「ターゲット、完全破壊」
型式番号 UVA-02
アーム パワーナックル
レッグ パワークロー
ウェポン ビームキャノン
頭頂高 17.2m
総重量 34.5t
センサー有効半径 15600m
所属 コロニー連合軍
『
サイバーボッツ』に登場するVA(ヴァリアント・アーマー)。
連合軍が極秘に開発していた次世代高機動VA。型式番号はUVA-02。
サイバーボッツではCPU専用の中ボスとして登場。隠し
コマンドで
プレイヤーも選択できる。
従来のVAにはない変形機構を備え、
搭乗者の神経信号をVAの四肢に伝達するダイレクトアクセスシステムによる高速戦闘が可能。
ただし、本来は無人機として設計された機体なので
パイロットの人命保護は考慮されていない。
なお、
あるボクサーや
人妻のパンチとは多分関係ない。
武装は背面のレーザー砲、ミサイルを装備。背中のプロペラを武器やシールドとしても使用可能。
変形、ミサイル、レーザーとまさに
男のロマンが詰まったような機体?である。
ヘリコプター形態では大型クロー、機関砲、爆雷を使い、上空から爆撃を仕掛ける。
パイロットは連合軍によって生体改造された
サイボーグ兵士、シェイド。
元々は任務中の怪我から一部をサイボーグ化しており、HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)を
神経束に接続するのに都合がいいと判断されて、ヘリオンのテストパイロットに選ばれた。
しかし予測数値以上の生体エネルギーの放出により
暴走?し、模擬戦の相手であった第一小隊を壊滅させて行方不明になってしまう。
後日、軍により回収されるもデータ収集用の実験素材として利用する為にシェイドは死亡と偽られ、本格的に自我を持たないサイボーグにされてしまう。
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以下、原作ネタバレ含む。 |
本名はアイヒマン。かつては歴戦の勇士 ガウェイン・マードックの部隊に所属していた。
ジン・サオトメの父親、ケン・サオトメとは同じ所属であり、親友であり良きライバル。
しかしヘリオンの起動実験の際に暴走し、第一小隊を壊滅させ、ケンをも殺してしまう。
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軍の命令のままに殺戮を繰り返していた彼だが、ある日VA闘技場においての
ジン・サオトメとの戦いにより、自分の正体について追求するようになる。
そして次第に自我に目覚め、それがきっかけとなり連合軍の陰謀に巻き込まれていく事となる。
デビロット姫曰く
正義に堕する典型だとか。
作中の動作としてはA1及び下段A1でビームを帯びた手刀を振りかざし、A2で背部二連装ビームキャノンを使用する。
A2キャノンはレバーニュートラルでごく浅い角度の対空、→A2及び下段A2で撃ち下ろしから水平へなめるように発射。
ジャンプ以後、着地するまでの挙動は全てヘリモード。A1で斜めに多段判定のクロー攻撃、A2で機関砲を発射。
↓A2で真下にクロー攻撃を加える。ウェポンはヘリモードでのみ使用可で、真下への爆撃のみ。後退しながら4発投下する。
必殺技は、腕部を変形させてナパームを射出、三本の火柱を上げる
波動コマンドの「ゴットクーゲル」、
背中の旋回翼を取り外して斧の如く切り伏せる「フリューゲルボーゲン」、空中の隅に昇った後急降下して敵を掴み上げ機関砲の接射を浴びせる「ヒンメルファンゲン」の三種類がある。
サイバーEX(超必)の「シュラハトフェルトクヴァール」はダブルニープレスを起点とした非ロック
乱舞技。
発生が速い上に有効距離も長く、頼りになる無敵持ちでおまけにダッシュA1から簡単に繋がる。
モーションなど色んな意味で格好良い機体のヘリオンなのだが、ゲーム内における性能は微妙。
性能的には、優秀なA1をメインにした地上接近戦と空中からの奇襲がメインで、リスクの高い技が多くダメージを与える手段に乏しい機体。
ボス機体のほぼ共通事項としてA1>A1>A2の基本コンビネーションが無いが、地上のA1攻撃はどれも発生が早く判定も強めで技後の隙も小さい。
特にダッシュA1はリーチは短いものの発生も隙も極めて短く、ヒット確認からサイバーExにつなぐ事も可能でひとつの切り札となっている。
ただし、リーチの都合上かなりめり込む形となり、隙が少ないとはいえガードされれば発生の早いサイバーEX等でカウンターという事もあるので、パワーチャージキャンセルからの投げを仕込む等でパターン化を避ける工夫は必要。
逆に地上でのA2攻撃は全てレーザーキャノンで、一般的な飛び道具と同じく隙が大きく、地上で膨大な隙を晒す為リスクが高い。
空中攻撃はほぼ全てが対地攻撃に特化しており、急降下攻撃のA1と↓A2(ストンピング)は地上技に連続でつなぐことが出来、早いしゃがみA1の性能もあわせて中下段の揺さぶりをかけられる。
ただしA1は5ヒット/ガードすると跳ね返って無防備な落下の隙を晒すので使用高度に注意がいる。
空中A2は斜め下に打ち込む機関砲となっており、弾速は遅めで硬直は短いが仰け反り効果が無く、撃ってる最中にまとめて対空技で落とされることもしばしば。
ウェポン爆撃は空中でしか使えず、真下にしか撃てず、かつ一定高度を後退していくという性能上、滞空時間を延ばす以外はほぼロマン使用に限られる。
「ゴットクーゲル」もまた飛び道具の例に漏れず非常に隙が大きく、特に発射後の硬直が長いうえに、ミサイルが地面に着弾する前にガード/破壊されると火柱が発生しない。
火柱自体は判定が意外と高いので発生さえすれば多少は安全だが、上空に逃げられてそのまま空中からフルコン貰ってしまうこともあり、
基本的に地上で隙だらけとなるこの技自体のリスクは極めて高い。
A1とA2で着弾位置及び炸裂方向の撃ち分けが可能だが、上記の理由により遠方に打ち出すA2は更にリスクが高い。
近距離に落とすA1版は中距離からの低空進入に対する牽制として使えなくもない。
それでも、ヘリオンはまともな追い討ち攻撃を持っていない為、ギガクラッシュ以外の地上から使える唯一の追い討ち攻撃として使う必要はある。
「ヒンメルファンゲン」は空中から出す事が出来る打撃投げで、一定高度まで高度をあわせてから発生する為、最初からその高度で出せば発生のタイムラグを減らすことができる。
だが当然動きは単調になり易く、ガードされると空中で無防備状態となるのでリスクは高い。
ただし、空中A1がどうみてもフルヒットする位置でガードされたとき等、キャンセルヒンメルファンゲンでフェイントをかけることで、どうせダメならダメ元でキャンセルで運を天に任せる、という使い方が可能。
また、空中の相手に一気に大ダメージを与える手段を持たない機体に対してなら、バクチ気味に狙う価値はある。
サイバーEX(超必)の「シュラハトフェルトクヴァール」は発生が早く着地まで無敵な突進技で非常に高性能だが、
背の低いフォーディ、ゲイツに近い距離から出すと飛び越えてしまって当たらない、
つなぎの遅い部分があり、ガードされるとガード硬直キャンセルバックブーストのテクニックで逃げられる事がある、
といった欠点ももつ。
ダメージソースがこれ頼みという点はヘリオンの不安要素のひとつといえる。
また、機体そのものの特性として「ジャンプ入力してから空中状態に移行するまでの無防備な時間」が全機体中最長であり、
ラッシュをかけてくる相手に対してとっさに空中に逃げられない、という問題点をもつ。
この様に各技に問題が多く、運用に困る機体だが長所もある。
機体性能としてボスらしく装甲が厚く、各種A1が基本的に優秀。
フリューゲルボーゲンやサイバーEXも使い勝手は良く、
ギガクラッシュの判定が大きく無敵時間も長い上に空中判定になる為、手痛い反撃を受け難い。
CPUのヘリオンは稼動最初期こそ優秀な反応と胡散臭いA1暴れ、
超反応ブーストA1、サイバーEXを軸に暴れる初心者キラーだった。
だがA2全般、硬直の長い必殺技を良く振る性質から、
次第に打撃投げを初めとする
ロマン技の餌食となり、ブーストからのコンボ練習台へと役割を変えていった。
また、このキャラはパワードギアでは5面ボスとして登場した。
MUGENでは、主にKong氏のものが活躍している。
他のボッツキャラ同様アレンジが入っており、
AIレベルの設定も可能。
レベルを上げすぎるとやはり手が出せない強さになってしまうので注意。
そして、10月にG・サイクロンの原作再現を作成したZ.A.I.氏によって、原作再現風のヘリオンが公開された。
こちらにはわくわく氏の外部AIが公開された。
出場大会
出演ストーリー