ディスレース(爆上戦隊ブンブンジャー)

登録日:2025/01/26 Sun 00:01:00
更新日:2025/04/02 Wed 23:36:36
所要時間約 6 分で読めるって、ワ・ケ!


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3rd Lap アジテーター エゴイスト オカルトマニア コブラ コンサルタント タイパ ダウジング テコ入れ テコ入れ隊長 ディスマスク2000 ディスレース ディスレース2000 デス・レース デス・レース2000年 ナンバーディスプレート ハシリヤン ハシリヤン通販 フェイクニュース フランク ブラック上司 ヘイトスピーチ モヒカン 仇敵 他人のハンドルを握ろうとした者 再建隊長 効率厨 因果応報 外道 多様性 大宇宙侵略大走力団ハシリヤン 宇宙人 宇宙多様性 島本和彦 幹部 幹部怪人 意識高い系 戦隊悪役 村岡弘之 森久保祥太郎 死者への冒涜 死者蘇生 爆上戦隊ブンブンジャー 玄蕃の不幸の元凶 純粋悪 自業自得 超能力 隊長


※推奨BGM:「爆上戦隊ブンブンジャー(インストゥルメンタル)」



次回!

爆上戦隊ブンブンジャー!


常槍本部長に確認したいことが…

あの熱い暴走魂をもう一度!

まさか復活するとは!

お前は…!

はーい、お疲れでーす!


バクアゲ26 宇宙の神秘

次回もバクアゲるぜ!










ハシリヤン最高のイノベーションマネジメントで、地球をプロデュース!!

って、ワ・ケ・よ!


ディスレースは『爆上戦隊ブンブンジャー』の登場人物。
3rd Lapのボスキャラであり、ブンブンジャーの妨害とサンシーターのダラけ癖によって一向に進展しない地球ナワバリ計画の立て直しのため、バクアゲ26より本家から派遣されて来た。


データ

全高/194cm(ギャーソリン大強化体/46.0m)
重量/233kg (ギャーソリン大強化体/552.6t)
エンジン/プロデュースコブラ
スピード/ダウジング最速
カスタム/フランク、ウィジャボード、サイキックガード
ファーストラウンド(コース/ミーティングルーム)
セカンドラウンド(コース/倉庫)
ファイナルラウンド(コース/宇宙)
CV:森久保祥太郎
SA:村岡弘之


概要

「侵略テコ入れ成功率100%」を謳い文句として掲げる、宇宙から襲来したハシリヤン再建隊長
灰色の鱗で覆われたガタイの良い体格で、胴体にコブラ型のアーマーを纏っており、頭蓋骨のような頭からはマフラーを模した金色のモヒカンを生やしている。

かつて振騎玄蕃──ゲンバード・デ・リバリー二世の母星・惑星ブレキを侵略。彼の父を冤罪で宇宙刑務所送りにした挙句、ブレキの宇宙通販事業を乗っ取ってハシリヤン通販に作り替えた張本人でもある。
当然玄蕃からは仇敵として憎悪されているのだが、当人は全く意に介していなかった。恐らくあちこちの星で同じ事を繰り返してきたのだろう。
また始末屋時代の先斗とビュンディーとも面識があり、始末を依頼した事もあるようだが、「何度も代金ケチられた」と二人からも快く思われていない様子。


作戦方針としては自身の仕事をビジネスと捉えて「侵略ってのは効率的なマーケティングとターゲティングが無きゃあ、刺さる所にも刺さらねェ」と語り、再建パワー苦魔獣を用いたタイパ*1を何より重視。
「侵略作戦のテコ入れ(=ギャーソリンの大量納品)」という大局を優先しているためか、ブンブンジャーを直接打倒するよりもあの手この手でギャーソリンの大量回収に注力。その間のブンブンジャーの相手はマッドレックス・フューリーに一任させる作戦を多く取っていた。
本人もキャノンボーグほどではないが前線に出て戦うことは基本なく、ブンブンジャーとの戦闘になっても目的を達成できると踏めばさっさと引き上げてしまう点など戦闘へのスタンスもかなりビジネスライク。
ギャーソリンの納品で本家からお叱りの電話も無かったため、ギャーソリンの納品という一点では非常に優秀な隊長であった。

なおやたら再建に拘る言動からヤルカーには「テコ入れ隊長」と揶揄されたが、そのあだ名は好意的に受け取っている。


人物

一人称は「俺」
凶悪でいかにも脳筋そうな風貌に反して意外にチャラい言動が特徴で、会話の中でも意識高い系の業界人みたいな横文字やズージャ語を頻繁に用いるが、その本性は冷酷非道でエゴイスティックな効率至上主義者。
また弱者や格下と見下した相手は徹底的にディスり倒すため、本性を露わにすると兎に角口が悪く、人の記憶や仲間の情すらゴミ扱いして死者の尊厳は一切考慮しない。
それどころかマッドレックスを憐れむサンシーターからの陳情も内心心底面倒くさがって蔑んでいた酷薄な冷血漢である。
表面上の軽く明るいノリの言動・態度に惑わされずに観察すると、赴任早々言動の節々から他人を低能と見下している傲慢さが滲み出ており、軽い言動に反して冷酷な本性という点ではサタラクラバスコ等の系譜。
自分の主義主張を理解されずともそもそも説明自体面倒臭がって「どうせ言っても分かんねェだろう?」と割り切り(開き直り?)、噛み砕いて要約するなど分かってもらおうする配慮は全くしない。


サンシーターやマッドレックスも含めて他人を使い捨ての道具や自分を楽しませる玩具としか思っておらず、効率のためなら洗脳などの非道な仕打ちも嬉々として行い、いざとなれば平気で味方を特攻兵器として使い捨てるこれまでの隊長達の中でも頭一つ抜けたブラック上司。
サンシーターに対しての基本対応としてはノリのいい態度や耳障りのいい言葉で煽ててやる気を出させながらギャーソリン回収任務に当たらせる方針。
当初は「地球に一番乗りしたのはリスペクトしてる」と嘯いていたがやはり失敗続きの3人への心象は悪く、陰で「足りない頭で~」とこぼした辺りバカ扱い。無理もないけど。
本編では描写されていないが失敗続きのサンシーターに対しては「サンシーターちゃんさ~、やる気ある訳~?」などとネチネチお叱りの小言を言ってもいたらしく、ヤルカーがモノマネでネタにしていた。
おまけにマッドレックスへの忠義を重んじる彼等を内心めんどくさい奴らとして露骨に煙たがって軽んじており、いざとなればナンバーディスプレートで洗脳して自我のない操り人形にする気満々だった*2
高い戦闘力だけを活かす道具として扱ったことに関してはサンシーターから内心猛烈な反発を得たが、「きっちり仕事をこなせばマッドレックスの記憶を元に戻す」という建前の甘言を用いてヘイト管理を徹底することでやる気や忠誠心をある程度保っており、キャノンボーグほどの露骨な叛意を買ってはいなかった。

後にワルイド・スピンドーの手で復活させられた際は、スピンドーに対し揉み手をしながら平身低頭の態度を取っており、舎弟或いはサラリーマンの如く目上の上司には諂うタイプだった様子。
スピンドーと同じく他人を支配して操ることに固執し愉悦を見出していた一方で、支配欲と自惚れの強さ、調子に乗り出すと露見する口の軽さ、何より目先の効率とタイパに拘り過ぎて人の気持ちが汲み取れない上結構短気という短所があり、
  • サンシーターやマッドレックスの叛意
  • ブンドリオとブンブンジャーの絆の強さ
  • スピンドーの裏の思惑、そして彼自身が同族嫌悪に近い、悲鳴にまつわるコンプレックスを根底に抱いていること
を悉く見抜けないことから示されるように見通しと詰めの甘さが多々あり、全体的にスピンドーのデッドコピーのような人物でもあった。
なおスピンドー本人からは死後に「ディス如き」と逆に自分がディスられており、実績は高く評価されていたものの性格は好まれていなかった模様。


能力

肩書こそデスクワーク寄りっぽいが、本家から直々に命令を受けるだけあって戦闘面でもスキのない実力者。
ジークンドーに似た体術に加え、必要とあらば右肩に乗せたツチノコ「フランク」を武器として操り、アーマーから白い煙幕を撒き散らして目くらましにしたり、下半身を蛇の尻尾状に変形させ地面や壁を高速で滑る事も可能。これがなかなか気持ち悪い。

妖術・呪術にも通じ、サイコキネシスないしは引力を操る能力を駆使して敵を翻弄し叩きのめす超能力者で、超能力を利用した防御バリア「サイキックガード」による防御も熟すトリッキーな芸達者である。


フランク

右肩に乗せたツチノコ型オカルトツール。
身体の横にある巨大な目玉の模様が特徴で、呪術の触媒やダウジングマシン、携帯電話みたいな通信装置としても使える多機能アイテム。
戦闘時にはモーニングスターのように振り回すが鎖は伸縮自在で、攻撃だけでなくネビュラチェーン宜しく防御にも用いれる。


装備

  • ウィジャボード
カーペットグルマーが遺したカーペットのようなアイテム。
コレとフランクを媒介にダウジングや死者の蘇生、ギャーソリンを集める場所の選定すら行う。

  • ナンバーディスプレート
勝手はさせねェよ?お前、俺のオモチャだろうが……

自我を取り戻したマッドレックス・フューリーを操るためのディスレース謹製の違法改造パーツ。
見た目は目玉の模様が刻まれた名刺サイズのどす黒い赤色のカード。
貼り付けることで対象のリミッターを破壊して限界以上の力を引き出させ、ついでに自我を奪って取り付けた対象を戦闘マシンに変えてしまう。
バクアゲ45では手裏剣のように飛ばしており、貼り付け方は問わない様子。


活躍

ブンドリオが元ハシリヤンだった事実をつきとめると、バクアゲ34にてその事実をブンブンジャーの前で暴露。
バクアゲ35でブンブンジャーの関係性が崩壊したと読んでビュンディーを人質に取ってブンドリオ1人をおびき出そうとする……が、そもそもブンブンジャーがその程度の事実で仲間割れするような関係じゃなかったため作戦の前提を完璧に見誤ってしまい速攻で計画は破綻。*3
おまけに犯行声明を配信している途中でブンブンジャーが全員アジトに突入してくるという憂き目に遭う。



裏切り者の発覚は、必ずや分裂を招く物!
なのに何故お前達は、バラバラにならない!?

アンタの世界でならそうだろうな

だがブンブンジャーは違う

握ると決めたハンドルからは、手を離さないもんね!

ブンさんを、信じるというハンドルです!

仲間の危機には、全力で応えてあげたくてねぇ…

どうだい!これがブンブンジャーだ!!
俺の最高の仲間を見たか!!


人質を抑える役目だったサンシーターが瞬殺され役に立たず、ディスレースのクビ宣告を受けてそそくさと撤退してしまい、大量のネジレッタを従えて猛攻を仕掛けるもチャンピオンブンブンジャーに一掃されネジレッタも全滅。
そのままフランクを使ったサイキックガードで身を守るが、チャンピオンブンオレンジのバクアゲチャンピオンドライブに敗れた。

おい!最後にこれだけは言っとくぜ!
俺はもう… 逃げない!!

裏切り者が…!何処までもその烙印は消えんぞ!
セカンドプラン、発動!!

最後の足掻きでセカンドプランで自らを巨大にパワーアップし宇宙へと逃亡。
しかしブンブンジャーロボチャンピオンに月で追いつかれ、大量の巨大ネジレッタ軍団を召喚してブンブンジャーロボチャンピオンの動きを封じようとする。
だが、ブンブンカーの換装による連続攻撃で悉く退けられ、出世の道がまだあると信じて己も戦うも歯が立たず、最後はバクアゲチャンピオン・ブンブンゴールインで出世の道を閉ざされてフィニッシュした。


ブンドリオ…!スピンドー様は…お前を許さない…!
必ず地球に来るぞォォォッ!!


なおキャノンボーグほどではないが人望はそこまでなかったようで、サンシーターからの最終的な評価は「大口叩いてた割にダメダメ」と結構辛辣であり、スピンドーにも「ディス如き」と罵られた。

このまま退場と思われたが…


ディスレース2000(にせん)


ブンブンジャーは地球の発展を邪魔する敵だ!そんな奴らを許していい訳、無いよなぁ?

世界よ!我等の敵、ブンブンジャーを探し出せ!!

全高/194cm
重量/234kg
エンジン/プロデュースコブラ
スピード/洗脳最速
カスタム/フランク、ディスマスク2000
ファーストラウンド(コース/プレゼン会場)
CV:森久保祥太郎

バクアゲ45で登場。
遺品であったフランクを基に、ワルイド・スピンドーの走大将パワーによって復活した姿。

フランクを駆使したトリッキーな攻撃や超能力も健在だが、新たにフランクの目から放つ怪光で特定の人間をピンポイントで操る洗脳能力を披露。
事前にスピンドーらの手回しでニュースで「ブンブンジャーが地球を支配しようとする悪の組織疑惑」という報道がなされていたとはいえ、洗脳で数人のサクラを仕立てただけで瞬く間に世論を思い通りに弄ぶなど、アジテーターとしての能力は一級品だったことが伺える。

更にスピンドーに与えられた青いドミノマスクのような鉄仮面「ディスマスク2000」を装着。2000分の間ハイパフォーマンスなタスクをこなすことが可能である。
だが、このディスマスク2000には隠された秘密があり…

活躍と末路(コース/プレゼン会場)


よう!よう!よう… ボス!?

よう、ディス!
お前のお陰で、あたしゃやーっとブンの字に落とし前付ける事が出来た。
お礼に戻してやったのはよ、仕事を頼みたいからなんだなあ

なんなりと!バキッと2000分で片ァ付けてやりますよ!

言うじゃねえか!『ディスマスク2000(こいつ)』は復活のささやかな贈り物よ

あざっす!

2000分で、お前じゃなきゃ出来ねぇ芸当、やってもらうよ?

ISA及びライトニング・テックと共謀して
  • 「人類に対するハシリヤンの謝罪」での印象アップ
  • 「“ブンブンジャーは悪の組織?”といった疑惑報道を流す」
を行ってハシリヤンの好感度アップとブンブンジャーへの不信感を煽ったスピンドーによって蘇生させられると、ディスマスク2000を与えられて出撃。
「これからの地球は、宇宙多様性の時代!」を謳い文句に街頭ででたらめなプレゼンテーションを行い、洗脳能力で一部の市民を洗脳してサクラに仕立てて市民を扇動。*4
ブンブンジャーに対する敵意と不信感を走らせ、SNSの拡散を悪用したアジテーションで瞬く間に世論をハシリヤン側に引き込むテコ入れ任務を果たした。
この時の真偽を確かめない事も多い、SNSでの拡散性でブンブンジャーへのヘイト・批判へと世論を扇動し、社会的にも孤立させて追い込むやり方は、何気に現代のネット社会の闇を描いており、明るい作風が多い戦隊シリーズの中でもリアル過ぎててエグい
やはり人は皆、悪魔だな!
「そうだ。人類こそがこの星の生物の中で最も滅ぶべき種である

そのまま世論を敵に回すことも厭わない先斗とビュンディーの始末屋コンビと対峙。
先斗がマッドレックスの話題を出した事でそれが気になったサンシーターから問い詰められるも一蹴して先斗諸共始末しようとしたが、彼らを助けたビュンディーはマッドレックスがディスレースの支配から解放されていた事や彼の2度目の死の真相を明かすのだった。サンシーターがその事実に驚愕する中、当の本人は開き直って「コスパ最悪」「復活は無駄だった」などとマッドレックスを散々に愚弄する始末。これにはサンシーターは勿論、先斗までもが激怒した。
そこにかかって来たスピンドーからの電話に応対し、自らの成果とタイパの良さを高らかに報告。
した直後、

じゃあお前は、ブンブンジャーごと、逝ってくれるよなぁ…?

はい!…ん?どゆこと?
むっ、なんだこれ!爆弾!?取れない!取れない!俺も使い捨てかよ!!

スピンドーはディスマスク2000に仕込んでいた時限爆弾を躊躇なく起動。そう、スピンドーが彼を甦らせた理由はただ一つ、ブンブンジャーを更に追い込むためのテコ入れ要員かつ特攻兵器、簡単に言えば捨て駒として利用するためだった。一部視聴者、特にアンチディスレース勢やマッドレックスファンなら「スピンドー様GJ」と思ったこと間違いなし。なんなら上述したように誰かを使い捨てにするスピンドー自身が同族及び自己嫌悪のような感情を抱いているため、「『マッド(レックス)利用したならお前が利用されても文句無いよな』とスピンドーなりのやり方でケジメをつけさせたのでは?」と捉えている人もいる。
爆弾のタイマー音やディスマスク2000が一度取り付けたら最後取り外しが不能な代物であることを通して、どう転んでも死を免れる事は出来ないことが確定。慌ててサンシーターに助太刀を求めるも、敬愛するマッドレックスの生命や尊厳を冒涜された彼らがその元凶からの要請に応じるわけがなく、冷淡に見捨てられて完全に独りに。
仕方なく始末屋コンビとの戦闘を再開するも、焦りを抱いた*5状態では反則級の速さを誇る2人に勝てず、コンビネーション技で空中に飛ばされ、そのまま爆弾がタイムリミットを迎えた事で独り虚しくフィニッシュした。

…ダメかも。ぉうわあぁぁーーーッ!!

今まで他人のハンドルを握り続けた挙げ句それを嘲笑っていた男は、
かつて自分がマッドレックスに対してやったように、最初から自分のハンドルを奪われた状態で甦らされた挙句使い捨てにされるが、あちらと異なり自分のハンドルを取り戻すことなく散り、それを悲しむものが敵味方問わず誰もいない 上、自分のモチーフのコブラと縁が深い巳年にこの仕打ちを受ける
という、極めて因果応報かつ皮肉な、いや、ディスられまくりな末路を辿った挙げ句、その直後に先斗からも

人のハンドルばっか握ろうとしてるから、テメェのハンドルが疎かになるんだよ

痛烈にディスられたのだった。

その後、デコトラーデは彼を「ディスレースの野郎」と呼びつつもあまりにも残酷すぎる最期には流石に思う事があり、「スピンドーのやり方は『誰かを使い捨てにする』という、自分たちの流儀に反したものではないか」「マッドレックス(様)はスピンドーにとってどのように映っていたのか」と不安を吐露。
その懸念は後に的中し、結果サンシーターがハシリヤンを離反するきっかけになった。

余談

名前の元ネタは2008年の映画『デス・レース』と、リメイク前のB級カルト映画『デス・レース2000年』。
シリーズ化されており、リメイク版は囚人に武装カーによる過激なレースを行わせ、それをネット中継するバトルロイヤルに冤罪を着せられた主人公が挑むアクション映画。
だが、ロジャー・コーマンプロデュースの2000年の方はレース中に人を轢き殺すとポイント獲得という交通安全を推している当番組に喧嘩を売ってるような超過激な内容と、随所に満載されたコミカルなブラック・ユーモアが支持された怪作である。
意識高い系の言動の裏に隠されていた冷酷な効率至上主義、そして最後のSNSでのフェイクニュースによる扇動もまたタイパ重視の社会的風潮と真偽の分からない情報や一部を切り取ったものも鵜呑みにし相手を非難し、それが拡散されていくSNS社会を風刺しているのも、この原作のブラック・ユーモアを意識しているのであろうか。
復活後に装備しているディスマスク2000のデザインモチーフも、恐らく原作版の方の主人公の愛機「モンスター号」からだろう。

声優の森久保氏は、『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100years after』に登場した後悔の戦騎・アースレバン以来約10年ぶりの戦隊出演であり、テレビ本編での出演に限れば今回が初である。



編集ってのはさあ、効率的な追記と修正がなきゃぁ、 刺さるとこに刺さんねェ!!
まっ、お前らWiki篭りに言っても分かんねェよ


という事で、追記・修正はタイパ重視でよろしくお願いします。



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  • 純粋悪
最終更新:2025年04月02日 23:36

*1 「タイムパフォーマンス」の略語。「いかに時間を有効的に使うか」という時間対効果を指す実在のビジネス用語。決して「たい焼きパーティー」の略ではない。

*2 「フューリー」として復活したマッドレックスがロボットのように機械的な言動になっていたのはそのため

*3 他人を信じない敵がヒーローたちの信頼に敗北するという王道パターンをこれ以上ない程シンプルに体現してしまった形である。

*4 惑星ブレキを含めた他の星々もこのような形で人々を扇動して侵略してきたのであろう。

*5 公式ブログでも「自暴自棄」と切り捨てられた。