ベアトリーチェ

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ベアトリーチェ - (2011/04/06 (水) 17:55:47) の編集履歴(バックアップ)



「さぁ、魔女狩りの時間だ・・・!!
 妾を追ってみろ、追い詰めてみろ、
 殺してみよッ、妾はそなたに期待しているッ!!」

設定など

同人ゲーム『うみねこのく頃に』の登場人物。
作中で起きる数々の殺人事件の主犯であり、黄金の魔女と呼ばれる存在である。
名前のベアトリーチェはイタリア語圏での女性名であり、ダンテの神曲に登場する作者の最愛の恋人にして、
天国編の導き手であるベアトリーチェ等がかなり有名な名前として広く知られている。

+ 『うみねこのなく頃に』って何?
選択肢のないノベル形式のゲームであり、作者の前作『ひぐらしのく頃に』よりもミステリー要素が多いのが特徴。
キャッチフレーズは「アンチミステリーVSアンチファンタジー」。

1986年10月4日。伊豆諸島に属する六軒島には多くの人物が訪れていた。
六軒島は大富豪右代宮一族が領有する孤島であり、年に一度の「親族会議」が開催されるこの日は、右代宮親族や使用人たち18人が滞在していた。
主人公の高校生「右代宮 戦人(ウシロミヤ バトラ)」は、6年ぶりに訪れた六軒島で従兄弟達と再会する。

子供達が旧交を温める一方で、大人達はとある問題で紛糾していた。
右代宮家現当主、「右代宮 金蔵」・・・年老いた彼が保有する莫大な個人資産を何時、如何に分配するか……所謂相続問題である。
遺産を少しでも早く、多く得ようとする親族の議論は泥沼化していた。
分配方法を決めるべき当の本人は、とある魔女の肖像画と黄金郷への道しるべとも言われる謎の碑文を掲示した後、2年程前から自室に閉じ籠もっていた。

金蔵の掲げた肖像画の人物は、彼の愛人と噂されるベアトリーチェその人であった。
六軒島に住まうというかの人物は、かつて金蔵が召喚した偉大なる魔女であるとされ、
mugen無限の魔法を使いこなすとして親族の間では語り継がれていた。
使用人たちにとっては、度々六軒島で発生する奇妙な事件を 魔女の仕業 と呼び、
森の中に住んでいる、たまに黄金の蝶の姿で屋敷に現れるとされている。
六軒島を訪れる人々にとって、姿は見せずとも実在する者として扱われている節がある。

その彼女の名前が記された物騒な碑文も、若き日の当主が授かったとされる
10tの黄金」の在処を示したものとして、親族間の議論に影を落としてゆく。

その最中、右代宮親族宛てに1通の手紙が届く。
ベアトリーチェを名乗る送り主が記した内容は、「黄金」及び「その利子として右代宮家の全て」を回収するといったものだった。

そして、次々と発生する不可解な密室殺人。
人間業では到底成しえない、狂気に満ちた犯行の数々。
当主の趣味により建てられた、西洋風の建物での「復活の儀式」。
台風により隔絶された島から、生還できる人物はいるのか、いないのか。

――――うみねこのなく頃に、生き残れた者はなし。

………こう記すと、クローズドサークルまである王道推理物に見えなくもないが、
実際はベアトリーチェに代表される魔女ないし悪魔が大勢出演する作品である。
作中の事件の多くは「魔女が魔法で犯行に及んだ」とするファンタジー的見地に立った描写が多いが、
逆に読者であるプレイヤーはミステリー的見地に立って考察することが推奨される。
先に述べたキャッチフレーズで判る通り、この作品ではミステリーとファンタジーは相容れないモノなのである…。

+ EP5ネタバレ
ただ、ミステリーの定義を提唱したロナルド・ノックスの「ノックスの十戒」の中にも
「中国人(要するに神秘的な技能の持ち主)は出さない」と言うのが触れられている。
故に、ファンタジーとミステリーは本来対立するもので、この作品はその要素に挑戦していると言えなくも…

ノックス第五条 (欠番)

…流石はベルンカステル卿、抜かりが無い。

(`ヮ´)y─┛…残念でしたぁああぁあぁあァ!推理ごっこなど時間の無駄に過ぎぬわ!


設定ほか


西洋被れの当主が領有する孤島で語り継がれていた伝説の魔女。
容姿は金髪碧眼ボイン。外見は20歳前後。「外見だけなら主人公、右代宮戦人のストライクゾーンど真ん中」らしい
(余談だが、それ故戦人にはオールマイティ若干貧乳萌え前主人公の固有結界が通用しない。
主人公同士相容れないのは宿命なのか)。
俗に言う「魔女っ子」や老婆のような姿ではなく、豪華なドレスを纏った貴婦人のような女性である。
勿論「無限の魔女」の称号通り 様々な魔法を行使することができる。
部屋の鍵を開けたり、折れた薔薇を蘇らせたりといった小さなものから、
プロイセンの巨人連隊などの神話級のものを召喚するといった大魔法も使いこなす。
元ニンゲンでありながら 数々の悪魔を従えており、身の回りの世話や密室構築のために限りない魔力を使用している。
ミステリーを小馬鹿にした態度をとるが、作中人物の中では推理小説の知識があるようだ。

性格は普段は傲慢かつ優雅……かと思えば突然駄駄っ子のような我が儘な言動を取ることがある。
また、自身を敬わない者に対しては残虐な面を露わにする。
口調もまた普段は気品を感じさせるが、激情に駆られて品に欠ける発言を垂れ流すときもある。

+ ──だからお嬢様、そういうのが品がないと申しています。
ならば叫べ、リザインと!!投了者はそう叫びキングを倒すのが慣わしよ。さぁ、降参か?!ならば屈服を宣言せよ、そしてキングを倒すように跪け!!そして妾の靴にキスをするがいいッ!
 お前のような男に靴を舐めさせるのに勝る悦びはないわぁッ、くっくくくくくくっかかかかかかかかかかかッ!

おいおいおいぉぃ、ガッカリガッカリ、期待はずれだぞォオオォ?右代宮戦人ァアアアァアアァァ…????

ついでに言おう。そなたは無能だ!くっくくくっくくくくく、ひーっひひっひひひひひひひひひひひひ!!
※『うみねこ』には「赤き真実」なるルールが存在し、赤い文字で記された内容は全て真実を述べたものとして扱われる。
ちなみにこの記述のために主人公には「無能」のあだ名がファンの間で定着している。

戦人ァ、力ある者に屈服する悦びに身を委ねたくはないィィ??そなたは妾の一番のお気に入りの家具にしてやるよそなたを愛して愛して、灰になるまで妾の玩具にしてやるよ…。

ほらほら、目を瞑らずにちゃんと見ろよォ。ほらほら、ほらほら! 魔法だよォ家具だよォ、そなたがどんなに妾や魔法の存在を否定しようとも、ほらほら、ほらほらほらほらァ!
 こうして目の前でブォンブォンカキンカキンやられちゃあ、台無しだよなぁああぁ? ほらほらほらほら、もう思考なんて止めちまえよォ、魔法はあるんだって! これはファンタジーなんだッて!
 目を閉じるなよ、しっかり見ろよ、ほらほらほらほらほらァ!!

…酷い暴走具合だが、老当主金蔵は心酔しているらしい。
まぁメインヒロインだから顔芸しても仕方ないね!

…というのが、作中人物の居るゲーム盤世界から見た彼女。
プレイヤーの視点では『うみねこ』の舞台、隔絶された六軒島の世界「魔女のゲーム盤」の領主としての印象が強い。
魔法で“無限に”1986年10月の親族会議を繰り返させることで、多くの人物に過酷な運命を与え、それを観賞している。
今回の「魔女のゲーム」を開催するにあたり、他の世界の大魔女である“絶対の魔女”ラムダデルタ卿(某にぱー似)を後見人としている。
また、“奇跡の魔女”ベルンカステル卿(某なのです似)をゲストとして招いている。

千年を生きたと自称しており、その感性は若干ニンゲン離れしている。
嫌な顔一つせず人を殺め、魔法で蘇らせ、すかさず殺めたりするなどはまさにその一つの例だろう。
また、遺体に残酷な装飾を施すことがあり、その残虐性から主人公の戦人(バトラ)と対峙することになる。

+ 戦人との関係
とある事情により6年間家出していた主人公の戦人。
6年前にも「六軒島の魔女」の伝説は存在していたが、戦人にとってベアトリーチェは縁がない存在だった。
その為、他の在島者の「黄金の魔女の犯行だ」「未知の19人目の犯行だ」という結論に対して、戦人は納得できない心境でいた。

数々の密室殺人を生み出したのに、決して“魔法”を信じない戦人。
彼を“屈服”させるため、ベアトリーチェは戦人を「魔女のゲーム」の対戦相手に指名する。

“ニンゲンには不可能な犯行”を続けることで存在を認めさせたいベアトリーチェ。
対する戦人は、「全ての犯行は人間とトリックで説明できる、魔法なんて馬鹿げたものは存在しない!」という
人間至上主義の立場から真っ向対立していくこととなる。

最初のうちは親族を殺されたことに対し憤懣し敵対していた戦人だったが、
次第にベアトリーチェを好敵手として認めてゆく。
+ 重大なネタバレ注意
戦人が言うところの「人間犯人説」が真実ならば、魔女やベアトリーチェは存在せず、人間の真犯人だけが居るはずである。
つまり、『うみねこ』は犯人を自称するベアトリーチェ他が「人間の犯人」を庇っている作品ということになる。
これはアニメ版OP曲『片翼の鳥』の歌詞とも符合している・・・が、作品が完結していない現在では断言できないのが実情である。

早く私を殺してください

妾を止めてみ

お前が
帰ってこなければ

いっそ、
生まれたく
なかった

誰も愛せ
のですか

お願いです
どの結末で
私の物語に
私を殺して

さもなきゃ

お前が
死ね。

戦人との勝負の決着自体は、EP4の終盤にて果たされる。
詳細は省くが右代宮戦人の項目でも書かれているとおり、これ以降のエピソードでは基本的に彼女は物語のゲームマスターを放棄しており、
遺された者たちが彼女の心臓、つまり「うみねこのなく頃に」という物語の核心部分を追い求め、解明するのが目的となる。

+ そして…
2010年に発表された“うみねこのなく頃に散”EP7 『Requiem of the golden witch』において、
彼女の葬儀がしめやかに行われるとともに語られるべき情報は出揃い、『彼女の物語』は終わりを迎える。
その生い立ちから行動原理、犯行に到った動機、最終目的、そして彼女自身の『真実』などは何もかもその中で語られているとおりである。
これ以上をこのwikiに記すのはもはや無粋な行いでしかないだろう。
貴方もぜひ彼女の葬列に加わり、全てを己の目で見届けて欲しい。



『黄金夢想曲』でのベアトリーチェ

やったね、ベアトちゃん!戦人と組めるよ!

うみねこの格闘ゲームである『黄金夢想曲』にも当然登場している。

+ ゲーム中の性能
原作通りの動きにくそうなドレス姿で格闘するせいか全体的に動きがもっさりしている。まぁ同じような格好でしかもアグレッシブに空中ダッシュするような人が他にいるけど。
通常技もややパッとしない性能なのだが、代わりに必殺技が軒並み強力。飛び道具「おいでなさい、七杭!」、無敵技「赤き真実」、空中飛び道具「不吉なる刻印」といずれも通常版・SP版共に屈指の高性能な為、特に迎撃性能に秀でる。
メタ必殺技の「双子の戦塔召喚」および追加入力の「バリスタ弾一斉射撃!」は、一度塔を設置した後追加入力で射撃させるというこのゲームの中では変則的な部類の技。壁端に追い詰めて発動しようものならガードクラッシュの恐怖を常に与えながら一方的に弄る事が出来るという高い爆発力を持つ。
また現状、数少ないループコンボ持ちでもあり、ゲージを馬鹿食いするとはいえ基本的にキャラ単体ではテンプレコンボ(チェーン→キャンセルしてダメージアップかタッチ)しか出来ないこのゲームでは最高クラスの火力を持つ。
アビリティ「インフィニティSP」(SP技を一度だけ無償発動)も相方を選ばず、自分でも有効活用が可能という実に有用な性能。

パッチ修正前は一人だけ飛び抜けた火力とSP技性能、そしてメタ必殺技をメタ展開→設置→射出とほぼワンセットで出せるというぶっ飛んだ仕様から屈指の強キャラとされていた。またほんの一時期ではあるが塔の爆破を使った壊れ級のループコンボ(始動・組み合わせ次第では体力10割消し飛ぶ)が開発された事もあった。
修正後は反動でいろいろと落ち着いたが、高い性能の必殺技と優秀なアビリティを持つ点は変わらない為、主にリザーバー(相方にゲージを溜めつつ立ち回って貰い、ゲージが出来たら出てきて爆発する役割)として優秀なアタッカーのルシファーなどと組んで使われている。


MUGENでのベアトリーチェ

baggy氏製作の黄昏風ドット



「ひぐらしのなく頃に」や「絶対可憐チルドレン」のキャラでおなじみのbaggy氏によって制作、公開された。
氏恒例の気合の手製ドットにより見事なドレス姿を拝める。
カットインには色々残念だったTVアニメ版の素材を使用している。
CVは『アルカナハート』の魔女・クラリーチェも演じている大原さやか女史。

これまでの氏のキャラにはない特徴として、東方萃夢想等の様にゲージ消費の技を使用した際に技名が表示される。
キャラ性能は割と高く纏まっており(『うみねこ』作中でもラスボスポジションに居ると思われる……ラスボス?)、
範囲が広い攻撃を多く保持している。これらの攻撃の中には、魔法陣で範囲を目視出来るものも存在する。
地上での移動速度がゆったりとしているのが弱点と言えるだろう。

また、startでほぼ何時でも出せる「煉獄の七杭」を使用することで、劇中の生贄たちを抉る上位家具の“煉獄の七姉妹”を呼び出す事が出来る。
発動時に足元で広がる魔法陣の範囲内の相手を吹き飛ばす効果があり、コンボを妨害することもできる

+ 煉獄の七姉妹、ここに!
ベアトリーチェの召喚に応じ、人間弾幕の如く対戦者に襲いかかる女の子たち。
彼女らはベアトリーチェを代表する家具(使用人の様なものだが、詳細は割愛する)であり、
それぞれが七つの大罪を司る悪魔の名前を持つ。
人間としての姿だけでなく煉獄の七杭という凶器に姿を変えることもできる。
その性質から、獲物を殺す際には 本性である残虐性を露わにして襲いかかる。
他方、大罪を司るだけあってか人間らしい側面が存在しており、
普段は騒がしい姉妹喧嘩をして主に怒られるなど 賑やかで明るい日常を過ごしている。
彼女らの詳しい紹介はルシファーの項目を参照されたし。

長女傲慢のルシファー

「死ねぇ!」
七姉妹の長女であり、彼女らを纏めるリーダーを務めている。
真面目だが傲慢、それでいて姉妹最弱の上級家具。

「七杭・傲慢な剣舞」(地上)236+y
ベアトリーチェの前に顕現し、前方に2連撃を繰り出す。
使い勝手はいいものの、ルシファー本人に当たり判定があるため出せないこともしばしば。
多段hitの攻撃を受けようものなら情けない姿を晒してしまうことだろう。
その特性上、飛び道具などへの盾になるため空振り以外では損はない。

次女嫉妬のレヴィアタン

「マヌケな奴ね!」
次女にして妹代表として意見する立場。
嫉妬深いが貧乏くじを引くことが多く、泣き虫な一面がある。

「七杭・三連撃」(地上)y
ベアトリーチェの前方斜め上から現れ、前方を攻撃する。
七杭を呼び出したベアトの最も扱いやすい技であり、非常に高性能。
前方を攻撃するだけならばルシ姉を上回る範囲を持つ。
ベアトに一番近い方をカバーするのがレヴィアタン。
続いて中央が三女のサタン、一番遠くが五女のマモンである。

三女憤怒のサタン

「私を思いっきり気持ち良くしてぇ!」
三女。情けない姉二人よりは他の姉妹に信頼されている。
しかし怒りんぼな性格が原因で、損をする場面が多い。

四女怠惰のベルフェゴール

「素敵な獲物に感謝します!」
七姉妹の中間にあたる真面目な四女。
召喚者の代わりにあらゆることを行い、怠惰な豚にしてしまう悪魔。
その一方で、自身が親切にされることには慣れていない。

「七杭・黒の斬撃」(地上)22+y
当身技。ベアトリーチェの前に顕現し打撃に反撃する。
打撃に対し非常に有効な上、当身できない飛び道具に関しては盾となる。
ちなみに被弾時は魔法陣を展開してガードする。

五女強欲のマモン

「私の勝ち~ィ!」
五女であり姉妹一のトラブルメーカー。
何でも独り占めしたがるが、召喚者を得るために全てを尽くす一面もある。

六女暴食のベルゼブブ

「もう、お終い。」
六女であり姉妹一の食いしん坊。末っ子コンビとしてアスモデウスと行動を共にする。
二言目には食に関わることを言い出し、マモンとは獲物の取り合いになりやすい。

「七杭・大罪の楔」(空中)y
ベアトリーチェの後方に顕現し、間を置いてから飛び道具として相手を襲う。
打撃攻撃を受けると攻撃失敗となる。
上に顕現するのがベルゼブブで、下は七女のアスモデウスである。

七女色欲のアスモデウス

「怯えてる?かぁわいい!」
七姉妹の末っ子。
姉妹からは子供扱いされ色話に入れてもらえず、日々白馬の王子様に憧れる日々である。


戦術は、遅いが避けづらい飛び道具「魔砲撃」を撃ちつつ接近し、相手が飛んで来ればリーチの長い七姉妹による迎撃、
至近距離まで接近できればコンボを叩きこんでいける。
「七杭・黒の斬撃」で呼べるベルフェゴールによって当身が出来るため、防御性能も十分。
超必の「赤き真実」「太陽の7の魔法陣」を発動(当てなくとも良い)すると、6ゲージ全画面即死技「黄金郷への招待状」の発動準備状態となる。
この時はベアトリーチェが黄金に輝き、ゲージが常に自動回復するようになる。この状態で6ゲージ溜まると自動発動する。

「時計を見よ、終わりと始まりが溶け合う時を指すぞ、

  さぁ……!今こそ!!黄金の扉を開こうぞ…………ッ!!!」


攻守ともに性能が高いが、空中ダッシュは出来るもののティッシュジャンプという弱点があり、若干の隙が出来る。
AIのベアトリーチェを相手にするときは、姉妹を出さずに空中を舞っているところを空中投げで迎撃すると良いだろう。



出場大会

削除済み
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出演ストーリー