ショウマ/仮面ライダーガヴ

登録日:2024/09/08 Sun 00:55:42
更新日:2025/07/27 Sun 11:56:55
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HAPPY NOTE お菓子好き ふわマロ アイスクリーム ウマショー キャンディ グミ グラニュート グラニュートハンター グルキャン ケーキング ゴチゾウ ザクザクチップス ショウマ ショウマ・ストマック ショートケーキ ストマック家 ストマック社被害者の会 チョコダン チョコレート ハーフ バケモノ バケモノ←こいつはバケモノじゃない!バケモノからみんなを助けた仮面ライダーだ! ブシュエル ブッシュ・ド・ノエル ブリザードソルベ ポッピングミ ポテトチップス マシュマロ ロンリー仮面ライダー 世間知らず 主人公 井上生真 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーガヴ 仮面ライダーグミ 仮面ライダー主人公 四男 変身ベルトガヴ 孤独 怒ると怖い 悲劇の主人公 所要時間30分以上の項目 改造人間 旨味 最後の審判 最後通告→処刑宣告 末弟 混血 知念英和 結構暗い過去持ち 縄田雄哉 脱走 自己嫌悪 行き倒れ 複雑な家庭事情 赤ガヴ 食いしん坊



どうする?二度と闇菓子に関わらないか…

この場でオレに倒されるか!


ショウマとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーガヴ』の登場人物で、同作の主人公である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーガヴについても記載する。

演:知念英和
キャラクターソング:「HAPPY NOTE」



【概要】

本作における怪人種族・グラニュートが住む異世界・「グラニュート界」から落ちてきた人で、人間とグラニュートのハーフ。また『仮面ライダー』の主人公としては初の異世界人でもある。*1
本名は「ショウマ・ストマック」だが、「バケモノ」である事実を隠す都合から、人間界では母方の姓である「井上生真(ショウマ)と名乗っている*2

服装は腹部にジッパーが取り付けられた水色と黄色の裾が長いパーカーを常に着ていて、このジッパーを開けると腹部にはグラニュート特有の腹の口「ガヴ」が備わっているが、ショウマのそれは有機的なものではなく機械的な見た目をした「赤ガヴ」となっており、食べたお菓子に応じた姿をとる眷属ゴチゾウを生み出す能力と変身能力を兼ね備えている。*3
また、半分グラニュートである為に、高所から落下したりトラックが衝突したりしても無傷であったり、引越しの荷物を超高速で運んだり、非常に高い瞬発力を発揮したりとその身体能力は常人を遥かに凌駕している。
とはいえ、生身の状態では流石に純血のグラニュートには敵わないが。

上記の能力の悪用と露呈を恐れてか、若しくはグラニュート界における人間を材料に密造される禁制の嗜好品・闇菓子の味を覚えさせないためか、母からは「お菓子を食べたらダメ」と躾けられていたが、グラニュート界にてランゴのエージェントから逃げている間に人間界へ繋がるドアから落下。
その後、浜辺で倒れていた所を見つけた少年・廣井始に拾われ、お菓子を分けてもらったことでその味と上記の能力を知ることとなる。
そして、闇菓子の原材料となる幸せな人間として始が狙われたことをきっかけに、彼を、そして人々を守るために仮面ライダーガヴとなって同族であるグラニュートと戦うこととなる。
なおお菓子以外の食べ物も普通に美味しいと感じられるため、味覚は人間と変わらない。
料理を利用して人間狩りをしていたバイトたちがいることも考慮すると、純血グラニュート自体の味覚も人間とあまり変わらない可能性がある。


【人物】

一人称は「オレ」。
長らくグラニュート界で暮らしていた故か、かなり純真無垢で世間知らず。
落ちてきた当初は人間界のお菓子についてもその多くを知らず、異世界育ちのせいか漢字も書けなかったり*4と見た目に反し精神年齢はまだまだ幼い。
一応、ある程度の礼儀や作法は身に付いており、初期のアバンでは「こんにちは。オレ、ショウマ」「ショウマです」などと視聴者に自己紹介してから、前回までのあらすじを振り返っている。*5

また、冒頭で行き倒れていた所を助けられ、そこから離れた後にまたもや行き倒れているなど向こう見ずな所もある。

聞いたか?お前、化け物だってよ!

そうだな……化け物だ。オレも、お前もな!!

そんなショウマだが、それでも「誰かを守る」ということに対しては並々ならぬ使命感を持っており、それが同族との戦いであっても、そして助けた人から化け物呼ばわりされても人々を守るために戦う。その姿と精神はまさに初代から受け継がれてきた仮面ライダーの在り方そのものであると言えよう。ケケラが好きそう
学習能力や意識の切り替えもなんだかんだで早く、大叔父のデンテに「強か」と言われるほどの面もある。
上記の学習能力のおかげで精神年齢の対して地の頭は非常に良くて飲み込みも早く、武器の特徴や使い方をすぐ把握したり、力加減が苦手のため細かい仕事は不得手だが力仕事が得意だし事務的な仕事もすぐ覚えられたりする。
また、デンテ相手にお菓子を使い交渉し協力に取り付けたり、またゴチゾウを使い町中を監視や偵察をさせたりとしたたかな面を見せるし、同じグラニュート相手にも冷酷な面をのぞかせたりとこの辺はやはり「ストマック家」の血が流れていることを印象付ける。正直、何かの間違えで闇菓子の仕入れ担当したら双子たちより優秀な人材になりえた恐ろしい人物。
ついでに改心したバイトグラニュートに対しても完全に疑いを晴らさずむしろ警戒したりするのでやはり意外と隙を作らないように立ち回る。


下記の通りランゴたち腹違いの兄姉と戦う決意を固めているものの、それでも血を分けた相手という事もあって内心複雑な思いを抱いてもおり、シータとジープとの決戦の際には自分達を苦しめた事に怒りをぶつけながらも(あんた達とも一緒にケーキを食べれたら良かったのにな)と一瞬想いを馳せていた。
幼少期にはシータとジープからけんもほろろに拒絶されたとはいえ、兄姉らや父から冷たくあしらわれる二人の誕生日を一人だけ純粋に祝っていた事も判明。
家庭環境が実質ほぼ崩壊しているストマック家にあって、唯一まともな「家族愛」と呼べるものを持っていたのが兄弟から家族扱いされていなかったショウマのみだったのは何たる皮肉か……。ただしシータを仕留めて以降は心苦しさはあるものも覚悟を決めたのか闇バイトをするグラニュートを倒す事には迷いは一切無くなった。
むしろ確実に相手を仕留める戦法を好む傾向のため、温厚な性格の割には殺意の強さは令和随一なっている。

【人間関係】

  • 廣井始
浜辺で倒れていたショウマを助けた少年。
トラックに轢かれそうになった所を助けてくれたお礼にお菓子を分けてもらったことが、ショウマがお菓子の美味しさと自身の能力、そして自らの使命に気付くきっかけとなった。
始の下を離れる際には書置きを残して行ったが、ショウマが人間ではないことが周囲にバレないようにするために涙ながらに破り捨てている。
その後、取材に来た絆斗に対しても「化け物の一方(ガヴ)は自分を助けてくれた」と言いつつもその特徴はぼかすなど、ショウマに繋がりそうな情報は徹底的に秘密にしている。

  • 甘根幸果
街中で倒れていたショウマを助けた女性。なんでも屋「はぴぱれ」のギャル社長。
ショウマは「はぴぱれ」に招待され、シャワーや着替えなどを提供してもらった。その恩返しとして、彼女の友人の引越しの手伝いをすることとなる。
始の際と同様に一度は幸果の下も離れたが、後に帰還。「はぴぱれ」のオフィスに泊まり込みという形で正式に雇われる事になる。*6
彼女からは名前をズージャ語風にひっくり返した「ウマショー」と呼ばれる。

長らくグラニュートの事件に巻き込まないために自分の正体を隠していたが、真実を知ってしまった絆斗に「ショウマは人間を襲うグラニュートだ」と伝えられるも幸果は「自分の見てきたウマショーを信じる」と絆斗を逆に諫める。
1体目のビターガヴ撃破後に幸果にも改めて身の上を明かし、なんでも屋の仕事と並行して危険の及ばない情報収集など戦闘面以外でのサポートを行ってもらうことになった。

  • 佐藤律
幸果の友人。通称「りっつん」。
はぴぱれに引越しの手伝いを依頼し、その仕事の中でショウマと知り合う。
ウィップルから助けられた際に思わずガヴを化け物呼ばわりしてしまうも、その後幸果から「それってもしかして助けてくれたんじゃん?」と突っ込まれると「え?そっち?どうしよう、好きになっちゃう」とあっさりガヴへの警戒を氷解させた。良いのかそれで。

  • 筋元弥彦
町工場に勤める男性。名前と容貌に反して真っ当な人柄だが、工場が経営難な事もあって拾ってくれた社長にどう恩返しをすれば良いのか悩んでいる。
ショウマが誤って飛ばしたポッピングミに当たった所で出会い、それで倒れた彼を拾って弁当を食わせた。
またこの時、「お菓子は小腹が空いた時やめでたい時、辛い時に特別に食べる物」と教えた。その後ショウマに仕事を手伝わせ、その怪力を利用してドアを破壊。しかし空き巣を働いていた所をショウマに見咎められ、強制連行されてそのまま喧嘩別れに。散らかった部屋はゴチゾウが綺麗にしました。
その後、ボンの罠にハマりヒトプレスにされてしまうがガヴによって救出される。ここでガヴを「バケモノ」と言ってしまうが、ショウマは怖がられている事を利用し、「もう悪いこと考えるなよ」と脅かす様に言い残してお別れとなった。
結局工場の閉鎖が決まるも、社長から「何とかしてもらおうと思ってお前を拾ったわけじゃない」と慰められた。そこでショウマから掛けられた言葉を思い出し、空き巣に入った家に謝罪へ行くことを決意する。

  • 仲村良治
  • 仲村睦子
農家の老夫婦。
自分達が育てていた大根を野草と間違えて食べようとしたショウマを捕まえるが、彼が素直に謝った事、そして死別した息子・誠の生き写しだった事からショウマを家に招き、数日間共に暮らしていた。ちなみにふわマロゴチゾウの元になったマシュマロはこの夫婦から貰ったもの(恐らく誠への供え物)。
ショウマ自身も二人を実の家族のように慕っていたが、自分と関わってグラニュートに狙われるリスクを避けるために挨拶も無しに二人の元を去った。
その後エージェントを倒したショウマは2人の所に戻ろうとするが、直近に兄姉に言われた事を思い出し、帰らないという苦渋の決断をする。「悲しさや寂しさを抱えていた方がスパイスとしての価値は無い」(=グラニュートに狙われにくくなる)からと……。

グラニュート、そして「仮面ライダー」について調査するフリーライター。
自分を「化け物じゃない」と言ってくれたことには思うところがありながらも、自分が「仮面ライダー」であることは知られないよう注意している。
ヴァレンとしては初変身の後に互いに変身状態で邂逅。ヴァレンの「互いに詮索はなし」との提案に深い事情は聞かずにとりあえずグラニュートの敵として共闘する。
グラニュートに遭遇した際はお互いに正体を知られないように変身したいため互いにもどかしい状況になることもあった。
しかし、第11話にて目の前でヴァレンが変身解除に追い込まれたことでその正体を知る。その上、彼を助け出す際にとっさに「辛木田さん」と呼んでしまったことで、ガヴの変身者であることも知られた。
そして絆斗も母をグラニュートに奪われたことを知る。しかし、絆斗の母との写真を見た際には謎の頭痛に見舞われ……?

アーリーとの戦いを終えた後には互いに下の名前で呼ぶようになり、全面的な協力関係となる。
だが、自身がグラニュート、それも諸悪の根源ストマック家の血を引いていることは明かしていない。
ヴァレンのことは「改造されたグラニュート(そのため腹にガヴが見えず、眷属も生み出せない)」だと思っていたが、治療*7の際に彼の体を確認したこと、そして会話の中で改造された人間であることに気が付いた。

  • 井上みちる
ショウマの生みの親である人間の女性。故人。
元々闇菓子の材料として攫われた人間の一人だったが、当時ストマック社の社長だったブーシュに惚れられてしまい、不本意ながら彼との間にショウマを産みそのまま屋敷の一角に閉じ込められていた。みちるは人間界に戻りたがっており、経緯が経緯なのでブーシュへの感情も芳しくはなかったようである。
本作があくまで子供向けの作品である為か本編中ではマイルドな描写に留まっているが、「攫われてきた女性が攫った側の元締めに孕まされる」という歴代作品でもあまり類を見ないハードなエピソードとなっている。
そんな彼女にとってショウマだけが心の拠り所だった事は想像に難くなく、望まぬ形で産んだ子にも拘わらず強い愛情を以てショウマを育て、いつの日か息子と一緒に人間界に帰る事を夢見ていた。
しかしそれは叶わず、本編開始前に既に闇菓子の材料「ヒトプレス」にされ、挙句「安い闇菓子の材料」とするためにショウマの目の前で砕かれてしまった
この時に母を助けられなかったことが、ショウマの「誰かを守る」ことへの意志の強さを形成することとなった。
また、グラニュート界の食事が口に合わず*8、度々人間界のお菓子を恋しがっており、それがショウマのお菓子への興味に繋がっている。

グラニュート界にて闇菓子を製造している「ストマック社」を経営する一族。
上記の通りショウマの本名は「ショウマ・ストマック」で、つまり彼らはショウマの異母兄姉に当たる存在。
しかし当の彼らは半分人間である末弟を「赤ガヴ」と蔑んで名前すらろくに呼ぼうとしないばかりか、容赦なく殺しにかかってすらいる。
ショウマの側もそんな彼らと敵対する意向を早々に固めてはいるものの、それでも兄弟としての情があるのか「兄さん」「姉さん」と呼び、完全に非情になり切れない素振りを見せている。
亡父のブーシュに対しては(ブーシュの側からすると彼を思ってのことであっても)母を苦しめた相手ということでよく思っていない。
一方ストマック家にとっては忌み子のような存在であると同時に闇菓子ビジネスの大きな障害となる厄介な存在として手を焼くことになっている。

上記のストマック家の生き残りである、ショウマの大叔父。人間からスパイスを取り出す技術を発明した張本人でもある。
ブーシュの頼みで大甥のショウマに赤ガヴを移植し、その過程で彼には愛着が湧いていたため、彼が行倒れていた際にはすぐに保護した。現在はその過程で知った人間界のお菓子にドハマりして、人間界にて人知れず悠々自適に暮らしている。
ショウマと再会後に上記の事実を明かして一度は喧嘩別れするものの、人間界のお菓子と引き換えに協力しており、ガヴフォンといったサポートアイテムも提供している。

(半分だけとはいえ)同族。
人間達を守るために戦う事を決意したショウマだが、それでも同族を手に掛ける事には複雑な気持ちが拭えず、戦闘時には必ず「二度と闇菓子に関わらないか、ここでオレに倒されるか」の二択*9を突き付けている。
もっとも、前者を選んだグラニュートは今のところ皆無かつショウマ自身も半ば諦めてて一応形だけ聞いているのか、(嘘ではあったが)前者を選んだグラニュートが出た際も生返事をしてそのまま襲いかかろうとしており、ワンテンポ遅れてから驚いて足を止めていた。
またストマック家から「グラニュートハンター」と呼ばれるようにもなっているが、好き好んで同族を殺したくて戦っているわけではないショウマにしてみれば甚だ不本意な呼び名である。
なお視聴者から見ればショウマは「グラニュートであり、人間でもある」存在だが、長い時間をグラニュート界で過ごし、人間界に来て早々「自分は普通の人間とは違う、普通の人間から見ればバケモノである」ことをまざまざと痛感することになった故か、自分自身への認識はグラニュート寄り。

上記のグラニュート達と戦う中で出会ったグラニュートの若者。
当初は自分を狩る「グラニュートハンターのハンター」の「ラーゲ9」として対立していたが、やがて彼がストマック家や闇菓子によって弟のコメルを喪っていること、そのために闇菓子中毒のフリをしてストマック家に復讐しようとしていることを知り、
「そのベルトの力、あいつらの野望の為に使い続けるか…それとも、ここで引き返してあいつらの野望を止める為に使うか!」と問いかける。
その後共闘してヒトプレスにされた人間を解放、その流れで自分がストマック家の血族であることを知られるが、「ストマック家を倒すために戦うグラニュート」と認識されたようで、正式に共闘関係に。
以降もピンチの時に積極的に駆けつけるなど、ショウマにとって頼れる兄貴分になりつつある。演者がワンダーな人だったから余計にその印象が強い。
その一方、現時点で人間に対してはショウマほどの愛着を持っていない。

【仮面ライダーガヴ】


スーツアクター:縄田雄哉

ショウマが変身する仮面ライダーで、英語表記は「Gavv」
変身シークエンスは舌にあたる部分「テイスタン」にゴチゾウをセットするとベルト側面からベルト帯状の注入器官「ウェイタム」が出現。
咀嚼用のハンドル「ガヴドル」を回す度に包装に包まれた中で身体中から湧き出たグミが飛び回り、側面の舌鼓「デリカッション」を打つことでガヴが湧き出たグミを吸い込んで下半身から全身が徐々に浸食されるように黒いアンダースーツ「コンバディ」に変化。
続けてグミが集まってアーマーが形成され、最後に目が紫に光ると同時に顔の部分がアンダースーツとアーマーで覆われることで変身が完了するというポップでメルヘンなモチーフと待機音に反して全体的に不穏な雰囲気のシークエンスとなる。

名称が決まったのは第7話からで、ヴァレン(絆斗)に「赤ガヴ先輩」と呼ばれた際、最終的に「『ガヴ』だ。赤はいらない」と返した事で決定。
「赤ガヴ」は兄姉達から呼ばれ続けた蔑称ゆえ名乗りたくなかったのは当然だが、「ガヴ」という単語そのものがグラニュートの器官の事だけにややこしい。
ちなみに身体器官がそのまま名前になっている前例はキバスカルハートブレンがあげられる。別の意味が込められていたり、変身前の名前をそのまま名乗っていたりとそれぞれの命名事情は様々だが。

なお他のグラニュートから見ると「グラニュートが眷属の力で異形の姿に化けている」という認識のようで、言わばバイト達がミミックキーで人間に化けるのとは逆の構図だろうか。

ちなみに平成以降のライダーとしては珍しく、基本形態のポッピングミを含め全フォームに何かしらのリスク・デメリット・欠点があるという特徴を持つ。

装備

長い仮面ライダーの歴史でも極めて珍しい、ベルト・スーツ・武器・バイク全て変身者自身の身体から作られた自前の物である。
ただし戦闘に用いないサポートアイテムも含めると自前でない物がある。

  • 赤ガヴ
ショウマの「ガヴ」に相当する器官にして本作の変身ベルトにあたる存在。変身前の状態ではベルト帯が存在せずバックルだけが腹部に直接埋め込まれた見た目となっている*10あえて名前を出さないが、形状が自称てぇんさい物理学者のベルトに似ている。特にガヴドル。
上述の通り、他のグラニュートのガヴは口の形を模した生々しい見た目で、ショウマのガヴは機械らしさのある外観をしている。そのため、グラニュートがショウマのガヴを見た際には、「赤いガヴだと!?」と驚かれている辺り、ショウマのガヴは特殊な個体と思われる。

元々は眷属を生み出す能力がなかったらしく、実父のブーシュが大叔父のデンテに依頼して改造してもらったたものだが、前例のない手術だったのとグラニュート界では覚醒条件が揃わなかったため能力が芽生えていなかった。
しかし、人間界のお菓子を食べたことで能力が覚醒し、上顎にあたる「レッドジョー」からその際の味や食感、感動などが反映された眷属「ゴチゾウ」を生成する能力が発現することとなった。
また、この能力を維持するためには歯磨きを毎日丹念に続ける必要があるという親御さん方とお茶の間の子供達の教育にも配慮した仕様となっている。OPや本編でも顔の方と共に磨くシーンがある。
ゴチゾウをセットして食べさせることによって仮面ライダーガヴへの変身を可能とするが「食べる」という動作を行う以上、セットされたゴチゾウは変身後に死んでしまう。
劇中では番組中でCMが流れたゲームのやられ描写のように天使の輪と羽が生えたゴチゾウが昇天する演出*11で表現されている。
なお、劇中では一貫して「赤ガヴ」と呼ばれているが、玩具の商品名は「DX変身ベルトガヴ」となっている。

  • ガヴガブレイド
仮面ライダーガヴのメイン武装である大剣型の武器。必要に応じて赤ガヴから吐き出される形で出現する。
大きなコンテナを一刀両断にするほどの切れ味と強力な打撃を兼ね備えている他、自ら生成したことにより攻防共にあらゆる側面に対応できる高い同調性を発揮しており、飛躍的な戦闘効率の上昇と眷属の特性の付与を可能としている。
また、刀身部分には道路を思わせるデザインが刻まれており、
赤ガヴのボタンに似た「ブレイポン」を押して斬撃技を放つことができる。

  • ゴチスピーダー
ゴチゾウ専用の小型バイクのような乗り物。
射出部の「スピランチ」にゴチゾウと一緒にセットし、起動部の「ブレイポン」を押すことでゴチゾウの力を込めたエナジーフィールドを展開、加速して対象に突撃する・陰ながらガヴのサポートをすることが可能である。
……が、大きさが大きさなためかそのまま敵に突撃しても大したダメージは入らず、跳ね返って地面に落ち乗っているゴチゾウが大泣きしてしまう。
また、乗り物の形状をしているがスピーダー自体には動力に当たる機能は設けられていないようで、乗って移動する際は搭乗者とはまた別のゴチゾウが複数人掛かりで後ろから猛烈にプッシュして移動する形式を取る。なんだこれ。
変身講座の動画を見る限りでは、ヒトプレスにされた人をグラニュートから取り返すのが本来の用途と見られる。又、搭乗させるゴチゾウによって取る行動が異なるようで、4話ではパンチングミがエージェントの銃を落とし、もう一体の頭に体当たりしている。
10話ではグルキャンが乗り、頭突きをかました。
11話ではチョコダンが乗り込み、チョコを垂らしながら撹乱したが、吹っ飛ばされて号泣した。

  • ブルキャンバギー
ブルキャンゴチゾウを使用することで生成される、4輪の特殊車両。
大きな車体でありながら、壁面走行やジャンプなどのアクロバットな走行が可能。
普通のバイクのような見た目になることもできる。

  • ガヴフォン
第7話でデンテから贈られたスマートフォン。通常のスマートフォンとしての機能に加え、上部にゴチゾウをセットすることでそのゴチゾウが見聞きしたものを投影することができる。
玩具としてはショウマ・絆斗・幸果のボイスが聞ける他、ゴチゾウをセットするとショウマが解説してくれる。また、レジェンドゴチゾウをセットするとその作品のキャッチコピーをゴチゾウの声で読み上げる。例えば、同梱しているファイズゴチゾウであれば「疾走する本能」。ゴチゾウが「戦わなければ生き残れない!」とか言うのかと話題になったが、あれはキャッチコピーではない。*12

  • メゾンゴチゾウ
第7話でショウマが決断的にDIYしたゴチゾウの隠れ家。
ダンボールにお菓子のパッケージなどを貼り付けて飾りつけている。天面は開閉式で、ここからゴチゾウが入る。
右側にはキャンディー型のレバーが有り、これを倒す事で中のゴチゾウが滑り台のように出てくる。
制作後はショウマの寝床にある机に置いてあり、そこからゴチゾウ達が店内の様子を覗くことも。よく落下しかけているけども可愛い。
玩具としては、バブルラムネゴチゾウとセットのダンボール組み立て式のDX玩具も発売されている。セットのゴチゾウにこだわりがなければその辺のダンボールとお菓子のパッケージで君だけのメゾンゴチゾウを作れるぞ!

  • ゴチポッド
第32話でデンテが自身のガヴの歯を素材にして開発し、ショウマに託した変身ツール。
「ポッド」という名の通り瓶のような形状をしており、吸収口「ゴチギャザー」からゴチゾウ100匹を圧縮して内部の硬質層「ポッドビン」へ格納すると共に内圧を抑え込んでエネルギーを抽出する。
本作の最強フォームであるオーバーモード及びマスターモードへの変身に用いられるが、一度の変身のたびにゴチゾウを100匹も消費しないといけない仕様のため、燃費は歴代最悪レベル。

  • クウガゴチゾウ
前作『仮面ライダーガッチャード』最終回Cパートにて仮面ライダーレジェンドから餞別として貰った、仮面ライダークウガをモチーフにしたゴチゾウ。
ショウマが唯一使用していないゴチゾウでもあり、【変身講座②】のラストでは歴代令和ライダーゴチゾウ達と共に登場した。


フォーム一覧

ポッピングミフォーム



イートグミ!イートグミ!イートグミ!

食べろって…?

。・゜・ ・゜・。

こっちか!*13

グミ!
EATグミ!EATグミ!

ガヴ!ガヴ!

ニャー!
 
▼▼▼
・ ・



変身。


ポッピングミ!ジュ~シィ~!
ムニュ

ムニュ


すごい……

そうか……これが、オレの眷属の力……これなら守れる!


身長:192.9cm
体重:72.3kg
パンチ力:1.0t
キック力:2.0t
ジャンプ力:4.2m(ひと跳び)
走力:7.6秒(100m)
必殺技:ポッピングミフィニッシュ

赤ガヴにポッピングミゴチゾウを食べさせて変身したガヴの基本形態。黄色のグラデーションがかかった色合いのアーマーが特徴的。
グミの力で変身しただけあってその身体は粘弾性に優れており、それを活かした俊敏な動きや、連射性の向上した攻撃に加えてあらゆる衝撃を弾き返す防御も兼ね備えているなど攻守共に隙の無い構成となっている。なおアーマーは弾性限界点を超えると衝撃を逃がすために粒状に弾けてしまうが、再度ゴチゾウを赤ガヴに食べさせることですぐに再生できる。修理のコストも下がっている。ガシャポンでダブってもなりきり度がむしろ上がるので安心だ!
だが、基礎ステータスは主役ライダーの基本形態にしては非常に低い。具体的に言うと仮面ライダークウガ グローイングフォームには走力以外*14仮面ライダー電王 プラットフォームにはキック力とジャンプ力で劣っている*15よくこれでドレッド(しかも壱式)をボコボコに出来たな

また、上記の低スペックは設定だけかと思いきや割と戦闘シーンにも取り入れられており、武器や後述のアシストがなければグラニュートに対して決定打もなければ割と苦戦するシーンも多い。
変身者のショウマが変身前の時点で非常に頑丈かつ高い身体能力を持っていることから、実質的にはショウマ自身のステータスを参照しているものであると見られ、今後強化形態が増えればさらに上乗せされる形になっていくと思われる。しかし中盤以降はショウマも成長し、エージェント相手なら互角に戦えるようになった。
また上記の通り、ゴチゾウの生成含めて全ての武器や技のエネルギーがショウマ自身の体力(とお菓子から摂取するカロリー)で賄われているため、従来作品のライダーに比べて疲労や空腹で倒れる頻度が高いのも特徴。

パンチングミアシスト

身長:192.9cm
体重:74.7kg
パンチ力:2.0t
キック力:2.0t
ジャンプ力:4.2m(ひと跳び)
走力:9.0秒(100m)
必殺技:パンチングミパンチ

赤ガヴにパンチングミゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジした形態。
右腕が水色のソーダグミで形成された大きな腕に変化する。動くたびにはじけるソーダのごとく水しぶきが飛び散るのも特徴。
必殺技は「パンチングミパンチ」。周囲にソーダグミ状のエネルギー体を生成し、そこから無数の鉄拳に変化させて四方八方から敵を攻撃し、上空からのパンチで粉砕する。
仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』での先行登場時に変身し、コンクリートの柱をも砕く威力のパンチでドレットルーパー達と交戦した。
これがコーラ味で黒色だったら攻撃方式がメガデウスになっていたかも


キッキングミアシスト

身長:192.9cm
体重:75.6kg
パンチ力:1.0t
キック力:2.9t
ジャンプ力:7.0m(ひと跳び)
走力:9.6秒(100m)
必殺技:キッキングミキック

赤ガヴにキッキングミゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジした形態。
右足がオレンジ色のグミで形成された大きな足にある変化して強力なキックを放つことができるが、片足だけ変化して動きづらくなったのか走力は基本形態から幾らか下がっている。
劇中では第1話にてグラニュート・ハウンドとの戦いで初変身。踵落としからのストンピング風ライダーキック「キッキングミキック」で撃破した。6話でもオタケを倒すために発動したが、彼の粘膜で無効化された。29話冒頭(前回から経過した1ヶ月の間の出来事)では久々に発動し、名称不明のグラニュートを撃破。32話でもキャラメルメルで拘束したエージェントを撃破した。
なおパンチングミとは同時に発動する事も可能だが、右手右足が肥大する都合上バランスはさらに悪くなる。

その他の技
以下は、ゴチゾウを使った専用技である。パンチングミ等と異なり姿は変わらず共通の形態で放てる。(現状ポッピングミフォームのみ)
ポップバーンバーン
ポップバーンゴチゾウを食べさせて発動。赤く光ったガヴからポップコーンマシンの如く接触すると爆発するポップコーン型小型爆弾が放たれる。尚この爆弾はショウマでもコントロールは出来ないらしく、一定数放つまで止められない。{えっ!?何これ!?止まんな〜い!(涙)}
29話でオチルに対して発動。突然放たれたポップコーンに困惑するが、見かねたラキアが丸太をオチルの捕まる木にぶつけた事で、振動でオチルが落下。それにより小型爆弾が起爆し、オチルの尻にダメージを与えた。

キャラメルメルマジック
キャラメルメルゴチゾウを食べさせて発動。ガヴから粘着性のあるキャラメルを放ち、相手を捕縛出来る。何度でも放てるが、連続で放つことは出来ない。
先述の通り32話でエージェントに対して発動し、拘束した所をキッキングミキックで撃破した。

ザクザクチップスフォーム



スナック!
EATスナック!EATスナック!

ガヴ!ガヴ!

ニャー!

ザクザクチップス!ザックザク~!

ザック

ザック

二刀流か……!

身長:192.9cm
体重:75.3kg
パンチ力:0.9t
キック力:1.0t
ジャンプ力:3.3m(ひと跳び)
走力:8.0秒(100m)
必殺技:ザクザクチップスフィニッシュ

赤ガヴにザクザクチップスゴチゾウを食べさせて変身した派生形態。
体の各部位にポテトチップを模した装甲が、鎧武者の装甲のように重なって装備されている。
目の部分は「ザクザクチップスアイ」に変化しており、変身時には両目にはまったジャガイモがザク切りのポテチを思わせる形状にカットされる。

ポテチを模した装甲「ザクザクチップスラング」は耐熱性、耐摩耗性、耐腐食性に優れている一方で、衝撃に対しては弱く割れやすい。
そのため湾曲構造にすることで衝撃を反らせ、重層化することでその弱点をカバーしている。
ちなみに装甲のモデルは崩したポテトを固めて作る成形ポテトチップス*16
ゴチゾウはナチュラルチップス*17からできているが……

基礎ステータスに関してはジャンプ力以外のスペックが基本フォームであるホッピングミフォームにも劣っており、
専用武器である二振りの曲刀「ザクザクチップスラッシャー」を使用した剣劇戦闘に特化したフォームと言える。

ちなみにこのザクザクチップスラッシャー……

脆い。とにかく脆い。大事な事なので二度言いました

例えば敵の攻撃を防ぐだけで剣先が割れたチップスのように粉々に割れるほど。これがほんとの諸刃の剣
なので防御目的で鍔迫り合いのような使い方が出来ない、完全攻撃専用の武器となっている。
とはいえ、「斜め45度」で振れば普通に切れる上、折れた刀身も即座に復活する。*18右斜め45度、これ俺の角度ね。ちゃんと切れる分「折れたぁー!?」で有名な龍騎ブランクの剣よりかはましなのか?
必殺技は「ザクザクチップスフィニッシュ」。剣を擦り合わせ、砕けた複数の破片を敵に浴びせた後、再生した刀身で細切れにする。それ輪切り……

ちなみにこのザクザクチップスラッシャー、元となったのがのりしお味だったせいか、攻撃が通るたびに青のりが舞う。
そんなところまでこだわらなくても……

第12話では、ヴァレンのアシストを受けて刀身をチョココーティングして強度を高め、グラニュート・アーリーの強固な皮膚に対応している。「頑丈な剣もいいな!」ガヴガブレイド「解せぬ」

ちなみに『ポテトチップス』と『ポテチ』は商標登録されているため、劇中では『ポテトチップ』と呼称されてるとか。言ってみるとわかるがこれが意外と難しい

ヒリヒリチップスアシスト

赤ガヴにヒリヒリチップスゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジした形態。
見た目は変わらないが、ザクザクチップスラッシャーの刀身にひりつくまでに燃え盛る炎を付与させて威力を強化させる。実際ポテチは油分を大量に含んでいて燃えやすいので、いざという時は火種として利用できるぞ!
ただし只でさえ脆い刀身に炎まで纏わせる都合上、持続時間が短いのが欠点。再び食べれば再発火可能。
必殺技はザクザクチップスラッシャーに巨大な火柱を生成させて敵をぶった切る「ヒリヒリチップスファイヤー」


ふわマロフォーム



マシュマロ!
EATマシュマロ!EATマシュマロ!

ガヴ!ガヴ!

ニャー!

ふわマロ~!フワフワ~♪
フワ

フワ

これがマシュマロか……すげ~!

身長:191.0cm
体重:65.8kg
パンチ力:1.0t
キック力:1.0t
ジャンプ力:2.5m(ひと跳び)
走力:9.5秒(100m)
必殺技:ふわマロフィニッシュ

赤ガヴにふわマロゴチゾウを食べさせて変身した派生形態。
体の各部位にマシュマロを模した装甲が、イエティ若しくはむっちむちな仮面ライダーエターナルのように重なって装備されている。

マシュマロを模した装甲「ふわマロラング」は無数の気泡で満たされており、優れた衝撃吸収・弾力性に富んでおり、敵の攻撃を吸収するだけでなくそれを生かした空中浮遊攻撃も可能。
両腕部の「ふわマロアーム」はもっちりとしたクッション性で高速の飛来物でも安全に掴み取れるが、掌がミトンのようになっているため物を握ったり掴んだりしづらいのが欠点。作中でもガヴガブレイドを両手で包むように持っている。
またふわマロラングの気泡により、高温・低温の温度変化にも耐性を持つ。実際のマシュマロは溶けやすいがそこは言わないお約束。
しかし、急激な温度変化には弱く、9話ではアーマーが溶けてしまった。

まるマロアシスト

身長:191.0cm~
体重:65.8kg~
パンチ力:1.0t
キック力:1.0t
ジャンプ力:2.5m以下(ひと跳び)
走力:9.5秒(100m)以下
必殺技:まるマロローリング

赤ガヴにまるマロゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジした形態。
上半身が肥大化した異様なシルエットで、質量で圧倒するパワーファイトが得意。マシュマロびっしりな見た目なので集合体恐怖症の人には少しキツいかも。
劇中では第4話のエージェントとの戦いで初変身。ガヴガブレイドの衝撃攻撃からのローリング攻撃「まるマロローリング」で押しつぶした。YouTubeに公開されている公式切り抜きを見て貰えばわかると思うがこれがまた絵面がなかなかのインパクト。
これはバケモノ言われてもおかしないわショウマくん……


チョコダンフォーム



チョコ!

ちょっ、勝手に!?

イートミー!イートミー!

…あ~、もう!

EATチョコ!

ガヴ!ガヴ!

ニャー!
 
■ ■ ■
〇 〇

チョコダン!パキパキィ!


はっ……そうか。チョコと言えば、銃だっ!

パキューン

パキューン

身長:191.6cm
体重:79.2kg
パンチ力:0.8t
キック力:1.6t
ジャンプ力:2.3m(ひと跳び)
走力:8.2秒(100m)
必殺技:チョコダンフィニッシュ

赤ガヴにチョコダンゴチゾウを食べさせて変身した派生形態。
板チョコがテンガロンハットとポンチョを形成したような姿は、西部劇のガンマンを思わせる。
ポンチョ部でもある「チョコダンラング」は、高い可塑性により衝撃を包み込みダメージを軽減する。また、ポンチョのように広く展開して対象を覆うことで、敵の捕縛と同時に攻撃の余波による周囲の被害を抑える役割を持つ。
専用武器である「チョコダンガン」による射撃を得意とし、銃口部の「テンパマズル」からは超高温の溶解弾や超低温の硬質弾を発射。トリガー部の「ホールドリガー」の引き具合で単発・速射が任意に可能となる。

必殺技の「チョコダンフィニッシュ」は、チョコダンラングからチョコのオーラを展開してチョコフォンデュのように相手を包んだ後、チョコダンガンの銃撃でそれを敵もろとも凝固・破壊する技。アレにしか見えないという人もいるようだが、そう見えた人はそんな見方しかしていないという事だろう
劇中では第7話のギャラリー経営者を装ったグラニュート・ディーン戦にて、
チョコダンゴチゾウがポッピングミゴチゾウを跳ね除けて赤ガヴに乗っかるという、ほぼ乗っ取りフォームみたいな形*19で初変身。この時手にしたチョコダンガンを使用する前に、その銃身部を丸かじりしているバンダイから発売中のなりきり玩具「DXチョコドンダンガン」で真似しちゃいけないよ!
翌話の第8話ではチョコドンゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジ。見た目は変わらないがホワイトチョコを模した「チョコドンガン」が生成、二丁拳銃が可能となる。因みに前述の描写が不味かったのか、今回以降はゴチゾウが齧って銃口を生成している。
チョコドンゴチゾウを何度も食べさせることでチョコドンガンは複数生成可能で、第8話ではヴァレンに二挺目のチョコドンガンを手渡している。必殺技の「チョコドンバースト」は、エネルギーチャージ後にトリガーを引くことでホワイトチョコの弾丸を連射する技となっている。このホワイトチョコは刺激で爆発するため、相手の動きやヴァレンの必殺技で起爆して連鎖爆発を引き起こす。
ちなみに「チョコといえば、銃だ!」と言ったのはこのフォームを披露する前にヴァレンを見たことがあったから。
しかしあちらは変身アイテムを兼用している上に基本形態なのに対し、こちらは派生形態で追加武装があるという違いがある。
何気にポッピングミ以外では直接変身の経験のある稀有なフォーム。だがケーキングの登場以降からは、チョコモチーフがヴァレンと被る上に、ケーキングの能力があるためか、他が最低一回は登場する中全く使用されなくなってしまった。まぁチョコダンガンにしっかり見せ場があるという点は救いか…


グルキャンフォーム


さあ、次に溶けるのはお前自身だよ!

考えろ……一番硬くて、溶けにくいモノ……はっ!

おーい!グルグルキャンディくーん!おーい!

ホ~イ!

\ズシン!/
(グルキャンゴチゾウが落ちる音)

……そう、キミキミ!


キャンディ!
EATキャンディ!

ニャー!

グルキャン!ペロペロ!

デカくなった……!
何だろうとすべて溶かしてあげる!





効かない!?

おっ……おおっ!これならいける!
兄さん姉さん、今度は俺の番だ!!

身長:227.8cm
体重:860.2kg
パンチ力:1.8t
キック力:2.4t
ジャンプ力:1.2m(ひと跳び)
走力:11.0秒(100m)
必殺技:グルキャンフィニッシュ

赤ガヴにグルキャンゴチゾウを噛ませることで変身した派生形態。
現状のガヴの全フォーム中巨大で、ブルキャンバギーを強化アーマーとして着込んだような巨大な姿をしている。
全フォーム中鈍重で、機動力も低めだがその巨体から繰り出される攻撃は強力で、その一撃が繰り出されるたびに地面が割れてそこからキャンディーの山が飛び散る
全身を覆う装甲「ブルキャンラング」は非常に頑強で、他のフォームの装甲が溶かされてしまうレーザー攻撃を傷一つつかずに弾いてしまうほど。
ブルキャンバギーが変化した「ブルキャンガトリング」によるガトリング砲撃も強烈で、「ウィーループ」を回転させることで内部の「ブルブモーター」でゴチゾウが硬質玉を生成。射出口「ガドロップ」から硬質玉を連続発射する。射出後はいったん冷却しなければならないため、外部のゴチゾウがガドロップに息を吹きかける場面も目を引く。かわいい。
パワーと砲撃能力に優れている反面動きはかなり鈍いため、基本的に足を止めての砲撃、或いは接近戦を仕掛けた相手へのカウンター攻撃が主な戦法となる。なお基本スペックは低いが他フォームと違い9話から12話にかけて大暴れてるせいでスペック詐欺疑惑が出てる
初変身は第9話。ニエルブが用意した溶解レーザー攻撃に対抗するため、硬いロリポップキャンディから生成したグルキャンゴチゾウを呼んで変身した。
なお、ショウマが口にしたキャンディーのイメージが「硬い」「重い」ものだったのか、グルキャンゴチゾウ自体もかなり重い
実際、ショウマもガヴの状態で重そうにセットしている他、上記のシーン、ゴチスピーダーから落ちるシーンではゆっくりであり、挙句の果てにはOPラストでは地面にめり込んでいる。この後ザクザクチップスがグルキャンに躓いて転んでしまった。

バクキャンアシスト
赤ガヴにバクキャンゴチゾウを食べさせて追い菓子チェンジした形態。
グルキャンフォームの背中に「ロックバクキャノン」という二門の大砲を装備。大砲からはキャンディの包み紙のようなミサイルが発射、そこから無数のキャンディ型弾丸が拡散して発射される。
必殺技の「バクキャンブラスト」は、フルチャージしたブルキャンガトリングとロックバクキャノンを一斉掃射しグラニュートを跡形もなく粉砕する。
その破壊力は凄まじく、ケーキングフォームを入手した後もこの必殺技を使用するためにこの形態に変身することがある。
火力と執念さは派生の枠とは思えない。令和のエンドオブワールドとも言われている。


ブシュエルフォーム



ブシュ、ブシュ!

……わかった。

ケーキ!
EAT ケーキ!

ニャー!

フワ!!

ブシュエル!フワフワ~!

幸果さんが作った、ブッシュ・ド・ノエルの力だ!

身長:195.8cm
体重:86.6kg
パンチ力:1.1t
キック力:2.1t
ジャンプ力:2.1m(ひと跳び)
走力:8.6秒(100m)
必殺技:ブシュエルフィニッシュ

赤ガヴにブシュエルゴチゾウを噛ませることで変身した派生形態。劇中でついに解禁された、クリスマスを露骨に反映したフォーム*20
カカオパウダーの振られたホワイトクリーム多めのブッシュ・ド・ノエルがそのまま鎧になった姿で、胸部には柊の飾りが施されている。頭部の「ブシュエルヘッド」は見ようによってはトナカイにも見える。
長斧である「クリスマックス」によるパワフルな攻撃を得意としており、刃部の「グロースレード」から繰り出す切断攻撃や衝撃波はエージェントを弾き飛ばすほど。
必殺技の「ブシュエルフィニッシュ」は、足元から無数の丸太を生成させて相手の動きを封じ、強烈な一撃を叩き込む技。丸太で進路を塞いだ後にカットされたブッシュ・ド・ノエル状のエネルギー波を飛ばすものもあるが、こちらはストマック社を追放されて後がないシータ&ジープの猛攻に押しきられ、完敗してしまった。(一応攻撃を受ける直前にグルキャンにチェンジしている)そのせいで初登場回の「ぱくっとガヴ」のフィーチャー対象はシータ&ジープに持っていかれた。


ケーキングフォーム



ここでやられて……悲しんで返すわけにはいかない!

これからもっと……笑顔で、お返ししていくんだぁぁぁぁぁっ!!

ホホーイ!

……なに?
新しい眷属か?

キミは……?
そうか……ケーキの力だ!!

ケーキ!
EAT ケーキ!

ニャー!

ケーキング!アメーイジング!!

力が……湧いてくる!!

身長:196.0cm
体重:91.2kg
パンチ力:1.3t
キック力:6.4t
ジャンプ力:1.5m(ひと跳び)
走力:9.0秒(100m)
必殺技:ケーキングフィニッシュ

赤ガヴにケーキングゴチゾウを食べさせて変身したガヴの強化形態。
切り分けられたショートケーキがそのまま鎧の様に装着された姿で、随所に苺の装飾が施されている。両目も赤い「ケーキングアイ」に変化、視力も通常の6倍に増幅される。素体も「ブリリアコンバディ」に変化、従来の黒を基調としたものからスポンジケーキを思わせる金を基調にしたものとなっている。胸部の「ケーキングブレスト」によるエネルギー供給により、マントを翻しながら王のごとき威厳に満ちた立ち振る舞いを見せつける。
専用武器の「ガヴホイッピア」による剣戟を得意とするが、そこに施された「ホイップッシュ」を押すことで先端の「クリムノズル」からホイップクリーム弾を「ホイップ」と打ち出すことも可能。
必殺技の「ケーキングブレイク」は、ガヴホイッピアの装填口「ホールデコル」にケーキングゴチゾウをセットすることで初動。ホイプッシュを三回押し出すことで、ホイップクリーム状の破壊エネルギー光線を発射する。
必殺技の「ケーキングフィニッシュ」は、ホイップクリームから生成されたキャンドルの通路を通過しながらライダーキックを繰り出す技。グロッタ戦で初使用するが、彼女の得物たる大鎌を粉々にした程度で、グロッタ本人は無傷であった。

ちなみに、ケーキングゴチゾウはショウマが自力で作ったショートケーキから生まれているが、幸果の喜んだ顔を見たショウマの力が湧いたことで誕生。
従来のゴチゾウのように必殺技を繰り出しても消滅しない特殊な眷属である。その代わりにショウマ自身のエネルギーの消費が激しい。
それでも上位の強化フォームに比べ燃費が良いことに加え、ストーリー後半ではショウマ自身のスペックも向上して体力消耗もマシになったのか、安定して出番が多い*21

ホイップ兵

ガヴホイッピアのホイップッシュを押すことで、クリムノズルから「ホイップパーティー!」の音声と共に召喚される。
小物サイズのゴチゾウホイップに比べると人型で、ホイップクリーム状の頭部と白い前掛けを着けた姿はおとぎ話の衛兵を思わせる。
また、前掛けの下は通常時のガヴの素体スーツと同じ意匠になっている。

戦闘時はケーキングフォームを守るように立ち回り、ホイップクリーム状の槍を得物にエージェントと渡り合う。
耐久力はかなり低く、エージェントの攻撃を少しでも受けただけで体が飛び散り消滅してしまう。しかし召還数に限りはないため、わざと盾にして飛び散ったクリームで相手の視界を遮ることも可能。
ホイップ兵もまた、槍を振り回してエージェントの銃撃をはじき返したり、ケーキングフォームが槍を掴んでポールに見立てた大回転攻撃を繰り出すと用途も多彩。
ちなみに槍を振り回していたホイップ兵は目を回してしまったのか口から虹色の液体を吐いていた

さらに、ホールデコルにゴチゾウをセットすることで「デコレーション!」の音声と共に強化されたホイップ兵が出現。
ザクザクチップスゴチゾウならザクザクチップスラッシャー、チョコダンゴチゾウならチョコダンガンといった具合に、追い菓子チェンジのごとくガヴ各フォームの武器や装甲が装備される

所謂「戦闘員」として見た場合、「主役ライダーの配下」「(外付け武装ではあるが)フォームチェンジ可能」という歴代ライダーでも比較的珍しいポジションに当たるキャラクター(?)と言える。


ブリザードソルベフォーム



キミもゴチゾウ…?よし、じゃあ早速使わせてもらう! 幸果さんこれ! 後で食べる!

えっ!? と、溶けちゃうよ!?

アイス!
EAT アーイス!

チュポン チュポン


変身!


ぃや〜あぁ〜!

ブリザードソルベ!ヒエヒエ!!

うおおおスッゲ〜〜……アイスだぁ!

うわあ…………何それ!?

ビターガヴ、もう一度俺が相手だ!

身長:195.5cm
体重:89.8kg
パンチ力:2.6t
キック力:6.6t
ジャンプ力:5.7m(ひと跳び)
走力:6.8秒(100m)
必殺技:アイスイリュージョン、アイスブレイク

赤ガヴにブリザードソルベエゴチゾウを食べさせて変身したガヴの強化形態。
ケーキングフォームでは低下したジャンプ力や走力も強化されており、全体的にスペックが向上している。
コーンに乗った青色のマーブルアイスが鎧の様に装着された姿で、随所にアイスクリームコーンを模った装甲やマントを纏っている。
体温が下がれば下がるほどポテンシャルが上昇する「インバーコンバディ」と言う肉体に変化し、更に身体の各所が超低温による超電導状態となっており、神経伝達のタイムラグが極端に抑えられつつ磁場を利用した滑走やスピンによる高速戦闘が可能。更に腕部の「フローズンアーム」は触れた物の熱を奪うため超低温と併せて対象を凍結させる事ができる。
更にブリザードソルベエゴチゾウが展開して出現したブレードを回した後に手の甲を舐める事で強力な低温ブレスを吐いて氷のバトルフィールドを形成したりガヴガブレイドに氷の刃を纏わせたりする事もできる。
また、ブレードを回転させた時に時々「アタリ!」の音声が鳴り、ガヴガブレイドならゴチゾウの乗ったゴチスピーダーを大量召喚して一斉攻撃させるなどの追加効果が発動する事もある。
後にアイスケーキを食べた事で「ガヴホイッピア」の使用も可能になり、召喚するホイップ兵も前掛けがアイスクリームのコーンを思わせる物に変わった「ソフトクリーム兵」*22に変化している。「アタリ」の時は2体の内1体が巨大になり、もう1体はとても小さくなった。
ガヴホイッピアのホールデコルにブリザードソルベエゴチゾウをセットすると「デコレーション!」の音声と共に巨大な氷の刃を形成できる。
必殺技の「アイスイリュージョン」はコーンアイスクリーム状の円錐形のエネルギーを複数形成して相手を取り囲んで一斉攻撃すると言う殺意に溢れた攻撃。
キック技の「アイスブレイク」もある。

ブリザードソルベエゴチゾウは体調不良に苦しむショウマのために幸果が持ってきたアイスクリーム*23を食べた事で誕生したゴチゾウ。
ケーキングとは真逆で時間経過で溶けて無くなってしまうと言う性質のゴチゾウであり、たとえ変身中であっても溶けきってしまうと変身も強制解除されて生身を晒してしまうため戦闘可能時間が短いと言うブリザードソルベフォームの大きな欠点にもなっている。
身体への負担という面でもケーキングと真逆で、体調不良時でも変身できる程度にはショウマ自身への負荷がかからないらしく、初登場からしばらく経過した後も高頻度で変身先に選ばれている。又、ゴチポットの登場以降も
  • 一回で体力を大幅消費してしまうケーキング
  • 一回でゴチゾウを100匹無くしてしまう為、余程の相手じゃない限り使いたくないゴチポット
といずれもピーキーな為(ソルベも大概だが)出番がある。

オーバーモードマスターモード


赤ガヴにゴチポッドをセットして変身したガヴの強化形態。
詳しくは個別項目を参照。


【余談】

主役ライダーで名前が「○○ドライバー」ではない変身ベルトは主人公が怪人の血を引く先輩『仮面ライダーキバ*24のキバットベルト以来16年ぶりである。

アーマーが破壊された際に粒状に弾けるシーンが見られるが、実はこのシーンはCGではなく実際に水を含んだビーズ弾に着色したものを撮影に使用している。*25

服の構造こそ違うがファスナーを開いて素肌のベルトを露出させるというシークエンスは元祖変身ポーズの先輩を彷彿とさせる。

基本的に長男か一人っ子が多いライダー主人公としては珍しい弟属性でもある。*26

情報解禁時に発表されていた名前は「ショウマ」だけだったが、グッズの中に「井上ショウマ」表記のものが見られた。
第一話時点でも彼のフルネームに言及はなかったが、ラストのキャストクレジットでものすごくサラッと「ショウマ・ストマック」表記がなされファンをざわつかせた。

初のお菓子モチーフの仮面ライダーだが、一応フォーム単位でなら過去にも仮面ライダースラッシュ ヘンゼルナッツとグレーテル仮面ライダービルド メリークリスマスフォームといったお菓子モチーフのライダーが存在していた*27

2021年からしばらく途絶えていた「仮面ライダーグミ」のカオスなことで有名なTVCMは『ガヴ』にて復活したが、そちらではショウマが歴代主人公で初めて本人出演している。
そもそも基本形態がグミモチーフかつ変身音声も「ジューシー!」ということで、情報解禁時から仮面ライダーグミを連想するファンは多かった模様。

  • ショウマ自身弟キャラのため背が低く見えるが演じてる知念英和氏の身長は178cmと実はかなりの高身長である。



どうする?二度と項目荒らしに関わらないか、この場でオレに追記修正されるか!

この項目が面白かったなら……\ジュ〜シィ〜!/

最終更新:2025年07月27日 11:56

*1 そもそも『仮面ライダー』シリーズ自体が異世界系の設定を採用する作品が少なく、その上で人が生活している・できるものに限っても『仮面ライダー電王』の時の砂漠、『仮面ライダーゴースト』の眼魔世界、『仮面ライダーセイバー』のワンダーワールド、『仮面ライダーギーツ』のデザイア神殿、『仮面ライダーガッチャード』のウロボロス界くらいのもの。当然ながら、全て主人公は地球人。

*2 初めて名乗った時は「ショウマ・ストマック」と言いかけている。

*3 食べる量に対してかなりの量のゴチゾウが産める。例を挙げると、グミ一個でポッピングミが3体。そのため多少使い捨てするくらいでは問題がないレベルで燃費はいい模様。

*4 子供のようにガタガタとした字で、人間界に来た時点で書くことのできた漢字は『お母さん』と『助ける』のみだった。

*5 後に絆斗が「ちゃす 絆斗だ」とあらすじを紹介するパターンが出たり、自己紹介せずにシンプルに前回までのあらすじを振り返るパターンになったりしていく

*6 なお幸果の住居は別にあるようで、一緒に住んでいる訳では無い。

*7 と言っても医療の知識がまったくないずぶの素人であるショウマはいわゆる「ニチアサ巻き」すらうまくできなかったが……。

*8 幸せを感じないようあえてブーシュがまずいものを食べさせていた。

*9 BGM名を借りるなら『最後の審判』

*10 この部分は特殊メイクで知念氏のお腹を象って作った肌に取り付ける形となっている。

*11 この時キッキングミは「シアワセ~」とも「ジューシ~」とも聞き取れる鳴き声を上げていたが詳細不明。

*12 正しくは「変身!そしてアドベントせよ!」。

*13 ショウマが口で食べようとしたところポッピングミゴチゾウが大泣きし、他のゴチゾウ達がガヴの形に隊列を組んでガヴの方で食べるようアピールしている。

*14 グローイングフォームは明確なスペックが公表されていないが、『仮面ライダー図鑑』にはその代わりに「マイティフォームの半分」という記述があるため、そこから計算。

*15 ライダー全体で見ても、全体スペックで下回るのは仮面ライダーギーツに登場するハクビのエントリーフォームくらい

*16 具体的に言えば『チップスター』とかのタイプ。

*17 よくポテチの作り方で挙がる「芋をスライスして揚げ油に放り込む」で作るタイプ。例として『ポテトチップス』、その派生商品の『プロ野球チップス』などカルビー社系のはたいていこちら。

*18 ショウマは倉庫に都合良くあった4本の柱を切り裂きメカニズムを理解していた

*19 昇天したグミゴチゾウの顔をよく見ると少しキレているような顔をしており、「この扱いに怒っている風に見える」と述べる視聴者も多数。

*20 設定上は仮面ライダービルドの「メリークリスマスフォーム」が過去に存在したが、劇中ではアイテム(サンタクロースフルボトルとケーキフルボトル)が数回映っただけで一度も使用されなかった。

*21 いつでも使えるケーキングに対し、ブリザードソルベは時間制限があり、マスター&オーバーはゴチゾウ100匹を集める条件を満たすまで使用できないという制約がある。

*22 てれびくんなどの雑誌では「アイスホイップ兵」表記。

*23 実は病気などで身体が弱ってる時でもアイスクリームなら手軽にエネルギーの補給が出来るので理に適っており、いくつか論文も作られているレベルで認められている。

*24 奇しくも向こうの主人公も人間と怪人のハーフと言う共通点がある。

*25 ビーズ弾というのはポリビニルアルコールのもので、海外だとエアガン用の弾としてかなり出回っている。BB弾の代わりに水を含ませたこちらを使った電動ガンが販売されており、あまり強いガス圧だと着弾前に破裂するので、相対的に威力が抑えられる要因になっている。

*26 平成以降で兄姉がいる(いた)と明言されているのはアギト、電王、キバ、鎧武の4人。W(フィリップ)を入れても5人で、令和ライダーでは初。

*27 ただし前者は名前通りヘンゼルとグレーテルが前面に押し出されており、後者は本編未登場。