バザード攻撃ヘリ (Buzzard Attack Chopper)
詳細
データ
種類 |
メーカー |
和名 |
日本語訳 |
定員 |
動力 |
ヘリコプター |
ナガサキ |
猛禽 |
バザード |
4人 |
ターボシャフトエンジン |
モデル |
ラジオ |
主な選局 |
ヘリポートへの保管 |
格納庫でのサイズ |
MDヘリコプターズ AH-6 "キラーエッグ" |
有り |
デフォルトでは無選局 |
可 |
小 |
価格 |
オフライン |
オンライン |
$2,000,000 |
$1,750,000 |
解説
前作ⅣのDLC『TBoGT』から続投された、小型武装偵察ヘリコプター。
影の薄い非武装型については
バザードを参照。
小型だけあって機動性が良く、速度もヘリコプターの中ではそこそこ速い。
Warstock Cache & Carryでは2人乗りの表記になっているが、実際は後部も含めての4人乗りである。
オフラインではネット購入するか、軍基地から拝借することが可能。ミッション中は敵として登場するものの主人公キャラたちが乗ることはない。
オンラインではネット購入後にペガサス便を使い、各地のヘリポートに呼び寄せることができる。またランク42からは各地のヘリポートに低確率で出現。
どちらも敵としてメリーウェザーが多く使用しており、見かける機会は多いだろう。
オンラインでは、セキュリサーブのボス/CEOに登録することで使用できる「ボス/CEOの乗り物」による呼び出しに対応しており、フリーセッション中はいつでも最寄りの道路へ召喚できるので、買っておけば武装付きの手軽な足として重宝するだろう。優先して買うべき乗り物の1つである。
その機動性とミサイルを使えば多くのミッションは難易度や拘束時間を大幅に抑えられる。しかし車やパッケージ回収ミッションなどではミサイルを乱射して目標の回収物も破壊してしまうケースもあるため、完全な万能機ではない点には留意が必要である。
「金と権力と野望」アップデート以降は、機体の耐久力が低下しており煙を吹いてからエンジン停止までの時間が短縮された模様。
現在でも炸裂弾2発は耐えることができるが、1発当たると煙を吹いてしまうので早めの乗り換えが必須である。
武装
機体の両サイドにガトリング砲とミサイルを装備しており、切り替えて使用できる。
また、オンラインでは副操縦士席に乗ればガンカメラも使える。メインパイロットの代わりにミサイルを操作できるが、
副操縦士がガンカメラを使用している間、メインパイロットは機銃しか使えない点には気をつけたい。
なお、何故かオフラインでは武装のガイダンスが表示されない模様。
ミサイル
発射時に照準を合わせていた場所へ誘導するミサイル。弾数無制限。しかし誘導性能はミサイル内でもっとも低く、動く陸上/海上のターゲットには特に顕著。
どうやらミサイルの誘導方法に問題があるらしく、GTA5のミサイルはターゲットの後方に回り込む癖があり、その割に誘導性が悪い。早い話がターゲットの背後を狙うので移動中の敵には遅れてしまうためと思われる。
敵性NPC、ミッション・ジョブの破壊目標(人物・車両は不問)に対しては自動的にロックオンしてくれる。
ただし敵性NPCであっても、ミッション等で攻撃対象になっていない、もしくはこちらに対し敵意を向けていない(アイコンが表示されていない)限りはロックオン対象にならず、銃撃してくるギャングなど一部のNPCにはロックオンできない場合もある。
その他、飛行中の無害なNPC搭乗ヘリなどにも何故かロックオン反応する。
射程はおおよそ500m。
P-996 レーザーのミサイルと比べて約半分の射程しかなく、弾速も遅め。
2発までは連射可能だが、発射後はポッドごとに4秒程度のインターバルが存在する。また、命中しなかったミサイルは5秒ほどで自爆する。
ちなみに、ロックオンし始めた(照準シーカーの四角が緑色)時点で発射しても問題なく誘導する。
『ダーティマネー・アップデート』以降、他プレイヤーが運転している車両をロックオンできるようになった。
『サンアンドレアス・フライト訓練所アップデート』より、誘導機能の有無が設定可能になった。
モデルはM261と呼ばれるロケット弾。
実際にバザードのロケットポッドを下から見ると、ロケット弾に白文字で「TYPE:M261」と書かれているのが確認できる。
機銃
機銃の射程は約100m。
固定式のため照準が難しく不便な点が目立つが、ミサイルを当てにくい同ヘリコプターに対しては最も有効な武装である。
威力はピストル1発程度だがこの機銃の真髄は
対物補正の高さ。これによりヘリや陸上車両は1~2秒程度当て続ければ撃破できるほど。
さすがに装甲車両相手だと時間は掛かるが、上述したように使いこなせればミサイル以上にドッグファイトで輝ける。ミサイルを使用できない状況でも使いこなせるようフライト訓練所などで練習しておこう。
なお、NPCがこの機銃を使用する場合のみ特殊な補正が掛かり、
機体がプレイヤーに正対していなくても正確にプレイヤー方向に放たれる。当然ながらAI操作故の超精密射撃と相まってカバーせずでは勝ち目がなく、
最悪何度もリスキルの憂き目に遭いかねない。
この補正はサベージやワルキューレの機銃にも適用される。
幸いバースト撃ちのように小分けしながら撃ってくるので、相対するならできる限りカバーを取り、射線が切れた瞬間に素早くパイロットを倒すか、ホーミングランチャー等の重火器で撃墜してしまおう。
NPCの機銃の射角は、ヘリの正面から見て前後左右それぞれ45度程度である。
なお、オリジナル版(PS3/Xbox360)ではアナイアレイターと比べて2倍の連射力があったが、強化版(PS4/XboxOne/PC)では同一に修正された。
モデルはM134ミニガン。戦闘機などに搭載されるM61バルカン砲の小型版であり、本来対地攻撃に特化しており、最大で毎秒100発という脅威の連射性能を持つ。生身の人間が被弾すれば痛みを感じる前に死んでしまうことから「無痛ガン」の異名を取っている。
他車両との比較
昨今では様々な攻撃ヘリ(
サベージ、
ハンター、
アクーラなど)が実装されているが、このヘリの利点について解説する。
長所としては追加された航空機に比べて安価であること、小型なため取り回しがいいこと、呼び出し方法が多彩である点が挙げられる。
欠点としては武装の火力不足や防弾性能の低さ、デコイの非搭載、耐爆性の低さが目を引く。
総合すると、やはり本職の大型攻撃機に比べると攻撃力と防御力共に低いと言わざるを得ない。しかしそれと引き換えに運用のしやすさというアドバンテージを有しているため、現状では「攻撃用にも手軽な足としても使える汎用ヘリ」といった位置づけと言える。
現在移動の足として最も使われているであろう
オプレッサーMk2に対しては、防弾性能と搭乗人数以外に優っている点がほとんどなく、需要を完全に奪われてしまっている。
ただしミサイルを装備させるまでに$1000万近くかかるため、それまではこのヘリにお世話になるのも良いだろう。また、
オプレッサーMk2は呼び出しに5分間のクールタイムがあるため、その時間の穴埋めとしても使用する機会がある。
『カヨ・ペリコ強盗』アップデートで追加された
スパローは、同じヘリコプターカテゴリであり、武装しており、道路への呼び出しに対応しているという点で競合共通点が多い。
機体性能では最高速度でスパローが優れる一方、着陸脚が貧弱なため安定性ではバザードに軍配が上がる。また、搭乗人数も2人多いため、多人数で乗るならバザードが選ばれるだろう。
しかしながらスパローは連射可能なホーミングミサイルとデコイを装備しており、機銃と二者一択である点を差し引いても攻撃力・防御力共に差をつけられている。
また、バザードはCEO/ボスに登録していないと呼び出せないが、スパローは主宰登録せずとも呼び出せるため、
オプレッサーMk2のクールタイムの穴埋めとしても使いやすい。
やはり新型機と比べると様々な点で劣っているが、物価の低かった時代に登場したため価格の安さという一点で優位性を保っている。
また、マップ上でどこに乗り捨ててあっても、要請すれば即座に近場に再配送されるメリットは大きい。
スパローの場合、個人航空機のように一度格納してクールタイムを経由する必要があるので、組織登録の都合を考えると意外に一長一短である。
小ネタ
- レースではスイフトDXやヴォラタスの方が高性能。ただし「ヘリキラー」のようなテクニカルコースでは小さいサイズが有利に働くので、それぞれで使い分けたい。
- 製造メーカーがナガサキだが、元ネタの川崎重工は観測機としてOH-6をライセンス生産しているものの武装型のAH-6には関わっていない。
- バグかどうかは不明であるが、オフラインでこの機体を購入すると、黄色や白色の塗装機が届いていた(PS3版にて確認、現行は未確認)。同じくネット購入できるカーゴボブでも、本来の迷彩柄の機体が届くといったことが確認されているため、アップデートなどの影響なのかもしれない。
- 冒頭にあるTBoGTのユスフ・アミール仕様を再現したければ、格納庫に収めて個人航空機化→メタル・カメレオンでゴールド塗装を施すとよい。
- 初期から存在しただけあって、オンラインでは古くから対プレイヤーの攻撃ヘリとしても運用されてきた。そんな長い歴史で培われた戦闘マニュアルは航空戦闘指南にまとめられている。興味があれば見てみると参考になるだろう。
バザードは軍隊や億万長者が御用達の、小型で軽量なヘリコプターです。
5枚ブレードのメインローターで時速175マイルの最高速度を発揮し、
同クラスのヘリコプターの中では最高の性能を誇る機種として高く評価されています。
空から石のように落ちてくることなど、まずないでしょう。
ヘリコプターは最も安全な移動手段の1つなのです。
(
Warstock Cache & Carry サイト内の解説より)
セキュリサーブ仕様
「富と権力と犯罪」アップデートで実装されたセキュリサーブのボススキルで、本機の呼び出しが可能になった。
費用は$25,000と高額だが、ボスが本機を所有している場合は無料になる。
すぐ近くの路上に一瞬で出現するため、いちいちヘリポートへ取りに行く手間が省けるのが最大の強み。
また、スキルで呼び出した車両はペガサス配送車両とは別扱いになるので併用が可能。
バザードを呼んだ状態でボス(CEO)のままセッションを変更すると、変更後のセッションでも近くにバザードが出現するため個人車両のような使い方も可能。ただし上部に道路などの障害物がある場所にスポーンするケースも見られる(メイズバンクタワー前の通りなど)。
どの航空機でも同じだが、呼び出した時に建築物や電柱・鉄塔などに「刺さって」スポーンされた状態だと、触れた瞬間に暴れて爆散する。
壊れた場合保険金などは発生しないが、次に呼べるようになるまで数分のクールタイムがある。
また、降りてからボス・CEO登録を解除してしまうと鍵がかかって乗れなくなる。飛んでいる最中に解除すると強制的に下ろされるため注意が必要。
カラーリングはペガサス仕様と違いマットブラック。
加えて極秘空輸アップデート以降は、同アップデートで実装されボス/CEOの乗り物にも追加された
ハボック同様、サイドウィンドウがフルスモーク化されている。
入手場所、出現場所
オフライン
- 前述の通りストーリー内では一切乗る機会がない。
- オンラインショップ「Warstock Cache & Carry」で購入。
- NOOSE HQにランダムで出現する。
- マップ右下、パロミノ高地北端にN.O.O.S.Eの本部があり、建物外の梯子を使って屋上に昇ると、ヘリポートに駐機されている事がある。
こちらは盗んでも指名手配されない為、容易に入手できる。

- 軍事基地に出現
- タイタンよりも基地の中心エリアに駐機されており、しかも飛行速度が遅いので入手難度はP-996 Lazerより高い。
- そのため、パラシュートや崖を飛び越えての侵入がオススメ。乗り込みは基地内の他の航空機よりは早く、乗る前に銃撃で窓パーツを割っておくのも良い。
- チートコード入力で出現。
オンライン
- オンラインショップ「Warstock Cache & Carry」で購入。
- ランク42以降、各地のヘリパッドに出現。出現率はやや低め。
- 軍基地に極めて稀に出現。場所は中央の格納庫前の一ヵ所のみで、ランクの制限はない。
- 強盗「脱獄大作戦」にて破壊担当が乗る。
- 特殊車両ミッション「ロードサービス」でグランド・セノーラ滑走路に配置されている。
珍しくカラーがブラックではなくグレー。
- ボス・CEOスキルで要請すると近くの路上に配置される。ただし、場所によっては高架下やトンネル内等の離陸に難儀する場所に無造作に出現させられるので注意。カラーリングはマットブラック、加えて「極秘空輸アップデート」からは両サイドのウィンドウがフルスモーク化している。
- メリーウェザーを相手にするミッションでメリーウェザー兵がこれに乗ってくることがある。ミサイルこそ使わないが機銃の精度が恐ろしく高い。
画像
モデル
AH-6 ”キラーエッグ”
参考
最終更新:2025年04月19日 19:02