない。

ループ

破綻した物語や「主人公」の死はエンディングを迎えても振り出しに戻されてしまう。
また、スクラッチ自身がループを引き起こしている場面があることやスクラッチ登場以前の『Alan Wake』にループの描写は無いことからスクラッチが設けた制約と考えられる。
ただしループに巻き込まれた人々は前の周回の記憶を朧気に保持しているため完全なループにはならず徐々に行動が最適化されていく傾向にある。
そのため厳密にはループではなく螺旋であり、階段を昇る様に少しずつ事態は改善されていくことになる。

記憶の消去

ループが起こると記憶は断片的になってしまう。

失われた時間

過去、現在、未来が同時に存在しているため卵が先か鶏が先か問題が大量にある。
また、アランが某青狸の如く過去や未来の自分を手駒にする場面も見受けられる。
当然ながら現実と闇の底では時間が同期していないため、例えば現実世界である人物を闇の底から召還する儀式を執り行うと、その人物が 儀式を行う前日 に召還されたりする。

「アート」の不可逆性

闇の底で創作した「アート」は消去できず、あくまでも修正や編集しかできない。
これもスクラッチが設けた制約とされる。

形態

作中では様々な形態を見せることから、自在に姿を変えられるようである。

■人型

『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』での主な形態。人間の姿に擬態した姿。
アランと瓜二つな容姿で、黒煙の様な闇を纏っていることが多い。
『Alan Wake』では服装や額の傷までそっくりアランと同じであった。
闇の使者となった『Alan Wake's American Nightmare』ではラフな格好のアランとは違い、黒いタキシードスーツを着ている。
この形態で戦闘する場面は無く、『Alan Wake's American Nightmare』ではアランの行く先々にテレポートで現れては支配された者達を召還したりポルターガイスト現象を引き起こして去っていくのみで直接的なボス戦は無いが、それが逆に底知れなさを醸し出していた。

■嵐雲

「闇の存在」と呼ばれるのは主にこの形態。
アラン曰く「 俺の顔をもつ激怒の雲 」で、ケイシー曰く「 怪物の雲 」。
呼び名通り真っ黒な雲もしくは黒煙の様な見た目の形態で、アランの怒りに満ちた顔*4が浮かんでいる。
『Alan WakeⅡ』にてアランの前に幾度も現れる。
この形態では攻撃も高出力ライトの光も一切効かず、FBCの収容装置すらあっさり破るほどの圧倒的な力を持つため、対峙したら逃げるしかなく、追い付かれると即死することになる。
恐らく最強の形態なのだが、富と名声を望むスクラッチにとっては不本意な姿であるらしく、アランの「ガワ」に執着する。

■憑依

上記の人間に擬態した姿とは違い、人間に憑依した姿。
アランに取り憑くことに執着していた。
闇のシールドは持たないがこれは恐らく人間に擬態するため。
人間の肉体であるため銃撃などでダメージを負うと出血するが、身体から黒煙のような闇を噴出させて即座に治癒してしまう。
この身体から吹き出る闇にも「嵐雲」形態と同様にアランの怒りに満ちた顔が浮かんでいるが、これはその闇こそがスクラッチ本体であるため。
他にも闇の波の様なものを飛ばす遠距離攻撃も可能だが、この闇の波にもアランの顔が浮かんでいる。
瞬間移動で一気に距離を詰めたり、拘置所等の鉄柵もまるで柵など無いかのようにすり抜けることができる。
更に質の悪いことに、追い詰められると即座に無敵の闇の雲形態になって逃げたり、宿主から抜け出して別の人間に取り憑いたりといった手段で盤上を引っくり返してくる。
そもそもこいつがアランのガワに拘ってなければ勝ち目が全く無い位には理不尽な存在である。
作中で使用した武器は鉄柵を引きちぎった鉄パイプクリッカー

作中の活躍

『Alan Wake』

ストーリー終盤に妻アリスを救い出すためにクリッカーを手に闇の底へと乗り込んだアランの前に突然現れ不気味な笑みを浮かべていた
トーマス・ゼインは彼を「彼はミスタースクラッチだ。後で君の友達に会わせよう」と簡潔に紹介するのみで、スクラッチ自身は台詞もなく出番が終了した。

『Alan Wake's American Nightmare』

アラン失踪後、ブライトフォールズの住民達により「超自然的な犯罪をするアラン・ウェイクの噂話」が広まった結果、闇の底の創作を現実にしてしまう力が働き闇の使者となった。
地上と闇の底を自由に行き来し、アランにとって大切な友人や妻を奪おうと目論む。
対するアランはかつてカルト番組『ナイトスプリングス』の脚本を担当したことを思い出し、その脚本を元に「主人公の光の戦士 闇の使者 と戦い妻と再会を果たす」というホラー小説『リターン』を執筆して物語の主人公である光の戦士に自分自身を投影することで一晩だけ現実に出現した架空の町アリゾナ州ナイトスプリングスごと地上に帰還することに成功。
これをすぐに察知したスクラッチはナイトスプリングスを襲撃し、アランと対峙することになる。
アランの行く先々に支配された者を召還したりポルターガイストを引き起こしては去っていくという行動を繰り返し、さらにアランが結末に近づくと時間をループさせて振り出しに戻させるなどやりたい放題だったが、闇の力によるループはループではなく螺旋と称される通りにループに巻き込まれた人々の記憶が朧気ながらも継承されるために徐々に行動が最適化されていく傾向にあり、アランに味方する者達によって徐々に追い詰められていく。
最後は無尽蔵に支配された者達を召還し続ける「闇の通路」を出現させて立ちはだかるが、闇の通路は破壊され、アリスが製作したノンフィクション映画に宿る超自然的な力によって敗北した。
その後アランはアリスと再会を果たすが、架空の町ナイトスプリングスを舞台にしてしまったことが災いし、物語は破綻。
一連の出来事はドラマ『ナイトスプリングス』の一幕ということになってしまい、アランはスクラッチ共々闇の底に逆戻りとなった。
なお、本作の一連の出来事はアランが脱出のために執筆するも失敗に終わった無数の『リターン』の草稿の一つという扱いで正史に組み込まれている。

『QUANTUM BREAK』

作中作の映画『リターン』の予告編に登場。
『Alan Wake Ⅱ』に7年も先んじてFBI捜査官のサーガ・アンダーソン、アレックス・ケイシーと共演。
アランと共に地上に帰還(リターン)したスクラッチが超自然的な連続殺人を引き起こし、更にはケイシーまでも毒牙にかける様子が描写された。
また、アランが書き残したと思われる黒板の殴り書きには オールド・スクラッチ という名称に修正線が引かれミスター・スクラッチと書き直されており、民族伝承の悪魔がモチーフであることがうかがえる。

『CONTROL』

DLC:AWEにて登場。
アランのフラッシュバックの中に怒りに満ちた顔のスクラッチらしき顔が確認できる他、アリスが撮影したスクラッチの写真とされるものが登場。
また、アランとゼインの会話の中でも言及され、ゼインがスクラッチと何らかの約束を交わしたことが明かされる。

『Alan Wake Ⅱ』

イニシエーション

ナイトスプリングスでの敗北により人の姿を失い「嵐雲」の姿に成り果てていたが、相変わらずアランに成り代わることは諦めておらず、クリッカーを手中に収めるために現実のブライトフォールズに支配された者を派遣し続けていたが何れも闇の存在と戦うブライトフォールズの自警団「樹木の教団」に返り討ちにされていた。
一方で何度『リターン』を執筆しても脱出に失敗し振り出しに戻されたことから遂に物語の執筆を中断したアランの隙を突いてバッドエンドの『リターン』を完成させることに成功する。
その後アランは執筆を断念したこと自体を忘れ、『ディパーチャー』と『リターン』を繋ぐ物語『イニシエーション』の執筆を開始し物語の主人公に自分自身を投影することで脱出を目指したため、その行く先々に幾度も立ち塞がっては執拗に追い回す。
紆余曲折を経て精神的に追い詰められたアランに取り憑くことに成功し、更に現実世界でサーガがトール&オーディン・アンダーソン兄弟の歌の力とクリッカーを併用することによる現実改編を引き起こしたことでアランの身体や『リターン』の原稿ごとコールドロンレイクの岸辺に召還された。
また、『CONTROL』で言及されたゼインとスクラッチの約束とは「スクラッチが地上に召還される映画『白夜の夜』をゼインが製作する代わりにゼインが地上に帰還する『リターン』をスクラッチが執筆して闇の底から救い出す」というものだったが、結果は『白夜の夜』による現実改編でアランとスクラッチがゼインを置き去りにして『リターン』の原稿もろとも地上へ脱出するという、スクラッチが一方的にゼインとの約束を反故にした形となった。
なお、スクラッチとアランが現実に召還されたのは闇の底と現実世界の時間のずれによりサーガがクリッカーで召還の儀式をする前日であった。

リターン

アランのガワの獲得 」と「 地上への帰還(リターン) 」という二つの悲願を同時に達成したスクラッチだったが、闇の底と現実世界の境界域を超える際に弱体化してしまい当初は自分がスクラッチだという自覚も無いまま自身を保護したFBI捜査官のサーガとケイシーに協力的であった。
しかしサーガがクリッカーを探しに隣町のウォータリーに赴きケイシーと二人きりでいる際に樹木の教団の襲撃を受けたことを機にスクラッチとして覚醒。
教団メンバーや周囲の一般人達を殺戮し、支配された者へと変貌させて闇の軍勢を作り出し森へ解き放った。
その後、アランとしての自我を取り戻しケイシーを助けるために自分が闇で支配した信者達と戦うマッチポンプをしながら森の中へ入って行くが、そこで再びスクラッチとして覚醒。
「嵐雲」の姿でケイシーを襲い傷を負わせるもケイシーが現実の人間でありながら架空のキャラクターでもあり、予備のガワとして最適なことに気付いて敢えて見逃し、アランの人格に戻る。
直後に樹木の教団のリーダーであるイルモ・コスケラに追い詰められるが乱入してきたFBCエージェントのキラン・エステベス率いるレンジャー部隊によって樹木の教団メンバーもろとも拘束され、ブライトフォールズ保安官事務所にて取り調べ後に独房で拘置されていた。
そこで再三スクラッチとして覚醒するが、今度はアランの振りをしたまま支配された者達を操って保安官事務所を襲撃させ、その場にいた保安官代理とFBCエージェントを皆殺しにする。
クリッカーを手に戻ってきたサーガからクリッカーを受け取ろうとした直前に樹木の教団のサブリーダーであるヤッコ・コスケラに正体を看過され、遂にサーガの目の前で本性を露にする
ヤッコを視認できないほど高速のタックルで殺害して革ジャンを奪って羽織る*5と、鉄格子から引きちぎった鉄パイプを手にサーガに襲いかかるも死闘の末にFBCが「影」対策として用意していた高出力ライト三台の光を浴びたことで膝をつき、雲に変身して撤退した。
その後サーガは「本物のアランはまだ闇の底にいるのでは?」と考えアンダーソン兄弟の歌とクリッカーの力をあわせてアランをコールドロンレイクの岸辺に召還しようと試みるがこれがスクラッチの狙いであった。
というのも、スクラッチが現実に召還されたという事実と辻褄を合わせるにはサーガ達による召還の儀式が必要不可欠だからである。
保安官事務所でクリッカーを受け取る前にサーガに襲いかかった挙げ句あっさり退散したのも自分はスクラッチでありアランとは別人だと印象付けるためだったと考えられる。
そしてサーガ達が召還の儀式を終えると、もう用済みだと言わんばかりに再度襲いかかる。
ケイシーやエステベスの援護を受けながら戦うサーガとの死闘の末、FBCの収容装置に誘い込まれた上で三台の高出力ライトによる光を浴びて苦しむ様子を見せいよいよ完全敗北かと思わせた矢先、アランの身体をあっさり脱ぎ捨てて 収容装置を容易く粉々に破壊 すると、予備のガワとして密かに最適化させていたケイシーに憑依。
サーガからクリッカーを奪い取り、彼女を闇の底へと放り込み瞬間移動で退散する。
そしてブライトフォールズの中心にテレポートしてクリッカーを使い、遂に『リターン』のエンディングである「『リターン』を讃えるディアフェストが無限に広がっていく(という小説家志望の中学二年生の妄想みたいな)世界」を実現させてしまう。
サーガ達にとってはあまりにも理不尽過ぎる一転攻勢であったが、スクラッチの天下はここまでで、これ以降は急速に破滅へ向かうこととなる。
まず最初にやっと手に入れたクリッカーだが、自ら闇の底へ行きアランを助ける決意をしていたアリスが「写真」というアートを使ったことで奪われてしまう*6
その後、『リターン』の結末を書き換えるために執筆部屋があるヴァルハラ老人ホームを目指すアランの前に立ちはだかり嵐雲の姿で執拗に追い回すが、物語の中でレディーオブライト*7の役割を与えられていたローズ・マリゴールドに阻まれてしまう。
果たしてアランはスクラッチよりも更に上位の超常存在であるA-001/管理人アーティの導きにより執筆部屋にたどり着いてしまった。
また、闇の底に囚われたサーガに対しネチネチとした精神攻撃を与えるもはね除けられてしまい、光の銃弾とクリッカーがアリスを介してサーガの手に渡ってしまった上、 アーティによって作られた境界域 によりサーガは闇の底から脱出してしまう。
それでも何とか執筆部屋に辿り着くも時既に遅し。
そこにはアランとサーガがいて、サーガの手にはクリッカーアランとサーガにより結末を書き直された『リターン』、そして光の銃弾があるという役満状態であった。
サーガがクリッカーを使った瞬間、最早スクラッチは原稿通りにりに行動するだけの操り人形となり、何の優位性も無いのにケイシーの身体から抜け出してアランに再度取り憑くという見え透いた罠にかかり、その直後にサーガによってアランもろとも光の銃弾で眉間を撃ち抜かれ滅ぼされた。

最後の草稿

しかし主人公が死んだことによりループが発生
アラン共々復活して振り出しに戻る。
しかし「 ループではなく螺旋 」なために前の周回の記憶が残っていたアランやサーガ、アリス、アンダーソン兄弟、そして 『CONTROL』でヘドロンと接触して行方不明になったと思いきや何故か闇の底にいてゼインと接触したキャスパー・ダーリング博士 の協力により微妙に物語は変化していく。
最後は前の周回と同様にアランに取り憑いたところを光の銃弾で撃ち抜かれるが、今回は 眉間に空いた光の穴を第三の目が開いた と解釈することでアランは死亡を回避。
遂にアランがループから抜け出す
一方のスクラッチは光の銃弾によって頭蓋骨から アランの心の闇ごと 追い出され、残りカスレベルの弱体化を食らって闇の底へと退散する。
そして今回の『リターン』では、この弱体化したスクラッチこそがスクラッチの前身となる闇の存在ということに書き換えられていた。
闇の底では過去と未来が同時に存在するため、この後再びブライトフォールズの住人達の噂話によって力をつけて成長しスクラッチとなり、アランと10年に渡って戦った末にまた滅ぼされるという、散々人を無限ループに巻き込んだ怪物が自ら無限ループに囚われるという因果応報の末路となったのである。
スクラッチが富と名声を望み、「雲」形態の時にアランの顔が浮かんでいるのは光の銃弾で吹き飛ばされたアランの心の闇と混ざりあった結果と考えられる。









偽物のスクラッチ

アラン・ウェイク

演者

  • モデル/モーションキャプチャー/実写映像の演者:イルカ・ヴィリ
  • 声:マシュー・ポレッタ

概要

前述の通り、アランは『Alan Wake Ⅱ』にて何度『リターン』を執筆しても振り出しに戻されることから絶望し、遂に執筆を断念してしまったのだが、その隙にスクラッチによって「『リターン』を讃えるディアフェストが無限に拡がって行くエンディング」を書き込まれてしまう。
ループによって執筆を断念したこと自体を忘れてしまったアランは目の前にあるバッドエンドの『リターン』の原稿を必死に修正するが、そこへスクラッチと思わしき拳銃を手にしたドッペルゲンガーが乱入してきて撃ち殺されてしまい、ループが発生してしまう。
その後、闇の底を探索する内に現実世界にいる筈のアリスはスクラッチの幻影により心理的に追い詰められた末、崖から飛び降り自殺してしまったという衝撃的な映像を見てしまい、怒り心頭でスクラッチの気配がする執筆部屋に乗り込んで行く。
そこには 原稿を勝手に修正(スクラッチ)するドッペルゲンガー がいたため、妻の仇と言わんばかりに問答無用で射殺する。
直後にそれはバッドエンドの『リターン』を修正していた過去の自分であることを思い出し、更にはアリスがアランの分身=スクラッチの幻影だと思い込んでいたのはスクラッチではなく闇の底から救いを求める自分自身の姿であることにも気付いてしまい、「アリスを苦しめていた“スクラッチ”は自分だった」と絶望。
その心を闇が覆った瞬間 を狙ったスクラッチに憑依され、本物のスクラッチになってしまった。
つまり、偽物のスクラッチとは未来や過去のアラン・ウェイク自身のことである。

別の宇宙のスクラッチ

悪ぶった男

俺の愛を受け取れ!

演者

  • モデル:イルカ・ヴィリ
  • 声:マシュー・ポレッタ

概要

並行世界に存在するアリゾナ州ナイトスプリングスに存在する、「作家」の悪の双子にして 狼男
詳細は当該項目を参照。
































もう一人のスクラッチ

トーマス・ゼイン(本名:トーマス・セーン)

当該項目を参照

余談

  • スクラッチという呼び名の由来は民族伝承の悪魔 オールドスクラッチ であることが『QUANTUM BREAK』にて判明する。
  • スクラッチの名前が呼ばれる度にスクラッチノイズが挿入されるが、これはクトゥルフが人間に発音できない設定のオマージュである。

関連項目



追記、修正は邪悪なドッペルゲンガーを倒してからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ゲーム
  • アラン・ウェイク
  • アランウェイク
  • レメディー・コネクテッド・ユニバース
  • レメディー
  • 闇の存在
  • 支配された者
  • CONTROL
  • コントロール
  • Alan Wake
  • アラン・ウェイク2
  • スクラッチ
  • ミスター・スクラッチ
  • ミスタースクラッチ
  • A-010
  • Alan Wake Ⅱ
  • ラスボス
  • アラン・ウェイクのドッペルゲンガー
  • 殺人鬼

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年06月14日 12:40

*1 現実世界と繋がった異次元空間の入り口

*2 略称はOOP。超自然的な力を持つ物品。多くをFBCが管理している。

*3 超自然的な力を使わずにわざわざ刃物や素手での犯行に拘る

*4 実写のイルカ・ヴィリの顔

*5 気に入ったから以外に理由はなさげ

*6 アリスの作品「アリスがクリッカーを握りしめる写真」により現実改編が引き起こされたため

*7 光の戦士を手助けする女性