登録日:2020/07/15 Wed 22:40:55
更新日:2025/03/23 Sun 14:45:30
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約百万年前に地球上に生まれたといわれる人間。
しかし……それよりも遥かな昔、
人間以上の文明が何者かの手によって作られていたかもしれない。
そしてそれは……
例えばまだ地球の奥底に隠れていて、
いつか私たちを滅ぼす機会を待っているのかもしれない!
▲概要
『超電磁ロボ コン・バトラー
V』とは、1976年にテレビ朝日系列で放送されたテレビアニメである。
東映テレビ事業部企画、東京動画製作。製作協力に『
勇者ライディーン』の東北新社と創映社/日本サンライズ(現:サンライズ)が関わっている。全54話。
勘違いされやすいが『
マジンガーZ』や『大空魔竜ガイキング』を作っていた東映動画の製作ではない。
初の合体
ロボットアニメである『
ゲッターロボ』が玩具では再現不可能な無茶苦茶な変形をしていることに不満があったため、玩具メーカーのデザインにより生み出された
可逆的に合体・分離が可能な合体ロボでもある。
それでも無理がある部分は無いことはないのだが
後番組である『
超電磁マシーン ボルテスV』を含め、後の合体ロボ作品にも大きな影響を与えた非常に存在感のある作品。
総監督は長浜忠夫、アニメーションキャラクターに数年後『
機動戦士ガンダム』(『
UC』や『
THE ORIGIN』でも)で携わることになる安彦良和。
▲あらすじ
地底深くに潜んでいた異星人、キャンベル星人が長きに渡る沈黙を破り、どれい獣を使って侵略行動を開始した。
これを予期していた南原コネクションの南原猛博士は超電磁の力で合体する巨大ロボを建造し、
日本全国から選りすぐられた5人の戦士達を集めて「バトルチーム」を結成。キャンベル星人との戦いに臨む。
「コンバインOK! コンバインOK!」
大地を揺るがす超電磁ロボ、その名は我らのコン・バトラーV!!
▲登場人物
☆バトルチームとその仲間達
国連の未来研究所・南原コネクションの南原博士により選ばれた4人の若者たちとその孫娘。
彼らは警視総監・法務大臣・総理大臣・国連事務総長により「これを持っている者に限りあらゆる法律違反も許されることとする」と記された特別許可証を持たされており、唯一バトルマシンの操縦が許されている。
主人公にしてバトルチームのリーダー格。バトルジェットのパイロットで、合体後はコン・バトラーVのメインパイロットを務める。
バトルチームに配属される前はノーヘルメットでバイクを駆り、警察も手を焼くほどの問題児だった。
両親を事故で亡くし孤児院で育ったため、理屈屋でややひねくれた所もあるものの、基本的には正義感が強い熱血漢。
第6話で人質を取ったガルーダと交渉するために自ら投降しようとしたが、十三が豹馬を助けようとして勝手にガルーダの部下を狙撃してしまい、交渉が決裂。その結果、ガルーダによって
両腕をマシンガンで撃たれてしまう。
腕は使い物にならなくなったのか、
手術の際に切断され、人工細胞で出来た義手を装着。術後は拒絶反応でしばらく苦悩することがあったが、次第に馴染んでいき、戦線に復帰する。
物語開始以前や導入、あるいは山場の決戦で深刻な身体損傷を負うロボットアニメの主人公はしばしばいるが、序盤でこんなことになるのも珍しい。
第13話でかつて所属していた暴走族からの脱退を手助けしてくれた荒川由美が、自身を助けるために特攻死。第22話で自身と境遇の重なったシグマ星人アイラスが身代わりとなって戦死。第42話で同じく似た境遇の山部ゆき子も自身を庇って爆死。
第49話で両親が死亡した事故の加害者の息子で、孤児院時代のライバルでもあった「死神」こと川上健二も戦闘で死亡するなど、身近な存在の死に直面することが多かった。
戦いが終わった後は、十三、大作、小介がそれぞれの故郷に帰るところを見送り、ちずると共に南原コネクションで暮らしていった。
大阪出身の
関西弁で喋る青年。バトルクラッシャーのパイロット。射撃の達人でもある。
愛用の武器は
ライフル銃で、象も仕留めるマグナム弾を放つ。
常に斜に構える気障な皮肉屋で、正反対の性格の豹馬とは度々衝突するも、心の奥底では認め合っている。
彼には南原コネクション勤務のガードマンであり射撃の師匠でもある真岡、競技でのライバルである山本和男、グレていた頃に更生してくれた刑事の山さんが交友関係に存在しているが、いずれも死亡せずに済んでいる。
第47話でダンゲルが白旗を上げて投降するという無防備な状態でも即射殺しようとしたり、第52話でダンゲルの生身での
決闘の申し込みを無視して機体で倒すよう豹馬に呼びかけたりと、豹馬や四ッ谷博士とは敵への対応の仕方で大きく対立することもあった。
余談だが演者の山田氏は関西圏出身ではないため、彼の喋る関西弁はぶっちゃけると所謂似非だったりする。
ひおあきらの漫画版では作者が面倒だったのか関西弁は喋らず終始標準語。
九州出身で熊本弁で喋る。バトルタンクのパイロット。柔道の達人で、漫画家になる夢を持つ。
気は優しくて力持ちな好漢だが、責任感が強過ぎるあまり、四ッ谷博士が敵にさらわれた際は切腹しようとしたこともある。
大作の演者のたてかべ氏も九州出身ではないが、彼の場合は長浜監督が九州出身だったため、演技指導でネイティブに近い熊本弁で喋っている。
ひおあきらの漫画版では彼も標準語。
南原博士の孫でチームの紅一点。バトルマリンのパイロット。
頭脳明晰で運動神経も抜群。ピアノも弾ける。知恵にとって憧れの存在。
後に豹馬に好意を寄せるようになるが、勝ち気で素直になれない性格と豹馬が朴念仁なこともあってなかなか進展することはなかった。
日本のアニメ史上初めて「シャワーシーン」を披露したヒロインでもある。
北海道出身の少年。バトルクラフトのパイロット。
9歳ながら
IQ200、飛び級で大学に進学し、発明もするほどの
天才児。その豊富な知識と洞察力・分析能力の高さで幾度となくピンチを救って見せた。その代わり
まだオネショが治らない運動神経は鈍い(運動に励んでいることはある)。
父親も科学者であり、阿寒湖近くでまりもの研究を行なっている。
科学者らしく幽霊などの科学的根拠のないものは信じない主義。
後日談の漫画『ゴッドバード』では意外なメインキャラ抜擢がなされることに。
ちずるの祖父にして、南原コネクションを設立しコン・バトラーVを作り上げた
天才科学者。
各国首脳陣に対して、国家という枠組みを超え、地球人としてキャンベル星人の侵略に打ち勝つよう諭した。
初期のうちに戦死してしまうものの、その志は後任の四ッ谷博士が引き継ぐ。
南原博士の後任で親友。自然を愛するが、環境破壊が進んだことで人間嫌いな性格になっていた。故に当初はコネクションを引き受けることを固辞していた。
しかし南原博士の「人間ではなく、地球のために戦ってくれ」という遺言を受けてその地位を受け継ぐ。
普段はがさつで大酒飲み、豹馬からも「おっちゃん」と呼ばれ慕われるなど豪快で気さくな性格だが、一方で抜け目のない一面も併せ持つ切れ者。
勤務中だろうがなかろうが酒を飲んでいることが多く、アルコール依存症ではないかと思えるほどである。
自意識を持つ
ロボット。バトルマシンを通じてチーム5人の脳波を測定し、コンバイン時の要となる。
感情回路が搭載されており、ロボットながら女性型ロボに恋をしたり、戦闘の影響で蛙が苦手になったりと、
描写が人間臭い。
胸部から飲み物の入った容器などを出現させることも出来る。
どういう内部構造なのか
- 一木金太&一木知恵(CV:野沢雅子(金太)、つかせのりこ、松岡由貴(SRW)(知恵))
南原コネクションへの雇われコックである一木一家の兄妹。ペットとして「ケロッペ」というカエルを飼っている。
バトルチームに憧れ、将来はバトルチームの一員になることを夢見る。
後に小介に作らせたメカ「ケロット」に搭乗してコン・バトラーVのサポートに回る。
バトルチームに付いていきたいあまり、何度も豹馬達を困らせていたが、結果としてチームのピンチを救うきっかけになることもあった。
この他、1話限りのゲストキャラが何人か登場するが、およそ半分ほどがその回で死亡している。
☆キャンベル星人
人類史の歴史・伝説に存在したといわれる
宇宙人。地球の自然を破壊し、地上の生き物も根絶やしにして、地球をキャンベル星と同様の太陽エネルギー貯蔵庫に変えようと企む。また、地球の人間を拉致して奴隷として酷使したり、洗脳して戦力にしたりしている。
キャンベル星は地球から34万光年離れた位置に存在する惑星であるが、ペンペン草一本生えず人工物で覆われており、高度な科学技術がある以外、どのような文明を築いているのかは明らかになっていない。
地底の奥底に前線基地が存在しており、南原博士はこの侵略者の存在に気付いて国連の許可を得てコン・バトラーVを開発した。
なお、侵略者であるキャンベル星人は強硬派という分類の存在であり、心ある穏健派も存在する。
最終的に本星の強硬派勢力は、政治犯として捕らえられていた穏健派達のクーデターにより力を失い瓦解。穏健派による地球救済で物語は終焉する。
前半
女帝を自称するキャンベル星の天才科学者。現在は自らの意識を巨大石像内のマザーコンピュータに移して生き延びている。
ガルーダに対しては愛情深く振舞うが、実際は只の道具としか思っていない冷酷非情な性格。
本作では昔の頃に、地球の人間が空を飛ぶオレアナを見て神だと思い込み、オレアナを元にして古代遺跡が作られていた。
地球侵攻軍司令官を務める大将軍。オレアナを母と崇め、地球人を下等な虫けら呼ばわりしており、
人質を取って盾にしたり暗殺計画を企てたりなど、情け容赦なく攻撃する。
普段は青い肌と金色の瞳を除けば地球人と何ら変わらない姿をしているが、オレアナから放つ電撃を浴びることで
怪鳥の姿に変化する。
第6話で豹馬の存在を知り、侵攻を度々阻止してくる彼を
ライバル視する。
実は純粋なキャンベル星人ではなく、オレアナによって生み出されたアンドロイド。作中に登場したガルーダ以外にも失敗作のプロトタイプが何体も存在している。
自身の秘密を知ったことでオレアナに反逆し、自身を模した(厳密には自分のプロトタイプのうちの一機)巨大戦闘ロボット「ビッグガルーダ」に搭乗し単身コン・バトラーVに挑むも敗北。
最後に正々堂々と全力で戦えた事に悔いはなく、豹馬の強さを認め、ミーアの亡骸を抱きながら、爆炎の中に消えていった。
ちなみに豹馬達はガルーダの境遇を最後まで知らず、彼がどんな思いで戦っていたのかなどの心境を察する事はなかった。
ガルーダを慰めるために造られた女性型のハーフロイドで、上半身のみが壁から生えているような形状。ガルーダに深い愛情を抱いている。
基本的にガルーダとの話し相手になる役だが、一度作戦を立案したこともある。身体の作りから不自由そうに見えるが、空間転移で別の場所に行き来することが出来る。
余談だが名前と出身地を繋げると
某歌姫の偽者になる。というか十中八九元ネタ。
第12話ではミーアがガルーダを助けるために豹馬との決闘に割って入ってしまったため、豹馬に卑怯者呼ばわりされて怒り心頭のガルーダから鞭でお仕置きを受ける。
しかし「お気の済むまで存分に」と言っていたのであまりお仕置きになっていない。帰れ!と言われたのは流石に堪えたようだ。
第25話でオレアナがガルーダをクビにすることを聞かされ、助けるために単独でどれい獣デモンに乗り込んで出撃。捨て身でコン・バトラーに突撃して組み付いたものの、ビッグブラストを受けて機体は大破。
その後グレイドンに乗るガルーダが超電磁タツマキを受けてしまい、救おうとしてコン・バトラーのスピン攻撃を満身創痍のデモンで横から妨害。ミーアは致命傷を負い、修理工区に運ばれるも結局修理不能のまま機能を停止する。
ガルーダの配下である男性型のハーフロイドで、ミーアと同様に上半身のみが壁から生えているタイプ。
どれい獣の選抜・解凍を行うのが彼の役割。
ガルーダの配下である男性型のハーフロイド(ry
戦闘作戦司令を担っており、どれい獣や戦闘員であるどれい兵団の指揮を執る。
戦闘中、ガルーダに意見を言った際に“壁飾り”呼ばわりされたことが何度かある。文字通りの作りとはいえあんまりである
後半
- ジャネラ(CV:つかせのりこ、日比野朱里(SRW))
オレアナ亡き後キャンベル星から送り込まれた第二の侵略軍であり、「三面鬼岩」の主を務める女帝である。
普段は体に蛇を巻いた美女の姿だが、激昂すると顔が鬼か蛇のような形相に変化する。身体を精神体のような状態にして移動することも出来る。
最終話でキャンベル星穏健派の反乱が発生し、キャンベル星の使者から地球侵略を中止してすぐ母星へ戻るよう指示を受けたが、それを無視して作戦を続行し、全世界へ数体のマグマ獣マスプロンを仕向けて総攻撃をかける。自身もセント・マグマに乗り込み、マグマ獣インドラ、マスバラ、アシュラを従えて出撃。
その後、3体のマグマ獣が合体した「三面マグマ」との連携で、コン・バトラーをボロボロの状態に追い込む。だが、突如現れたサブコネクションにより形勢が変化。そして、サブコネクションの推力を借りたコン・バトラーの全速スピンでセント・マグマは貫かれる。
しかし、ジャネラは奥の手である核融合弾「アースボム」を起動、三面鬼岩から地球の地殻へ向けて発射される。
自身は旗艦からの脱出を図ったが、ロボットとなったワルキメデスに阻止され、最期はセント・マグマの爆発に巻き込まれて死亡する。
ワルキメデスの弟である、攻撃軍総司令官。キャンベル星随一の兵(つわもの)と言われる。力押しを好み、マグマ獣に乗り込んで戦う粗暴な大男。ジャネラやワルキメデスからは馬鹿扱いされている。
一応肩書きは将軍なのだが、ほぼ毎回マグマ獣に直接乗り込み前線で戦っている。手柄を得るために無断で出撃することもあった。
ちなみにジャネラやワルキメデスが余計な指図をしなければコン・バトラーVを倒せていた場面もあったり
将軍としてのプライドが非常に高く、ジャネラの支援やワルキメデスの小細工に頼らず、コン・バトラーを正面からぶつかり、己の実力で倒すことにこだわる。そのため、自分の聞かされていない作戦に対しては「自分が無視された」として腹を立てることがあった。
功績を挙げられなかったことと独断行動が多かったことから、第52話でジャネラから死の宣告を受け、兜内部の
爆弾の起爆装置が作動する。コン・バトラーを倒して起爆装置を解除すべく戦うも、乗機であるマグマ獣グレートマグマは大破。
その後豹馬に対して生身で
決闘を挑み、豹馬は受けて立つ。しかし、爆弾の起爆時間までに豹馬を倒せず、最期は「ワシは戦う!戦わせてくれ!」と叫び爆死した。
キャンベル星人随一の頭脳を誇る総統。総統ではあるが兵器開発と作戦立案の参謀を担当している。
狡猾な性格で、刺客(主に地球の人間を脅したり洗脳したりした
スパイや、南原コネクションの関係者にそっくりなロボット)や小動物型のメカを送り込んで南原コネクションを内部から攻めたり、人質を取って豹馬達を精神的に追い詰めたりするのを好む。
弟のダンゲルとは性格が正反対なため、仲は良くない。
ちなみにダンゲル・ワルキメデス共に反抗したり失敗した時にはジャネラの意思一つでそれぞれ頭部のネジ・ヘルメットが締め付けもがき苦しむ。
ダンゲルがジャネラからの信用を落とすのに対して、ワルキメデスは彼女からの信頼を高めていく。と思いきや、第53話では突然、自身も用済みとされる。
まだ死にたくない彼は偶然、自分に似せて作られたロボットを発見し、ジャネラの思惑を知る。その後、自分がロボットに改造されないために、マグマ獣ダークロンで出撃するも、コン・バトラーに敗れる。
戻った後は手術を受けさせられ、ロボットに頭脳を移植されてしまう。
ジャネラへ完全に忠誠を誓ったかに見えたが、ジャネラがコン・バトラーとの戦いに敗れアースボムを発射した後、ジャネラの脱出を妨害。セント・マグマと運命を共にした。
漫画『ゴッドバード』では、ロボットの残骸に搭載されたワルキメデスの頭脳は35年の時を経て未だ生きており、かの
三輪長官によってサルベージされる事に……
▲メカニック
南原コネクション
南原博士が国連の支援を受けて建造した民間の研究施設。施設上部にある巨大なU字磁石が特徴。コン・バトラーVの整備基地となっている。
戦闘の際は
超電磁バリアを発生させて敵からの攻撃を防ぐことができ、各種防衛用装備での戦闘も可能。バトルチームもバトルマシンが使えない状況で砲手を務めることがあった。
その他、有事に備え、キャンベル星人はおろかバトルチームにも知らされていない機能が幾つか隠されている。
バトルマシン
○バトルジェット
コン・バトラーVの頭部を構成する高速戦闘機。最高飛行速度はマッハ4。
機関砲や上部から出現する「マグネレーザー」、主翼の隙間から発射される棘「スカイリッパー」、両翼端に展開される接近戦用の回転刃「ドスブレッシャー」を武器とする。
○バトルクラッシャー
コン・バトラーVの胸部・両腕を構成する重爆撃機。
分離状態での使用武器は、コックピット横から砲身が展開・発射される矢「エレクトロダート」や、本体下面から投下される爆雷、スプリングクラッシャーの先端に似た形状のミサイル「グランブリット」など。
腕部武装のうち、両腕を組み合わせなくても使える武器は、合体前でも後でもそのまま使用可能。
○バトルタンク
コン・バトラーVの腹部を構成する重戦車。発電所1基分の出力を持つ原子炉と発電機を搭載した、コン・バトラーのエネルギー源である。アブネー!
代わりに単体で空を飛べないため、飛行時はバトルマリンに運搬してもらう。
装備武器は前面の赤い部分から展開される伸縮式ショベルアームや、上部黄色い部分から射出される、ドリルと鉤爪付き鎖「アンカーナックル」や、上部から出現する320ミリ戦車砲。バトルマリンに担がれた状態で体当たりすることもあった。
○バトルマリン
コン・バトラーVの両脚を構成する潜水艇。修理装置を搭載している。
搭載武器は爆雷のみで、バトルマシンの中で最も攻撃力が低い。そこを敵に狙われることもあった。
コン・バトラーの太ももに当たる部分からリフターを出し、バトルタンクなどを運搬する役目も持つ。
○
バトルクラフト
コン・バトラーVの両足首を構成する12輪の万能偵察機。透視装置が搭載されており、敵機の特徴と弱点を見抜くことが出来る。
複座式だが左側は基本的に無人。
左側は何度か破壊されていたりする
水中でも問題なく活動出来る他、前面から
ドリルが出現し、
地中にも潜れる。
レーッツ!! コーンバイーン!!
コン・バトラァァァァァ!!ブイッ!!
○コン・バトラーV
5機のバトルマシンが
コンバインして完成する、超電磁エネルギーを動力源とする
巨大ロボ。主題歌でも歌われるように全高57.0メートル、重量550.0トン。
足裏のバーニアのみで空を飛ぶ。最高飛行速度はマッハ11で、空中で姿勢を保ちながら格闘戦を行える。
合体には搭乗する5人の脳波が同調しなければならず、少しでも乱れると合体することができない。このためチームメンバー同士の意見が食い違って衝突したり、相手が敵ではないと思い倒す戦意が出なかったり、偽者が紛れ込んだり、はたまた
ゲップしただけで合体できずピンチに陥ることもしばしばあった。
操縦方法はパイロットの被るヘルメットから、パイロットの記憶細胞に情報が伝達される。これによって操縦経験のない者でもすぐマスター出来る。
オプションとして思考による操縦も可能であり、豹馬が腕を使えなくなった際は、頭と腕に脳波コントロール装置を取り付けて機体を動かした。
また、ヘルメットには遠隔操縦機能もあり、簡単な操作ぐらいなら外部からのリモコン操縦も可能。
呼び方としては「バトラー」「コンバトラー」、単に「V」と呼ばれることがあったが、基本的には「コン・バトラーV」と「・」を付けるのが正しい呼び方のようである。アニメ製作者や視聴者には「コンV」とも呼ばれる(劇中ではそのように呼ぶ者はいない)。
ちなみに装甲材質として設定されている「サーメット」は、スーパーロボットアニメとしては珍しく現実に存在する物質(セラミックと金属の複合材)である。
☆主な武装
手首を変形させて使用する武器の総称。全7種類存在する。
「超電磁ギムレット」も手首を変形させるので実際には全8種類。
片腕単体で武器を出すだけでなく、両腕をくっつけるとその部分の装甲も収納され、中から横長な武器を出現させることも出来る。
いずれも
どうやって各武器を格納しているのか、どういう内部構造をしているのかサッパリ不明。
まぁ
マジンガーZどころか
鉄腕アトムの頃から既に同様の傾向は見られたので今更突っ込むのは野暮というものだろう。
後年Zはいくらか後付けとは言え補足されていたりするが
- ロックファイター
指先から発射される小型ミサイル。ガンダムのバルカンと同じような扱いで、牽制や敵の飛び道具の迎撃によく使われた。
- バトルガレッガー
鎖で繋がった巨大な枷状の物体。これで敵を押し出したり、掴んで振り回し、投げ飛ばしたりする。
発射後の次のカットで、鎖ではなくワイヤーになっていることが多かった。
そっくりな名前のSTGがあるが、「ガレッガ」自体は無関係だがそこに「バトル」が付いたことには関係ないとも言い切れない様子。
- マグネクロー
先端に棘が付いている四角い立方体。腕の内径に近い大きさの物体ながら、同じ物を連続発射出来る。
両腕を連結させて横長なマグネクローも発射出来る。
- アトミックバーナー
火炎放射器。片手ずつ放射器を出現させる時もあれば、両腕を組み合わせて1つの大型放射器を出す時もあった。
大仰な名前の割にこれで敵機が溶ける描写が殆どないからなのか、スパロボでは弱めの威力に設定されていることが多い。
- スプリングクラッシャー
ワイヤーで繋がった回転削岩機。「ドリルスプリング」や「グラフワイヤー」と呼ばれることもあった。
- 超電磁クレーン
ワイヤーで繋がったマグネクロー。両腕を結合しないと使えない。
肩や腰に装着された円盤状の投擲武器。投げると対象を切り裂いた後に
戻ってくる。
耐蝕性の極めて高いα鋼製の円盤を超電磁の糸で繋いで操る、本機の代名詞とも言える武装。
「バトルリターン」の肩の部分を”ヨーヨー1”、腰の部分を”ヨーヨー2”として扱う。これにより敵機との間合いを取りながら格闘戦を行える。
合体させて巨大なヨーヨー(「ダブルカッター」と呼ばれる)にすることも可能。
当時は
ヨーヨーが大ブーム(
ハイパーヨーヨーではない)で、初登場時にはバトルチームが見ていたTV画面が実写になっている。
強力な溶解液を飛ばしてくるどれい獣デモーラに対抗するため、四ッ谷博士や豹馬がたまたまテレビで見たヨーヨーの達人を参考にして編み出された。
ちなみに元ネタは『
スケバン刑事』とのこと。
頭部の角から発生した電気を指先から放出する。角からの電気を放出するだけだと「パルショック」と呼ばれる。
「超電磁スパーク・フルパワー」では全身から電気を放出するが、機体への負担も大きいことから、ピンチの時しか使われない。
腹部から発射される大型
ミサイル。スパロボだと勘違いしがちだけど股間じゃないぞ。
特筆すべき点は
ミサイル本体が胴体の前後幅よりも長いことである。
1戦闘に1回だけ撃っていることが多いのだが、最大3連射する時もあった。
敵に組み付かれた際や、触手などで拘束されて身動きが取れなくなった際の脱出など、ここぞという時に使われることが多い。
初期は発射口が開いて中からミサイルが出る時があったが、次第に発射口とミサイルが一体化した形状に落ち着いた……逆に危険な気もするが、そもそも
胸がミサイルな時代なので気にしたら負け。
後に仕様が変更され、多弾頭ミサイル「ビッグブラスト・ディバイダー」も搭載された。また、その時から発射口が展開してミサイルが出る作りに定まり、弾頭の色も黄から青になった。ただし、弾頭の種類を使い分けているのかは不明。
実はミサイル発射口周辺は、磁力エネルギーを吸収してビッグブラストの威力を上昇させるシステムが搭載されている。
第20話のみだが、四ッ谷博士により嘘の弱点を教えられた敵がここを集中攻撃したことで、受けたエネルギーが吸収され、その後に黄金に輝いたビッグブラストが発射されていた。
同じく追加武装の一つ。額のVから放たれるVの字型
ビーム。「Vカッター」と呼ばれることもあった。
同じく追加武装の一つ。脚部の丸い部分が展開し刃が出現。回転することで、蹴りの威力を高める。
同じく追加武装(ry「ベルトカッター」と呼ばれることもあった。
背中のキャタピラを射出し、そこに付いた刃が展開。キャタピラを遠隔操作して敵機を切り刻む。
敵を電磁竜巻「超電磁タツマキ」で動きを封じた後、両腕を「超電磁ギムレット」に変形させて
高速回転し、敵を貫き粉砕する。
多くのどれい獣&マグマ獣を粉砕してきた、歌詞通りの「
電磁の必殺の技」である。
既に敵の動きが鈍っている際は、超電磁タツマキを使わずに即スピン攻撃を行う時もあった。
超電磁スピンの応用技。敵機周辺を高速で回り、磁界を発生させ敵の動きを封じる。超電磁タツマキと仕組みの違いがはっきりしないためか、第3話でしか使用されていない。
胸からグランライトウェーブと呼ばれる光波レールを放ち、その上を
巨大戦車に変形して疾走し敵に突撃する。
第26話でキャンベル星人の前線基地へ攻め込む際に追加された新必殺技。
ただ、超電磁スピンより強力というわけでもなく、どういう基準で使い分けられているのかは不明。
メタ的には玩具のオリジナルギミックを本編に
逆輸入したものである。
ちなみに、
変形時は顔を隠さない。
高圧のバリアで全身を覆う防御兵装。第4話でデモーラの溶解液を防ぐために使用したが、エネルギーを著しく消費するため、展開時間は短い。更に、展開中は身動きが取れなくなる。
同話で敵の性能が強化されてバリアを貫かれるようになって以降、使用されていない。
この他、第2話で全身の丸い部分から熱線や冷凍光線を一斉発射していた。
○ケロット
一木兄妹が原型を作り、弱みを握られた小介が改造した、カエルのような外観の小型ロボット。南原コネクションにあったジャンクパーツを材料にして作られた。
全高は
4~5m程度でコン・バトラーVの頭部と同じくらいの大きさ。
脚部はバネになっており、カエルのようにぴょんぴょん飛び回る。
ボスボロットの立ち位置を引き継ぐ「
基本役立たずだが思わぬところで大活躍するサポートメカ」。 特に囮や潜入役として活躍した。
武装は粘着性ガムガム弾、戦車の砲弾すら包み込めるシャボン玉「バルーン砲」、食器のフォークに縄を繋げただけの「スカイフォーク」、微電磁スパークなど。ちなみに操縦はほとんど妹の知恵が担当しており、兄の金太は基本的に指示を出すだけ。
一回だけハリボテ(デパートが宣伝用に作成したもの)を付けてコン・バトラーVに偽装した事がある。
余談だが、スパロボでは修理装置や補給装置が搭載されて登場するが、そのような設定は存在しない。
○ガルガンチュワ
第18話で登場した、ブリッテン国のローレンス・ピカデリー教授が開発した巨大ロボット。決定的な武器がまだないため、実戦に投入できなかった。マスコミは「既に完成」と報じているが…。
武装は腹部の丸い部分から発射されるミサイル(機銃?)と、手に持った双頭の槍。
ちなみに、『第3次スーパーロボット大戦』には強化型の「パンタグリュエル」が登場するが、原作でピカデリー教授が助手に「ガルガンチュワ2世を世界最強のロボットとするため研究を続けてくれ」と発言しただけであり、原作には名前すら存在しない。
○どれい獣
前半のキャンベル星の巨大戦力。他の星の宇宙生物を改造したサイボーグ怪獣。普段は氷漬けにされているが、使用時はナルアによって解凍される。
“どれい(
奴隷)”の名前通り知性や自我はほとんどなく、ただ命令のまま敵を攻撃する存在。
数は少ないがパイロットが乗り込める機体も存在する。中には第22話で登場した冷凍獣アイラスのように機械化せずに洗脳された個体も存在する。
スパロボでは“どれい”のネーミングが引っかかったのか、メカの分類が明記される作品では後述のマグマ獣に纏められている。
○グレイドン
ガルーダの指揮する戦艦。中央が脳のような形状、横に7本の突起が出ていて先端に目の付いた不気味な外観をしている。
ミーアやギルアが乗り込んで指揮を執る時もあった。
○ビッグガルーダ
ガルーダがコン・バトラーとの決戦時に乗り込んだ巨大ロボット。人間態のガルーダに似せて作られている。コン・バトラーより少し背が高い。
設定ではオレアナがアンドロイドのガルーダを製作する過程で造ったものであるらしく、資料によっては「ガルーダのプロトタイプ」とされることも。
口からは火炎を、胸部からミサイルを発射する。剣と
弓矢を装備し、矢は標的に刺さると爆発する。
腕内部には弓ノコ型の刃やドリルミサイルを内装している。
○マグマ獣
どれい獣に代わって後半に登場した巨大戦力。どれい獣と違いロボットのような外観で、こちらもどれい獣と同じく捕まえた宇宙生物を改造したものである。
将軍ダンゲルが直接搭乗して操る機体が多いが、頭脳制御に切り替えることも出来る。
その名から連想されるように、三面鬼岩内の溶岩から出現し、火炎弾を発射する機体が多い。
○ブランブル
キャンベル軍の戦艦。グレイドンと似たような形状だが、生物的要素は薄くなっている。
○セント・マグマ
最終話でジャネラが指揮する大型戦艦。亀の甲羅のようなドームに竜の首が4つ横に突き出ている。竜の口からは火炎や冷気や破壊光線を吐く。艦底からは竜巻も発生できる。
超電磁スピンをも弾く程の堅牢さを持つ。
▲漫画媒体
放送当時色々な媒体でコミカライズ版が展開されたが、その中でも『
宇宙戦艦ヤマト』の漫画も手掛けたことで知られる、ひおあきら氏によるテレビランド連載版が有名。
ガルーダの悲劇、人間のエゴといったテーマをアニメ版以上に盛り上げている側面もあり、単行本化された事もあってかファンの間で知名度・評価ともに高い。
▲外部作出演
スーパーロボット大戦シリーズには『第3次スーパーロボット大戦』に初参戦し、その後も様々な作品で登場する準レギュラー的な立ち位置。
基本的に合体は再現されず、もっぱら合体状態のコン・バトラーVとして参戦している。
「5人乗りによる豊富な精神コマンドを持つものの、合体機構のせいでスーパー系にしてはやや打たれ弱い」ユニットになりがちで、参戦作品によっては他の超強力なユニットに主力を奪われてしまいがち。もちろんしっかり改造すれば充分役立ってくれるが。
だが、初期の頃は超電磁スピンの攻撃力が低いか消費ENが多過ぎる、原作でコンVが宇宙で戦闘する描写がなかったせいか宇宙の地形適応が悪いなど不遇だった。
当時はスーパーロボットの大半が冷遇按配ではあったのだが。
PS2や携帯ゲーム機最盛期年代頃から『ボルテスV』とは基本的に同時参戦(初共演は『
α』)しており、オリジナルの
合体技まで用意されるなど演出面でも優遇されるようになる。
南原コネクション自体は当然味方なのだが、そのせいで
ティターンズに襲撃されることもあり、『
α外伝』では南原博士が結果的に
ジェリド・メサに殺され、豹馬達からも恨まれることになる。
ちなみに意外な事にストーリーが再現された作品は少なめで、いわゆる「
いるだけ参戦」である事が多く、シリーズ初期の頃は原作再現がガルーダ編のみに留まっていた。
ジャネラ一味が初登場したのは『
64』であり(ガルーダなどの前半の敵は未登場)、物語編全編の原作再現が展開されたのはαシリーズとCOMPACT2/
IMPACTのみとなっている。
どれい獣は最初に登場したガルムスが
量産されて出現し、あとはミーアが乗っていたデモンくらいしか現れない。マグマ獣も数体のみ。なお、敵ユニットの名称は表現上の問題もあってか、どれい獣もマグマ獣の名称で統一されている。
それどころか、キャンベル星人が一切登場せず、バトルチームが
ボルテスチームの先輩くらいの設定ならまだ普通な方で、
ダンナーベースの一員になっていたなんて作品もあった。
一方で『
A』では自然を愛する者繋がりで
東方不敗の友人になっている四谷博士という意外なクロスオーバーもある。
あと『α』ではガルーダにプロトタイプがいたという設定を利用して
「ミーアを破壊されたところで真相を知るが、プロトタイプのガルーダ達の手で逆に洗脳される」or「敗北続きの失敗作と見なされてプロトタイプの手でミーア共々粛清される」→ そして「その真相をバトルチーム含む全陣営に明かされる」
という、原作以上の悲劇の末に無念の死を遂げるガルーダなんて展開も(これによりオレアナがガルーダ編におけるラスボス化して最終話まで出張る)。
スパロボでは原作とは違って豹馬達がガルーダの身の上を知る展開はそこそこ多いが、特に『α』におけるガルーダの「キャンベル星を救うために戦っていたはずなのに、実際は意味もなく利用するだけ利用されていた」という悲劇は、敵対していた豹馬達もショックを受けていた。
洗脳された展開におけるガルーダの最期の「自分のような悲劇を繰り返させないでくれ」という遺言もあって、豹馬の戦う理由の一つにすらなっている。
原作終了後設定の『
30』でも豹馬がガルーダの正体を知っていたと思われる描写があり、親と子の関係性や、悪の心を持った超AIロボット達との戦いに苦悩する場面も描かれた。
なお、
寺田Pにとっては思い入れがあるのか、インタビューにて他作品間のバランス調整の具体例として
「A.T.フィールドが超電磁スピンで破れるなんて設定が原作にあるわけではないので、自分で決めるしかない」
と、
必殺技の代表例のように扱う発言をしたことがある。
▲余談
- エンディング主題歌に「♪身長57メートル、体重550トン…」という一節があることから、この手のスーパーロボットの中でも突出して身長・体重の認知度が高く、今なおしばしばネタにされる。
『空想科学読本』によれば、この身長でこの体重というのは軽すぎもいいところらしい。というのも、立体物の縮尺は3乗しなければいけないので、もし165cmまで縮小すれば重量は13kgになってしまうためである(まあ、ほとんど戦闘機で構成されていることを考えると、軽めに作られているのは当然なのかもしれないが…)。
- 5機編成による合体人型ロボというのは当時としてはかなり大胆な構造であり、製造コストは高く、子供たち…もとい親御さんの財布に衝撃を与え、純正品のデラックス超合金はそう簡単に手に入るものではなかった。
子供たちによっては、友達同士複数人で協力し合って5機をそれぞれバラで購入し、それを持ち寄って合体させて遊ぶということもあったとされ、ある意味で子供同士のコミュニケーションに一役買っていた。
商品化する際のコスト云々に留まらず、純粋に作画も大変だったらしく、本作に触発されて自社でも合体ロボットアニメを手掛けることに決めた創映社/日本サンライズは5機合体の描写が大変すぎて手に負えず、3機で妥協し、その結果生まれたのが『無敵超人ザンボット3』である。
追記・修正は脳波を一致させてお願いします。
- 此の作品を原点とする東映(本社)TV=ロボットアニメ路線は来年=21年で生誕45周年なので此れを切っ掛けに譬えTVシリーズ以外のメディアでも新坂を -- 名無しさん (2020-07-15 23:04:36)
- 新作を立ち上げて頂きたい! -- 名無しさん (2020-07-15 23:05:21)
- 放送前に三ツ矢さんが公園で発音練習してたんだっけ? -- 名無しさん (2020-07-15 23:07:04)
- 東映作品だからか同じく東映の実写作品の劇中劇で流されることも少なくなかったよね。メタルダーとか龍騎とか -- 名無しさん (2020-07-15 23:12:57)
- ひおあきら先生の漫画版がすごい好きだった -- 名無しさん (2020-07-15 23:23:31)
- 浪花とテレ東版隼人がパッと見どっちがどっちか分からない時があった -- 名無しさん (2020-07-16 03:44:19)
- ロボットアニメと戦隊モノを組み合わせた見所のある一作 -- 名無しさん (2020-07-16 05:58:20)
- おもちゃの売り込み有りきな企画ゆえか今の視点だとマジンガーやボルテス以降の長浜作品と比べたら思想性やテーマ性は薄く感じたなあ、逆に言うとこれの経験がボルテス以降の長浜作品における大河ドラマ路線の萌芽となったのかも -- 名無しさん (2020-07-16 06:04:54)
- スパロボは常に安定してるイメージだなぁ。遠・近ソツなくこなすし極端に強い・弱いも無い。魂無いけど必殺技もある程度強いし(なお燃費) -- 名無しさん (2020-07-16 10:51:25)
- 何年か前にDX超合金魂でコンVが出た時にOP冒頭の「V!V!V!」を「ゴーゴーゴー」と記事に書いて炎上したアホな記者がいたなぁ… -- 名無しさん (2020-07-16 11:26:26)
- ↑2 COMPACT3でのやる気のない扱いはひどかった。悪い意味での「いるだけ参戦」の毒牙によくかかってて、大張が協力するようになったことで優遇されやすくなったダンクーガとは立場が逆転したって印象 -- 名無しさん (2020-07-16 11:38:41)
- 夕方再放送世代だけど、超電磁ヨーヨー開発回でキャラ達が見ていたTVに『実写で』ヨーヨーの名人が出ていたのが凄まじいインパクトだった -- 名無しさん (2020-07-16 12:51:07)
- 5行で終わる「あらすじ」のシンプルさが実にこの頃のアニメ。 -- 名無しさん (2020-07-16 16:01:22)
- スパーロボット大戦でも珍しい「武器欄3ページ」は伊達ではない。現在なら1/3くらいにされるだろう -- 名無しさん (2020-07-16 16:37:42)
- キートン氏は神隼人もだけど、どこか気障な皮肉屋の役をやることが多いんだろうか -- 名無しさん (2020-07-16 16:56:17)
- ↑6 まぁ「ゴーゴーゴー」は2番の歌詞だから完全に間違ってるわけでもないけどな -- 名無しさん (2020-07-16 18:18:27)
- 両腕が義手になるなんて・結構ハードだな -- 名無しさん (2020-07-17 20:00:23)
- ↑民間人への被害も激しいし昔のアニメは大体モブにもレギュラーにも厳しい -- 名無しさん (2020-07-17 21:16:47)
- とりあえずゲストは死ぬ。レギュラーも急にスポットが当たると危ない -- 名無しさん (2020-07-18 00:22:03)
- ↑暴走族ならもれなく死亡するよね…十三の友人は死ななかったけど -- 名無しさん (2020-07-19 19:16:50)
- ポピニカの超合金を5機全部買ってもらえた子は何人いたのだろうか。 -- 名無しさん (2020-07-19 20:27:00)
- ガルーダ編はピンチの連続とガルーダの正体への伏線貼りが続いて今見てもドキドキしてしまう -- 名無しさん (2020-08-01 20:41:29)
- H2Bロケットが実はほぼ同じ大きさと重量だとか -- 名無しさん (2020-08-06 19:50:48)
- コン・バトラーVのパチのPVの作画はエグい -- 名無しさん (2021-07-24 10:21:10)
- え、特別許可証なんて設定あったんだ… スパロボでジェイデッカーとかガオガイガーとのクロスオーバーに使えそうなのに描写されたことないなぁ -- 名無しさん (2022-02-26 12:02:28)
- ↑12 まあ、当時はあっても使わない武装が多かったから、戦闘アニメーションに凝るようになった現在では削減されるのもやむなし、ワンダーレストは全カットかアトミックバーナーのみ(DDではワンダーレストとして一つの連続攻撃に)になって、超電磁スパークは無いことが多い。カッターキックやバトルチェーンソーは無しかツインランサーの演出に組み込まれる形に。しかし、Lでは超電磁ウズマキが採用されたり、30ではグランダッシャーのMAP兵器版が追加といった変化も -- 名無しさん (2022-10-04 22:35:21)
- キャラの口調に合わせてキャラ紹介するのって、正直見づらくなる気がするから急に変えないで欲しい -- 名無しさん (2022-10-11 21:58:03)
- ↑同感。後から別の人が編集するのにも支障が出るし、他の項目で似たような記述がされてるとこも全部即座に修正すべきだと思う…… -- 名無しさん (2022-10-11 22:01:16)
- ボルテスVがフィリピンで実写化されるしこっちは日本の深夜アニメでリメイクされないかな。奴隷獣は名前を「使役(しえき)獣」とかにすればいけると思う。 -- 名無しさん (2023-03-13 18:08:31)
- >スパロボでは“どれい”のネーミングが引っかかったのか マジ下らない理由で言葉狩りに迎合する連中の気が知れない。「奴隷」の概念すらなかった事にする気か? -- 名無しさん (2024-03-18 03:02:58)
- 某所曰く「ジャネラ一味は悪役としてテンプレート過ぎて美形かつ悲劇性もあるガルーダのインパクトを超えられてないのでみんな忘れがちになるのではないか」とのこと。 -- 名無しさん (2024-05-28 12:46:45)
- ↑13 薄命ゲストは当時の定番的なところあるからねえ -- 名無しさん (2024-05-30 11:25:37)
- 明確に「複合材料を採用した」と設定された巨大ロボットはコンVが初なんじゃないだろうか。ガンダムMkⅡの先輩格だ。 -- 名無しさん (2025-01-03 20:05:06)
最終更新:2025年03月23日 14:45