登録日:2026/01/28 Wed 23:59:59
更新日:2026/05/26 Tue 07:10:27
所要時間:約 10 分で読めます
『
バディミッションBOND』とは、2021年1月29日に
任天堂より発売されたアドベンチャーゲームである。開発は
ルビーパーティ。
略称は「バディミ」。
★概要
『
ゼルダ無双』シリーズや『
ファイアーエムブレム 風花雪月』などで最早お馴染みとなった任天堂とコーエーテクモのタッグによるゲームだが、今回は
乙女ゲームを十八番とするルビーパーティと協力している。
当初は乙女ゲーとして任天堂側から依頼していたが、開発途中でターゲット層を広げたアドベンチャーゲームにシフトしていったとの事。
キャラクターデザインは『
アイシールド21』『
ワンパンマン(村田版)』などで有名な村田雄介氏。
発売元が任天堂のため
カタログチケットの交換にも対応していた。
「バディミッション」の名の通り、タッグを組み調査や潜入を行い、犯罪組織の野望を食い止めるゲームとなる。
CM放映を行わなかったメディア不足、BLチックな雰囲気と古臭いキャラクターデザインが仇になり、とくに男性層からの評判は振るわず売り上げ自体も当初は低かった。
しかしタイトルが「BOND」なだけあり絆にフィーチャーしており、相棒との絆、親子の絆、他文明との融和など様々な絆が描かれ、王道少年漫画的な熱いストーリーが高く評価されてじわじわ売り上げを伸ばし、日本ゲーム大賞2021で優秀賞を受賞するほど登り詰めた。
公式Twitter(現X)も存在するが、ドラマCDやイベントの裏話、誕生日エピソードなど本編のネタバレの塊なのでクリア前に見るのは非推奨。
★システム
まず潜入場所、想定される障害を考えるところから始まり、潜入ルートを理解する事で情報収集へと繋がる。
詳しそうな人物の心当たりを考える事になるが、間違えた選択肢を選ぶと他のメンバー(大体アーロン)が
ツッコミを入れてくる。
ルートを把握したら、詳しそうな人物に聞きにいく事となる。
すごろくのようなマップを二人一組でバディを組んで行動する事になるが、1フェイズの行動数は限られている為情報収集に必要な人物を察し効率よく動く事が大事。必要な人物を当てられると
\クリティカルトーーク!/となる。
なお、ここで聞きにいく人達はほとんど終盤に再登場する。そのため印象付けを重視しているのか本作のサブキャラクターは大半
名が体を表している。飛行機長のチャック・フジやその娘のリンゴ・フジなどがいい例か。
機長の名前が不穏すぎるが不時着はしない。
情報が集まったらいざ潜入となる。こちらも二人一組で、残った人物は足止めなどに動く事になる。このパートだけ3Dマップ。
選んだルートにより仕掛けが変わるが、特定バディで潜入を達成する事によりサイドエピソードの開放があるため、ストーリーをサイド含めて全部読むには2周する必要がある。
バディの組み合わせにより会話イベントが変化するため会話差分がとても多い。
たまに戦闘が入るが、あんまり評判の良くないQTEで行われる。
ちなみに潜入がない章もあり、その際は捜査パートのみで話が進む。
ダメージを受けるごとに減っていき、クリアランクに影響する。
クリアランクによりサイドエピソードが開放されるため、なるべくSを保ちたい。
ちなみにヒーローゲージが表示されていない選択肢は何を選んでもゲージが減らない。なので変な選択肢を選んでも大丈夫という事。
★ストーリー
亡き養父の夢を継ぎ、ヒーローを目指す警察官ルークと被害総額・数百億ともいわれる「怪盗ビースト」こと、アーロン。数奇な出会いが2人の運命を大きく変えていく……。頼れる相棒として助け合い、時にはぶつかり合いながら、ルークの父の死の謎、そして世界を揺るがす大きな陰謀に立ち向かう熱き友情の物語。
舞台は世界的なショービジネスの中心地「ミカグラ島」。そこで暗躍する姿なき犯罪組織「DISCARD」に対抗すべく、それぞれの思惑をかかえたワケありの4人が極秘の潜入捜査チームを結成。その名はチーム「BOND」。警察官のルーク、大怪盗ビーストことアーロン、陽気な恋多き忍者のモクマ、冷徹な詐欺師のチェズレイは、光と闇がうごめくこの島で真実を突き止めることができるのか?
(Nintendo e-shop 商品ページより引用)
★登場人物
チームBOND
エリントンの国家警察。26歳。4月14日生まれ。リカルド共和国出身。
誠実で正義感が強く、警察官であった養父の影響で出世よりも市民のヒーローである生き方を志しているが、政治色の強い警察組織に馴染めずにいる。
百発百中の銃の名手だが、養父の使っていた殺傷力の低い「不殺の銃」を扱っている。
超がつくほどの甘党で、チョコ5倍かけドーナツという見るからに歯に悪そうなスイーツや、顎が外れるほど甘いという「はずれまんじゅう」が大好物。
食レポも上手い。
コードネーム通り度々
犬扱いされるが、本人も犬は好きで、マイカの里にいる柴犬のシバコを大変可愛がっている。
鉤爪を武器として使い、宝石だけを狙う身体能力に優れた怪盗ビースト。 25歳。誕生日は不明だが、諸事情でルークとまとめて祝われる事が多い。ハスマリー公国出身。
そのイメージ通り粗暴で荒々しいが、ルークのトンチンカンな言動にツッコミを入れる事も多い。
子供の頃から紛争国の孤児として甘い汁を吸う大人たちから盗みを働く生活を続けており、他の孤児たちに稼ぎを渡している。
ルークの事を昔から知っているような言動を度々見せるが、頑なに名前で呼ばず「ドギー」と呼び続けている。
意外なことに飛行機が大の苦手。
ちなみに何故か怪盗ビーストとしての彼をモチーフとした丸くてトゲトゲしたぬいぐるみ(通称ビーストくん)が作中で出回っている。リアルでも商品化された。
元忍者で、現在は「変身超忍ニンジャジャン」のショーマンとして働いている男性。 38歳。10月10日生まれ。ミカグラ島出身で、名前は漢字で書くと「黙真・円道」となるらしい。
鎖鎌を武器として扱う。
酒と女性を愛する陽気でお茶目なおじさん。一方で他人と深い仲にならないように振る舞っている節がある。
元々マイカの里で忍者修行をしていたが、色々ありミカグラ島を出て長年放浪していた。どうも死にたがっているようで…
実はチーム中唯一DISCARDと特に何の因縁もない人。
ニンジャジャンのファンになったルークとは、そのあたりの後ろ暗い事情など知る由もないほのぼのとした関係。度々二人で買い食いしている。
アーロンからは只者ではない事を見抜かれており、度々戦いを要求されるがのらりくらりと躱し続けている。
かくなる上は、あなた方にこの身を捧げると決めました。
「仮面の詐欺師」の二つ名を持つ変装と催眠術の名人 。27歳。11月20日生まれ。雪国ヴィンウェイ出身。
完璧主義の潔癖症で、「濁り」を嫌う。武器は仕込み杖。
元々はある犯罪組織のボスだったが、側近であったファントムに裏切られ壊滅させられている。それ故にファントムに対し復讐を誓っている。
ルークに対しては本気で一目置いており「ボス」と呼んでいた
が、なんか最終的には定期的に食料を差し入れする母親とその息子みたいな関係になった。
アーロンからは「クソ詐欺師」と嫌われているが、実力は認めている。
モクマの過去やその態度に対しては「下衆」と評し嫌悪感を向けており、彼に対してだけ
すごい顔芸と本性を剥き出しにする事も多い。
協力者
BeastおよびOutwitter、NinjaならびにDoggie。
以上4名一頭文字を取って、チーム「BOND」だ。どうだい?
ミカグラ島の公安警察部長(表向きの顔は投資家)。40歳。4月30日生まれ。ミカグラ島出身。
チームBONDの指揮官で名付け親でもあり、現在はDISCARD殲滅を目標としている。
モクマとは旧知の仲で、今にも自殺に走りそうだった過去のモクマを国外に送り出したのも彼女。
海外でも高い評価を受けるミカグラの歌姫。18歳。2月6日生まれ。ミカグラ島出身。
彼女のファンは「スイミン」と呼ばれている。スイミーではない。
プロ意識が高くきつい印象を受けるが、元々彼女が歌っている理由は変わってしまった父が元に戻ってほしいとの心境故で本質的には優しい少女。
はずれまんじゅうが好物な他、ニンジャジャンのファンでもある為ルークとは意気投合している。
DISCARD
CV:???
犯罪組織DISCARDのボスで、チェズレイの元側近。「幻影」のコードネーム通り詳細は不明。その正体は……?
本編では明かされなかったが、出身地は軍事国家ジース帝国。
闇カジノを仕切るルールに厳しいマフィアの帝王。42歳。
12月25日生まれ。リカルド共和国出身。
右腕と右足が義手と化しており、規律違反はその右手で厳しく取り締まる一方で実力を認めた相手に対しては割と義理堅いところもある。
「AAA」のコードネームを持つ凄腕のハッカー。 19歳。6月4日生まれ。
家族を人質に取られていたのもありDISCARDでイアンの側近をしていた。冒頭でルークにメールを送ったのも彼。
イアンの事件解決後は紆余曲折ありチームBONDの協力者となる。
デジタルには強い一方で人と会話するのが苦手で、自らが作ったシキガミロボット越しに会話する事が多い。引きこもり気味故に体力もあまりない。
右腕に妙なアザがある。
マイカの里
スイの母イズミの兄(つまりスイの伯父)にして、現在のマイカの長。40歳。9月13日生まれ。糸目。
モクマとは元々修行仲間。長という立場だが奢る事なく民の目線で物事を見ているが…?
ちなみに、幼少期の彼の声は子安氏の実の息子である子安光樹氏が演じている。
イズミとフウガの母で、スイにとっては祖母にあたる。75歳。8月3日生まれ。
マイカの里の大巫女で、伝統文化を守る事を重視している故に外部の人間に対しては厳しい。
中の人は娘であるイズミ役も兼任している。
その他
CV:島田愛野
飛行機のCA兼機内イベントでMCを担当していた女性。飛行機長のチャック・フジに想いを寄せている描写がある。
それだけで特に重要キャラというわけではないのだが、MCという設定が便利なのかその後のリアルイベントでは毎回登場している。
CV:
小山力也
元々孤児であったルークを引き取った養父で、作中では故人。9月25日生まれ。
人々を救う「ヒーロー」である事など現在のルークの性格に多大な影響を及ぼしており、コートも銃も彼の遺品。
CV:
井上麻里奈
アーロンの姉(血縁関係はない)で、孤児院を開いている。29歳。11月24日生まれ。
DISCARDに囚われていた彼女を助け出すところから物語は動き出す。
CV:
若本規夫
スイの父親にしてアッカルド・エンタープライズ(通称ACE)の社長。50歳。7月12日生まれ。
ミカグラ島を発展させた実業家。かつては家族を大事にする人物だったが、スイが言うには5年前から性格がまるで変わってしまったようで…?
★その後の展開
項目作成時点でドラマCDが5本出ている他、リアルイベントも何度か開催されている。全て本編後の時系列故にネタバレ注意。
ドラマCD
本編から約1年8ヶ月後、アーロンと再会するために休暇を取りハスマリーを訪れたルーク。
もちろんただ遊びに来た訳ではなくテロを止め、故郷を守るため久しぶりにバディを結成する事となる。
ハスマリーでの事件から1ヶ月後、再び故郷を訪れたチェズレイ。
先月のテロ事件の主犯が犯罪シンジケートと繋がりがあるとの事で追っていたチェズレイだったが、シンジケートのトップはチェズレイの母であるサティア・ニコルズの名前を名乗っており…
ヴィンウェイの件からさらに1ヶ月後、ミカグラ島に戻ってきたチームBONDが繰り広げる、クリスマスがテーマのオムニバスストーリー。
一旦ここまででドラマCD3部作として展開されていたのもあり、オールスターの真・最終回的な要素も強い。
王になったばかりの頃のフウガの複雑な心境とナギ(CV:
能登麻美子)との出会い、そしてとある人物の誕生秘話が語られる。
ミカグラカップから1ヶ月後、死亡と偽装され拉致されたルークを救うためアーロンはモクマ・チェズレイと共にジース帝国へ潜入する。
一方スイの元へは不審なメールが届き、メールの送り主はルークを返す交換条件にスイとファントムを指名するが…
ファントムが利用してきた人物達に対する彼の所感が語られる前半、ルーク救出劇の後半で構成される。
イベント
本編から約2年後、ミカグラ島で起きたサッカー大会での事件を描く。
本イベントオリジナルキャラクターとして望月満(CV:
速水奨)、プレーヌ・リュンヌ(CV:
堀内賢雄)も登場。立ち絵もある。
5つ星ホテルで起きた騒動を描く。
昼の部と夜の部で全く違うストーリーが描かれる。昼公演はいい話で終わったが、夜公演では組織の構成員にされた。
追記・修正は絆を忘れずにお願いします。
- 任天堂という点で見れば異色作とも言える 次のスマブラにはアシストか収集要素で出ますかね? -- 名無しさん (2026-01-29 00:07:29)
- 話の盛り上がりとしては王道 -- 名無しさん (2026-01-30 18:43:12)
最終更新:2026年05月26日 07:10