【ドイツ統合チーム結成練習試合】

[旧西ドイツ vs 旧東ドイツ]

時系列:「キャプテン翼3」ゲーム開始よりも前

1990年、ドイツ統合。
西ドイツと東ドイツに分かれていたサッカーチームも、ひとつのドイツ代表として生まれ変わろうとしていた。
2つのチームは互いの力を知るため、練習試合を行う事になった。

シュナイダー率いる旧西ドイツユースは高い実力を発揮し、旧東ドイツユースを圧倒する。
旧東ドイツのエース、ポブルセンが乱暴なプレイで一時流れを変えるが、シュナイダーはそれ以上の力のプレイでポブルセンの猛攻を弾き返す。
ポブルセンは「俺のプレイスタイルを否定せず、真っ向から受け止め、それ以上のプレイで返してみせた」とシュナイダーに敬意を抱く。
勝利への執念が強すぎるために乱暴者と見られがちなポブルセンだが、自分を受け入れてくれる者には心を開くのだった。

前半は旧西ドイツの大量リードで終了。このまま実力の差を見せて完勝するかと思われたが、後半を前に雨が降り出す。
旧東ドイツは背番号10を付けた選手、フライハイトを投入。彼こそが東ドイツユースの真のキャプテン。
雨天に真の実力を発揮するというフライハイトの前にシュナイダーもかわされ、ミューラーがゴールを奪われる。
試合は旧西ドイツが前半のリードを保って勝利したが、後半は完全にフライハイト一人のために圧倒された。

試合後、両軍は「このチームが合流すれば必ず世界一になれる」と確信する。
旧東ドイツは、雨が降っていない通常時の強力な戦力を求めており、
旧西ドイツは、これまで誰も知らなかった秘密兵器を手に入れる事ができた。

こうして、新生ドイツユースが結成された。
そして彼らに幻の世界大会「ユニバーサルユース」の開催計画が告げられる。

※敗北時は再戦


[ストーリー シュナイダーの計画]

シュナイダーは優勝を確実なものにするため、一計を案じた。
開催国であるドイツは予選を戦う必要が無く、時間的な余裕がある。
主力選手は他国に研修に行き、各地の優秀なプレイを学ぶのだ。

カルツはイギリスで伝統のサッカーを学ぶ。
シェスターはフランスで個人技を磨く。
カペロマンはメキシコで必殺シュートを強化する。
最大の敵となる翼がいるブラジルへはマーガス、メッツァ、ポブルセン、ミューラーの4人が飛んだ。
フライハイトはドイツに残り、決戦まで存在を隠す。
ドイツの当面の主力はシュナイダーが請け負い、同時に新必殺技を開発する。



最終更新:2024年08月31日 00:52