基本的に攻撃判定が弱く、リーチも長くないが攻撃が早めなので素早く攻撃していく。
とはいえ、ラッシュ力が高いわけではないので、接近しても劣る部分が多い。
珍しい前後ダッシュ可能という特性を持つが、そこを起点に攻めていくのを得意とするわけでもない。
というのも、ソンソン本人の防御力はかなり低く、立て続けに攻められるとすぐに倒されてしまう。ようは
紙。
原作設定ならば、
モリガン(MVC2)、マロウ(MVC2)、
梅喧(GGXXAC)らと同レベルの防御力である。
その防御力の低さを補えるほど強い技は、昇龍技の「斎天連撃」くらい。しかしそれだけで生きていけるわけがない。
飛び道具の「小猿舞」は3体飛んでいくのだが、飛び道具とカチ合うと何体か纏めて消えてしまうため、実質1~2ヒットの飛び道具と考えるべき。
でも威力などはきっちり3体ごと別なので、元から高くない威力はさらに減る。
時間がたつと、猿が3方向に開いていくという妙な性質があるが、あまり恩恵はない。
HCはネタ技っぽい気もするものの、猿王が発生1Fという驚異の発生速度で、巨大化時に攻撃判定あり・その後
アーマーと発生も保障できる。
K押しっぱなしで炎を吐くのだが、上手く当てる場所を決められればかなり削りダメージを与えることができる。
POWもネタ技に見えるのだが、実は暗転が遅いが暗転後0フレで発生して判定もでかいので、ディレイド向きだったりするが威力は低い。
空中版天地通貫は発生が1フレで範囲が広く、暗転後ガードが間に合わない。威力が低めだがソンソンのコンボ向きであると言える。
しかし、ソンソンの真骨頂はやはりアシスト。
γ(対空迎撃)タイプの「斎天連撃」で、ソンソンの一番の持ち味を活かしきっている。
発生無敵がないのだが、威力が高めで判定がかなり大きく出も早い。
判定の強さも異常で、なんとコレダーレベルのものすら消していくほどの強判定。
センチネルお得意の飛び道具を打ち消すため、相手は逃げ・守りかソンソンに打ち勝つアシストを振るかしか手がない。
その上追撃のしやすさだけでいえば、
キャミィをも凌ぐ。
さらにアシスト後の硬直が短く、ヒット後からソンソンへの追撃は困難。(引っ込みがやけに早い)
そのため、アシストが連打しやすいという利点を持っているといえる。
相性として最高とされるのが
ブラックハート。
元々永久に持ち込むなり大量ダメージを狙うのが難しいのがブラックハートなのだが、
ソンソンのアシストによって、それらを効率よくすることができる。
追撃のしやすいさから永久に持ち込めるし、お得意コンボなども狙えるブラックハートの最強パートナーともされる。
逆に、ソンソンはブラックハート専用のアシ専と言われるほど。