サベージ (Savage)
詳細
データ
種類 |
メーカー |
和名 |
日本語訳 |
定員 |
動力 |
ヘリコプター |
|
サベージ |
残酷な 野蛮な |
4人 |
ターボシャフトエンジン |
プラットフォーム |
価格 |
オンライン専用 |
PS3 / Xbox 360 |
$1,950,000 |
PS4 / Xbox One / PC |
ステータス
解説
2015年3月10日配信の「強盗アップデート」により実装された戦闘ヘリコプター。
オンラインの強盗ミッションを進める事で購入可能となる。パシフィック銀行強盗:車列で敵として登場するのみで、自分で操作するためには購入しなければならないが、クリエイターモードでは設置可能な乗り物なので、操作に不安がある人はこちらで練習してみよう。
モデルはロシア(ソ連)のMi-24D(ハインドD型)。
だが何故かアメリカの国旗が描かれている(モデルのハインドはアメリカでは研究・仮想敵訓練用としてしか使用されていない)。
搭乗した歩兵を地上に展開させる「ヘリボーン」と呼ばれる戦術を想定した強襲ヘリであり、ミッションなどではこちらも擬似的に同じ戦術を取ることができる。
ミッション開始後に全員がこのヘリに搭乗し、目的地へ移動。地上の敵を殲滅しつつ乗員を降ろし、目標を回収するまでパイロットはその護衛を行うことで、ほぼ全てのミッションは安全にクリアできる。
ヘリコプターカテゴリの中では珍しい機能を満載しているユニークな機体でもある。
- コクピットはヘリコプター中唯一の縦列複座であるタンデム式。その形状からパイロットは地上からの銃撃を受けることはほとんど無いが、飛行中に飛び降りる時は非常に時間がかかるので注意しよう。
- 一人称視点で操縦中、コクピットの前面に速度(マイル/h)・高度(×100/フィート)・水平器がバーチャル表示される。レーザーやハイドラと同じものだが、ヘリコプターでこの機能を持つのは本機のみ。
- ランディングギアを格納できる機体としてはスイフトに続いて2機目。アームが大型であるおかげなのか、かなり乱暴に着陸しても機体は爆発しない。また、スキッド式ではなく車輪式なので、航空機のように滑走路を使用した着陸もできる。
また、アップデートで様々な強化・機能が追加されている。
- 「ダーティマネー・アップデートpart1」でプレイヤーが運転している車両をロックオンできるようになった。
- 「ダーティマネー・アップデートpart2」では副操縦席でのガンカメラの機能が追加。連射速度は通常時より落ちるものの、射程距離の長さに加えてバザード並みの精密攻撃ができる様になったため、より強力な戦闘ヘリとなった。
- 「フリーモードイベントアップデート」で装甲が強化された。ただし、メインローターやインテーク、排気口、コクピットの計器など装甲が施されていない部位に関してはそのまま。また、当然ながら爆発系の攻撃では一撃で墜ちてしまう。
- 「極秘空輸アップデート」で耐爆性が追加された。爆発によるダメージは被弾した箇所でかなり変わるものの、ホーミングランチャーを一発被弾しても煙すら吹かない場合もある。ただし、メインローターに当たればメインローターが破損し墜落するので注意。また、当たり所が悪くても即爆発はしないので高度があれば十分逃げる猶予がある。
本機のモデルとなったハインドは、1978~1989にかけて行われたソ連のアフガニスタン侵攻で、CIAがムジャヒディン(ゲリラ)に大量供与した
ホーミングランチャーのモデル、スティンガーミサイルで多数撃墜されている(一説によれば百機以上)。
本作においても、ホーミングランチャーは全ランクのプレイヤーが購入できるため、本機が次々と撃墜されるという状況までもが忠実に再現されてしまっている。
同じ攻撃ヘリである
バザードより20万ドル高い。
バザードと比べると
- オートキャノンが戦闘機のものと同じ榴弾になっているため、機銃が実戦レベルで使える。
- ロケットを連射できる。
- 機首を真上・真下に向けられるほど射角が広い。
- 極秘空輸アップデートによって耐久力が増加し、ホーミングランチャーの直撃に一発耐えることができる。
という長所があるが、もちろん短所も存在する。
- 機銃が強すぎて奪取する目標(車両etc)を巻き込んで破壊してしまう。
- 機体の耐久力が低い。
- 旋回や上昇、下降といった運動性能が低い。
- 大型である為、建物や木などへ引っかかりやすい。
- メインローターに物が接触した際にバランスを崩し、最悪の場合墜落する。
- テイルローターが壊れやすい。
等の弱点がある。戦闘能力に関してはこちらに利があるが、大型で重いため、扱いやすさでは劣る。ヘリの操縦に慣れない内はあまり活躍できないかもしれない。
ミッションの内容に合わせて適切な機体を使用しよう。
レースでの最高速度ゲージはカンスト近いほどだが実はゲージ詐称であり、実際はマベリックよりも遅い。
だが最高速度で飛行中は結構上昇気味となる(下降時の最高速度のことを表しているのだろうか?)。
下降する際は機体が重いせいかかなり速いがその分再上昇するのが結構大変。慣れていないとそのまま地面に激突してしまうため注意が必要である。
余談だがミサイルの形状はRPGと同じである。 追跡機能はどこに搭載されているのだろうか…
武装
大型のミサイルポッドを4基装備しており、ポッド1基あたりの次弾発射インターバルは
バザードと同じであるが、他の3基を発射している間にインターバルが終了するため、実質的にミサイルを常に連射できる仕様になっている。
また、機銃は戦闘機と同じく着弾と同時に爆発する榴弾になっているため、単位時間当たりの火力は攻撃ヘリはおろか戦闘機よりも高い。
戦闘機に対しては単純な火力では上回るものの、やはり上空からキャノンを喰らうのがオチだろう。
機銃
戦闘機と同じ榴弾で、連射速度・威力は同等。ただし、射程は
バザード程度で
ハイドラより短い。対地攻撃時に地上物にぶつからないよう注意。
また、戦闘機は2連装だがこちらは1門のみである。しかし連射速度が速いのでそこまで性能に差は無い。
接近した対空戦闘ではミサイルより有用。
破壊力が凄まじすぎる故、回収系や強奪系ジョブには不向き。
ミサイル
バザードのミサイルと攻撃力と誘導性能は同じだが、射程距離は若干こちらが上である。(バザードのものは発射後4秒で自爆するのに対し、こちらは5秒)
ただしロックオンできる距離は同じなので、メインパイロットが使用する分には性能に差は無い。
前述の通り常に連射でき、対地攻撃では最高の火力を発揮する。
バザードと同じく副操縦士がガンカメラを使用しているとメインパイロットはミサイルが使用できなくなる。副操縦士は状況に合わせてガンカメラを使用しよう。
空戦の基礎、「敵の背後を取る」ことが必要。よほどの低速なら問題ないが、敵がこちらより上空にいたり、こちらとの距離が近い、又こちらに向かって来ている場合はミサイルが当たりづらい。ミッション等で逃げるnpcの目標なら簡単に背後が取れるが、プレイヤーの場合はそうはいかないだろう。
敵より上空にいるか、敵が上空にいた場合でも距離が離れていればこちらのミサイルは命中しやすくなる。
一応レーダーから消えてから、ミサイルでゴリ押しするという戦法も考えられるが、ミサイルを使用する場合はロックオンする必要があり、機動性のあるバザードが相手だと回避されて返り討ちにされやすい。
その場合は機首のオートキャノンを使えば不意打ちがしやすい。
ただし、相手もまた同じ事を考えている可能性があるので、早急な行動、そして武装の使い分けが求められる。
攻撃ヘリに乗ったプレイヤーと戦う場合、敵の背後を取り、かつ背後を取られないようにし、戦闘に臨もう。
入手場所 出現場所
オフライン
オンライン
父親の世代が第三次世界大戦で脅威になると感じていたガンシップです。
ロシアの政治家のように、どれだけ年をとっても、どれだけ大勢の人が解体を求めても決して引退しようとはせず、
敵を炎に包むことにかけては今なお現役です。
参考
モデル
Mi-24 ハインド
動画