犬飼こむぎ/キュアワンダフル

登録日:2024/02/11 Sun 00:05:34
更新日:2025/07/15 Tue 07:21:12
所要時間約 5 分で読めるワンっ


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わんだふる~!



「犬飼こむぎ」とはアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』の登場人物(犬物?)である。

CV:長縄まりあ
キャラクターソング:「わんだふる♡わお」

【概要】

本作の主人公…ではあるのだが、実質的な主人公の役割は飼い主であるいろはが担っている為、主人公のひとり兼マスコットキャラクターとして本編では扱われている。
犬飼家で飼われている犬であり、犬種はパピヨン犬。
誕生日は5月13日で、後頭部のハートの模様と首のリボンが特徴。
ファンブック『だいすきプリキュア』では「犬の女の子」と表記されている為、性別は雌であると思われる。

ある日、飼い主の犬飼いろはと公園で遊んでいると、謎の怪物「ガルガル」と遭遇。
最初は怯えていたが、いろはの危機に勇気を出してひと吠えすると近くにあった謎の石が光り、こむぎは人間の少女の姿へと変化し、更にはプリキュアへと変身を果たす。

人間の姿を得てからは、犬の状態でも人語を話せるようになった。
勿論他の動物とも意思疎通は可能で、犬ならではの嗅覚でガルガルの出現を感知することもできる。

年齢は不明で、首輪が付いた状態で雨が降りしきる中、うずくまっていた所を当時小学生だったいろはに助けられ、その後は犬飼家に迎え入れられている。
最初は警戒していたが、恐れる事なく接してくれるいろはに心を開き、以来大の仲良しになった。
また第5話によると、いろはと出会う前の記憶が無いらしいが……?その辺りの事情は後述。
ちなみに就寝時はいろはのお腹の上がお気に入りの模様。

第9話より、キラリンアニマルがニコガーデンに戻ってきたことによるニコダイヤの奇跡の力という名のご都合主義で、いろはと同じ学校に通えるようになった。
制服はいろはのスカート姿と異なり、動きやすさを重視したキュロットパンツ姿。
自由奔放な行動でいろはをヒヤヒヤさせるものの、クラスメイトとは上手く打ち解けている。
運動神経も抜群で、サッカーをボール遊びと勘違いしてサッカーボールをキャッチしたり、キーパー勝負では猪狩勝のシュートを全部掴み取るという場面も見せている。
明らかに中学生レベルの学力は持ち合わせていないのだが、中間・期末試験の描写がない為、それらをどうやって乗り越えたのかは不明。

なお犬の寿命から、もっと人間態が育っててもいいんじゃないかor本編の姿は若作りじゃないかと言う声もちらほら……サイヤ人みたいな特殊な成長設定でもあるのだろうか?*1


人間態

いろはと同年代ほどの少女で、茶髪のポニーテールが特徴。デフォルトの服装はピンクのワンピース。*2
ワンダフルパクトの鏡に自身の顔を映すことで犬形態と人間態を切り替えられる。ただ、詳細は不明だが疲れたり眠ってしまうと犬の姿に戻ってしまうことから半永久的に人の姿でい続けることは不可能と思われる。
また、プリキュアに変身する際は事前に人間態に切り替えておく必要がある。
単なる擬態ではなく体質的にも人間と同じになっているようで、本来犬には食べさせてはいけないお菓子等も人間の姿なら問題なく食べられたり、化粧品のにおい*3を問題なく嗅げたりする模様。
人間の姿でも身体能力も高く、頭にガルガルの卵を乗せたまま学校の敷地内を一周できるほど。

【性格】

一人称は「わたし」もしくは「こむぎ」で、犬ゆえか時折語尾に「ワン」を付けて喋ることもある(主に犬型の時)。
子犬らしく非常に無邪気で好奇心旺盛な性格で、感情表現が豊か。

いろはの事が大好きで、彼女が学校に行ったりすると引き留めようとしたり、彼女が自分から離れて行ってしまう悪夢にうなされる程。

そのため人間になれたことでこれまで以上にいろはと接することができるようになったことをとても喜んでいる。
基本的に「いろはと一緒にいること」が最優先事項のようで、メエメエからプリキュアとしてこれからもガルガルを浄化してほしいと頼まれても、「いろはと一緒じゃなきゃヤダ」と断言した。
このように、幾ら人間の姿になれたからと言っても、思考や行動パターンは自由奔放な犬そのものから一切変わっていない為、人目をはばからず言葉を話しそうになっていろはに注意されたり、ガルガルと戦うことも当初は「いろはを守るため」という一点のみであったりと、良くも悪くも自分の気持ちや本能に忠実な行動が殆どであった。
しかし、様々な人々や動物たちとの出会いや関りを経てその心境も変化し、第30話では、狼たちの怒りに触れて落ち込むいろはに、「こむぎね、いろはと一緒に遊べればいいと思ってた。でも、まゆやユキ、悟、大福、クラスの皆、ニコガーデンの子達!色んな子達と会って、一緒に遊んで…前よりもっと、もーっとわんだふるになったよ!」と自身の心境を明かして元気づけ、立ち直らせている。

ガルガルを傷つけることは良しとせず、第12話にてキュアニャミーがフクロウのガルガルと格闘しさらに引っ掻きでダメージを与えた際や、第13話にてハリネズミのガルガルに引っ掻き攻撃を仕掛けようとした際にはフレンディ共々止めに入っている。ガルガルを止める過程で結果的に痛い思いをさせてしまった時には「ごめんね」と謝っていた。

犬飼家に来たばかりの頃はリードを嫌がっていたらしいが、いろはがリードに慣れるように根気強く躾けたことで、今となっては「信頼の証」として気に入っている。

体は小さいが勇敢な一面もあり、いろはのためなら怪物が相手でも立ち向かおうとする意志を見せることも*4

適応力も高く、人間の姿を得た直後及びプリキュアへの初変身時でも特に戸惑う事なく行動に移している。後にタイヤにされても驚かずにすぐに馴染んでいる。
前述のとおりいろはと一緒にいることが最優先であるためしばしばこの手のキャラにありがちな「人間になることに強いこだわりがある」や「動物の姿に固執する」ということはなく、場面場面で使い分けている。


【飼い主】


CV:種﨑敦美
犬飼家長女でこむぎのパートナー。中学2年生。
動物好きであり、こむぎをとても可愛がっている。
運動神経がよく、部活の助っ人を頼まれることもあるようだ。

人間になったこむぎの事は最初誰だかわからなかったが、いつもの仲良しのサイン*5を見て驚きながらもこむぎだと確信した。

口癖は「ワンダフルー!」で、これはこむぎにも受け継がれている*6

  • 犬飼剛
CV:白熊寛嗣
  • 犬飼陽子
CV:小平有希
いろはの両親。夫婦で動物病院兼サロンを経営している。
こむぎが学校に通い始めたことで心配しているのではと心配されていたが、16話で杞憂だったことがわかり胸をなでおろした視聴者も多いとか。


なお、こむぎが普通の犬である以上他に兄弟姉妹がいる可能性もある*7

【初めての喧嘩を乗り越えて…】

話は進んで第5話、ガルガルとの戦闘中にこむぎといろはの想いに鏡石が共鳴し、リードがフレンドリータクトへと変化した。しかし、こむぎは何故か自分だけタクトが使えなかった事に不満を零す。
第6話でもそれを引きずってしまった上、更にいつものようにお散歩に行こうとした際にリードがタクトに変化した結果、無くなってしまった事に気づく。
いろはは父が使っているリードを代わりに使おうとするも、こむぎは「いつものものがいい」とわがままを言い出して大喧嘩。お散歩は中止となってしまう。

そんな中、ライオンのガルガルが出現し、2人は喧嘩を一時中断して変身。
しかし、ワンダフルはライオンのガルガルを前に犬ゆえの本能で足が竦んで動けなくなってしまった。

ワンダフルを逃がしたフレンディはフレンドリータクトを使い、キラリンペンギンの力で滑ってガルガルを足止めし、隙ができるのを待とうとするが、そこへワンダフルが悟の制止も聞かずに来てしまい、フレンドリータクトを使おうとするも、やはり使えなかっただけでなく、それどころかタクトが消滅してしまった。
結局ガルガルの攻撃を受け、庇ったフレンディ共々変身が解除されるも、幸い突然苦しみだしたガルガルもそのまま逃げ出したため事なきを得る。

だがその直後、いろはは下がるように言ったにもかかわらず来てしまったこむぎを心配するあまり「全部一緒は無理なの!」「危ない時は下がってて!!」とつい必要以上に叱責してしまい、こむぎはそれに反発。悟の仲裁もあってその場は収まったものの、蟠りはますます深まってしまうのだった。

その日の夜、いろはが眠りに就いた後、犬飼家を出たこむぎは自分がいろはの役には立てないと強く思い込み、一匹雨が降りしきる夜の街へ去って行った。
続く第7話にて、翌日ペットフリーエリアにて目を覚ましたこむぎは、いつものようにいろはと朝のお散歩に行こうとするが、昨日喧嘩して家を出たことを思い出す。
最初は自由に人間になれるのでこれからは自分が行きたい所へ一人でお散歩できると思っていたが、一人の男性が飼い犬の散歩をしているのを見ていろはの事を思いだし、その後逃げだしたガルガルの行方を追っていた悟にいろはの事を聞かれたことで、ついに抑え込んでいた感情が爆発し、悟と周囲がドン引きするほどの大声でギャン泣きした。しかも、字の通り大粒の涙を浮かべてから滝のような涙を流すというどこぞの漫画やアニメに出てくるような古典的な描写で。…うん、かわいい

ということで、悟の自宅へやってきたこむぎは、悟からどうしてプリキュアになったのかを尋ねられる。
上記の経緯を語り、それと同時に「タクトが使えなかったから、いろはの役に立てなかったから嫌われた」と泣きながら心の内を明かし、一連の出来事を知った悟はいろはと話し合う事を勧めるのだった。

一方、目が覚めたらこむぎがいないことに気づいたいろはは、悟からこむぎを預かっている旨を聞かされつつも、こちらから事情を聞いてみるから待っててほしいと言われ、こむぎの家出の一因があの時の自分の叱責だった事に気付き、結果的に機嫌を損ねてしまっていた事を自覚する。いろははあんな出来事があってもこむぎを嫌いになることは無かったのだ。
自宅でこむぎの身を案じる中、訪ねて来たまゆから、こむぎの為に作ったというハーネスをプレゼントされ、こむぎの元へ向かおうとするが、昨日逃げられたライオンのガルガルの咆哮が聞こえ、再び山へ急ぐ。

いろははフレンディに変身して単身でガルガルを止めようとするも、逆にそのパワーで返り討ちにされてしまう。
そこへこむぎも駆け付け、昨日と同様犬としての本能で震えてしまうも、勇気を出して再びワンダフルへと変身する。

それでもガルガルに吹っ飛ばされるも、フレンディが自分に駆け寄ってくれたことで、初めてプリキュアになった時の自分を思い出し、改めていろはを守る事を決意。それに呼応するかのようにワンダフルのフレンドリータクトが復活。
遂にその力を発動させ、フレンディと共にガルガルを翻弄させるのだった。
そして、フレンディとの合体技「プリキュア・フレンドリベラーレ」を発動してガルガルを浄化。キラリンライオンの救出に成功した。

いろはとの喧嘩とすれ違い、対話を経て仲直りし、より絆を深めたこむぎは、まゆがくれたハーネスを着けてご満悦。もうリードが違っても「どんなリードでも、いろはが持ってくれたらいい」と、文句を言わなくなった。
そしていろはとお散歩する中で、今度は変身後のチームとしての決め台詞を考えることになったとさ。

【正体】



【キュアワンダフル】




ワンダフルパクト!

プリキュア・マイエボリューション!

スリー!ツー!! ワン!!!

みんな大好きすてきな世界!キュアワンダフル!

いっしょに遊ぼ!

こむぎがワンダフルパクトで変身するプリキュア。イメージカラーはピンク。
シリーズ初となる、普通の犬が人間態を経て変身するプリキュアである

容姿も人間態のこむぎを踏襲しており、髪色がピンクとなっているが、所々クリーム色も混ざっている。
髪型もツーサイドアップになっており、王冠のような髪飾りを付けている。

服装は大きなリボンの付いたピンクのパフスリーブのワンピースで、ボーダーのタイツを着用している。

元が犬だけに身体能力は高く、アクロバティックな動きでまるで遊ぶように戦う。
ただし、前述のようにガルガルの素体が猛獣だった場合などは本能で危機を察知し動けなくなってしまう等、動物であるが故の弱点も抱えているが、前述の喧嘩騒動を経てからはある程度克服した模様。
また犬故に夜目も効くらしく、観察眼も鋭い。事実ガオウがリスなどの小動物に迷惑をかけたのを見逃さず叱っているほど。


【アイテム】

  • ワンダフルパクト
メインの変身アイテム。
アニマルタウンの名所である『鏡石』にも似た、艶やかに光る謎の石が変化したコンパクト。
人間態への変身にも使用され、犬状態では首のリボンの結び目と一体化し、人間態になると腰のケースに収納される。
全てが終わった後はニコによって回収され、それに伴い人間の姿を失い、言葉も話せなくなったが…?

  • フレンドリータクト
第5話より登場した、タクト型の武器。
ワンダフルとフレンディの想いに鏡石が共鳴することでリードが変化したもの。
フレンドリータクトのマークをなぞって振ることでキラリンアニマルの力を借り、その力を発動する。
…のだが、初登場回はワンダフルだけ使用できない憂き目に遭い、こむぎは同回ラストでも不満を零していた。
続く第6話でも使用できなかっただけでなく、それどころか消滅してしまった。
しかし第7話にて、初めてプリキュアになった時の自分を思い出したことで復活し、それと同時にようやく使用できるようになった。


【使用技】

敵を浄化する際には5話までは特に必殺技は使わず、ガルガルを抱きしめて言い聞かせるようにして浄化していた。
フレンドリータクトを使用する際は、「フレンドリータクト!ワン!ワン!ワンダフル!」の掛け声とともにタクトをハート型に振り、さらに「ヘルプ!キラリンアニマル!○○(アニマルの名前)!」の掛け声でフレンドリータクトのマークをなぞって振る。

  • プニプニバリアー
巨大な肉球型のシールドで、しかも柔らかい触感の安全仕様。名前は4話で判明。

  • スケート(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンペンギンの力で発動。
ペンギンの足を模したブーツが装着されてスケートの様に素早く滑ることができる。

フレンドリータクトのキラリンライオンの力で発動。
ライオンの足を模したブーツが装着され、走るスピードを上げることができる。

フレンドリータクトのキラリンベアーの力で発動。
クマの手を模した巨大グローブが装着され、腕力をクマのように強化する。

厳密にはワンダフルが発動したわけではないが一応記載。
第21話にて、パンダのガルガルを止めるためにキュアニャミーがキラリンキツネの力を使用してワンダフルの姿をタイヤに変えた
その姿は巨大なタイヤにワンダフルの顔と帽子がくっついているというインパクト大なものであるが、ガルガルは気に入ったらしく一緒に遊ぶことで落ち着かせることに成功した。
ワンダフル曰く「風になってるみたい」
ちなみに、回転していても何故か顔と髪と帽子の位置が変わっていない。(おかげで目を回さずに済んだが)
後に第48話でもフレンディが変化させる形で再登場。

  • ジャンプ力強化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンコジカの力で発動。
小鹿の角が頭部から生え、さらに小鹿の足を模したブーツが装着されてさらに高くジャンプできるようになる。
第25話にて初使用したが、発動バンクは省略された。

  • 縮小化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンハムスターの力で発動。
ハムスターの耳と稲妻の髪飾りが装着され、身体を小さくすることができる。
第27話で初披露したが、発動バンクは省略された。

  • 変化能力(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンキツネの力で発動。
キツネの尻尾が生え、自分を他のものに変化させる。
映画『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』で初披露し、タヌキに化けてムジナを欺こうとするが、失敗に終わった。ちなみにこの時、フレンディとリボンの色が逆になっている明らかな作画ミスがある。

  • 飛行能力(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンスワンの力で発動。
背中から翼が生え、空を飛べるようになる。
第36話で初披露したが、発動バンクは省略された。

  • 聴力強化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンウサギの力で発動。
ウサギの耳を模したイヤホンが装着されて聴力が強化される。
第5話の時は使用できず、第38話で33話越しに初披露されたが、ちょうどその回もいろはとの絆がフィーチャーされた回であった。

  • メイクブラシ(正式名称不明)
厳密にはワンダフルが発動したわけではないが一応記載。
カメレオンのガオガオーンを止めるためにキュアニャミーがキラリンキツネの力を使用してワンダフルの姿をメイクブラシに変えた。姿形がどう見てもジャイアントコーンと言ってはいけない
その姿は巨大なメイクブラシにワンダフルの顔と帽子がくっついているというものであるが、これを使ってカメレオンのガオガオーンに色を付け、姿を見えやすくすることに成功した。

  • 催眠光線(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンパンダの力で発動。
パンダの耳と目元を模したグラスが装着され、催眠光線を放って相手を眠らせる。
…のだが、作中で唯一フレンドリータクトで使われることがなく、玩具音声でのみ確認可能。

  • プリキュア・フレンドリベラーレ


フレンドリータクト!

ワンダフルを君に!

ガルガルな心、飛んでけ~!

第7話にて初披露した、フレンドリータクトを使ったフレンディとの合体技だが、便宜上こちらに記載。
二人でハートマークのポーズを取り、ピンクと紫の光でガルガルを包み込んだ上で抱きしめて浄化する。
発動時はワンダフルから光の犬の尻尾が、フレンディから光の犬耳が生える。
遠距離から放つことが可能なため、以前のように自分たちが傷つく危険性が下がった。
第15話にてメエメエが諸事情で巻き添えを食らった際には、何故かイケメンと化した。(すぐ元に戻ったが)
第29話にてガオガオーンに通用しなくなってからは使われていない。
ちなみにリベラーレとは、「自由」という意味のイタリア語。

  • プリキュア・エターナルキズナシャワー


ニコの力をみんなに!

開け、ニコエボリューション!

ダイヤモンドリボンスタイル!

もーっと

第30話にて初披露した、フレンディ、ニャミー、リリアンとの合体技だが、便宜上こちらに記載。
ダイヤモンドリボンキャッスルに、ニコから出現したダイヤハートキーを差し込み、ダイヤモンドリボンスタイルにパワーアップした後、胸のダイヤモンドに手を押し当て、四人で手を繋ぎつつ大きくなったキャッスルの入口へ移動、大きな泡が弾けた無数の泡の一つを相手に浴びせて浄化する。
第39話より、ニコの人間態のカットが追加されており、ニコの両手から無数の泡が放たれる描写になった。
第49話では、最初のカットの時点でニコが人間態になっており、泡を浴びせた描写の後にニコとプリキュア達*8が1人ずつアップで映し出されるようになっている。
ガオガオーンを浄化できる唯一の技。


【余談】


  • 前述の通り、こむぎはプリキュアシリーズ初となる犬の主人公であり、元の姿から人間態を経てプリキュアになるタイプも主人公としては初。
    一応犬モチーフのプリキュアの先輩には『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキュアショコラがいる。

  • 誕生日である5月13日は、愛犬の日である。

  • 演じる長縄氏は『HUGっと!プリキュア』にて十倉じゅんなや未来の戦士を演じており、本作で初のレギュラー出演となった。
    同時期にアニメ化された『貼りまわれ!こいぬ』でもメインキャラのこいぬを演じており*9、主人公の犬キャラを2人(2匹?)演じるという妙なシンクロニシティが起きた。

  • 前作『ひろがるスカイ!プリキュア』最終回にて先行登場。キュアスカイとバトンタッチを行った。
    ただし、当作品の最終決戦が最終話までもつれ込んだためか、本編には登場しなかった。初陣が前作ラスボスとかシャレにならんしね。
    その代わりなのか、Cパートのソラが助けた女の子の声を長縄氏が担当している*10

  • 過去作の『魔法つかいプリキュア!』のオープニングテーマには「犬が喋ったらワンダフル」といった歌詞があったが、本作の発表及びこむぎの登場で実現したと言えるかもしれない。

  • 39話にてガオガオーンになりかけたことで、2作連続で主人公が闇堕ちの危機に瀕することとなった。

  • 「犬が人型になって戦う」「飼い主を助けたい思いがきっかけで変身」「犬の姿でも人の言葉を喋る」「学校に通う*11」「最終回で能力を失い普通の犬になる*12」といった点から、『ワイルドハーフ』を思い浮かべた人も少なくない。誰が呼んだか「令和のワイルドハーフ」。でもこっちは人型になっても犬が食べられない食べ物はNG。また、敵に操られそうになるが飼い主の呼びかけで正気に戻ったという共通点もある。

  • プリキュアを五十音順で並べると、キュアと付かないシャイニールミナスとミルキィローズを除くと現時点では一番最後に来る。

何ガルガルしてるの!?
追記·修正しないとおやつ抜きだよ!



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最終更新:2025年07月15日 07:21

*1 一般的に小型犬は1歳で15~18歳・2歳で25歳くらいとされており(以降は1年ごとに人間換算すると4歳分年を取るそうな)、仮にいろはが小6で生まれてすぐのこむぎを拾ったとしても本編時には2歳となってしまう。

*2 ややわかりにくいが下にスパッツを履いている

*3 これが理由(の一つ)でいろは共々Pretty Holicへの入店を一度断られている。

*4 パピヨンの原種であるスパニエルは元々猟犬であった。

*5 おててからの握手してイエーイ!をするというもの。

*6 ただし、こむぎはひらがな表記。

*7 ニコガーデンに対する反応から有力視はされてないものの、異世界出身者ではないかと考察する声もある。

*8 ニャミー→リリアン→フレンディ→ワンダフルの順番

*9 ただしこいぬは言葉を話さず、主に擬音のみを喋る。

*10 ノンクレジット。『わんぷり』最終回放送後に『ひろプリ』『わんぷり』双方のプロデューサーである髙橋麻樹氏がXにて公表している

*11 あちらは気分次第で好きな時に通っているが…

*12 ただしラストで鏡石の効果により再び喋ることだけは出来るようになった。また、あちらの方も後日談のエピソードにて完全に能力が復活している。