差別をなくすための連絡会議・クラナ先住民族統一抵抗運動(理:
la vi'artes fuaj olfesal fal klana'd ladira mels l'ixfant shoberjerl)、通称
VOKLIS(理:
voklis)は、クラナ先住民(
フレリオン)による権利運動団体、市民団体、政治団体。
概要
VOKLISは、2040年、クラナ大陸のクラナ先住民団体の代表らによって設立された。通称のVOKLISはリパライン語で「目的」という意味があり、逆アプロニムとして正式名称が考えられた。クラナ先住民団体の中でも過激な主張を唱える団体が所属していることで知られており、そのうちの一部は連邦からの離脱を公言と主張する人もある。
歴史
VOKLISの結成に関わった団体は、
ンギェッフェン人の
ワスト・ンギェッファシ及び
ヤジバール人の
ヤジバール・オアン権利運動である。その後、急速に様々な団体を迎え入れ、2045年時点ではクラナで最大の先住民団体と見なされるようになった。そのことから、連邦と先住民の窓口的な行動をすることもあり、年々立場は軟化・穏健化していると言えるであろう。
批判
VOKLISはその過激性から、多くの批判がある。連邦の保守派からは「テロリスト」などと言われており、特に
アレス・レゾヴィヤは「愚かしい恥知らずで、リパラオネ人の指導に対する正統性に難癖をつけているだけ」と非難した。
所属している団体
- ワスト・ンギェッファシ:ンギェッフェン人による組織。VOKLIS創設時から加入している。過激な権利向上と、時には連邦からの離脱をも訴える人物も所属する、いわゆる分離派の頭目。初期は組織から議長を輩出するなど指導的な役割を果たしたが、VOKLISが軟化してからはその立場を失いつつあり、組織自体も自決主義志向に傾きつつある。
- ヤジバール・オアン権利運動:ヤジバール人による組織。VOKLIS創設時から加入している。反パターナリズム・反マターナリズム、高度な自治主義を訴える、いわゆる自決派の頭目。初期から重要な人物を輩出し、軟化後はより指導的な地位に立ちつつある。
議長の一覧
- ジサケン・ティゼナシ(偈: sícakən tísənaci)2040〜2043、ワスト・ンギェッファシ
最終更新:2024年11月28日 00:02