リック・ストラウド

  • 格闘スタイル: ボクシング
  • 誕生日: 1971年8月16日(『RB2』時点で27歳)
  • 身長: 187cm
  • 体重: 80Kg(クルーザー級)
  • 血液型: B型
  • 国籍: アメリカ
  • 職業: ボクサー
  • 趣味: 木彫り
  • 大切なもの: ターコイズのピアス
  • 好きな食べ物: ダチョウの卵
  • 好きな音楽: カントリーミュージック
  • 嫌いなもの: 化粧品の匂い
  • 得意スポーツ: ボクシング
  • 特技: 天気を当てること

「ウゥラウラウラウラウラウラ… ウラァッ!!」

餓狼伝説』 のキャラクター。『RB2』に登場する。声はタニー山口氏。
スプラッターハウス』や『バトルクロード』、ピンクの悪魔下僕とは関係ない。

ネイティブ・アメリカンの血を引き、先祖の魂を誇りに戦う正統派ボクサー。
李香緋と共に『RB2』の主役として位置付けられているが、ストーリーの無い作品であるためか、今一つ認知されていない感がある。
知られざるリックの 設定図
微かながら自然の声を聞くことができ、明日の天気が分かるらしい。
化粧品の匂いが嫌いとあるが、匂いの強いもの全般が苦手ではないようで、実はイラストのラフスケッチではタバコ?をくわえている1枚もあったりする。
ゲーム中ではそんな描写は無いので開発中に忘れられた設定か、ただのチュッパチャップスかもしれない。
もっとも、ネイティブアメリカンにとってタバコは自然との対話するための重要アイテム(聖なるパイプ)なので、吸っていてもおかしくはない。
カジノのショーボクサーとしてデビューし、10年もの下積み期間を経てようやくタイトルへの挑戦権を獲得するが、
魂に訴えかける自然の声を聞いて「タイトルマッチまでには戻る」と言い残し、表舞台から去った。
その後彼が現れたのは、サウスタウンで日夜繰り広げられるストリートファイトの世界だった…。


格ゲー界には意外といそうでいなかった、分かりやすいイケメンのボクサー。
M・バイソンダッドリーマイケル・マックスミッキー・ロジャースアクセル・ホークヘビィ・D!など、
日本人受けしやすいイケメンではないことが多いボクサーキャラの中では異端と言えるデザイン。
ボクサーキャラの多くが実在のボクサーをモデルにし、
そうではないキャラも実在の有名なボクサーに黒人が多いことを反映している中、
リックはネイティブアメリカンというボクシングとあまり結びつかない人種の血を引くという点でも異端である。

KOF'99』に参戦する案もあったようだが、結局香緋のみの登場となり、
ネオポケ餓狼やカードファイターズを除くと出演作は『RB2』のみ。
しかしたった一作のみの出演ながら餓狼ファンからコアな支持を得ており、未だに再登場希望の声をよく耳にする。

その『KOF』では、ヴァネッサが彼の技である「ヘリオン」と「ガイアブレス」にそっくりな技を使う
(技名は「フォビドゥンイーグル」「ガイア・ギア」に変わっているが、掛け声がリックの技名そのまま)。
さらにヴァネッサの同僚であるセスが『2002』のヴァネッサへの勝利台詞で
「まさか、奴の技を使うとはな」とリックを知ってるようなことを仄めかしており、
もしかしたら彼の今後のKOF参戦もあるのかもしれない。技だけ出したのは出ないからとか言うな

主役級なのに設定やストーリーがほとんど無いのは、
『RB2』自体が対戦ツールに特化した簡潔な作りだったためである。
カプコン好きの方には『ヴァンパイアセイヴァー2/ハンター2』のような位置付け、と言えば分かりやすいだろうか。
ストーリーなどなくともこの野生味溢れる姿と雄叫びがあれば、彼の魅力は十分に発揮されていると言えるだろう。
当時格ゲー界を確実に侵食しつつあった萌えの波に最後まで屈しなかった、硬派な餓狼の象徴である。
ウラウラァーッ!……え? ほたる?あぁあれ、『DOM』からのゲスト参戦キャラじゃなかったっけ…。
ちなみに『RB2』のエンディングには恋人と思しき長髪の女性が登場するが、この女性の情報は明らかにされていない。

実はミッキーと誕生日が同じで、SNK公式でクソコラみたいなお祝い絵が描かれたことも。


原作での性能

フェイントキャンセルを使ったコンボの火力が非常に高く、ラッシュは非常に強力。
反面飛び道具がなく遠距離戦は弱いため、いかに間合を詰めるかが鍵になる。
空中技もあまり強くないが、代わりに踏み込んで連打を繰り出す「シューティングスター」、
バックステップから大きく踏み込んでストレートを繰り出す「ディバインブラスト」等突進技が優秀。
打点の高い飛び道具はウィービング技「フルムーンフィーバー」でかわしつつ、
「ディバインブラスト」の突進をキャンセルする「フェイクブラスト」や、スウェーなどを織り交ぜることで接近の機会を窺っていきたい。
特に「フルムーンフィーバー」は通常技必殺技でキャンセルを掛けることができ、
相手の攻撃をかわしつつ連続技を入れることも出来るので非常に重要。
弱「シューティングスター」は硬直が短いので、この技とダッシュからのコンビネーションが主体になる。
ただし、通常攻撃の差し合いに弱く、攻撃パターンが少ないため避け攻撃で対応されやすいので、乱用は禁物。
奇襲はバクチ要素も強いので、ガードを固めつつ確実にブレイクショットや避け攻撃で切り返していくのも重要。

対空は「ヘリオン」や特殊技「スマッシュソード」。
「フルムーンフィーバー」を使っての回避→着地硬直への地上技や避け攻撃を使うのも悪くない。
「ヘリオン」は非常に長い無敵を持つ上に発生も早いが、リーチが短く上方向への判定が弱めな為、対空として使うにはコツがいる。
「フルムーンフィーバー」で飛び込みを深く引き付け、「ヘリオン」でキャンセルして落とすというやり方が最も安定するだろう。

上手く接近戦に持ち込めたらリックの本領発揮。
弱「シューティングスター」はダウンこそ取れないがヒット後有利フレームが付き、
ガード時も一瞬不利程度に収まるため、そこから「ヘリオン」や中段特殊技「チョッピングライト」、
屈みA→屈みB、立ちB、跳び込み等のn択で固めていこう。
出は遅いがガード不能の「ブレイジングサンバースト」を時折重ねていくのも有効。
ただし余り調子に乗って攻めすぎるとあっさりブレイクショットや無敵技で返されるので、その辺りの読み合いも重要になってくる。
「シューティングスターEX or MAX」や、切り札の「ハウリング・ブル」などは決まれば強力無比。
上2つのゲージ技に比べ、「ガイアブレス」はリーチが短い上無敵も無く、威力も並なので影が薄い…というかほぼ死に技

ワンコンボで一気に勝負を決める力を持っているが、ガード崩しが弱く、やや安定性に欠けるためキャラランクは中堅といった所。
なお画面端で相手を浮かせて「ヘリオン」の二段目を延々引っ掛け続ける、
「ヘリオンループ」というお手軽永久があるが、当然対戦では禁じ手である。




   「アオォォーーーーーン!」


MUGENにおけるリック・ストラウド

元がマイナー一作限りのキャラだが、MUGENではそこそこ人気がある様で、5体ほど確認されている。
渋いボクサーとしてのキャラ付けや、上手く技が決まった時の爆発力などから大会の出番も多い。
しかし、現在は5体中3体が入手出来なくなっている。
長年活躍していたNHK氏製作のリックも入手不可となってしまったが、
ほぼ入れ替わる形で、それまでAIの無かったトラ氏のリックに外部AIが登場した。

+ Ex-Inferis氏製作 RB2+アレンジ仕様
  • Ex-Inferis氏製作 RB2+アレンジ仕様
公開サイトの消滅により現在は正規入手不可。
MUGEN界に古くから存在していたのがこちら。Lord Ravenousの作者でもある。
ストライカーや、ガイアブレスでのカットインが搭載されている。

+ 日本破壊結社NHK氏製作 RB2仕様
  • 日本破壊結社NHK氏製作 RB2仕様
様々なゲームのキャラ製作を手掛けているNHK氏のリック。
フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。
原作再現にも定評のある氏のキャラらしく、挙動に違和感はほとんど無い。ラインシステムは1ラインと2ラインから選択可能。
また、同名のテイラーさんとの特殊イントロもあり、互いを尊重した良イントロなので必見。
勝ったら勝ったでゾンビ犬をけしかけたようにも見えるが、これは単なる偶然である。

AIも搭載されており(デフォルトではOFF)、ライン移動の使用頻度を設定可能。
原作での豪快なラッシュをAIでも見事披露し、並のキャラはもちろん、ハマればボス級のキャラでも平気でねじ伏せていく姿は爽快。
ややムラはあるが、1ライン設定で時折見せる畳み掛けは「そういうゲームじゃねえからこれ!!」というほどの火力。

外部AIはsk氏のものと誠治氏のもの(2012年9月2日公開)の二つが存在。
sk氏製作のAIはAILvをMAXにすると「フルムーンフィーバー」や「フェイント」でのキャンセルをフルに使って凄まじい連携で攻めてくる。
ただし、現時点では2ラインには対応していない他、J・J氏のサイトからの独立に伴い公開終了……。
と思われていたが、実はリンクが消されただけで代理公開ページその物は残っているため、現在でも入手は可能だったりする。

+ ストーリー動画ネタバレ
Final Fatal FuryにおいてはB・ジェニーの仲間として登場。
数々の名勝負とその馴染み具合、物静かながらも熱い性格で多くのファンを獲得した。
特に続編の餓狼・SPECIALにおけるテリー・ボガードとのスパーリングは必見である。

+ トラ氏製作 RB2+RBSPDM仕様
  • トラ氏製作 RB2+RBSPDM仕様
RB餓狼キャラでお馴染みトラ氏のリック。
香緋同様『RB2』からのキャラなので、『DM』のシステムで使えるのはクイックアプローチのみとなっている。
氏の他のキャラ同様に原作再現度は最高クラス。ヘリオン永パも出来るよ!
デフォルトAIは未搭載だが、虻蜂氏の外部AIが公開されている。

+ 119way氏製作 RB2+KOFアレンジ仕様
  • 119way氏製作 RB2+KOFアレンジ仕様
現在は公開されていない。
KOF風に操作性がアレンジされている。

+ AnimugenZ氏製作 KOF風アレンジ仕様
  • AnimugenZ氏製作 KOF風アレンジ仕様
新MUGEN専用。
上記119way氏のリックを改変したもので、AnimugenZ氏が手掛けるアレンジシリーズ「KOF XI UM」の内の一体。
システムが『KOFXI』風になり、スパキャン・ドリキャン、ゲージ溜めなどが追加されている。
ただしreadmeの類は付属していないため、詳しい操作方法は各自cmdを開いて確認されたし。
AIは搭載されていない模様。
DLは下記の動画から

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2023年09月11日 20:42