酸賀研造/仮面ライダーベイク

登録日:2025/03/30 Sun 11:26:31
更新日:2025/04/23 Wed 22:25:57
所要時間:約 3 分で読めるんじゃない?


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俺は誰の味方でもないよ?ただ自分の興味あるものをひたすら研究してるだけ。

酸賀研造(すがけんぞう)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーガヴ』の登場人物である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーベイクについても記載する。

演:浅沼晋太郎
キャラクターソング:「被験体の進化における考察」


【概要】

「グラニュート研究家」を名乗る謎の男。
初登場は第3話であり、付近にいたチョコドンとチョコダンゴチゾウショウマの目を盗んでこっそりくすねたり絆斗に興味津々な様子を見せていた。
その後、第6話にて塩谷の死により復讐に燃える絆斗が敵討ちのための力を手にするべくグラニュートの臓器を埋め込む手術を志願したことにより、彼に仮面ライダーヴァレンへの変身能力とアイテムを与えている。しかしその一方で、どこか不穏な動きも見せているが……?

【人物】

常に飄々としており軽々しい態度を崩さない男。何か思いついた際には指パッチンをする癖がある。
その態度に反して研究家というだけあって保有している知識と技術はかなりのものであり、絆斗への改造手術や治療など医学方面での技術や殆どの人間が知らない筈のグラニュート界や闇菓子周りの知識、更にはグラニュートの臓器といった代物までも有している。

ちなみにグラニュートの存在を知る前はUMAに関する研究をしていた模様。

【人間関係】

当初から目を付けていた人物。
グラニュートの器官を埋め込んだことで病院に行き辛くなった彼の治療を請け負ったりくすねてきた変身用のゴチゾウを提供したりとアフターケアを行っているが、絆斗としては全く信頼しておらず「グラニュートの腹にはガヴがあり人間に擬態しても隠せない」と教えられた際には、すぐさま酸賀の腹を確認した。
そしてガヴが無い事が分かった瞬間舌打ちした。
その後も絆斗から関わるのは戦闘によって怪我を負った際など必要最低限にしている模様。

  • ニエルブ・ストマック
独自に暗躍するストマック家の次男。
酸賀と内通しており、グラニュートに関する多方面の知識や絆斗の改造に使用したグラニュートの臓器を譲り受けていた。
絆斗達味方サイドがグラニュートとの対立を深めていくのと反対に、謎に共存を深めていた。
加えて酸賀の方も彼にヴァレンバスターの技術とプリンを提供しており、これが後にヴラスタムギアの作成に繋がることとなる。
なお、アクセスはグラニュート界から人間界への一方通行であり、酸賀の方からニエルブに直接コンタクトを取ることは出来ない。

第19話で絆斗を治療してもらうためにラボへ運び込んできたことで邂逅。
一緒に治療した際に彼の髪と血液を採取しており、下記のビターガヴの作成に繋がることとなる。

酸賀が自身の目的のために作り出したショウマのクローン。
あくまで自身の作成物であるためか、「お父さん」と呼ばれた際には「ご主人様」と訂正させている。
これまでゴチゾウはショウマの目を盗んでくすねる形で入手していたが、ビターガヴの誕生以降は彼が産み出す形での入手がメインとなった。

当初はストマック社のアルバイトとして活動していたグラニュートの1人であり、ニエルブに連れられる形で邂逅。
安全が保障された状態でグラニュートに会えた*2ことからミミックキーを抜き差ししたり顔を触ったりしており、当然ながらラキアは酸賀に不快感を露わにしていた。
酸賀の死後は彼の研究所を住処としている。

【仮面ライダーベイク】


スーツアクター:北村海

酸賀が変身する仮面ライダーで、英語表記は「BAKE」
変身シークエンスは「セッターコフィン」にゴチゾウをセットし、「クリムゾンジャッキ」を操作して噛む動作を3回行った後に正面に向けて「トラクショントリガー」を引くことでクリムゾンジャッキを模したエフェクトが飛び出して嚙みつくように上から覆い被さり、周囲にオーブンの電熱線が出現。
その中で「ベイクバックル」と素体「ナックボディ」が形成され、上から流れてきたクッキー生地を浴びてそれが焼き上がると同時に余分な箇所が砕け散ることで変身が完了する。
グラニュート器官を埋め込む人体改造の必要性は不明だが、絆斗に「自分も改造したのか!?」と問い詰められた際に特に否定していない為、自己改造を行った可能性がある。

装備

  • ベイクマグナム
酸賀がこれまでの研究成果の集大成として完成させたベイクの変身デバイス兼武器。ヴァレンバスターをより銃らしくした見た目となっている。
あえて名前を出さないが、形状が某戦隊の変身銃に似ている。特にクリムゾンジャッキ。
あと偶然にもブラッドスタークっぽい配色。
「セッターコフィン」にゴチゾウを固定して開閉操作をするのはヴァレンバスターと同じだが、開閉操作時の高圧力と電気的刺激でゴチゾウの能力を抽出するあちらと異なり、特殊熱融合装置「チューイングイーター」で電磁誘導加熱を用いて融合反応させることで特殊エネルギーを生み出すと技術の発展が見られる作りとなっている。
変身時の負荷も軽減されているが完全に抑えるにはまだ至らず、変身解除後に手が干からびる現象が見られており、2回目の変身に至っては変身完了前に首から下が干からびている。

  • ベイクバックル
ベイクの腰に搭載されたチョコチップクッキー型のベルト。
前段階であるヴァレンバスターと同じくこれ自体は変身に用いられるものではないが、変身者やベイクマグナムと連携することによって変身システムを構成している。

フォーム一覧

ブレイクッキーフォーム




どういうつもりだ……?

いや言ったでしょ? 見せたいものがあるって。
ベイクマグナム!

……それは!?

絆斗君にあげたバスターのバージョンアップ版と、彼で作った新しい眷属。
え~っと……こうして……
SET!

こうか。
CHANGING!

……で? なんだっけ……? え~っ……あっそうだ(指パッチン)

変身。

FIRE!

ビヨンドバイオロジー!ベイク!!

あぁ~なるほどねこんな感じなんだ。

何で……お前、自分も改造したのか!?

絆斗君が実験台になってくれたお陰で、ある程度安全性が担保されたのよ、ありがとね~。

……で、俺が証明しようと思って。
これを遣えばショウマ君より強くなれるってさ。

身長:195.3cm
体重:84.2kg
パンチ力:2.5t
キック力:6.4t
ジャンプ力:7.1m(ひと跳び)
走力:6.6秒(100m)

ベイクマグナムにブレイクッキーゴチゾウをセットして変身したベイクの基本形態。
所々ひび割れたチョコチップクッキーを思わせるアーマーが特徴的。

頭部の「ブレイクッキーロースト」と胸部の「ベイクドハードチェスト」に形成された生体装甲は非常に堅牢な作りとなっており、内包したエネルギーチップの消費量に応じた戦闘力の増強および体への負荷を一定程度コントロールすることを可能としている。
また、四肢は攻撃に特化した性質を持ち、脚部「ベイクドハードブーツ」は特殊エネルギーによる焼成を加えてより硬い石質へと変化させて更にその熱を転用した超高熱キックを可能としており、腕部「ベイクドハードグラブ」はベイクマグナムとリンクすることで射撃性能を向上させる調整が施されている。
ただ、それでも普通の人間が扱うには負担が大きいようで、戦闘後変身解除した後に酸賀の手は高熱により乾燥、ミイラ化してしまい「おっさんの身体には負担が大きいか……」とぼやいていた。

同作のライダーの例に漏れずカタログスペックは低水準であるが、変身者が人間でありながらジャンプ力と走力でガヴの強化形態であるブリザードソルベフォームを上回っている。

【余談】

  • 名前の由来はそのまま「焼き上げる」という意味の「bake」から。本作に登場するライダーの中では初めて名前にヴ (V) がつかない。
    • キャスト公式ブログの知念氏によればこの違いは「変身するための“動機”が3人のライダーとは違うから」だという。

  • メガネを直す仕草など諸々から一時期一部の視聴者の間で「酸賀=ニエルブ説」があがっていたが、実は酸賀がメガネをかけているのは衣装合わせの段階で浅沼氏が持ち込んで決定したことであり、すべて偶然の産物である。制作側からすれば「寝耳に水」だったとのこと。

  • 演じる浅沼晋太郎氏は前作『仮面ライダーガッチャード』でドラゴナロスおよびドラゴンマルガムのCVを担当していたほか、本作の特番『スタートアップ!!仮面ライダーガヴ』にてナレーターを担当している。本作に出演してからは変身したい願望をスタッフにぶつけており、それが叶うこととなった。
    • 実際には役者としての出演が先に決まり、当初はショウマや絆斗らと共に初報で出演情報を解禁する予定だったが、上記の通り第3話からの登場ということで浅沼氏のほうから見送り、ならばということでスタートアップ特番のナレーションを番組側から依頼されたとのこと。
    • また、本作の脚本を務める香村純子氏が同じくメインライターを務めていた『動物戦隊ジュウオウジャー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』にてそれぞれサンババジュランのCVを担当しており、3度目の出演および後者以来の変身となった。という事でついでによろしこ!
    • ジュラン同様変身後のアフレコでアドリブを入れまくったらしく、あまりにも台本に無い台詞を喋り続けたせいで、アフレコ経験の浅いショウマ役の知念氏や絆斗役の日野氏が「こんな自由でいいんですか?」と面食らってしまい、慌てて「君たちがやっちゃ駄目だよ!」と念押ししたとか。
    • 上記のジュラン含めてスーツを着用して声優が声をあてるキャラクターが変身するということは度々あったが、声優本人が変身するという珍しいケースである。

  • 初変身時のおよそニチアサらしからぬ、適当極まりない「変身」の言い方(今までの悪役ライダーは、どんな者でも「変身」の台詞は真面目な声色や格好を付けて言っているのが殆どであった)は大いに視聴者の注目を集めたが、これは浅沼氏の提案によるもの。
    • 酸賀について「どんな悪役にとっても重大な見せ場となる『変身』を大切なものと思わない、過程よりも結果重視な男」という解釈の下、「すごく適当な変身」を提案した所、プロデューサーに「怖い」と言われた事で手応えを感じたとの事。
    • 実際、仮面ライダーにおける「変身」の重さを踏みにじるかのような仕草は、視聴者から称賛を持って迎えられた。プロデューサー同様恐怖を感じた人もいるとかいないとか……

  • 作中での年齢は明確にされていないが、少なくとも20年前から研究者の活動を行ってきたことが明言されており、劇中でも絆斗から「おっさん」呼ばわりされているので、おそらく40~50代と思われる。しかしそうは思えないほど見た目が若々しいことは度々話題になる。
    • 演じる浅沼氏は本作の収録時点で48~49歳になり、酸賀の推測年齢と合致しているのだが、その話を聞いて驚愕する視聴者も多いとか。




あぁ~なるほどねこんな感じなんだ。

何で……お前、自分も追記・修正したのか!?

絆斗君が編集してくれたお陰で、ある程度客観性が担保されたのよ、ありがとね~。

……で、俺が証明しようと思って。
これを使えばショウマ君より素晴らしい記事を書けるってさ。

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最終更新:2025年04月23日 22:25

*1 あくまでも発案はニエルブ。

*2 ニエルブもグラニュートであるが、そちらはそれ以上に研究者仲間として意識していたとのこと