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ピラニア3D(映画)

登録日:2026/05/03 Sun 11:07:38
更新日:2026/10/12 Mon 16:32:00NEW!
所要時間:約15分で読めます


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日本公開が危惧されていた超問題作P3D(ピラニア3D)遂に上陸!

解禁!


朗報!この衝撃映像で奇跡のR15指定!
全国350万人の高校生諸君。さぁ、大人への階段を駆け上がろう!

ジェームズ・キャメロン監督「こういう低俗な映画が3D映画をダメにする……」



『ピラニア3D』(原題:Piranha 3D)は2010年に公開されたアメリカのパニックホラー映画。
日本では2011年8月27日にブロードメディア・スタジオ配給、R15+指定で公開された。
監督はフレンチ・スプラッターの急先鋒アレクサンドル・アジャ。
映像ソフトのうち3D再生に対応したBlu-ray 3D版は劇場公開時と同じ『ピラニア3D』で発売されたが、通常のBlu-rayやDVD、配信サイトなどにおけるタイトルは『ピラニア』となっている。




【概要】

アレクサンドル・アジャ監督によって製作された1978年のカルトホラー『ピラニア』の再映画化。
しかしアジャ監督はオリジナルとは異なる要素や脚色を施すため内容はかなり異なっており直接的な繋がりもない。
(例:1978年版『兵器として品種改良されたピラニア』→本作『絶滅したはずのピラニアの祖先』)
本作はスティーブン・スピルバーグの『ジョーズ』をリスペクトしている部分が多く、キャラクターの一人に至ってはそのまま『ジョーズ』の登場人物の一人をイメージして作られている。まあオリジナルもジョーズのブームに乗った作品だけど...。
キャスティングの豪華さも話題となっておりリチャード・ドレイファスやクリストファー・ロイド、イーライ・ロスなどのキャストが脇役として登場。おまけに日本語吹き替え版も負けず劣らずの豪華声優陣である。
そして最大の特徴がアジャ監督の『80年代のB級映画へのオマージュ』として、前半は大量のビキニ美女のオッパイやらお尻やらが強調されたポルノ映画のような内容、後半はピラニア達の襲撃により大量の人々がピラニア達に貪られ様々な死に方をする阿鼻叫喚のグロ多めのパニック映画というまさに『エロ・グロ・ナンセンス』詰め込んだ作品になっている。
それに加え3D映画のため本作では美女のおっぱいや裸体、肉体損壊や浮遊する男性器、ゲロなどが飛び出ててくる作品となっている。
こんな内容なので『アバター』の監督で知られるジェームズ・キャメロン監督は本作に対して「3Dにするべきでない映画の見本」と称し酷評された。一方で批評家からは3Dで見たいものを3D映像化する、豪華なキャスト陣、80年代のエログロのホラー映画を再現したかったというアジャ監督の純粋な姿勢を評価する声が挙がっている。
この様に賛否の激しい本作ではあるが興行収入面では成功しており、製作予算約2400万ドルに対して全世界で約8000万ドル以上もの興行収入を記録した。



【あらすじ】

アメリカ・アリゾナ州のビクトリア湖畔でボートを浮かべ釣りをしていた老人マシューは突如発生した地震による湖底の地割れから大量に現れた謎の魚の群れに襲われ消息を絶った。
一方、春の観光シーズンというのもありビクトリア湖の田舎町は春休み(スプリング・ブレイク)の到来とともに、町外から2万人以上のノー天気な若者たちが殺到し、飲めや踊れや脱げやの乱痴気騒ぎを繰り広げていた。そんな彼らの対応に追われる地元の女性保安官ジュリーを横目に息子のジェイクは、ポルノ監督デリックにロケハンのアルバイトを頼まれ興味本位から現地の案内人を引き受けてしまう。
その夜ジュリーは同僚のファロン保安官と共に行方不明者となっていたマシューの遺体を発見するが、通常の事故では考えられない無残な死体となっていた。原因が分からぬ中、湖で起こった地震の調査に海洋学者の調査団が派遣される事を知ったジェリーは彼らとの同行を決めるのであった。
フェス当日、ジェイクは母親から約束された妹のローラと弟ゼインの子守りを逃れフェスに参加するが、たまたま居合わせた幼馴染のケリーがデリックの目に留まり撮影に参加することになってしまう。幼馴染の突然の参加に戸惑うジェイクをよそに彼らを乗せたボートは湖の奥へ向かうのであった。
一方そのころ、ジュリーら調査団一行は湖を調査していたが、凶暴な魚の群れに調査団のダイバーが襲われ死亡。惨殺されたダイバーに食らいついていた魚の一匹を魚類に詳しい地元の熱帯魚店のグッドマンに見せたところ、かつてコロラド川に生息していたが200万年以上前に氷河期の到来で絶滅したピラニアの祖先「パイゴセントラス・ナッテリー」がより凶暴化した危険種だと判明。ビーチを閉鎖しないと大惨事になることが示唆された。
しかし、ビーチではウェットTシャツの開催でテンションがハイになった観光客たちは最早保安官の警告では抑えられなくなっていた。そしてローラ達もボートで湖にある孤島へと向かい家から出ていってしまう。湖に向かった彼らの下にピラニア達が……



【登場人物】


◆ジェイク・フォレスター
演:スティーブン・R・マックイーン/吹替:櫻井孝宏

本作の主人公。保安官の息子で年の離れた妹と弟がいる17歳の高校生。
奥手な性格で思いを寄せる幼馴染のケリーにも何も言えずトッド達陽キャからもいじめられるなどホラー映画ではお約束の気の弱い青年。
妹の迎えに行った際にポルノ女優のダニーと出会い、さらに彼女の監督のデリックに現地の案内人としてスプリング・ブレイクに呼ばれることになる。例年弟妹の子守でスプリング・ブレイクに参加できないジェイクは二人に口止め料を渡し、念願のフェスに参加したのであったが...。
演じたスティーブン・R・マックイーンは『荒野の七人』『大脱走』で知られるスティーヴ・マックイーンの孫である。


◆ジュリー・フォレスター保安官
演:エリザベス・シュー/吹替:三石琴乃

ヴィクトリア湖の地元保安官。本作のもう一人の主人公。
3児の母とは思えないほどの美人で、スプリング・ブレイクで浮かれた若者からもナンパされるほどである。
息子のジェイクに対してはノックもしないで部屋に入る、(教育に悪いとはいえ)毎年スプリング・ブレイクの時は弟妹の子守の為に留守番させるなど、息子のムスコをジェイクを悩ませている。
ピラニア達の襲撃の中でも恐れず若者達の救助を続けたり、子供たちの救出に向かったりと強い女性として描かれている。
演じたエリザベス・シューは『ベスト・キッド』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『インビジブル』のヒロインで有名な女優。


◆ケリー・ドリスコル
演:ジェシカ・ゾア/吹替:坂本真綾

本作のヒロイン。
ジェイクの幼馴染だが彼女の方が年上で大学生。フェス前日に町に戻ってきていた。
ジェイクは思いを寄せているが既にボーイフレンドとも呼べる存在がいる。
フェス当日、デリックのアルバイトに参加した際に偶然鉢合わせ、そのままデリックの目に留まり彼らの撮影に参加することになる。
初めはシャンパンを飲んだり雰囲気を楽しんでいたが、ポルノ女優のクリスタルの体にたらしたテキーラの女体飲みの撮影に参加させられ彼女にレズキスされる、テキーラの飲み過ぎで湖に盛大に嘔吐するなど散々な目に合う(ご丁寧にゲロは3D演出)。
未公開シーンではここまでして撮影に参加した理由はジェイクが憧れていた彼女たち女優に少しでも近づきたかったとジェイクに語りかけている。実は両想いだったと判明するシーンなのだがなぜカットされたんだ...。
演じたジェシカ・ゾアは当時海外ドラマ『ゴシップガール』のヴァネッサ・エイブラムズ役として知られていた。


◆ノヴァク・ラドジンスキー
演:アダム・スコット/吹替:小山力也

湖の調査の為に訪れた海洋学者のチームの一員。
地震の影響でできた裂け目の調査の為ジェリーの案内のもと湖を訪れたが、潜ったダイバー達がピラニアに殺されたことで湖に危険が迫っていることを知り、以降ジェリーの相棒ポジションのような立場で行動する。
ダイバーに危機が迫った際もすぐさま救助に向かう、捕まえた魚を熱帯魚に詳しい地元のペットショップへ持っていく、ジェリー達保安官に付き合い体を張って救出をサポートするなど、判断力と行動力を持った本作の「頼りになる大人」枠。
ピラニア襲撃時もジェットスキーで水中にいた生存者達を救助しながらショットガンでピラニアを撃退するなどフィジカル面でも活躍する。本当にただの海洋学者なのかコイツ・・・。


◆ローラ・フォレスター
演:ブルックリン・プルー/吹替:釘宮理恵

ジェイクの妹。17歳の兄とは年が離れているように見えるブロンド幼女。薄着からチラチラ見える肌が眩しい。
スプリング・ブレイクの事をおっぱい祭り呼ばわりしたり、母親との子守の約束をすっぽかしてフェスにいくジェイクに口止め料(60ドル)を要求するなど生意気だが抜け目ない幼女である。


◆ゼイン・フォレスター
演:セイジ・ライアン/吹替:田村ゆかり

ジェイクの弟。こちらもローラとの年齢が近い。
ローラと共にジェイクから家から出ないよう言われるが、約束を守ろうとするローラとは違い釣り目的で小島へ彼女と共にボートで向かってしまい、それが中盤での惨劇に繋がることになる。



◆デリック・ジョーンズ
演:ジェリー・オコンネル/吹替:東地宏樹

ジェイクがフェス前日に出会ったポルノ監督。
ワイルド・ワイルド・ガールズというポルノサイトも運営している敏腕のポルノ監督だが、女性達を何人も脱がせて撮影したことがあるなどかなりの危険人物。
撮影のために湖に詳しい地元の人間を探していたところダニーと話していたジェイクと出会い、現地の案内役のアルバイトとして彼を誘う。フェス当日、予定通りに来たジェイクに偶然その場に居合わせたケリーが目に留まり、彼女もポルノ撮影用の女優としてスカウトする。
初めは陽気な性格でジェイクもノリノリだったが、やや強引にケリーを撮影に参加させる、コカインらしきものを吸入するなど話が進むにつれジェイクから嫌悪されていく。
中盤、湖の孤島に取り残されたローラとゼインの救出に強引に協力されウェットTシャツへの参加が遅れたうえ、島を離れる際中にボートが水中の藻に絡まり動かなくなってしまう。酒とドラッグでハイになっているデリックは完全に激怒し、無理やりエンジンを起動させボートを動かすが今度は岩に衝突し完全にボートは座礁してしまう。その際の衝撃でクリスタルと共に湖に落下し、ピラニア達がクリスタルを貪り食う光景を目撃する。彼女を突き放して自身は浮上し助かろうとするが、クリスタルを食い終えたピラニア達に食いつかれてしまう。ダニーの助けもありボートへ上がって来るが下半身を完全に食われ白骨化しており絶叫しながら息絶えた。
男根まで綺麗に食いちぎられたが、その自慢の竿は相当マズかったらしくピラニア達も吐き出して水中に漂っていた(ご丁寧に3D演出)。
これで死亡したかと思われたが終盤少しだけ息を吹き返したが今度こそ本当に生き絶えた。辞世の句は「濡れたTシャツ見たいよ」。
その後彼の遺体はケリーを救うための囮として利用され、最低な人間の彼だったが最期は彼らの命を救うことに一役買った。
元ネタはおそらくスプリング・ブレイクで億万長者になったとされるジョー・フランシス*1。監督曰く彼こそ人間版のピラニアらしい。
演じているのは『スタンド・バイ・ミー』の太っちょな少年バーン・テシオ役の人。


◆ダニー
演:ケリー・ブルック/吹替:白石涼子

デリックの下で働くポルノ女優の一人。
本作を代表するお色気要員であり、茶髪に日焼けした肌、おっぱい好きのジェイクも見とれる巨乳の持ち主。
フェス前日ローラと話していたところに待ち合わせていたジェイクと知り合い、結果的に彼がデリックのアルバイトに参加する要因になった。フェス当日は赤いビキニを着用し、もう一人のポルノ女優クリスタルと共に会場を熱狂させていた。
未成年のジェイクに積極的にアタックするシーンも見られるが、他の撮影クルーに比べればまだ常識人寄りのキャラクターである。
彼女とクリスタルの全裸で水中を舞う水中バレエシーンは、3D映画としてのエロスを追求した本作屈指の名シーンとして有名。
終盤、座礁したボートから脱出するためローラ、ゼイン、ジュリーと共にボートからボートへ結んだロープを渡るが、4人いっぺんに渡った事でロープがたるんだせいで水中から飛び上がってきたピラニアに髪を噛まれ、ロープが一番たるむ中央に先陣させられたせいで立ち止まって振り払おうとしている間にも飛び上がってきたピラニア達に腹や肩を次々と噛み千切られていく。最後は必死に足だけでロープにしがみつくが血の匂いに誘われたピラニア達に美しかった顔の皮や目に食いつかれとうとう耐え切れずに湖に落ちていった。
因みにその後ピラニア達が彼女の食事に夢中になってるお陰もあって残された3人は無事に渡りきることができた*2ので結果的に彼らの生存に貢献した。
演者はイギリス出身のモデルで、英FHM誌の世界で最もセクシーな女性にもランクインするほどの美女。


◆クリスタル
演:ライリー・スティール/吹替:福井美樹

ダニーと同じくデリックの下で働くポルノ女優のブロンド美女。
水色のビキニを着ており、ダニーとは対照的にスリムな体つきに白い肌とTバックで強調された尻が見どころ。
デリックのお気に入りなのか彼と絡む機会が多い一方で、レズっ気がありケリーに執着する様子やダニーやケリーとのキスシーンでも躊躇が無い。
中盤ボートが岩に衝突し、座礁した際に衝撃で湖に転落しそうになったデリックに頭を掴まれ巻き込まれる形で一緒に湖に落ちてしまう。そこにいたデリックには目もくれない大量のピラニア達に襲われ、体中を嚙みちぎられる。口の中からピラニアが無理やりこじ開けられて飛び出して来る衝撃的なシーンも晒しピラニア達に踊り食いされ死亡した。
その後ピラニア達に偽乳のシリコン2つを残して食い尽くされ、スタイル抜群だったブロンド美女がただの肉塊へと変貌した様子が映される。
演者は本物のポルノ女優。彼女以外にも本物のポルノ女優やストリッパーが本作には出演している。


◆アンドリュー
演:ポール・シェアー

デリックと同行するスタッフ兼カメラマン。作中ではアンディと呼ばれている。
鼻に白い日焼け止めを塗った男性でデリックと共に悪乗りやジョークを言うなどコンビのような存在。もっともデリックに比べればまだマシな方。
ボートが岩に衝突し座礁した際にデリックやクリスタルと同じく湖に落下。2人はピラニア達に襲われるが彼については特になにも触れられずそのまま物語からフェードアウトした。
一応未公開シーンでは岸まで一人で逃げようとしたが結局ピラニア達に追いつかれ死亡する様子が描かれていた。


◆ファロン保安官
演:ヴィング・レイムス/吹替:出川哲朗

黒人の保安官。ジュリーの相棒のようなポジションだが物語全体を見るとノヴァクにそのポジションを取られ気味。
フェス当日若者達に捨てたゴミをしっかり拾わせていたり、ピラニア襲撃の危機を知らせるために若者達に呼びかけ続けるなど随所で活躍する保安官の鑑のような漢。
終盤ショットガンでピラニア達を撃退しながら岸に上がる人々を救助していた。銃の弾が切れると今度は近くにあったモーターボートのスクリューを武器にピラニア達を切り刻むが、大量に襲い掛かってくるピラニアに対処が追い付かずそのままピラニアに襲われ死亡。
演じたのは『ミッション:インポッシブル』シリーズでお馴染みルーサー役のヴィング・レイムス。
そして吹替がまさかの出川哲朗である。
「芸能界で本当のピラニアの怖さを知っているのは僕だけ」


◆サム
演:リカルド・チャビラ

湖調査の為にノヴァクと共に呼ばれた男性ダイバー。
フェスに集まった美女達に浮かれており、調査終了後は彼女たちと飲むつもりでいた。
湖底の地割れの調査をしていたところ洞窟の奥にあるピラニアの卵を発見し、気を取られている間に大量のピラニア達に囲まれそのまま食い殺された。
未公開シーンでは湖までバイクで移動し、道中で出会った女性達の前でウィリー走行を披露していた。
演者は海外ドラマ『デスパレートな妻たち』のカルロス役などで有名。


◆ポーラ
演:ディナ・メイヤー

湖調査の為にノヴァクと共に呼ばれた女性ダイバー。
サムの「35歳にもなって18歳の若い娘を追い回す姿」にあきれ冷ややかな視線を送っているが、仕事中も冗談を飛ばすなど関係はいい様子。
サムの異変に気付き彼の下へ向かうがそのまま彼女もピラニアに襲われてしまう。2人の非常事態を察したノヴァクに引き上げられるが既に無残な遺体と化していた。彼女にまだ食らいついていた1匹からピラニア達の正体が判明する事になる。


◆マシュー・ボイド
演:リチャード・ドレイファス/吹替:柴田秀勝

ヴィクトリア湖畔でボートを浮かべブラックバス釣りをしていたところ、突如発生した地震と渦巻きに巻き込まれ湖から現れた大量ピラニアに襲われ最初の犠牲者となった。
後日行方不明者として捜索していたジュリー保安官達に無残な遺体となって発見された。
まさかの出演その1。『ジョーズ』に出てきた海洋学者マット・フーパーその人を再現したキャラクターである。


◆カール・グッドマン
演:クリストファー・ロイド/吹替:穂積隆信

ビクトリア湖でペットショップを経営している老人。熱帯魚にも詳しい。
ジュリー達が捕まえた魚を見せられた際には大昔に生息していた「パイゴセントラス・ナッテリー」であると鑑別し、凶暴化しておりもしビーチに現れたら大惨事になると警告した。
未公開シーンでは彼のペットショップはジェイクのアルバイト先であることが判明する。
まさかの出演その2。演じるのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の"ドク"ことエメット・ブラウン博士で有名。


◆トッド・デュプリー
演:コーディー・ロンゴ

ケリーのボーイフレンド。ケリー曰く腕のいいDJ。
普段はジェイクにちょっかいを出し見下しているが、フェス当日ケリーに約束をキャンセルされたうえジェイクと共にデリックの撮影に向かう姿を見せられ激怒していた。
ピラニアの襲撃時、自分だけが助かろうとモーターボートを動かして逃げ出し、水中にいる多くの生存者たちをボートで轢き殺しながら進むという暴挙に出る。しかし、ボートのスクリューに生存者の女性の髪の毛が絡まりエンジンが止まってしまう。それでも強引にエンジンを再始動させる(女性は頭皮と顔の皮膚をスクリューに剥ぎ取られて死亡)が、水中にいた生存者達にボートは転覆させられ水中に投げ出され、ピラニアの大群に貪り食われて絶命した。


◆ウェットTシャツの司会者
演:イーライ・ロス/吹替:勝杏里

フェスの目玉『ウェットTシャツコンテスト』の司会者。
内容は、湖に浮かんだステージに白シャツを着たノーブラの美女たちに司会者がホースで水をかけ濡れ透けを楽しむといううらやましいけしからんイベント。
ピラニアがフェスを襲った際ステージの上にいたため安全だったが、大量の人々がステージに避難した結果重みに耐えられなくなったステージは傾き、そのまま転落しステージは崩壊してしまう。水中に落とされた後も生存しており、泳いでボートまで上がって助かろうとしたが、その最中に暴走した別のボートに頭を吹っ飛ばされ即死した。


◆パラセーリングガール
演:ジャンナ・マイケルズ

湖でパラセーリングしていた爆乳の女性。
入水時の水圧でビキニからポロリして同行していた男性クルーたちを喜ばせていた。デリックに頼まれジェイクがその様子を撮影していたので撮影クルーの一人なのかもしれない。
パラセーリング降下後に水中にいたピラニア達に襲われ、必死に仲間達にパラーセリングを上げるよう叫ぶが、時すでに遅く再度上昇した時にはピラニア達に両足を食われオッパイ丸出しのまま出血死した。
演者は本物のポルノ女優。


◆チアリーダー
演:アシュリン・ブルック

チアリーダー3人組の一人で青いビキニを着たポニーテールのブロンド美女。
直接ストーリーには絡まないがスタイルの良さと衝撃の死に方から印象に残るキャラクターの一人となっている。
未公開シーンでは他のチアリーダーとビクトリア湖まで車で向かう途中バイクに乗ってるサムと出会い、トップスを持ち上げ生乳を見せつけるというサービスシーンを披露した。
ピラニア襲撃時ボートの上から他の人々を引き上げていたが、ステージが崩壊した際に高速で飛んできたワイヤーに上半身を斜めに切断され、上半身のビキニごと切られ片乳丸出しの状態で死亡した。その後上半身は湖に滑り落ち、死に顔と美乳を晒しながら遺体は湖底へと沈んでいった。死体だからなのかピラニア達は一切興味を示さなかった。
なお編集ミスで直後のカットで生存しているシーンが映ってしまっている。
演者は本物のポルノ女優でチアリーダーの経験もあるという。


◆ワイルド・ワイルド・ガールズ

ダニーやクリスタルも所属しているポルノ女優達のグループ名。
2人以外のメンバーはフェスの名物として『ウェットTシャツコンテスト』に参加していた。
ムチムチの美女達ばかりで構成されており、濡れ透けな乳や尻をブルンブルンと会場の若者達もとより視聴者たちに見せつけた。
ピラニア襲撃時ステージから襲撃される人々を見て困惑する様子が映されていたが、ステージ崩壊後残骸にしがみつく人々の中に彼女たちは一人も見られない事から全員湖に落下しピラニア達のご馳走になった様子。
その後メンバーの一人が2人の男性に持って運ばれ救助されていたが、腹部を相当噛まれたのか運ばれている最中に体が真っ二つに分かれ驚愕しながら息絶えた。結果的にグループ全員今回のピラニア襲撃によって死亡する事になった。
名前の元ネタはおそらくジョー・フランシスの『Girls Gone Wild』。


◆スプリング・ブレイカーズ

パリピな若者達。本作のエログロ要員。
毎年春のフェスの時期になるとヴィクトリア湖に集まり、作中では飲酒していたりと地元の保安官達は連日彼らの対応に追われた。チアリーダー、ストリッパー、キリスト教徒など様々なテーマ毎にキャラが作られている。
女は基本的に露出度の高いビキニを着て腰を振り、それに群がる男は上半身裸のマッチョなどアジャ監督が再現したがっていたスプリング・ブレイクの若者達を再現されている。特にモブの女性達も殆どがスタイル抜群の美女。そんな美女たちもピラニア達にはただの肉と脂肪でしかない。
ウェットTシャツでテンションが最高潮になり保安官達の忠告を無視した結果、最初に噛まれた犠牲者の血の匂いに誘われた大量のピラニア達に次々とご馳走された。
食われ方も浮き輪の下からケツを噛まれる、目ん玉を抉り出され食われる、さらにはピラニア以外にも崩壊したステージや暴走するボートに頭を吹っ飛ばされるなど様々な死に方を晒した。
最後は負傷しつつも岸に逃げ延びたものや、救出されたボートの上で出血多量で絶命したもの、ピラニア達の食べ残しとして湖に浮かぶ無残な遺体と化したものなど多数の犠牲者を出した。
アジャ監督は500人以上のエキストラにダンスや死ぬ演技などを依頼し一人一人役割を審査したらしく、これが本作でのスプリング・ブレイクの再現、襲撃シーンの生々しさに繋がっている。



【ピラニア】

本作に登場するピラニアは200万年以上前に氷河期の到来で絶滅したピラニアの祖先「パイゴセントラス・ナッテリー」が閉じ込めていた地下湖で共食いにより凶暴化したもの。その数は数千匹にも及ぶ。見た目は現実のピラニアとは異なりかなりモンスターのような見た目をしている。
群れで行動するのは他の生物と違い防衛ではなく数で圧倒するため、さらに血に敏感でその匂いに誘われ集団で襲い掛かるという。長年湖底に閉じ込められ共食いという食料源を欠いた生存からか血に飢えており、フェスに集まった若者たちはまさに彼らにとって格好の餌である。
体長は50㎝程はあり、歯は剃刀のように鋭利。雄雌などの性別や交尾などについては不明だが閉じ込めていた洞窟の海藻には彼らの卵がびっしりと付いており繁殖は可能らしい。
老若男女問わず手当たり次第に襲い掛かり無差別に食い尽くすように見えて、遺体は半分程度しか食されていないなどある程度鮮度が落ちたら他の獲物を探すようだ。それとどちらかというと男よりも女の方が食いつきがいい。
作中では主にジェイク達主人公を襲撃したグループとフェスに集まった若者を襲撃したグループに分かれている。
フェスに集まった若者を襲撃したピラニア達はファロンの活躍もあり大量にミンチにされたりもしたが、食事に満足したのかフェスから姿を消した。
一方ジェイク達を襲撃したピラニア達は水面から飛び跳ね襲撃するなどより攻撃的。クリスタルやダニーを惨殺し、デリックも下半身を食われ絶命した。さらにボートに取り残されたケリーを襲撃したが、デリックの遺体を餌に引きつけられた所をジェイクに救助される。さらにボートごとピラニアの大群を爆破させるというジェイクのアイディアにより引き付けられていたピラニア達は爆発に巻き込まれ全滅し、ジェイクとケリーはジュリーたちのスピードボートに引き上げられ無事救助された。



【余談】

◆使用した血の量
血みどろの本作だが使用した血糊の量はなんと撮影全体で約80,000ガロン(約30万リットル)もの偽血が投入され映画史上でも最大級の量と記録されている。
(参考に映画『シャイニング』の有名なエレベーターシーンの血糊の量が約2000ガロン)


◆続編について
監督が違うが一応直接の続編が制作されている。

『ピラニア リターンズ』(原題:Piranha 3DD)
前回の惨劇から1年後が舞台。ヴィクトリア湖は政府の手で徹底的な駆除作業が行われたがピラニア達はしぶとく生き残り、地底湖を通って新しい住処を探して旅立った。そして下水道を通って新たにオープンしたウォーターパーク「ビッグ・ウェット」にたどり着き、新たな惨劇が始まるのであった。

制作陣の変更などもあり、本来は2011年の予定だったが撮影が遅れたため2012年の公開となった。そういった事情もあり前作に比べて否定的な意見が多く、予算も前作の半分以下の750万ドル、興行収入も低迷し全世界興行収入850万ドルで終わった。
監督の変更もあり前作に比べるとコメディ寄りな部分も多い。またアダルトプールやセクロスシーンがあるからかこちらはR18+指定になっている。前作同様エログロ場面があるが、若い美女達が大量に殺された1年後の設定を反映したのかエロは増えたが美女は減っていたり、グロシーンも肉の質が落ちたからかピラニア達が襲撃しているシーンが少ないなど、前作と比べて劣化している箇所が多い。





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最終更新:2026年10月12日 16:32

*1 スプリング・ブレイクで浮かれた女性達におっぱいを見せてもらい、その様子をビデオ販売し巨万の富を得たという実業家

*2 ジェリーに至ってはロープの留め具が外れて湖に落下するアクシデントがあったがノヴァクの機転もありピラニアに狙われずに済んだ