サベージ (Savage)
詳細
データ
種類 |
メーカー |
和名 |
日本語訳 |
定員 |
動力 |
ヘリコプター |
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サベージ |
残酷な 野蛮な |
4人 |
ターボシャフトエンジン |
プラットフォーム |
価格 |
割引時 |
オンライン専用 |
PS3 / Xbox 360 |
$2,593,500 |
$1,950,000 |
PS4 / Xbox One / PC |
ステータス
解説
2015年3月10日配信の「強盗アップデート」により実装された戦闘ヘリコプター。
オリジナル版では
ヒューメイン研究所襲撃を進めることが購入条件であったが、強化版では最初から購入できる。
ヘリ本体の運動性能は、アップデートで追加された戦闘ヘリはおろか、カテゴリ内でも低めで操作感が重い。
しかしローターの出力は高く、直線距離を真っ直ぐ飛び続ける場合に関してはかなりの速度が出る。
また、機体を空中に静止させるホバリングも重量故に揺れがマイルドなため、後述するキャノンの照準が取りやすいというメリットがある。
武装面では4門のミサイルポッドを装備、インターバルなしでミサイルを連射できる。
そして最大の特徴は下部に設置されている機銃。ハイドラやレーザーと同じ榴弾タイプで、ヘリの操縦性を活かしてより正確に、しかも操縦者が単独で攻撃できる。
爽快な機銃掃射は大量のNPCにも遅れを取らず、まさにSavage(野蛮)の名にふさわしい性能。
また、2023年6月の『サンアンドレアスの傭兵』アップデートにて戦闘機系列のキャノンが大幅に下方修正(フリーモード限定)されたが本機のキャノンには修正はなく、相対的に航空機カテゴリでトップクラスの火力を持つ機体になった。
ヘリコプターカテゴリの中では珍しい機能を満載しているユニークな機体でもある。
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クリックで展開 |
- コクピットは縦列複座のタンデム式。パイロットは地上からの銃撃を受けることは殆どないが、一人称では地上が見えにくい。乗降車に時間が掛かるのも特徴。
- 一人称視点で操縦中、コクピットの前面に速度(マイル/h)・高度(×100/フィート)・水平器がバーチャル表示される。レーザーやハイドラと同じもの。
- ランディングギアを格納できる機体としてはスイフトに続いて2機目。アームが大型なおかげか、多少乱暴に着陸しても機体は爆発しない。また、スキッド式ではなく車輪式なので、航空機のように滑走を使用した着陸もできる。
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また、アップデートで様々な強化・機能が追加されている。
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クリックで展開 |
- 「ダーティマネー・アップデートpart1」でプレイヤーが運転している車両をロックオンできるようになった。
- 「ダーティマネー・アップデートpart2」では副操縦席でのガンカメラの機能が追加。連射速度は通常時より落ちる代わりに、長い射程を活かしつつバザードに匹敵する精密攻撃ができる様になった(ただし使用中はメインパイロットがミサイルを扱えないので注意が必要)。
- 「フリーモードイベントアップデート」で装甲が強化され、小口径の銃で撃たれる程度ならそれなりに耐えるようになった。ただし装甲が施されていないメインローターやインテーク、排気口、コクピットの計器などはそのまま。相変わらず耐爆性はなかった。
- 「極秘空輸アップデート」にて、ようやく耐爆性が追加。被弾した箇所でかなり変わるものの、ホーミングランチャー1発なら耐えてくれる。ただしメインローターに当たれば爆散せずとも結局は墜落してしまう。
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モデルはロシア(旧ソ連)のMi-24D(ハインドD型)。
Warstock Cache & Carryの説明文は、サベージがMi-24D同様に冷戦期のソ連を代表するガンシップであったことを示唆している。
一方、塗装から判断すると、プレイヤーが入手できる機体はフォート・ザンクードから放出されたアメリカ軍の装備品のようである。これは一見奇妙にも思えるが、現実のアメリカ軍はソ連崩壊後に少数のMi-24Dを研究あるいは訓練目的で調達したと言われており、かつてフォート・ザンクードでも同じような目的でサベージが配備されていたのかもしれない。
Mi-24は搭乗した歩兵を地上に展開させる「ヘリボーン」と呼ばれる戦術を想定した強襲ヘリであり、フレンドと協力して同じ戦術で遊ぶのもいいだろう。
また、1978~1989年にかけて行われたソ連のアフガニスタン侵攻で、CIAがムジャヒディン(ゲリラ)に大量供与したスティンガーミサイルで多数撃墜されている(一説によれば100機以上とされる)。
本作でも実装当初はスティンガーがモデルの
ホーミングランチャーに本機が次々撃墜されるという、妙なリアリティがあった。
現在はアップデートで改良され使いやすくなっており、ミッションを進めるためにも是非持っておきたい機体。
武装
榴弾キャノン
コックピット下部の固定機銃。
着弾地点で爆発する榴弾タイプで、連射速度・威力はフリーセッション以外での
レーザー及び
ハイドラに搭載されているものと同等。
ただし射程は
ハイドラより短いので、使用時には目標に対して中距離以内に接近する必要がある。
敵の反撃や地上の建物や構造物にぶつからないよう注意を払おう。
また、戦闘機は2門装備しているのに対してこちらは1門しか搭載されていないが、ガトリング方式で連射性は確保されている。
フルカスタムした『サービス車両』カテゴリの車両でも20秒と持たない圧倒的なDPSを持つ上、機体の中央に配置されており狙いがつけやすいため、実用上そこまでのデメリットは感じられない。
破壊力が凄まじ過ぎる故、回収対象を破壊してしまう可能性があるため、使う場面はしっかり吟味する必要がある。
逆に地上目標を片っ端から殲滅するジョブではこの上無く適任。
対地攻撃は
愛なきロスト等の一対多のミッションで練習しよう。
ミサイル
他の武装航空機のソレと威力と誘導性能は同じだが、爆破までの誘導時間が多少長くなっている。
ただしロックオンできる距離は同じなので、メインパイロットが使用する分には大差ない。
そして何より
4基のミサイルポッドの恩恵でインターバル無しで連射出来るという稀有な特徴を有する。
一秒弱に一発の頻度で発射可能なので、ロックオン対象に地獄のようなミサイルの雨をお見舞い出来る。
また先の通り、後部コックピットに副操縦士が乗り込むと、メインパイロットが機銃を担当し、コパイロットがミサイルを担当するマルチ運用が可能。
但し副操縦士のミサイルは
ガンカメラを介した手動照準である為に誘導性能は発揮されず、加えて
ガンカメラを使用中はメインパイロットは機銃からミサイルに切り替え出来ない上、ミサイルの連射速度も大幅に落ちるので、それなりの連携が必要。
後部座席
厳密には武装ではないが、3~4人目の搭乗員は後部座席に着座し、そのままマシンガンやRPG等を発射可能。
側面への攻撃手段を持たない本機では貴重な迎撃手段…になるかもしれない。
父親の世代が第三次世界大戦で脅威になると感じていたガンシップです。
ロシアの政治家のように、どれだけ年をとっても、どれだけ大勢の人が解体を求めても決して引退しようとはせず、
敵を炎に包むことにかけては今なお現役です。
(
Warstock Cache & Carry サイト内の解説より)
入手場所 出現場所
オフライン
オンライン
- パシフィック銀行強盗:車列にて3機出現。かつては当該ミッションをクリアすることで本機が解除される仕様だったが、現在は最初からオンラインショップ「Warstock Cache & Carry」で購入可能。
- フリーモードイベントのキル・リストにおいて乗ることになる場合がある(マップの北端の海辺から始まる場合)。
参考
モデル
Mi-24 ハインド
動画
最終更新:2025年04月19日 23:46