佐藤健

登録日:2024/12/20 Fri 10:23:38
更新日:2025/03/10 Mon 18:23:29
所要時間:約 6 分で読めます





佐藤(さとう)(たける)(本名同じ)とは、日本の俳優である。


プロフィール

生年月日:1989年3月21日
身長:170cm
血液型:A型
出身地:埼玉県岩槻市(現:さいたま市岩槻区)
所属事務所:アミューズ→Co-LaVo
特技:ブレイクダンス
趣味:オセロ、謎解きゲーム


経歴

2005年に原宿でスカウトされ、アミューズに入社。
2006年にデビューし、以降も様々なドラマや舞台に出演する中、2007年に放送された仮面ライダーシリーズ『仮面ライダー電王』で主役の野上良太郎仮面ライダー電王に抜擢され、更に同作の劇場版である『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』にて映画初主演にして初出演も務め、知名度を大きく上げる(電王でのエピソードは後述)。

以降も様々なドラマや映画において活躍しており、ドラマでは『ROOKIES』・『メイちゃんの執事』・『Q10』・『龍馬伝』・『とんび』、映画では『るろうに剣心』・『バクマン。』・『亜人』・『はたらく細胞』等が有名だろう。
また、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の実写映画版では主役の緋村剣心に抜擢され、5度に渡り剣心を演じられたが、佐藤演じる剣心の殺陣のスピーディーさを高く評価され、ハマり役だと絶賛されている。

受賞歴に関しても2009年の『メイちゃんの執事』において第60回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞したのを皮切りに多数受賞されており、今後も日本を代表する俳優の最前線として活躍されるのは間違いないだろう。

2021年4月にデビューから所属していたアミューズを退社。神木隆之介とともに個人事務所であるCo-LaVoを設立し、同社の俳優として活動している。


趣味

多彩な趣味を持っているが、その中でも謎解き(脱出)ゲームとオセロに対する熱量が高い。
謎解きゲームの為に海外にいく、オセロは本人は「芸能界で一番強いかもしれない」と豪語し、テレビの企画でオセロのチャンピオンと対戦する企画が行われた。
残念ながらチャンピオンの実力に負けてしまったが、彼から「かなりの筋がありますよ」と言葉だけではなかった。


『仮面ライダー電王』でのエピソード

キャラが濃いイマジン小林靖子が手がけ笑って泣けるストーリーを評価され、NHKにて放送された『発表!全仮面ライダー大投票』では、作品部門・仮面ライダー(キャラクター)部門の両方で1位を獲得する程の人気を持つ電王だが、その人気は初主演ながらも様々なイマジンに憑依された良太郎を演じ切った佐藤の演技力の高さも大いに関係しているだろう。
単純な多重人格ならまだしも「別の人物に憑依されているという体で演じる(そのキャラクターに寄せなければならない)」というひときわ難しいものであり、
連続ドラマ出演から1年足らずで5ものイマジンに憑依された演技をやり切った様は脱帽ものである(ちなみに「素に1番近いのはウラタロスで、大変だったのはキンタロスだった」とインタビューで語っている)。
ちなみにリュウタロスの初登場回でリュウタロスに憑依された際にはブレイクダンスを行なっていたが、これは佐藤が高校時代の授業中に居眠りしてしまうほどブレイクダンスに熱中し、特技としていたことに起因している。

仮面ライダーシリーズの主役俳優としては初の平成生まれであり、単独で演じた平成ライダーの主役*1では『仮面ライダーゴースト』で天空寺タケルを演じた西銘駿と並び最年少となる。

こうした演技力の高さは『電王』の製作陣であるプロデューサーの白倉伸一郎、監督の田﨑竜太、アクション監督の宮崎剛、脚本の小林靖子、スーツアクターの高岩成二に限らず、各種イマジンを演じた関俊彦遊佐浩二・てらそままさき・鈴村健一三木眞一郎も各種インタビューや書籍で絶賛している他、佐藤自身も『電王』を思い入れのある作品と語っていてかつ、インタビュー等に応じられることは多い。

『電王』関連作品において大いにブレイクしたことで多忙となり、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では桜井侑斗役の中村優一共々特別出演という扱いで出番も少なめだったが、このため『仮面ライダーディケイド』関連作品では(リ・イマジネーションという枠組みとはいえ) 時空の歪みによって少年の姿になったという設定が設けられるも、『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』において(ウラタロスに憑依された状態で)サプライズ出演し、ファンを大いに驚かせた。


出演作品(多いので抜粋)

ドラマ

  • プリンセス・プリンセスD(河野亨)
  • 仮面ライダー電王(野上良太郎仮面ライダー電王)
  • ROOKIES(岡田優也)
  • メイちゃんの執事(柴田剣人)
  • 龍馬伝(岡田以蔵)
  • Q10 (深井平太)
  • とんび(市川旭)
  • ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜(佐原夏輝)
  • 天皇の料理番(秋山篤蔵)
  • 半分、青い。(萩尾律)
  • 恋は続くよどこまでも(天堂浬)
  • 100万回 言えばよかった(鳥野直木)


映画

  • 劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(中森翔平)
  • るろうに剣心(緋村剣心)
  • リアル〜完全なる首長竜の日〜(藤田浩市)
  • カノジョは嘘を愛しすぎてる(小笠原秋)
  • バクマン。(真城最高)
  • 世界から猫が消えたなら(僕/悪魔)
  • 亜人(永井圭)
  • 8年越しの花嫁 奇跡の実話(中原尚志)
  • いぬやしき(獅子神皓)
  • サムライマラソン(唐沢甚内)
  • 護られなかった者たちへ(利根泰久)
  • はたらく細胞白血球)


劇場アニメ


その他、舞台やCMにも多数出演している。


余談

  • お笑い芸人の千鳥・ノブとプライベートで交流があることで知られ、千鳥の冠番組にゲスト出演する機会が多い。これは佐藤が千鳥のファンで、ある番組のロケ後に「仲良くしてください」と電話番号を渡されたのがきっかけだったとノブが明かしている。

  • 上述のように高校時代は授業中に居眠りするほどブレイクダンスに熱中していたが、これには後悔の念があることを『バクマン。』の高校生対象試写会で語っている。



追記・修正は様々な怪人に憑依された演技をやり切ってからお願いします。


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最終更新:2025年03月10日 18:23

*1 単独以外では2009年の『仮面ライダーW』でフィリップを演じた菅田将暉が最年少となる。