ホーミングランチャー (Homing Launcher)
ステータス
Damage |
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Fire Rate |
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Accurcy |
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Range |
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解説
「ウィンター・サプライズ」アップデートにて
近接地雷と共に購入可能となった武器。
名前は違えど『GTA:SA』から久々の登場である。
プレイヤー間では「ホミラン」や「ホーラン」、もしくはモデルのロケット砲から「スティンガー」などと呼ばれる。
既存のロケットランチャーである
RPGと似たような見た目だが、ロックオンした対象に向けて誘導ミサイルを発射する。
ロックオンに要する時間はおおよそ1.5秒(
捕捉してロックの色が赤くならないと追尾性を発揮しない
)。大半の車両のミサイルは300メートル先までロックオン可能だが、この武器は450メートル先までロックオン可能。
ターゲット切り替えは、構えた状態で「航空機で左/右へ標的変更(PC版はNum7・Num9、ゲームパッドではLB・RB)」コマンドで可能。
弾速が速く、RPGより遥かに射程が長い()ため、ロケット弾による遠距離狙撃に使うことも可能。
ちなみに、R2を半押ししたまま構えると、ロックオンなしで構えられる。
弾薬費はオフでは2発/$500だが、オンでは2発/$1500と全武器でもトップクラス(RPGはオフライン$100/発・オンラインで2発$1000)。所持できる弾数も10発と少ない。
威力はRPGの半分程度ながら価格は数倍なので、格安報酬のミッションしか受けられない序盤で多用しすぎると差し引きで雀の涙程度の利益どころか赤字になりかねない値段なので使いどころに注意。
弾代が気になるなら適当に自作サバイバルで配置して回収するのも手。
誘導性能・威力
誘導性能に関しては、車両に対して撃った場合はあまり誘導性を発揮しない()ものの、航空機に向けて撃った場合は
バザード攻撃ヘリや
P-996 レーザー、
ハイドラのミサイルなどとは比べ物にならないほどの誘導性を発揮する場合がある模様。
航空機の場合、戦闘機や
ベスラ、
マラードなどの高い機動力を持ったモノでなければ後方から撃たれた場合は回避は困難。
ヘリの場合、ミサイルの誘導性能とヘリの機動性も相まって後方から撃たれてしまうと回避は絶望的()。
とはいえ、自分に対して迫ってきているヘリ相手にはロックオンして撃ってもほとんど命中せず、自分から見てすり鉢上(要するに横移動)に飛行してる相手でも(特に近距離では)当たりづらい。
そのため近距離を飛行しているヘリに対しては無誘導のロケット・ランチャーの方が当てやすいと感じる人も多い。何なら軍用マシンガン等で乗員を狙い撃ったりミニガンを掃射する方が早いことも。
なお、捕捉されるとロックオンアラートが鳴るので、機動性が高い航空機に乗っているなら回避行動を取り、
タイタンの様に鈍重な飛行機やヘリコプターに乗っているなら即脱出またはパッシブモードにしよう。
もちろんチャフやフレアを搭載しているならそれでやり過ごせるし、ドライブバイ武器であれば信号拳銃の信号弾でもやり過ごせる。
実装当時の基準では、当時主流だったバザードやサベージといったヘリコプターの価値を地に堕とす優れた性能により、それらの攻撃ヘリよりも弱い立場の
カーゴボブといった非武装ヘリや航空機を用いるプレイヤーが激減した。
爆発で車両の燃料タンクに3倍のダメージを与える仕様がこの武器には適用されず、燃料タンクに与えるダメージは無誘導の
ロケット・ランチャーの1/3である。
そのため一般車両や普通の航空機のような耐爆性のない乗り物は一撃だが、カーゴボブのような装甲の固いヘリや戦闘機は一撃で落とせない。耐爆性のある乗り物へはRPGの2~3倍程度撃ち込む必要があることから、耐爆性のある乗り物に対する威力はRPGより遥かに低いと言えよう。
ただし、
ヴォルティックや
RCバンディート、
ヴァーチャーといった電気車両は燃料タンクのダメージで破壊できないので、RPGと比べて破壊に必要な弾数は変わらない。
現状
今作における
アナイアレイターの榴弾砲廃止、バザード攻撃ヘリのロケット連射制限等、ゲームバランスを考慮した変更点があったが、実装当初はそれまでの地対空手段が無誘導な上ランク制限が厳しい
ロケット・ランチャーやSR系による狙撃や連射武器によるパイロット射殺等と非常に貧弱だったため、この武器をオフラインやミッション限定等のようにせず、全ランクのプレイヤーに市販してしまったが故に、
実装当時は
ゲームバランスを歪めてしまった感は否めなかった。
しかし、
P-996 レーザーや
ハイドラなどの戦闘機では簡単に回避が可能だったり、アップデートで実装された強力な炸裂弾が40発携帯可能、より高い命中精度が期待出来る
ヘビースナイパーMk2や、短距離で180度急旋回する理不尽誘導を発揮するミサイルを持つ
ルイナー2000や
デラックソや
ヴィジランテや
チェルノボグに比べると弾薬費が張る割にはまるで力不足。
本武器自体の有用性に関しても、極秘空輸アップデートにより追加された多数の戦闘機・戦闘ヘリには簡単に回避される上、攻撃ヘリを落とそうにも極秘空輸アップデート後の多くのヘリを含めた航空機には標準装備されているフレアやチャフに無力(特にフレアに対しては連射力の影響で相性が最悪)だったり、アクーラやFH-1ハンターなどアップデートで追加された防御力の高い攻撃ヘリ相手ではただでさえ当てにくい相手に何発も命中させなければならないと火力不足が深刻。
実装当時カモにしていたサベージですら現在は直撃に1発程度は耐えられる軽度の耐爆性能が付与されているので簡単には落とせない。
現在攻撃ヘリに代わり猛威を振るっている
オプレッサーMk2に対してはマトの小ささと機動性、フレアやチャフの影響で、オプレッサーMk2側がよっぽど下手でなければほとんど効果が無いどころか逆にミサイルで狩られるような有様で、
もはやゲームバランスを歪めているとは到底言えない
状況になっている。
一応、弾速がRPGより速く射程も長く徒歩のプレイヤー相手では充分すぎる威力なため、対地攻撃では今でも非常に有効となっている。
余談
- 小技として、10発所持している時に限り、1発撃ってから本武器を捨て、また拾うと弾薬が回復する仕様がある。
- RPGやグレネードランチャーにも同様の仕様があるが、1発ずつしか撃てないので使い道はあまり無い。
- 実はデータ自体はGTAオンライン初期からあり、「切望の入り江」などの一部のジョブでは敵がこれを使ってくる。
- 「切望の入り江」で使うカーゴボブが敵からの攻撃を受けても耐えるのは、敵の使う武器がRPGではなくこのホーミングランチャーだからである。
モデル
モデルは『
FIM-92 スティンガー携帯地対空ミサイル
』。
70年代末に採用され、80年代のソ連によるアフガニスタン侵攻時にアフガンの親米勢力に大量供与され、ソ連軍の
Mi-24 ハインド
を次々と撃墜して大活躍した。
正式採用から40年以上経過した現在でも改良を受け、世界各国で現役で使用されている。
ゲームでは弾頭をRPGのように前から装填しているが、モデルでは発射機の再利用こそ可能だが、ミサイル入りのコンテナごと交換する方式であり、本作のようなリロードはしない。
厳密には装着されているバッテリーおよびシーカー冷却用ガス一式も使い捨て・交換式なのでこれらの交換も必須となる。
ちなみにバッテリーの持続時間は1分未満と非常に短いため、本来の運用時はあらかじめ味方のレーダー基地等と連携してターゲットの情報を入手しておく必要がある。
バグ
発射されているのにミサイル接近のアラートが鳴らないバグ
が発生することがある。
通常ならレーザーの空対空ミサイルや軍基地の地対空ミサイルなどが自機に接近するにつれて、間隔が短くなるミサイル接近アラートが鳴るのだが、本銃から発射される誘導ミサイルはそのアラートが鳴らない事がある(ロックオンアラートはちゃんと鳴る)。
「ロックオンアラートが鳴ったけどミサイル接近アラートが鳴らないから大丈夫だろう」と余裕ぶっていたところ、突然現れたミサイルに撃墜される事も。
軍基地の近くを飛んでいない・近くにバザードやレーザーがいないのにロックオンアラートが鳴ったら、近くに別プレイヤーが居ないか確かめよう。
居た場合、間違いなくホーミングランチャーで狙われており、直後に無音の地対空ミサイルが飛んで来るだろう。
入手方法
オフライン
- オリジナル版
- ウィンター・サプライズアップデート導入後、自動的に入手。
- 強化版
オンライン
- アミュネーションで購入。
- 強盗ミッション「脱獄大作戦」にて刑務所屋上に装備した看守が出現。地上チームには使わないが、刑務所に接近したバザード、ベラムを狙ってくる。
- 格納庫内の入り口の真上の最上階の通路に設置されている。
- 「オスカー・グズマン再び空へ」のフィナーレ「タイタンジョブ」で格納庫に置かれている。
- また、「準備ミッション:モーグル」では飛行場にいるオスカーがこの武器で追っ手のパイロを撃墜してくれる。
ゲーム内解説
(英語)
Infrared guided fire-and-forget missile launcher.
For all your moving target needs.
Part of the Festive Surprise.
(日本語)
赤外線追尾の地対空ミサイルランチャー。動く敵を撃墜するのに最適。
ウィンター・サプライズ収録。
価格
本体
$75,000
弾薬×2
$500 オン時$1500
モデル
ゼネラル・ダイナミックス FIM-92 スティンガー
動画
https://m.youtube.com/watch?v=a5T1bEnrpQg
最終更新:2025年04月30日 23:36