キングピン

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キングピン - (2009/05/10 (日) 05:37:01) の編集履歴(バックアップ)




アメリカのマーベルコミックの人気シリーズ『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。
でっぷりとした体形のマフィアのボス。
キングピン(kingpin)という名はボウリングの5番ピンのこと(5番ピンは正三角形の並びの中心に位置する)だが、
そこから転じて「中心人物」という意味がある。
初登場は1967年。人気が出たためか、『デアデビル』や『パニッシャー』にも出張している。

本名はウィルソン・フィスク。
小さい頃は肥満児だったため、学校でいじめられていた。
そこで彼らを見返すために体を鍛えはじめ、素質もあったのかとても強くなった。
そしてかつてのいじめっ子達を脅してギャング団を結成し、暗黒街を駆け上がってゆく。
最終的にはボディーガードをしていたドン・リゴレットを殺害して彼の組織を乗っ取り、暗黒街の顔役となった。

性格は、やっぱりマフィアらしく冷酷で攻撃的。
だが、妻のヴァネッサと息子のリチャードには深い愛情を注ぐロマンチストでもある。
自分がギャングであることも家族には隠していたようである。
だが、リチャードは父への怒りから敵対するギャングとなり、ヴァネッサも彼のことをデアデビルに託して死ぬ展開になり、最終的には組織も、家族も、全てを失ってしまった。
さらには、『リターン・オブ・ザ・キング』では、全てを忘れて得た第二の妻と家族すらザ・ハンドに殺されてしまった。


ヴィランとしての能力は、あくまでも普通の人間のもの。
一見ただの脂肪の塊に見えるが、肥満(デブ)ではなく、 全て筋肉である
スパイダーマンに語ったところによると、体脂肪率はたったの 2パーセント 。なんというアンチェイン。
そのため、筋力と耐久力は人類最高レベル。また、の達人でもある。
さらに、犯罪組織のボスをやっているだけあって頭脳も明晰であり、部下からも恐れられつつ慕われている。
その上、彼の組織の規模はアメリカをはじめとする数カ国を手玉にとれるレベルである。
なんというか、バットマンをそのまま悪人にしたようなスペックである。

MUGENでは

海外のslotman氏が製作したものが存在している。
ドットのベースとなっているのはカプコンの横スクロールベルトアクション「パニッシャー」から。
ちなみに最終ボスとしての登場だった。
ハルクと互角の体格を誇り、横幅もあるため異常な存在感である。
見た目通りのパワーキャラであるが、必殺技ではステッキからのレーザーやガスを撃ってくる。

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