「私は誇りに思います。このガンダムローズで戦えることを……」
『
機動武闘伝Gガンダム』に登場するMF(モビルファイター)。
全高は16.2m 、重量は7.2t 、大会登録番号はGF13-009NF。
搭乗者はネオフランス代表ガンダムファイター、
ジョルジュ・ド・サンド。
女性ではない。
名門・サンド家の若き当主であり、騎士道精神に溢れる青年。声優は山崎たくみ。
ネオフランスの王女であるマリアルイゼ姫からはベタ惚れされており、ジョルジュもその好意自体は嬉しく思っているようだが、
彼女の少々行き過ぎた愛情表現には辟易気味。
だからロリコンとか言わないように。
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しかし・・・ |
島本和彦氏による『超級!機動武闘伝Gガンダム』では
ガンダムローズのコクピットの内部中にマリアルイゼ姫の写真を大量に貼り付けており、
彼女を少し引かせた。(それ以上に喜んではいたが)
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ネオイングランドのガンダムファイター、ジェントル・チャップマンを尊敬している。
あと使用言語は、おそらくネオフランス語。
ドモン・カッシュとの最初の対戦では当初彼を圧倒していたものの、戦闘の余波で近くにあったエッフェル塔が倒壊、
下敷きになりかけたマリアルイゼを救うため身を挺して塔を支えた。
ドモンはそんなジョルジュに止めを刺すのをよしとせず、勝負は引き分けに終わった。
その後、
東方不敗マスター・アジアの罠にはまり
DG細胞に侵されるが、「シャッフル同盟」が命を賭けて彼を救出。
「ジャック・イン・ダイヤ」の紋章を受け継ぎ、
新生シャッフル同盟の一員となった。
……しかしやや精神に難があるのか、その後デビルガンダムの幻影に怯えたり、
決勝リーグで国家元首に「強さの中に、一抹のもろさを感じる」と言われて試合放棄させられたりと、
他のメンバーと比べて精神の弱さをクローズアップされる→それを克服するというエピソードが多い。
搭乗機のガンダムローズは、ナポレオンをモチーフとしたエレガントな機体。
頭部は
ビコーン(二角帽)を模した形状で、左肩にマントのようなシールドが付いており、左右非対称。
このマントにはバラの形をした小型
ビット、「ローゼス・ビット」が多数収納されている。
これこそが本機最大の特徴であり、ジョルジュの脳波によって自在に動き、MFとしては珍しい
オールレンジ攻撃を行うことが出来る。
また、実体剣「シュバリエ・サーベル」とジョルジュの
フェンシング技能により、接近戦においても決してその力は見劣りするものではない。
ガンダムファイト決勝大会では、ギアナ高地での修行によって会得した必殺技「ローゼス・ハリケーン」を披露した。
ローゼスビットを相手の周囲で竜巻のように激しく回転させることにより、エネルギーの渦を生み出す技だが、
内側から竜巻を作り出すドモンの新技「ゴッドスラッシュ・タイフーン」によって破られた。
ちなみにこの必殺技同士の攻防は、シャッフル同盟の他メンバーと異なりハイパーモードにならずに行われた。
その為、ハイパーモード同士による「俺のこの手が真っ赤に燃える!」「勝利を掴めと轟き叫ぶ!」の掛け合いは
その後の近接戦闘で行われている。
また、このローゼスハリケーンだが、本物のバラを使うことにより
生身でも使用可能である。
すごいぜガンダムファイター。
ちなみに、キャラソンのギリギリさ加減ではガンダムファイター最強クラス。
パワーではなく技で戦うタイプだが何とランタオ島の戦いではグランドガンダムを持ち上げ投げ飛ばして見せた。さすがGガン。
「マリアルイゼ様ァァーーー!!!!」
※「
マリアルイゼパワー!」という説もある。Gガン的にはどちらもありそうで困る。
状況を考えると
どちらでもおかしいのだが、そこはそれ、
Gガンですから。
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外部作品では |
『Gジェネレーション』シリーズでは『ZERO』において、 ローゼスビットがサイコミュとして扱われたため、ニュータイプ扱いになった。
当然、アンソロジーでもネタにされたが、以後の作品ではローゼスビットは必殺技扱いなのでこういう事はない。
ちなみに原作の時点でニュータイプの筈の『 機動戦士ガンダムZZ』のガンダムチームは 逆にニュータイプ扱いされない事がある。
ヒイロ・ユイは 強化人間扱いされた事があるが、ハマりすぎたのかネタにされていない。
『スーパーロボット大戦』シリーズにも幾つかの作品に登場しているが……
「遠距離攻撃重視のため、Gガン勢の他のユニットと足並みを揃えづらい」、「(作品にもよるが)ローゼスビットを移動後に使えず、接近戦が弱い」
などの要因により、使い勝手はあまり良くないことが多い。
ただ、MAP兵器を所持しているため、 待ち戦法を好むプレイヤーならば有効に活用することが出来るだろう。
作品によっては「(先に移動してなければ)攻撃した後に移動する」ことができる技能を後付けすることもできたりするので、しっかり強化・養成してやれば十分戦える。
また、『J』では執事のレイモンド・ビショップが乗る ウォーカーマシンMS「バトラーベンスンマム」との同時攻撃が移動後可能な近距離必殺技として追加され、単体での接近戦も見劣りしなくなっている。
ちなみにローゼスビットは基本的に 格闘武器として扱われる。まぁ、スパロボ的には よくあることである。
『スーパーロボット大戦A』では ナデシコと木連の和平会談に護衛としてシャッフル同盟が同席しており、
原作ではここで暗殺されるはずだった人物を、前述のとおりローゼスハリケーンを生身で放って敵の気をそらし、逃がすことに成功している。
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MUGENにおけるガンダムローズ
他の
シャッフル同盟と同様、
Pullo氏によってSFC版『Gガンダム』の画像を使ったキャラが存在したが現在は公開元のサーバー障害により入手不可。
ディスプレイネームは「
ジャック・イン・ダイア」。
元のゲームの時点でそうなのだが、
左右非対称もちゃんと再現されている。
一部の
超必殺技を除き火力は控えめで、ライフは750で防御力が90しかないため結構な
紙。
前後のステップなどに無敵が多く、ガード不能技も多いためそちらでバランスを取っているのだろう。
最大の特徴であるローゼスビットもしっかり搭載されており、多彩な攻撃方法を持っているため
本体と上手くコンビネーションさせれば相手を封殺することも可能になるだろう。
ただし、ビット起動中も本体はしっかり行動可能なので、うっかり本体の攻撃で相手をロックして
ビームが空振ったりするとちょっぴり間抜け。使いこなすには少々コツが要る。
他のガンダムファイター同様ハマった時の破壊力は尋常ではない。
また、パワーアップ技である「ローゼスアルティメイタム」を使用すると、
ボイスが『マクロスプラス』のイサム・ダイソンのものに変化し、かなり荒っぽい口調になる。声優繋がり。
付属のテキストによると、黒ジョルジュの人格が姿を現したらしい。
もちろん原作ではこんな風にはならないが。
出場大会
削除済み
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出演ストーリー