製品仕様
OS |
Android 5.1 / Windows 10 |
CPU |
Intel CherryTrail Z8300 1.44GHz |
GPU |
Intel HD Graphics Gen8 |
RAM |
2GB DDR3L |
液晶 |
8インチ:1920x1200 IPS(10点マルチタッチ対応) |
wifi |
IEEE 802.11 b/g/n |
内蔵ストレージ |
32GB |
内蔵カメラ |
前面:30万画素,背面:200万画素 |
サイズ |
約211.2 × 122.1 × 9.3 mm / 350g |
バッテリー |
4000mAh |
付属品 |
microUSB type-Cケーブル 充電器 マニュアル (店によって内容は変わる) |
インターフェース・搭載ハード
MicroSDカードスロット(最大64GB SDXC)、MicroUSB、Bluetooth 4.0(apt-x非対応)、衛星GPS× WifiGPS○
解説
Intel CherryTrail採用のx86 Androidとwindowsのハイブリッドタブレット。
シングルOS(Windows10)版がある。
不具合など
■Andriod
- Android側にてスリープ中にハングアップする不具合があり、最新版のファームウェア(2016/5/5版)にて対策済み。
- 一部の環境でスリープから復帰した時にWIFIに繋がらなくなる報告あり。表示上はwifiを掴んでいる様に見えるが、通信していない。
■Windows
- Windows側でWiFi接続が不調になる。(Android側は問題がない)
→ Windowsを初期化しても直らない場合は、WiFiデバイスの不良。シリアル番号PQ32G22160500001以降では解消されている。
- Windows側でBluetoothが認識しない。
CHUWI公式
にあるドライバを入れても、デバイスマネージャにBluetooth関連デバイスが認識せず、不明なデバイスとなる。
→ 下記のドライバをインストールすることで改善できる場合あり。
>代理店から
Hi8ProのDoubleDriver用のデバイスドライバ一式
をもらいました。
>誰かの救いになるかもしれないので共有します。
>Broadcom Serial Bus Driver over UART Bus Enumerator
>Ver 12.0.1.960 が入っています。
○使い方
(1)Hi8 Proにて、DLした
hi8pro-driver.zip
を解凍する。
(2)Double Driverフォルダ内にある、dd.exeを起動。
(3)Restore→Locate Backupをクリック。
(4)Compressed(zipped) backup folder にてDLしたフォルダ内のDefault string 2016-07-26 0-21-03.zipを選択してOK押下。
(5)ドライバが一覧で表示されるので、必要なヤツだけチェックして
Restore Now→OK 押下。
(6)インストール ウィザードが表示されるので、ドライバをインストールする。
- MicroSDカードが認識しなくなる不具合があり、PQ32G22160500000以前のシリアル番号では
公式BIOS
で対応済み。
PQ32G22160500001~PQ32G221607XXXXXは、非公式ながら
対応BIOSおよび、ドライバが配布
されている。
〇使い方:BIOSの書き換え→Bluetoothドライバの更新を実施。
■付属品・その他
- 付属のUSB Type-CケーブルでPCと通信できないケースが複数報告されています。
リカバリ方法
■BIOS更新
※特に不具合がない限り、出荷時のBIOSから更新は不要です。
○BIOS更新方法
1.Hi8Proの裏面にあるシリアル番号(Hi8 PQ32G22160XXXXXX)により、利用できるBIOSが違います。
CHUWI公式
にあるBIOSから適切なものを選択してDL下さい。
2.USBメモリをFAT32フォーマットして解凍したDLファイルのフォルダ内のファイルをすべてコピー
3.USBブートする。
○USBからBOOTする方法
1.BIOSメニューから起動
(1)HI8 ProにUSBバブ経由でキーボード、マウス、boot可能なUSBメモリをつないで電源ON
(2)ESC押下でBIOSメニューに入り、→キーでタブを移動
(3)Save&Exitタブの「Boot Override」項目に、boot可能なデバイスが表示されるので、
「UEFI:USB xxxx ~」を上下キーで選択して、Enterを押す。
Android-IA
Windows Boot Manager
UEFI:USB xxxx ~ ← ここを選んでEnterを押す※
2.BOOTメニューから起動
(1)Hi8ProにOTGケーブル経由でUSBバブ、USBメモリ、USBキーボードを接続する。
(2)Hi8Proを電源ON+[F7]長押ししてBOOT MENU画面を表示する。
「Please select boot device:」と表示されるので、上下キーで
「UEFI:xxxx~」を選択し、Enterを押下。※
→上記操作後、USBからBootする。
※Hi8ProがBoot可能なUSBメモリを認識していないと、Bios/BootメニューにUEFIブートの項目が表示されないので注意。
■Androidファーム更新
Hi8Proの裏面にあるシリアル番号(Hi8 PQ32G22160XXXXXX)により、利用できるファームが違います。
○実施手順
(1)
Intel USB ドライバー
(IntelAndroidDrvSetup1.10.0.zip)をインストール
(2)
Intel Phone flash tool
をインストール
→ツールと一緒にIntel DnX USB Driverもインストールされる。
(3)Phone flash toolが起動するので、Browse..をクリックして、
CHUWI公式
ファームを解凍したフォルダの
flash-no-erase-all.jsonファイルを選択。
以下の表示となる
Flash File:flash-no-erase-all.json
Configuration: update
(4)Hi8ProをAndroidで起動して、USBケーブルでPCと接続する。
しばらくするとツール上にデバイスとして表示されるので、Start to flashを押下する。
→ Android Firmwareの更新が開始されHi8Proがリブートするが、その後、無事Flash更新を開始する。
ツール上で100%になったら、再度Hi8Proがリブートするので+キーでAndroid OSを起動する。
上記(4)の操作を行う際、Hi8ProをDnXモードにしておく必要はなく、普通のAndroidのUSB接続(デバッグモード)でOK。
■Windows更新(Windows出荷状態に戻す)
Hi8Proの裏面にあるシリアル番号(Hi8 PQ32G22160XXXXXX)により、利用できるWindowsイメージが違います。
○準備&確認
- 何かあっても元に戻せるよう、先に
Macurium Reflect Free等を利用して、全てのイメージのバックアップ
を取っておく。
- 容量8GB以上のUSBメモリ、OTGケーブル、USBハブ、USBキーボードを準備する。
- 本体のSDカードスロットには何も差さない。(更新時にWINPEがD:ドライブで動作する前提となっているため)
- バッテリ残量が50%以上であることを確認。
- あらかじめWindows側で起動するよう、電源ON→音量マイナス操作にてBoot選択を行っておく。
○更新手順
(1)
CHUWI公式
にあるOfficial Version
Chuwi Hi8 Pro (for Dual OS) Windows OSをDLする。
(2)USBメモリをFAT32形式(64bit版WindowsファームではNFTS)かつボリューム名を"WINPE"としてフォーマットする。
(3)上記(1)でDLしたファイルを解凍して出来たフォルダ(rar解凍→zip解凍→フォルダが出来る)の中身を
すべてUSBメモリにコピーする。
○コピー後のUSBメモリ内容(ボリューム名"WINPE")
<DIR> Boot
<DIR> EFI
<DIR> images
<DIR> Scripts
<DIR> sources
bootmgr.efi
BOOTEX.LOG
bootmgr
(4)Hi8ProにOTGケーブル経由でUSBバブ、USBメモリ、USBキーボードを接続する。
(5)Hi8Proを電源ON+[F7]長押ししてBOOT MENU画面を表示する。
「Please select boot device:」と表示されるので、上下キーで
「UEFI:xxxx~」を選択し、Enterを押下。
(6)WindowsPEが起動して、自動的にWindowsパーティションの更新が開始される。
100%表示になったら完了。自動的に電源がOFFになる。
→ 5~10分程度かかる。
(7)USBメモリを抜いて電源再起動すると、Windowsが再構築され、その後出荷状態にて起動する。
→ 「日本語」を選択後、Windows10の再設定を行えばOKです。
バックアップ+Windows10シングル化
- USBメモリはNTFSフォーマットかつ、ボリューム名を"WINPE"としておくこと。
- Macurium Reflect FreeをUSB BOOT前にHi8ProをあらかじめWindows側BOOTに切り替えておくこと。
- Windows PEのバージョンをWindows10とすること。
Windows10(32bit版) クリーンインストール
WindowsのSingleboot版はWindows10のメディアからクリーン インストールできます。
Windows10 x86 1607 日本語版のISOメディアで実績あります。
ドライバは配布されているもの以外で、SoCが同じIntel Compute Stick STK1AW32SC のドライバがインストールできました。
- I2C,GPIO,Audio他 SC_Win10_32_Drivers_07252016.zip
- Graphics GFX_Win10_32_15.40.12.4474.zip
- セキュリティチップ TXEI_Win8.1_10_2.0.0.1094.zip
配布先
Wifi,Bluetooth 等はCHUWi Forum配布のものを使用してください。
少なくともS/N:PQ32G22160500000以前のものはUEFIが32bit専用のようで64bit版Windows10はインストールできませんでした。
ROOT化
ビルド20160705はWIFI無効になってしまうのでboot.imgを別に用意して編集する必要がある。
詳しくはここ
液晶(フロントガラス)修理
フロントガラス&デジタイザのパーツがAmazon等で安価に入手可能なため、フロントガラスが割れただけでまだ液晶が無事な状態であれば、交換修理が可能です。
以下で実績有り。
『白色 EUTOPING R 新しい 8 インチ デジタル化タッチパネルはタブレットにも 代替 適用 Chuwi hi8 Pro(
ASIN:B073M15GGZ
)』
筐体の金属フレーム部分のネジは T3サイズのトルクスドライバで取り外しできます。
その他Q&A
(1)液晶保護フィルムはどうしていますか?
Hi8proを購入した時に一緒に買った中華製の液晶保護フィルムが、すぐに指紋だらけになるので
100均(セリア)のフリーカットの保護フィルムに張り替えた。
思ったより指紋が付きにくくて良いです。なんと言っても安いですし。
張り替えた際に、保護フィルムをタブレットサイズにカットする用途でjw_cad向けHi8proデータを
作ったのでもし良ければ利用下さい。
○
CHUWI HI8ProフィルムRev1.JWW
○
Jw_cad入手先
Jw_cadでJWWファイルをA4横で印刷して、フリーカットの保護フィルムにマスキングテープ等で固定して、
カッター&はさみで切ればOK。
(2)MicroSDXCは利用できますか?
MicroSDXC 64GB、128GBで利用できています。
ただし、Windows/Android両方で認識させる場合は、FAT32でフォーマットする必要があります。
WindowsからFAT32フォーマットする場合は、以下のツールを利用下さい。
○
SD Formatter
○
Disk Formatter2
(3)充電しながらUSB機器を使いたいのですが。
下記の機器でOKだったとの報告あり。
ただし、タブレット利用中だと充電してても、バッテリ残量が少しずつ減る場合もあるようです。
+ Aukey USB 2.0 Micro B(メス) to TypeC 変換アダプタ CB-A2
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
コメント
最終更新:2018年05月01日 01:59