グローディ・ロイコディウム

登録日:2023/11/26 Sun 00:00:15
更新日:2024/04/24 Wed 06:05:53
所要時間:約 8 分で読めます


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※推奨BGM:「我ら王様戦隊!」


次回!王様戦隊キングオージャー!


この男は、「神の怒り」の犯人!!


よみがえる神の怒り犯人!!


宇蟲五道化、静謐のグローディ…


リタ引き継ぐ封印秘術とは!?


氷の封印は、法で裁けぬ悪を封印するための秘術だ。


第30話 凍てつく天秤


この目には、秘密がある。







目に付いたら殺してきた。いちいち覚えてられるか……

何故“(せい)”にこだわる?



グローディ・ロイコディウムとは、スーパー戦隊シリーズ第47作『王様戦隊キングオージャー』に登場する敵キャラクターである。

演:天野浩成
怪人態スーツアクター:村岡弘之


【データ】

体長/195cm(異常成虫時/48.5m)
重さ/157kg (異常成虫時/341.1t)
分布/シュゴッダム(夜)
好物/死体
観察ポイント/実はすでに死んでおり、自分自身をも自らの能力で蘇らせていたようである。



【概要】

『宇蟲王』ダグデド・ドゥジャルダンに仕える、カタツムリに寄生しておかしくする虫「ロイコクロリディウム」のBNAを備えた、宇蟲五道化(うちゅうごどうけ)の1人。通称静謐(せいひつ)のグローディ」

五道化最後の1人であり、その実態は本編の17年前に「神の怒り」を引き起こし、ヒメノ・ランの両親を幼い彼女の目の前で殺した張本人。
そんな悪行の後、前ゴッカン国王カーラス・デハーンの「氷の秘術」によって彼女と共に氷漬けにされる形で封印されていたが、後にそれを見つけ出したカメジム・ウンカとミノンガン・モウズに解放され、第30話から初登場を果たした。

劇中では宇蟲王ダグデドを楽しませる道化として、神の怒りだけでなく、自我を持ったままのイロキやカーラス、ネフィラを蘇らせて王様戦隊を混乱させるなどして、チキューのお片付けを実行した。

なお、10年以上封印されていた経緯やグローディ本人の気質もあってか、当のダグデドは完全にその存在を忘れており、カメジムに何度も名前を言われてようやく思い出していた。
この時、そんなグローディの生存について「最悪~♪」と喜びながら罵倒している。


【外見】

他のメンバーがいかにも怪物然とした姿をしているのに対してただ一人(擬態や変装目的ではない)人間態を持つ。
普段は左目側に組織のエンブレムが描かれた顔の上からクラシカルな丸眼鏡をかけ、唇を真っ赤に染めた男性の姿をしている。
一方で鍔の広い帽子にローブを始めとした黒づくめの衣服を身に纏っており、ピンポイントで白いスカーフを巻いた死神のような雰囲気も漂わせている。

怪人態化した場合は全体的には人間態の時に着ていたローブが体と一体化して外套のような形に変化。
その真っ黒な体のところどころからはモデルであるロイコクロリディウムやそれに寄生されたカタツムリの触覚を思わせる水色の発光器官が体を突き破るように飛び出し、まるで体そのものを内側から操られているかのようにも見える他の五道化に勝るとも劣らない異様な姿になっている。


【人物像】

一人称「俺」
言葉遣いや身のこなし共に常に気怠げでテンションが低いダウナーな性格だが、本性は「死体を愛してる」と自ら称して憚らないネクロフィリアにして、そんな死体欲しさに平然と殺戮を働く五道化きっての危険人物。
自身の強さや能力を持ってその命を弄び、踏みにじることを何とも思っていないどころか、そうして蹂躙することを楽しんですらいるなど、その性根はダグデドや他の道化達と一切の差異が無い冷酷非情で傲慢なもの。

世界中で「神の怒り」を引き起こした件についても、自分達の共通目的である「お片付け遊び」をしつつ自身の欲望を満たすためでしかなく、カーラスの死に様を始めとした人の死をさも世間話のように愉快気に語る姿は快楽殺人鬼のそれ。
ヒメノの両親を自ら手に掛けたのも単に視界に入ったからというだけで、彼らの素性は一切知らなかった上にそのことも完全に忘れ去っていた。
挙句、ヒメノ本人からそのことを詰問された際には「言われても、どのパパとママか…分かんねぇよ」と返しており、そこから察するに「子供が見ている前で親を殺す」という非道を数えきれないほど重ねてきた可能性がある。
このように、その行動原理は非常に短絡的かつ衝動的なものであり、その場の空気や流れ次第で何をするか分からない予測不能な側面を持つ。


また彼の特徴として「騒がしさ」を偏執的なまでに嫌っており、や死体に対して並々ならぬ執着を見せるのも「死=静かなもの」という思想によるところが大きい。
自分の好む静寂を乱されることへの苛立ちから生き物や生きることそのものを酷く嫌っているが、これは「無駄と分かってもなお足掻こうとするさま」が癪に障るため。
そしてその延長線上で病院を「人を生かす場所」と称して毛嫌いしている。
ついでに他者との関わりも面倒臭がっており、人と会話してる最中でいきなり「シーッ」というジェスチャーで一方的に他者との会話を打ち切ろうとする癖があるなど、かなりマイペース気味。
一味の本拠地「ダグデドの部屋」の中ですら他の面子と交流することもなく基本的に部屋の片隅でごろ寝しており、自分の主人であるはずのダグデドにすらものぐさに接し、
彼が一度倒された際にも悔しがるどころか、コタツに入って寝正月を満喫しながら「羨ましい…。俺も死の味を知りたい……」とのたまうなど、その孤高な振る舞いは邪悪そのものながらも、どこか人間臭さのある一味の中でも一際異彩を放つ。


【能力】


病を慕い、(くさ)れに焦がれ、死を愛す……

(しかばね)の友をたずさえて、生無き世界へ千鳥足……


死体をこよなく愛し、死を求めてさまよい続ける、非情な不死身戦士であり、武器は柄の部分がライフル銃になった大鎌「大鎌銃シックルシーカー」
自分の身長と同じぐらいの長さがあるそれを軽々と振るい、人間態のままでも王様戦隊数人を手玉に取ることができる。
第39話ではこの大鎌による白兵戦の合間に、石突部分にある銃口を押し付けて銃撃を見舞ってみせた。
更に
  • 相手の斬った部位を腐らせて一時的に身体機能を封じる
  • 体を赤黒いヘドロ状に変えて高速で移動する
という能力を有し、本気である怪人態となった際は使用している。

そして何よりその肉体は不死身であり、剣で斬りつけられようが銃で撃ち抜かれようが致命傷を負うことはない。
だが上記の発言の通り、この体質は「死」を愛するグローディ本人にとってはコンプレックスでしかない模様。

昆虫最終奥義は、シックルシーカーで相手を一刀両断する「グローディバイド」


死者蘇生


こいつらは本能に従って動いてる。闘争こそ生物の本能…

死体で殺して死体を増やしを繰り返し、静かな死の世界の一丁上がりだァ……


昆虫界のアンデッドキングたる所以。
人間シュゴッドバグナラクといった種族を問わず、生物の死体をゾンビとして擬似的に蘇らせる」ことがグローディ最大の能力である。
そうして蘇った死体達の目には、グローディが能力を発動させる際にその両目に浮かぶ水色の渦巻きと同じ模様が現れる。
だが、あくまでも「動かす」ことに留まっており、自由に操ることまではできない。
そのため、脳が既に腐敗しているような状態の悪い死体から蘇った個体はただ本能のままに目の前の物を見境なく襲うことしかできず、逆に損傷のない状態から蘇った場合は最悪生前の自我をそのまま取り戻してしまい、ものによってはグローディに明確に逆らおうとすることも珍しくない。
これについては本人も悩みの種らしく、当然ながらそうして蘇ったゾンビに顎で使われることには不服な様子を見せている。
しかしながら、一切の特殊な儀式や条件抜きで敵に対する障害を増やせる手軽さはシンプル故に強力で、「神の怒り」のように一度に数えきれない程の死体を起こして大規模な混乱をもたらすことも可能とする。

なお、「神の怒り」でチキューを滅ぼさなかったのはダグデドからの「生かさず殺さず」という方針が原因だが、内心ストレスが溜まっていたようで、
復活直後に「チキュー人類の皆殺し」という新たなダグデドの方針を知った途端、鬱憤を全て吐き出すかのように歓喜の高笑いを上げていた。


【劇中での動向】

本編開始15~17年前


俺達を殺したいんだって? 相思相愛だな……

ハハハハッ…。そのまま死んでくれ。その方が…きれいだ。


明言はされていないが、カメジムと共に最初にチキューに送り込まれ、お片付け遊びの下準備を進めてきた模様。
手始めにボシマールに成り代わったカメジムと共にシュゴッダムのコーカサスカブト城に乗り込むと、ダグデドに反旗を翻したコーサス・ハスティーと激闘を繰り広げ、彼の抹殺に成功。
続けざまにチキュー人類への見せしめ、そして「人間は生き生きして、忌々しいから」という理由で自身の能力を使い、バグナラクによってシュゴッドソウルを抜き取られて息絶えた大量のガーディアンシケイダーの死骸をゾンビとして暴走させ、「神の怒り」を引き起こした。
しかもそれだけにとどまらず、その最中にもヒメノの両親を直接殺した上に、トウフに残されていた数少ない食糧にもゴッドスコーピオンの毒を混ぜ、大量の死者を出そうとするという蛮行に走った。
しかし、トウフの一件は当時の王殿だったイロキが暗君を演じ、独占の名目で回収した上にそれらを城ごと全て燃やしたことで失敗に終わり、自身もカーラスによって彼女と共に氷の中に閉じ込められた。


本編

先述の通り、第30話にて復活。
ダグデドからの「チキュー人類の皆殺し」という命令をカメジムを通して知らされ、本格的にお片付け遊びに動き出す。
手始めに自分を封じていたカーラスがカメジムの一撃で息絶えたのを良いことに、能力で操ってイシャバーナに差し向け、国を凍らせようとした。
結果的にリタ・カニスカによってカーラスが正気を取り戻したことで失敗に終わるも、自身は雪山の遭難者を装ってギラ・ハスティージェラミー・ブラシエリにイシャバーナまで運ばれ、そこで王様戦隊の前に現れると自身の正体を明かした。

続く第31話では、ジェラミーの母・ネフィラを密かに蘇らせ、ダグデドと共に彼女を利用して王様戦隊の空中分解を目論むも、逆に彼らに手の内を見透かされて失敗に終わった。

その後、王様戦隊がダグデドによって地球に飛ばされて戻ってくるまでの半年間の間にトウフの支配を任され、さらにはその統治にあたってイロキを蘇らせた*1が、生前の自我がそのまま蘇ったことで逆にこき使われてしまう。そこ、「雛形家の日常風景」とか言わない*2
その結果、かつてヒルビル・リッチによる国交断絶が起きた時のように他国への食糧輸出が完全に止まり、ギラ達他国の王ですらも飢えに喘ぐ程の状態と化してしまった。

第37話では食料の流通復活の為に乗り込んできたギラ、ヤンマ・ガスト、ヒメノの前に現れると極度の空腹でまともに動けない彼らの目の前で脱穀と炊飯を行い、おにぎりを振る舞うという奇行を見せた。
だが、そのおにぎりにも「神の怒り」の時と同じくゴッドスコーピオンの毒を仕込んでおり、匂いでそのことに気付いたヒメノに阻止される。
この暗殺が失敗した時点で17年前に失敗した「毒入り食料のチキューへの大量供給による大量殺戮」の再開を目論んでいたことも暴露している。
「綺麗な死体が欲しい」という動機で目論んでいた計画が暴かれると自ら怪人態となって彼らと交戦するが、その最中イロキとの対話を終えたハチオージャーの怒涛の攻撃に怯んで逃走。そのままトウフを奪還された。

第39話では次々と国を奪還されて苛立ちを募らせていたダグデドの逆鱗に触れ、他の五道化共々脅迫同然の粛清を受ける羽目に。
これにはさすがに我が身の危険を感じたのか、ンコソパでの総力戦に参戦し、最初から怪人態に変化してヒメノと交戦する。


死なないなら、死を求むまで切り刻む!

その前に、お前がくたばれ。

触れたものを機能不全に陥らせる能力で圧倒してウルトラコンピュータ「天上天下唯我独尊」を破壊するが、偽物だったために「王鎧武装・凌駕一閃」による王様戦隊のパワーアップを許してしまう。
やや押され気味になりながらも互角の戦いを展開するが、ゴーマ・ローザリアが自身の昆虫最終奥義「忍法・合魔超変換」でグローディも含めた他の五道化の能力を奪い取ったことで応戦は難しいと判断したのか、撤退した。

その後はしばらく出番がなかったが、その間にゴーマ、ヒルビルが撃破され、ミノンガンも封印されたことで「あー、うるさい……ゴーマ、ヒルビルら抜け駆けしやがって……」と戦死した同僚への恨み節を叩きつつイシャバーナに出現。
迎撃に出てきた王様戦隊と交戦するが、その中でヒメノがイシャバーナの「王の証」である「命を刈り取る力」を発現させたのを見て、それを受ければ死ねると思ったのか自らそれを受けに行く。

が、それでもなおグローディは死なず、どころか切り裂かれた腹の中から零れ落ちたのは紫に染まった大量のシュゴッドソウルだった。
予想外の状況を前に混乱したグローディはソウルをかき集めて撤退するが、本拠地でダグデドからとんでもない事実が暴露される。

死に焦がれ、死に嫌われたと称するグローディの正体は別の異星人に死者操作の能力を植え付け、シュゴッドソウルを大量摂取させて精神汚染を施した存在……つまりはギラと似たようなやり方で作られたダグデドお手製の生体兵器だったのだ。
元々殺すために作られたという事実を思い出したグローディは、自棄になったようにシュゴッドソウルを貪り食い、そのままイシャバーナへ襲来。
怪ジームのゾンビを暴れさせつつ市民を襲っていたが、ヒメノとジェラミーに妨害されそのまま怪人態で交戦に入る。

その中でスパイダークモノスの糸により動きを封じられるが、そこで最初に落としたガーディアンスネイルのシュゴッドソウルを解析したヒメノにより、不死身の『診断結果』が告げられる。

――宇蟲五道化、静謐(せいひつ)のグローディ・ロイコディウム。
何をどうやっても死なない、殺せない存在と思われていたその本質は、死者を起こして動かす彼自身の能力によって操られる「動く死体」。
――すなわち、グローディ本人がゾンビそのものだったのである。
死体は死なない。死者は殺せない。命なき亡者を屠ることはできない。だからグローディは何をしても死ねなかったのだ。なぜならとっくに死んでいたから。*3

それを覆すためにヒメノが取った手段は、ジェラミーの受け継いだバグナラクの「王の証」、命を不滅とする石を自身の「王の証」で摘出、ジェラミーがそれをヴェノミックスシューターでグローディに「移植」することだった。
これにより、「命」を得たグローディは死者から生者となった。
生きている――命のある者なら、それを奪うことで殺すことができる。

身構える2人の前で拘束を破ったグローディは、新たなゾンビを呼び出し、さらにバグナラクの墓所に眠っていたセミシュゴッドの死骸の群れを覚醒させ、「神の怒り」を再びチキューに巻き起こす。


最高じゃないか……ハハ、神にでもなった気分だ……!


そして援軍として現れたダグデドの口から、グローディのオリジナルがとあるバグナラクの亡骸で、自身の暴走によりバグナラクの母星をも滅ぼしたという狂気の過去が明かされた。
それは、グローディがジェラミーにとってバグナラクの先祖代々から続く仇敵になった瞬間でもあった。


末路

上記の通り、生きとし生けるものの鏖殺を狙うグローディだったが、王様戦隊が再び「神の怒り」が発生した時のために『対「神の怒り」用避難計画』を立てていたため、誰一人として民を殺せず、ゴッドキングオージャーによってセミシュゴッドの死骸を全滅させられてしまう。

これに激昂し、体内のシュゴッドソウルで異常成虫を果たし、王様戦隊と対峙する。


お前さんが始めたバグナラクの悲劇は……これで幕切れだ!

うるさい……!吹けば飛ぶ、たかが命がぁ!何故死なねぇ!?

貴様と俺様の違いを教えてやる!手の温かさを、知らないことだ!

知ってたまるかぁ!死は冷たい…死は静か…だからいい!

だから死ねぇ…!余さず残さず死に晒せェェェッ!!

手を繋ぎ、命を繋ぐ……その力の前には、死など無力!
貴様が踏み躙ってきた全ての命、その怒りを!

お前如きに屈しない命の力を!




そして、最終的にゴッドキングオージャーの全ての命の怒りを込めた一撃を喰らい、ようやく味わった死の味に歓喜しながらシックルシーカーを残して爆散した。


……ここが、死の世界…………はぁ……静かだ……。

その後、グローディの魂は死の国・ハーカバーカへと流れ着いていた。
ようやく知った死の味、やっと至れた「静かな世界」。もう誰の邪魔も入らない、生者の雑音に苛立つこともない。
こうして数多くの「命」を摘み取り、自らもまた「死」の安寧を心から望んだ死神は、恐らく産まれて初めての満足気な柔らかい笑みを浮かべながら、「静謐」の中で瞳を閉じ、永遠の眠りに就くのだった。


【余談】

  • 名前の由来はカタツムリに寄生し、ゾンビのように操る寄生虫の一種「ロイコクロリディウム」。怪人態のデザインモチーフは「寄生虫」と「カタツムリ」。
    蘇らせた死体の目に渦巻き模様が浮かぶエフェクトは、ロイコクロリディウムに寄生されて肥大化したカタツムリの触角の模様がモチーフ。
    なお、実物はかなりグロいので画像検索する際は注意。
    また、デザイナーの余湖氏によると怪人態のデザインには『ニンジャスレイヤー』のキャラクターであるジェノサイドのオマージュも入っている。

  • 演じる天野氏は「赤いクワガタのヒーロー登場する番組」繋がりということもあって放送開始当初からちょくちょくTwitter(現・X)で反応しており、『映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』に天野氏のまま妻である雛形あきこ氏がイロキ役で出演することが発表されてからはさらに宣伝に熱が入っていたのだが、まさか当人が本編で敵幹部として登場するとは誰も予想だにしておらず、第30話で初登場した際は驚きのコメントがネット上に溢れた。
    さらには普段の言動からは想像もつかない高い演技力故に放送中は天野氏と気付かれず*5、「放送後に初めて気付いた」という視聴者も多いほどだった。あと山路和弘氏と天野さんが揃って出演した特撮作品が2作になったことも話題になった。
    なお、夫婦お2人ともSNSもやっているが、『キングオージャー』について触れることはあれど、各々の出演については公式発表まで一切情報を漏らすことなく最後まで隠しきっている。この辺りは流石令和の後継者と違う。
    なお、メインライターの高野水登氏によれば「配役の理由は過去作とTwitter(X)の呟きを見た上での当て書き」らしい。何をどう見たらそうなる。行間を読めばわかる*6

  • 当然ながら上記の通りヒメノからは両親と国の仇として憎悪されているが、逆にヒメノ役の村上愛花氏からは「リアルにキングオージャーのキャラで一番好きかもしれない」「無気力で最強、好きです」と好評。



こいつらは本能に従って動いてる。追記・修正こそWiki篭りの本能…

死体で荒らしを規制して項目を増やしを繰り返し、静かなアニヲタWiki(仮)の一丁上がりだァ……



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最終更新:2024年04月24日 06:05

*1 言及されなかったが、恐らく統治の仕事を押し付けるためと思われる。

*2 天野さんは入婿なので本名は雛形浩成。雛形女史(まま)はよく芝居などの都合で家を空けるため、天野さんが家事を結構な割合でやっているらしい。

*3 つまり、能力を発動させる度にグローディ自身の両目に浮かんでいた「水色の渦巻き模様」は、単に死体を操る能力の大元だからではなく、彼自身の肉体もまた能力の影響下にあったのが理由だと思われる。

*4 もしかしたら、これらの亡者達の中には生前、グローディやダグデド達の大虐殺に遭って彼らを憎んだまま命を落とした者もいたのかもしれない。

*5 オープニングのキャストクレジットも「謎の男 ???」という表記で、完全にサプライズとして隠されていた。

*6 天野さんのポストは非常に独特で本当に行間がある。もっとも、「老眼の人にも見やすいように」とのことで特に深い意味はないが。