わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!

登録日:2024/09/29 Sun 18:55:44
更新日:2025/04/30 Wed 00:25:48
所要時間:約 7 分で読めます





私たち、に入っちゃった!?

パワー

『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』とは、2024年9月13日に公開された『わんだふるぷりきゅあ!』の劇場版作品。
脚本は加藤陽一、監督は宮原直樹。

【概要】

ゲームの世界を舞台に、こむぎ達が大冒険を繰り広げる。
さらに今回は前作『ひろがるスカイ!プリキュア』と、2025年に続編の放送を控えた『魔法つかいプリキュア!』の戦士達も客演。
全体的にシリアス色が強かった前作『プリキュアオールスターズF』とは打って変わって、明るく楽しげな雰囲気となっており、ギャグシーンもやや多め。
ゲーム世界のパートはフルCGで描かれており、プリキュア4人の頭身も低くなっている。
クライマックスの舞台は、プリキュアシリーズの映画過去作でも馴染み深い横浜市が選ばれている。

時系列はニコが復活済み、ガオガオーンの名前が出てくる、ダイヤモンドリボンキャッスルが登場することから30話以降かつ、後述の32話でこむぎ達がひろプリ組を遠くから見ていたこと、36話でいろはと悟が両思いになる前であることから、32話から35話までの間に限定される。

入場者プレゼントは映画本編にも登場する「フレンドリング」。従来のミラクルライトに相当するアイテムで、中学生以下のみが対象となる。

また、映画公開前に放送された32話にはひろプリ組が登場。まほプリ組アンダーグ帝国の皆さんもカメオ出演した。

【あらすじ】

ある日、謎の物体「デジタヌタマゴ」と遭遇したこむぎ達だったが、デジタヌタマゴは突然消えてしまう。
数日後、いろは達が最近大人気のゲームである「ドキドキ・タヌキングダム」を購入し、早速遊ぶことに。
しかし、ゲームの画面から再びデジタヌタマゴが現れ、その中からポンタとポコタのポンポコブラザーズが出現。彼らによってこむぎ達はゲームの中に吸い込まれてしまう。
それぞれのパートナーと引き離されたこむぎとユキは、いろは達と再び会うべくタヌキ達とゲーム対決に挑む。

【登場人物】

わんだふるぷりきゅあ!

劇場版恒例ではあるが、今回はテレビシリーズとは異なる衣装を着ている。

ご存じいろは大好きパピヨンの主人公。
今回はいろはと引き離されてしまい、再びいろはに会う為にゲーム対決に挑む。
玉入れ対決ではニャミーと共に初代の決めポーズを取っている。
中盤での全力疾走は、テレビシリーズを見てきた視聴者なら涙腺崩壊もの。

ご存じ動物病院兼サロン『フレンドリィ』の一人娘で、こむぎが大好きな中学生。
こむぎを模したアバターでゲームをプレイするも、ポンタとポコタによってゲーム世界へ吸い込まれ、タヌキングタワー最上階にて持て成しを受ける羽目になる。

ご存じまゆ一筋なPretty Holicの看板猫。
一回戦の音ゲーで危うくミスをしかけたこむぎを手助けする形で合流し、自分もまゆを助けるために行動を共にすることになる。

ご存じユキをこよなく愛するPretty Holicの一人娘。
ユキを模したアバターでゲームをプレイするもゲーム世界へ吸い込まれ、タヌキングタワー最上階にて持て成しを受ける羽目になる。

  • 兎山悟
ご存じクラスメートで協力者。
大福を模したアバターでゲームをプレイしていた。
ゲーム世界には吸い込まれず、開発者のナツキに接触し、彼女と共に事態を解決するべく奔走する。

  • 兎山大福
ご存じハードボイルドなウサギ。
こむぎ達と同じくゲームの世界に吸い込まれたが、何故かゲーム対決では姿を見せず…?

  • メエメエ
ご存じニコガーデンの影薄執事。
テレビシリーズでは普段は頼りないがやるときはやる男である彼だが、こむぎ達がゲーム世界に吸い込まれたことを聞いて一人で勝手にパニックになって悟に頼りっきりになったり、ナツキを最初は怪しむなど(状況からそう思うのも無理ないが…)、今回はとことん役に立ててない。
それでもラストでは、プリキュアのことを知ったナツキに自身のことを明かしつつも今回の一件を内緒にするよう口止めしており、そこはしっかりしている。

  • ニコ
ご存じニコガーデンの創造主。
今回は技バンクのみの登場で話にも関わらない。

ひろがるスカイ!プリキュア

エルが成長後の姿になれることから、時系列は最終回後。

ご存じスカイランドのヒーローガールにして『ひろがるスカイ!プリキュア』の主人公。
ゲーム内でこむぎ達がプリキュアに変身したことに驚き、仲間達と一緒にその動向を見守る。
クライマックスの戦闘では、登場と同時にヒーローガールスカイパンチをムジナの影にぶちかました。
今回は代名詞であった「ヒーローの出番です!」は一度も言っていない。

ご存じ心優しき作家志望。
クライマックスの戦闘では、スカイとのプリキュア・アップドラフト・シャイニングでムジナの影を一掃した。
ヒーローガールプリズムショット並びにプリズムシャインは使用せず。
EDのピクニックではくもパンを振る舞っていた。

ご存じエルのナイトにしてスカイランドの賢者でもあるプニバード族の少年。
あげはが作った自身を模したアバターを見て困惑していた。
クライマックスの戦闘では、まほプリ勢との共闘は人数の関係で無かったが*1、バタフライと相変わらずのコンビネーションを見せた。
鳥モードはラストとEDで披露しており、EDのピクニックではヤーキターイを振る舞っていた。

ご存じ最強の保育士を目指す専門学校生。
鳥モードのツバサを模したアバターでゲームをプレイしていた。
クライマックスの戦闘では、ウィングと相変わらずのコンビネーションを見せた。
ミックスパレットは使用せず。

  • プリンセス・エル/キュアマジェスティ
ご存じスカイランドのプリンセス。成長した姿は今回が映画初登場。
クライマックスの戦闘では、前作でも共演したフェリーチェとタッグを組んだ。
映画初披露のひろがるマジックアワーズエンドでムジナの影を消し去った。

魔法つかいプリキュア!

ご存じ好奇心旺盛な『魔法つかいプリキュア!』の主人公。
モフルンを模したアバターでゲームをプレイしていた。
ソラ達と同様、ゲーム内でこむぎ達がプリキュアに変身したことに驚き、仲間達と一緒にその動向を見守る。やがてムジナの卑怯なやり方を見て、魔法の力でゲーム世界へ行こうとするのだが…。
クライマックスの戦闘では、マジカルと共にスカイ&プリズムと組み、プリキュア・ダイヤモンド・エターナルでムジナの影を一掃した。
マジカル共々基本形態のダイヤスタイルのみ登場。
EDのピクニックでは冷凍ミカンを振る舞っていた。

ご存じ意地っ張りだが根は優しい、魔法学校の劣等生。ゲームには興味がない様子。
ゲームのダンスパートを見ながら踊るみらい達を見て「なんでみんな踊ってるのよ~…?」と呆れていた。
恒例の「落ちてないし!」ネタは残念ながらなし。
前作『オールスターズF』では喋らなかった為、セリフ付きでの客演はハグプリ映画以来6年ぶりとなった。

ご存じ元妖精の赤ちゃん。
ゲームのダンスパートを見ながら、自分もみらいやモフルンと楽しそうに踊っていた。
クライマックスの戦闘では前作『オールスターズF』でも共演したマジェスティとタッグを組んだのだが、その際に前作での共演が反映されているようなやり取りを見せた。

ご存じみらいの大親友であるクマのぬいぐるみ。
ゲームのダンスパートを見ながら、自分もみらいやことはと楽しそうに踊っていた。
中盤では意外な形でこむぎ達のピンチを救う。

ゲストキャラクター

  • デジタヌタマゴ
CV:後藤淳平、福徳秀介
ナツキのコンピューターから突然出現したタヌキに似た卵のような物体。プリキュア達からは「タヌタヌ」と呼ばれる。巨大化して押しつぶす攻撃をしてくる。
冒頭にてプリキュア達と遭遇した後に姿を消すが、ゲームで遊んでいたいろは達の前に再度出現。
やがて孵化する形で中からポンタ&ポコタが現れた。

  • ポンタポコタ
CV:後藤淳平(ポンタ)、福徳秀介(ポコタ)
デジタヌタマゴの中から現れたタヌキの兄弟で、ゲーム対決の進行役を務める。
全体的にモフモフしていて語尾に「ポン」を付けるのがポンタ、ヒョロ長で語尾に「ポコ」を付けるのがポコタ。
どうやら、動物を大切にするいろはとまゆを羨んでゲーム世界に連れ込んだようだが…?
演じる二人はお笑いコンビ「ジャルジャル」である。
もちろん初アテレコであるが舞台挨拶では声宛ての難しさと声優の凄さについて語っていた。

  • ムジナ
CV:三宅健太
タヌキ達のボスであるタヌキングダムの王。
ゲーム対決を制したこむぎとユキに感銘を受け、二匹をいろは達共々ゲームの世界に閉じ込めようと企む。

  • ナツキ
CV:花澤香菜
『ドキドキ・タヌキングダム』を作った、ゲームクリエイターの少女。
普段は眼鏡をかけているが、公の前に出る時はアイマスクを装着している。
ゲームのシステムの異変に気付きその原因を探っていたところ、悟からメールで事の次第を知り、こむぎ達の救出に尽力する。

【楽曲】

【主題歌】

  • OP「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」
歌:吉武千颯
テレビシリーズと同じ曲。
本編中盤のこむぎの全力疾走でも挿入歌として流れている。

  • ED「Happy≒Future」
歌:後本萌葉・吉武千颯 
作詞:青木久美子
作曲・編曲:馬瀬みさき
今作では本編でダンスをやった事もあってか、映像はダンスパートなしの後日談となっている。
内容は、こむぎ達が今回の一件で知り合ったソラ達やみらい達、そしてナツキを誘ってアニマルタウンの山へピクニックに訪れる様子が描かれている。

【挿入歌】

  • 「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」
歌:石井あみ&後本萌葉
テレビシリーズ前期エンディング主題歌。
音ゲー対決の曲で流れた。

  • 「しあわせえぼりゅ~しょん♡ ~こむぎ&いろはVer.~」
歌:石井あみ&後本萌葉
テレビシリーズ中盤以降の後期エンディング主題歌。
玉入れ対決のダンスパートで流れた。

  • 「大好きのキズナ」
歌:石井あみ・北川理恵
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:馬瀬みさき
クライマックスの戦闘シーンにて流れた。


追記修正は、『ドキドキ・タヌキングダム』をプレイしてからお願いします。

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  • 過去作の小ネタあり
最終更新:2025年04月30日 00:25

*1 前作ではフェリーチェと共闘していた。