緋村剣心

登録日:2011/07/04 Mon 04:52:12
更新日:2021/05/01 Sat 20:55:01
所要時間:約 18 分で読めます








剣と心を賭して
この戦いの人生を完遂する!
それが拙者が見い出した答えでござる!!






るろうに剣心』の登場人物。
CV:涼風真世
(余談だが、涼風さんは剣心役で声優デビュー)
心太時代・鈴木真仁
ドラマCD版・緒方恵美
実写版:佐藤健
宝塚版:早霧せいな
1849年6月20日生まれ。双子座。AB型。出身は不明(関西?)。
身長158cm/体重48Kg
特技:口八丁
苦手なもの:薫の料理

赤髪と左頬の十字傷が特徴的な、単身痩躯の優男。「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする流浪人。
腰に差している刀は「逆刃刀」という、刃と峰が逆になっている刀。

今でこそニコニコした温和な人物だが、かつては人斬り抜刀斎の名前で恐れられた最強の維新志士だった。
作者並に字が下手。作中で何度かネタにされている。

ちなみに作者の弟子は『赤髪で顔に傷があり子供に優しく明るいが仲間の事だと鬼になる』キャラクターを描いている。…偶然か?


■幼少期~流浪人になるまで
幼い頃に親をころり(コレラ)で亡くし、天涯孤独となったところを人買いに囚われる。
その最中山賊に襲われるが、一人生き残ったところを比古清十郎に救われる。
その際、その素質を見込んだ比古に引き取られ、彼の取っておき(飛天御剣流)を伝授されることに。
その後比古のもとで、地獄のような修行の日々を過ごす。
幼名は「心太(しんた)」。それでは優し過ぎると比古に「剣心(けんしん)」と名付けられてからはそう名乗るように。
(決して心太(ところてん)ではあんまりだからという訳ではない。多分)

ただし「緋村」という姓はいつから、どのような経緯で名乗るようになったのかは不明。
また比古に引き取られた当時、死んだ仲間や人買い、山賊たちに十字型の墓標を作っていたがその背景も不明。

14歳になった頃に「飛天御剣流で動乱を終わらせる」と考えるが、比古とは意見が食い違ったため、そのまま奥義の伝授を残して喧嘩別れをする。
比古と別れた後は長州藩の奇兵隊の試験場へと向かい、そこで桂小五郎に剣の腕を買われる。
以後、彼の命で幕府の要人暗殺を請け持つ人斬りとなる。この頃左頬に一本目の傷をつけられた。

(この辺の詳細は抜刀斎の項目参照)

その後、暗殺の仕事を志々雄真実に任せ、自らは維新志士を新選組などの佐幕派から護衛する「遊撃剣士」の任務に就く。
本来、影働きに徹するはずの彼が表社会に知られているのは、この時期の任務のため。
裏を返せば、仮に「遊撃剣士」になる事なく暗殺を続けていた場合は志々雄と同様に遅かれ早かれ明治政府から「不都合な秘密を知る存在」として切り捨てられたと言える。*1

鳥羽・伏見の戦いでの薩長の勝利を見届け、維新の成立を確信した後は、政治から身を引き、
一介の剣客として全国を旅しながら、人助けを行うようになる。



■本編での活躍
明治に入ってから十年後の明治11年(1878年)、神谷薫と出会う。

「人斬り抜刀斎」を騙った偽者が神谷活心流の評判を落としていたため、これを撃退。
その際薫に「人斬りのあなたじゃなくて流浪人のあなたにいてほしい」と、以後神谷道場に居候する。

その後明神弥彦相楽左之助と出会い、神谷道場で暮らす傍らで人々を守り、街中で滅法強いと評判の剣客となる。
しかし左之助、鵜堂刃衛四乃森蒼紫斎藤一との戦いの中で、封じていた人斬りとしての本能を徐々に目覚めさせてしまう。
(刃衛、斎藤との戦いでは完全に抜刀斎の頃の人格になっていた)
また、大久保利通に志々雄真実の暗殺を依頼され、最初は断っていたが大久保が志々雄の部下・瀬田宗次郎に殺されたことを受け、
志々雄を止めるため、薫にのみ別れを告げて京都へ去る。
(アニメ版は原作者も認める名シーンである)

その道中で愛刀の逆刃刀を折られたり、飛天御剣流奥義の伝授で比古を殺しかけたりした。
志々雄との闘いでは本当の死を覚悟する。死を覚悟した剣心の脳裏によぎったのは日本の為でもなく、自分を待ってくれる薫の姿と「一緒にみんなで東京に帰ろうね」という薫との約束を思い出し、立ち上がる。

志々雄との闘いを通じて薫への気持ちに気づき、帰る場所を得た剣心は、とある墓に初めて花を添える事ができた。
そして仲間とともに東京へ帰った。この時、流浪人になってから初めて(東京編でも言ってたが)「ただいま」という言葉を口にする。
なお、京都編の最中で誕生日を迎えたため満年齢で29歳になっている。

その後はしばらく平和な日々を過ごしていたが、かつて斬殺した妻・の弟である雪代縁が15年の時を経て、剣心への復讐「人誅」のため、
同じく剣心に怨みを抱えている者たちで「六人の同志」を結集して現れる。その中には、剣心がかつて左腕を奪った鯨波という男もいた。
縁との1回目の戦いでは人斬りの罪を償う答えが得られないまま闘うこととなる。
人誅真意ー。それは剣心の死ではなく、剣心の最も大切な存在(ヒト)である薫を奪い、生き地獄に突き落とす事だった。
薫を守るため剣心は猛攻するが…。

「薫」


またも愛する者を守れなかった事に絶望、廃人同然の状態となり、逆刃刀を鎖で封印して落人群に身を落とす。
仲間達の声にも応えず、左之助には愛想を尽かされてしまった。


しかし数日後、燕に「暴れる鯨波を一人で食い止めている弥彦を助けてほしい」と頼まれ、また落人群の住人オイボレに背中を押されたことで復活。
鎖を砕き、弥彦を助けるために駆け付ける。
その後、夢の中にふと現れた巴の影が笑いかける。「あなたの笑顔を一番望んでいる女性が今もあなたを待っています。早く起きて迎えに行ってあげてください。」それが巴の最後の笑顔だった。

そして薫を助けるために縁の隠れ家へ仲間と共に向かう。
そこで最後の私闘に臨む。剣心を本気で殺しにくる縁に苦戦する。
だがー。

「今生きている一人でも多くの人たちの笑顔を灯すために、剣が振るえなくなるその日まで、剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する」

縁の作った生き地獄の中で『答え』を得られていたため、結果として勝利を収める。

剣心は黒星が打った弾に右腕を撃たれ、更に剣心に銃口を向けた時、剣心を庇おうとする薫を助ける形となった縁。
「薫殿を守ってくれて、ありがとうでござる」
それが剣心が縁にかけた最後の言葉であった。
そして薫を無事救出し、縁は警察へ連行された。

縁との戦いの後、これまでの戦いの負傷で蓄積していた身体の不調が顕在化しはじめ、恵からは「5年以内に飛天御剣流が撃てなくなる」と通告されてしまう。
その事を知った剣心は「飛天御剣流が撃てなくなる前に、斎藤との決着だけはつけなくてはならない」と斎藤に決闘状を送り付けた(作中唯一、剣心が自分のためだけに起こした戦いである)が、
人斬りでなくなった剣心と決着を付ける気が失くしてしまった斎藤からは決闘をすっぽかされてしまい、以後斎藤と二度と再会することはなかったはずだった

後に薫と再婚し、息子の剣路をもうける。そして逆刃刀を弥彦に預け、それと同時に自らの思いも託した。



■星霜編(OVA)
本編最終回から十年以上後。
本編以後も、家族を想いながらも罪の意識から逃れられない彼は、「本当の意味で自分の身命を賭して人生を完遂する」ために、
既に飛天御剣流の反動や数々の戦いによる負荷でボロボロの身体で、
各地を流浪しながら献身的な奉仕活動のようなことをひたすら続ける彼なりの贖罪の生活を送っていた。
家族の下に帰れば笑顔でいるように努めていたようだが、薫はその笑顔の下にある、不毛と言える活動への疲弊や葛藤を見抜いて心を痛めていた。

息子に対しても深い愛情は持っているものの、
息子から見れば「碌に家にも帰らず、幼少期には理解しづらい理由で自分達を蔑ろにし、剣ももうまともに振るえない情けない男」と軽蔑されて家出される。

更に劇中以前の時点で、弱り切った身体で不衛生な当時の環境に長く身を置いただろうその奉仕活動が原因で、
身体が徐々に壊死するような不治の病(梅毒に似た症状)に侵されている。*2

そうした中で陸軍卿から日清戦争が起こることを知らされる。
陸軍卿の依頼通りに軍師として赴くのではなく、戦地で困窮した人の助けとなるようにと病の身体を圧しての出立を決意。
戦地へ赴く、そして病の身で航海に出る以上は今生の別れになる可能性も高かったので、こんな生き方しか出来ないことを薫に詫び、
「生きて必ず帰る。その時には、自分の本当の名前、心太と呼んで欲しい。」
と約束を交わし、また海へ出た。

しかし、その航海の途中で海難事故に遭い、大陸には何とか漂着するも、疲弊しきった剣心は記憶も殆ど失ってしまった。
自分が何者かすらあいまいな状態で海岸に茫然と座り込んでいたところを、噂を聞きつけたらしい、馬賊として身を立てた左之助の手で救出。
左之助のことは辛うじて覚えているものの、頻繁に咳き込み自ら物を食べることすらままならない程に衰弱し、薫の名を朧気に呟く剣心に左之助は涙する。
その後、彼の献身で少し体力が戻った剣心は彼の協力を得てどうにか東京へ帰還。


歩くのも困難な状態ながら、出会った頃の薫の姿を想い出しながら、彼女の待つ家へひたすら歩き続け桜の咲き誇る道でようやく彼女に抱きとめられ、
「ただいま」と一言告げて穏やかな顔で息絶えた。

この時、恨みが消えない限り、償いが終わらなければ決して消えないと言われた十字傷は、剣心の頬から消えていた。

その後逆刃刀は、弥彦と決闘して、剣心の決意の重さを理解した剣路に受け継がれている。
父親が息絶えた桜道を歩きながら、剣路が生来を誓った恋人千鶴との人生に対して改めて決意を固めていた。

なお、原作終了後の時代設定等から、『るろうに剣心』の公式最終エピソードと誤解される事もあるが、あくまで漫画とはパラレルである。
(作者がキネマ版の扱いを語る際に「アニメ化もゲーム化も小説化も実写映画化も含めてパラレル」と表明しており、星想編もパラレルと事実上表明している。
 また近年のインタビューによれば、原作連載当時は「原作最終回後の剣心はあれだけ人を殺してきた以上は死ぬしかない、死なないとしても少なくとも幸せにはなれないだろう」
 と考えていたらしく、その当時の構想を映像化したと考えるのがわかりやすいかもしれない。)


■キネマ版
マフラーをしている。
性格に変更点があり、原作に比べ若干ふさぎ勝ちで昂ぶりやすく、逆刃刀の鍔を持ったり抜くだけで往年の抜刀斎の人格が若干だが表に出る。
トレードマークの十字傷は通常時は色が付いていないが、刀を握り昂ぶると薄紅色に、そして抜刀斎の状態では深紅色になる変更点もなされている。
本人曰く戦闘になれば手加減も出来なくなるらしいが、不殺の誓いはしっかり守っている。


■北海道編
原作最終幕から半年後。
逆刃刀を弥彦に譲ってからも倭杖片手に困窮している人々のために飛天御剣流を振るっていた。
読者も含めて死んだと思われていた薫の父・越路郎の消息が判明した事が切欠で、妻子や途中で合流した帰国直後の左之助、新たに道場の居候になった明日郎らと共に北海道へ向かうことに。
それに先立ち、東京に残る事を決めた弥彦から逆刃刀を返却されているが体調については九頭龍閃を撃った反動で苦しむなどかなり悪化してきている模様。*3
なお、原作最終幕ではバッサリ切り落としていた後ろ髪が半年で5年前と同じくらいの長さに戻っている。
あと、二度と会わないと言ってた斎藤とはあっさり再会した


■実写版
ほぼ原作通りだが、最初はトレードマークである赤い着物を着ておらず、浪人らしい風貌だった。
のちに薫からその着物を渡される。(なおそれは薫の父の形見であるという設定がついている)
演じた佐藤健は当初「どうして俺には涼風真世の声が出せないんだ!」と本気で悩んでいたらしい。


飛天御剣流
戦国時代に発祥した古流剣術。
「剣の速さ」「身のこなしの速さ」「相手の動きの先を読む速さ」という3つの速さを最大限に生かし、最小の動きで複数の相手を一瞬で仕留めることを極意とし、
一対多数の戦いを得意とする実戦本位の殺人剣。身体にかかる負担が大きいため、剣心の様に小柄な肉体だと20代後半で身体にガタがくる。
ただ比古が20代後半の時に剣心が奥義手前まで習得していること、奥義伝授で師が死ぬことから、それが前提の可能性もある。
原作の使い手は剣心と比古だけだが、アニメでは他にも何人かいる。みんな外見と歳が一致しない

小柄な優男にしか見えないが、一応飛天御剣流を振るうだけあって、跳躍力は無論のこと、
人並みの体格の荒くれくらいなら刀の柄でアッパーをかまして木製の天井に打ち上げてめりこませる。などというかなりの膂力の持ち主でもある。
ただ、キネマ版においては左之助を拳で攻撃した際に「剣客の拳が俺に効くと思ってるのか」と突っ込まれ、
本編においても観柳を叩き伏せるまでに一度手放した逆刃刀を回収しに行っている事や、斎藤戦で斎藤は最終的に素手での戦闘を選んだのに対し、
剣心は鞘を刀替わりにして戦っている(左之助からも「刀がないと剣心は素手の斎藤に勝てない」と言われている)事から本格的な素手での戦闘は苦手の模様。

また師匠の比古曰く「読みの速さに頼り過ぎ」との事で、そのためかフェイント技にはよく引っかかる。
比古との修行の際は上記の指摘を受けて蹴り飛ばされた後に「そんな事より奥義を伝授してくれ」と訴えたら、
さらに双龍閃・雷でフェイントに引っかかると言う醜態を晒している。

  • 龍槌閃
空高く飛び上がり、振り下ろしで一気に斬り裂く。剣心の十八番。
派生技で、切っ先を突き下ろす「龍槌閃・惨」がある。こちらは完全な殺人術であるため抜刀斎時代にしか使っていない。

  • 龍翔閃
峰を片手で支え、下から飛び上がりつつ斬り上げる。
逆刃刀でやる時に手を斬らないのは、刀の腹で打ち上げているから。刀が曲がらないのが不思議である。

  • 龍槌翔閃
虎牙破斬

  • 龍巣閃
全身の急所を攻撃する高速乱撃術。打たれ強い斬左に対して使ったのが初出。
派生技で「龍巣閃・咬」がある。

  • 双龍閃
二段抜刀術。刀で斬り、その勢いを利用し鞘で追撃する。剣心が一番得意とする技らしい。
派生技で、先に鞘を当てる「双龍閃・雷」がある。

  • 龍巻閃
回転による遠心力を利用した技。
いわゆるカウンター技で、相手の攻撃に対して返し技として使うことで最も威力を発揮する。
凩、旋、嵐という派生技がある。

  • 土龍閃
刀で地面を叩きつけ土砂をぶつける。
比留間兄弟程度ならこれだけでKOすることも、制裁のために敢えて気絶させず苦悶させることもできる。

  • 飛龍閃
大きく身体をひねりながら、鞘に納めた刀の鍔を親指で弾いて刀を相手に飛ばす。
剣心はこれを抜刀術と言い張る。
ちなみに、比古いわく「飛天御剣流の抜刀術は全て隙を生じぬ二段構え」らしい。二段目は鞘でも投げ飛ばすのだろうか?
派生作品では、辻褄合わせのためか飛刀術という分類にしているものもある。
もっとも本編でも蒼紫の陰陽撥止を目の当たりにした際に「飛龍閃と同質の飛刀術!」と独白してたりするが。

  • 龍鳴閃
神速の納刀術。納刀した際に発生する超高周波の鍔鳴りで聴覚を狂わせる。

  • 九頭龍閃
剣術の基本である9つの斬撃を同時に繰り出す技。師匠が最も得意とする。
基本的には天翔龍閃でしか破ることはできず、弟子が師匠のこの技を破ることによって天翔龍閃の伝授が完成する。

  • 天翔龍閃
“あまかけるりゅうのひらめき”と読む。
奥義。超神速の抜刀術で、一撃目で倒せずとも刀が空を切り弾かれた空気が敵を打ち据え行動を阻害し、
更に空気が弾かれてできた真空空間が元に戻ろうとする作用が相手を引き寄せ、回転の遠心力を加えたより強力な二撃目で斬る。
通常の抜刀術は右足を踏み込むが、この技はそこからさらに左足で踏み込む。これが超神速の鍵であるが、同時に自分の足を斬ってしまう危険性も孕む。
師匠に向かってこの技を放たねば伝授が終わらないため、飛天御剣流の伝承者は必ず師匠殺しをしなければならない。南斗鳳凰拳かなにか?
キネマ版では"飛天御剣流最速抜刀術:天翔龍閃(てんしょうりゅうせん)"であるため奥義ではない。

  • 九頭龍閃(ここのつがしらのりゅうのひらめき)
キネマ版における飛天御剣流奥義。
元々原作でも九頭龍閃が奥義になる予定だったので、キネマ版ではその没設定をサルベージし、天翔龍閃と入れ替わる形で奥義となる。 
原作と違い人斬り抜刀斎でも使用可能


■年齢ネタ
少年漫画の主人公でありながら、諸々の事情があるため歳は満年齢で28歳(作者と同い年)である。おまけに結婚歴もあるっていう。
普通の来歴であれば30代以上は確実であり、実際に初期プロットでは30歳という設定だったが、編集者から「少年誌で30代の主人公はマズい」と物言いが入り、ぎりぎり20代に収めたという。このため、わずか14歳で暗殺者になるという凄まじくハードな経歴を背負うことになった。
比古も言っているが、そんな多感な時期に殺人を繰り返せば精神的に不安定になるのも当然であり、このため人斬りと流浪人の間で揺れ動くという設定が説得力を持つようになったが。

また、当時の年齢は数え年(生まれた時点で1歳、以後は正月ごとに加齢)であったが、これに従うとやっぱり30歳になってしまうため、時代考証を無視して剣心だけ満年齢表記にするという苦しい方法で20代にしている。

二度の読み切り版、そして本編第一話では、どちらも彼の年齢ネタでオチがつく。

■モデル
モデルとなった人物は、肥後藩の維新志士、河上彦斎(かわかみげんさい)。
小柄で中性的な容貌という特徴は剣心と共通するが、大変な危険人物であり、新しい刀を買えば「切れ味を試させろ」と友人に切りかかろうとしたり
集会である人物の批判を聞いていたら、フラッと出て行ってその人物を殺してきたりというキレッキレな行動で知られていた。
吉田松陰や勝海舟の師匠である思想家佐久間象山を暗殺したことで有名だが、それ以外にどんな事件に関与していたのかは明らかになっておらず、謎多き人物である。
なお、るろ剣世界にも存在はしているようで、剣心皆伝における再筆において登場。
抜刀斎とは容姿と戦闘スタイルが似ているため、混同されてお互いにいい迷惑だと考えていて、いつか直接会って話を付ける気でいるという凄まじく物騒な設定になっている。

デザイン上のモデルは、作者のデビュー作『戦国の三日月』の主人公、比古清十郎…のアンチテーゼ。
  • 黒髪 → 赤毛
  • 長身 → 小柄
  • 俺様 → 温厚
…というように、あらゆる面で対照になるようにデザインしていった結果、女のようになってしまったため、
苦肉の策で頬に十字傷をつけたのだという。
その比古も作中で女に間違えられているのは密に、密に。



一度や二度の追記・修正で真実の良項目が出るくらいなら、誰も立て方を間違ったりせん

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最終更新:2021年05月01日 20:55

*1 実際、本編で明神弥彦が「まかり間違えれば剣心も志々雄と同じように抹殺されていたかもしれない」と言及していた。

*2 「似た症状」というだけで梅毒と明言されているわけではない。また梅毒は傷口から感染することもあり得る

*3 直接手合わせした弥彦によれば、持久力が急激に下がってはいるが能力のMAXそのものは下がっていないとのこと