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スリヤー

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スリヤー
種族	人間
クラス	黄金王
生年	不明
没年	暗黒暦1541年
所属	アルザード
異名

スリヤー（? - 暗黒暦1541年）は、アルザード王国の黄金王。
武を重んじる歴代アルザード国王の中にあって、気の弱さを指摘されることもあったが、その実力は確かであると評された。在位中、プラハ王国と交渉を重ね、同盟を締結した。

来歴

アルザード王国の国宝である蝕欲(ファフニール)を受け継ぎ、黄金王として即位。
王国の防衛において、北方の魔物への対処は同盟国シュリット神聖王国の援助を受ける一方、西方の不浄大地から迫る不死属の魔物への対応は王国軍が担っていた。スリヤー自身も最大戦力として幾度となく出陣していたが、個人で戦うことを好み、部下を率いる責任に嫌気が差す性格だった。
暗黒暦1541年、不浄大地にイゴーロナクが顕現。その影響で不死属の発生が激化し、アルザード王国は劣勢に立たされる。この危機にローラン率いるプラハ王国軍が援軍として到着。しかし、戦況は改善せず、プラハ軍も劣勢に追い込まれた。スリヤーは戦局を覆すため、無理を押して蝕欲(ファフニール)と完全同化し、ローランの撤退を援護するため時間稼ぎを敢行。最終的にローランの手によって不浄大地は封印され、スリヤーの救出にも成功。これにより、アルザード王国の最大の脅威は取り除かれた。
しかし、帰還後も蝕欲(ファフニール)との同化を解くことができず、人間の姿には戻れなかった。それでも、プラハ王国との同盟継続と、蝕欲(ファフニール)の継承を次代王イジャクトに託し、のちに世を去った。

能力

スリヤーが引き継いだ国宝蝕欲(ファフニール)は、使用者の肉体をオリハルコンへと侵食することを代償として、次の能力を発揮する。

• 身体能力の飛躍的な向上
• 斬撃の範囲拡張
• 攻撃が命中した対象のオリハルコン化

また、完全同化に至ると黄金の竜の姿へと変貌し、さらなる力を得るが、二度と人間には戻れなくなる。