葛葉ライドウ

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葛葉ライドウ - (2012/01/14 (土) 17:07:57) の編集履歴(バックアップ)



「我が刃は護るために振るう退魔の刃」

「自分は十四代目葛葉ライドウ」

「この帝都を守護する者だ」


アトラスから発売されたRPG『デビルサマナー葛葉ライドウ』シリーズに登場する主人公。
名字は「くずのは」と読む。ドラマCDでの声は杉田智和氏。
幼い頃より葛葉の里で修行を積み、「十四代目葛葉ライドウ」の名を継いだデビルサマナーの少年。
日本の霊的守護を担う「超國家機関ヤタガラス」より帝都守護の任を命じられている。

時代は大正二十年、帝都(現東京)を脅かす悪魔に、悪魔召喚師(デビルサマナー)として立ち向かう。
ゲーム中で本人が喋る事はなく、相棒でもありお目付役の黒猫(に取り憑いた)ゴウトこと業斗童子が喋ることで会話が進む。
身に纏う外套の下には愛用の退魔刀「赤口葛葉(しゃっこうくずのは)」(鍔の部分がデビルサマナーのマークになっている)とリボルバー拳銃(コルトライトニング)、
そして悪魔を収めるための封魔管を装備する。学帽は銭湯や温泉でも脱がない。端から見える鋭いモミアゲが特徴。
「鳴海探偵社」で見習いとして働いており、帝都各地の様々な情報を入手し悪魔絡みの事件があればデビルサマナーとしてその処理に当たる。

帝都にある「弓月の君高等師範学校」の生徒でもあるが、仕事の関係上、あまり出席できていないようである。
死人驛使事件、超力兵団事件、アバドン王事件、隻眼化神事件、コドクノマレビト事件と数々の異変が起きており、
全て同じ 「大正二十年」内の出来事である という凄まじいイベント密度を誇っている。これでは学校に通うヒマがないのもむべなるかな。
ドラマCDでは連続欠席記録11日を達成してしまったとか。してしまわないか心配であるが、
現在WEB連載中の「コドクノマレビト」ではしっかり学校に通う様子も見られ、
そこで学校にはヤタガラスが関与している事が明言されているため、多分大丈夫なのだろう。

“ライドウ”という名は、古より存在した葛葉一族において、
創始者とともに一族の礎を築いた「葛葉四天王」の一人の名に由来する。
葛葉一族の当代の実力者は歌舞伎などと同様に、四天王が用いた名を襲名されるのである。
そのため「葛葉ライドウ」とは本名ではなく、ゲーム開始時にプレイヤーが入力する名前が本名となる。
小説版では「錠平(じょうへい)」という本名が設定されていた。

仕事上の関係もあるが、細かいプロフィールは設定されていない。唯一分かっているのは好物が大学芋であること。
これはシリーズ第一作「葛葉ライドウ対超力兵団」の公式発表の際に訊ねられた質問に、
デザイナーでもあり監修も勤める金子一馬が即興で答えた内容で、
キャラクターとしての個性を引き立てる重要な役割として、二次創作などではよくネタにされている。
ちなみに、なぜ即興なのかというと金子氏もディレクターの山井氏も「ライドウが食事や排泄をする」という発想がなかった為、そういった関係を全く考えていなかったかららしい。
なんなんだこの開発者。
アバドン王本編では並行世界の自分に大学芋を所望したりしているので、公式でも本格採用された設定のようだ。
WEB漫画では 大学芋トースト という珍料理を食べていたりする。炭水化物取りすぎだ。

性格に関しても大抵は物静かで多くを語らない人物として描かれる。
……のだが、時として他のアトラス主人公よりも怖いキャラクター付けがされる場合が多い。
なにせ原作のゲームの中ですら、封の開けられていないビンで実にいい笑顔を浮かべながら、相手の頭を思いっきりブン殴るという事をやらかしており
小説版では意見の相違から戦うことになった初代葛葉キョウジの頭の一部を銃で吹っ飛ばした挙句、やりすぎじゃないかと言うゴウトに対し、
「バカな事を考える脳を少しばかり減らした方がいいんじゃないかと」
「ゴウトは以前、いちいち細かいことを気にするなと言った」
「それなら腕にしよう」
と、平然にキョウジの腕を撃ち抜いている。
一応フォローを入れるのならば、前者は帝都を壊滅せしめる計画に関わっておきながら、女遊びに忙しいから協力したくないという輩で、
後者は黒幕の計画を潰すために生贄に集められた人々を皆殺しにしてしまおうと、かなり物騒なことを考えていたりする。
また、こうした情け容赦のない人物である反面、仲魔や味方に対しては優しく少しばかり甘い部分やお茶目な面もある。
人によって差異はされど、大抵はこうしたキャラクターとして捉えられているようだ。

また白皙の美貌を誇る美少年でもあり、帝都の女学生から惚れられたり女悪魔から口説かれることがある。
後輩のデビルサマナーとか学校のツンデレ委員長とか妖精女王のティターニアとか。ぐぬぬ……リア充爆発しろ。

時代が架空の年である理由は関東大震災が起こらなかった為とされている。その為に作中での帝都は未だに江戸の名残が強く残る(ちなみに現実の大正は十五年まで)。
大正時代ということもあり、歴代のシリーズ主人公と違いCOMPのような電子的な悪魔召喚の手段を持たない。
代わりに契約したを収めた「封魔管」(中には悪魔を維持するためのマグネタイトが満ちている)を使い悪魔を使役する。
なお、ライドウのマグネタイトは常人に比べ大量かつ美味とのこと。大喰らいの邪神トウテツも絶賛である。

最近ではダンテの代わりに『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクル・エディション』(略さないと長いタイトルである)に登場。
謎の老紳士の依頼で大正二十年の帝都から現代のトウキョウに訪れ、対象人物の人修羅に接触する。
仲魔イベントでは、ライドウが人修羅を仲魔に加えるという内容になっている。
いざ戦闘になるとライドウが仲魔として召喚されるのだが。


+ ニコニコでのライドウさんの活躍







MUGENでの葛葉ライドウ

2体のライドウが存在する。
  • 楠木あくと氏制作
手描きで製作されたライドウ。
氏のサイトは18歳未満入場禁止であるが、MUGEN用に全年齢対象の裏口が用意されているので、該当のユーザーはそちらからDLするとよい。

まだ未完成とのことだがデフォルトでAIも入っている。早速の活躍も期待できるだろう。
性能は未完成のためかかなりシンプルで、X,Yの2ボタン式で動作する。
現時点では中段技ほか必殺技2種と超必殺技1種が搭載されており、後者の三つは悪魔を召喚して攻撃する。
ちなみに悪魔召喚は全技ガードキャンセルに対応しており、切り返しに使えるものも揃っている。
なお、氏は製作開始からたった10日でここまでのものを作ったんだとか。恐ろしい。

11/10/2に更新。
仲魔の管属が揃ったようだ。

召喚する悪魔
  • モーショボー
風を起こし援護攻撃してくれる。

しゃがみ強の時、モコイさんがヘッドスライディングする。

前方に突撃したヨシツネが相手を斬り裂く飛び道具

  • ヒトコトヌシ
ヒトコトヌシが目の前に竜巻を起こし、上方を攻撃する対空技。コレダーのように横幅がそれなりにあり、縦は全域カバーしている。

  • ミシャグジさま(超必)
オンバシラに抱きついたミシャグジさまが前方へ雷を飛ばす。
見た目より横の判定は狭いものの、こちらも縦を全域カバーしており雷はずっと前へ飛んでいくので制圧力が高い。

  • ハイピクシー
葛葉の一人である十八代目ゲイリンが召喚したハイピクシーがアギダインを撃つ。

  • ツチグモ
土蜘蛛を呼び出し、その上に乗り攻撃。



  • 運の香氏制作
氏がKFで制作したライドウを移植したもの。
こちらはD4対応ではないが、比較的枚数が多く、派手なモーションも多い。
あくと氏制作のライドウと同じく、様々な悪魔を召喚できる。
デフォルトで簡易AIが入っているほか、∞ロダ産AIが公開されている。

専用ステージ

出場大会


出演ストーリー