「イェトステド街道物語」(古瀬:lug in leme jetosted)は、15世紀にテューリル王国の詩人ケーラ・レザーフィーによって書かれた説話集・紀行である。

イェトステド街道を渡って、王都ヴォグドルムへ向かう途中に赴いた都市での日常や出会った人から聞いた物語を書く「枠物語」の形式をとっている。
古期ゼマフェロス語で書かれた最古の物語であるとされており、当時主に書籍に使用されていたクラナ・リパライン語ではなく、話し言葉であった古期ゼマフェロス語で書かれた最初の書籍であるとされている。

あらすじ

プロローグ

nuni ! krafnes toltelned selfare isvelazales meos,
selfred luāteseh flōt, efer sjeno, firnokt fltis alseis, asalokt ceu logenfros liheos.

冒頭の文章は、トルテルナ人の英雄ロドネフェンの叙事詩から始まり、その舞台であった街にケーラが訪れた話から始まる。
春の初めに詩に描写された舞台を訪れたいと思い立ったケーラは、その街から英雄ロドネフェンが王都まで行った道筋を辿り、道中あらゆる街に寄って散策することを計画する。
最終更新:2024年08月20日 19:28