登録日:2026/01/16 Fri 02:16:13
更新日:2026/01/20 Tue 23:11:29
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ガンダム短編集はかつて
コミックボンボンの増刊号にて掲載された読み切り作品を抜粋収録した
アンソロジーコミックスである。レーベルはGレジェンドコミックス。
本項目ではほぼ同様のコンセプトである『ガンダムマガジン名作集』についても触れていく。
概要
今は亡き漫画雑誌コミックボンボンはかつてガンダムシリーズと蜜月関係に辺り、多くのコミカライズの他、
四季ごとに発売された増刊号では数多くの読み切り作品も掲載されていた。その執筆時期の関係もあり、大半が90~97年頃に描かれた作品となっている。
それらの作品は雑誌掲載のみがほとんどだったが、2006年頃に一部を抜粋して収録したコミックスが発売。
長らく幻となっていた作品も一部のみとはいえ再び日の目を見る事となった。
最も電子書籍化はされてないので、現在ではやや入手困難ではあるが…
ガンダム短編集1
作者は加登谷みつる。収録作品では唯一の
オルタナティブシリーズ。
ドモンが立ち寄ったヨーロッパの小国・ネオベルゲテ公国にてさらわれたレインを助けるべく死亡の塔へ挑むというRPGのサイドクエストのような内容。
ガンダム短編集2
短編集と銘打ってはいるが、実質的には中編である『0083』と短編を組み合わせた微妙に詐欺チックな表題となっている。
ガンダム短編集3
この巻のみ、収録作は2006年発売のガンダムマガジンからの選出となっている。
作者はゴジラシリーズで多くのデザインを手がけた西川伸司。この巻の表紙も手掛けている。
連邦のモビルスーツはほとんど出撃しなかったとされるオデッサ作戦を前に、連邦とジオンの海上での戦いを描く。
ガンタンクが出てた? いや、あれはこの作品の後に出たので…
作者は津島直人。『1st』第1話のリメイク。
『
マジンカイザー』などスーパーロボット作品のコミカライズも手がけた氏のアレンジにより
かの冒険王版とはまた違った熱血スーパーロボットと化したガンダムとアムロが見られる。
しかし10番勝負とある辺り、全10回の構想でもあったのだろうか?
作者は『小さな巨人ミクロマン』『
メトロイドプライム2 ダークエコーズ』のコミカライズを手がけた松本久志。
この作品のみ特定の作品を題材にしないパロディギャグ作品となる。
ガンダムの名台詞を口にする謎のヒーロー・ガンダムマンのご近所での活躍を描く。
ガンダムマガジン名作集
こちらは『
機動戦士ガンダムF91』公開の間、全6号が刊行していたガンダムマガジンからの選出。
このためか、このコミックスのみ左開きとなっている。ファミ通などのゲーム雑誌連載漫画と同じ構成と思えば解りやすい。
コミックス表紙は岩村俊哉氏の描き下ろしであり、ベルフ・スクレットが描かれている。
作者は『
ボンボン餓狼』の細井雄二。
まさかのテム・レイが主人公という渋い選出。
ガンダム開発中にパイロットの技術が不足しているとして
テム・レイは捕虜となったジオン兵・アルガをガンダムのテストパイロットとして選出し友情を育むが…。
- ガンダム伝説 第2話 機動戦士Ζガンダム 宇宙を超える者
作者はみやぞえ郁雄。
一年戦争のコロニー落としで家族を失った兄弟アーリーとイブンによるプロトタイプΖΖ開発秘話。
- ガンダム伝説 第4話 νガンダム秘話 ネオ・ジオンの亡霊
作者は岩村俊哉。
MS開発に纏わる話だったこれまでと比べて、ニュータイプをテーマにした作品となっている。
洋画をモチーフとしたストーリーとなっており、作画も劇画調になっているなど、ボンボン版Vガンのイメージが強いと面食らうこと間違いなし。
あとバリバリの王道死亡フラグが出てくる。執筆時期的にその概念が出始めた頃だったが。
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
こちらも岩村氏による執筆。
スーパーファミコン用同名ゲームのコミカライズにあたる。
前後編の読み切り作品という事もあり、ストーリー展開は非常に早い。
一方で最終決戦の地となるクロスボーン・バンガードの宇宙要塞(後のイルルヤンカシュ要塞)が球体としてデザインされたり、
F90の予備機(後の4号機)が登場したりと後続作に受け継がれた要素も見られている。
この尺の短さもあってか、ストーリーラインは「フォーミュラ91の亡霊」や「Vガンダム」に雰囲気が寄ってはいるが、絵としてのタッチは「ネオ・ジオンの亡霊」同様に劇画ジャンルや洋画作品を意識した人物作画も見られる。
こちらも上記の「ネオ・ジオンの亡霊」と併せて漫画版Vガンダムの新装版が発売された際にコミックスに再録。
F90再評価の流れを受けての復刻収録とも取れる。
入手が容易なので、「フォーミュラ91の亡霊」と一緒に読んでおくと近年のフォーミュラ計画を扱った漫画作品がより飲み込みやすくなるだろう。
余談
ここに挙げられた作品は氷山の一角に過ぎず、未収録の読み切り作品は大量に眠っている状態である(これ自体はガンダムシリーズ以外にも言える問題点ではあるが)。
他の作品も気になるなら古本屋や
国立国会図書館などを駆使して当時の増刊号を探してみるのも良いかもしれない。
追記・修正はコミックボンボン増刊号を片手にお願いします。
- アムロ10番勝負は時代劇の「新吾十番勝負」のパロディじゃないかな -- 名無しさん (2026-01-16 11:52:15)
- 「DEAD ZONE」「極東MS戦記」「ジョニーライデン外伝」の載ってたボンボンじゃ「悪夢再来!驚異のデビルガンダム細胞」「ネオ香港大迷惑!情け無用のガンダムファイト!!」が好きだったわ…載ってないのがホント残念 -- 名無しさん (2026-01-16 18:52:11)
- 未収録作品にはSDのもあったな。やまと虹一氏の書いた戦国伝の外伝(ややこしい)とか -- 名無しさん (2026-01-17 03:31:12)
- DEAD ZONEを小さい頃に読んじゃって怖すぎて飯が食えなくなったの思い出したわ…いやアレマジでホラーなんだってば -- 名無しさん (2026-01-17 12:42:16)
- 講談社じゃなくて実業之日本社が発行した本に載っていた漫画だけどティエルの衝動は短編漫画だけじゃなくてジオラマとかも込みだから漫画だけ再録も厳しそう -- 名無しさん (2026-01-17 13:10:44)
- 昔こういうのがあって今見られなくて……と言われるのもガンダムのネームバリューの力か -- 名無しさん (2026-01-17 15:11:29)
- 「だってお前殺したの…俺じゃん」でちびっ子に戦争の狂気を刷り込んだらしい漫画今なら読んでみたいなあ -- 名無しさん (2026-01-19 15:16:56)
- ザクで登山するやつがあったのを覚えている。ティターンズ入りしたシャアや、前面にタンクを背負うよう改造したザクに乗るカミーユが出てたのはどの作品か -- 名無しさん (2026-01-20 23:11:29)
最終更新:2026年01月20日 23:11