豪血寺お志摩

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豪血寺お志摩 - (2020/01/10 (金) 22:02:23) の編集履歴(バックアップ)





      
  初出作品 : 豪血寺一族2
  出身地 : 京都府のとある所
  誕生日 : 1893年6月6日
  年齢 : 101歳
  血液型 : ?
  身長 : 153cm
  体重 : 43kg
  頭サイズ : 66cm
  職業 : 巫女

「この母に歯向かうつもりか…」

豪血寺一族』シリーズの『豪血寺一族2』と『豪血寺外伝 最強伝説』に登場するキャラクター。
名前のモデルは往年の女優「岩下志麻」から

主人公であるお種お梅の実の母であり、非常に高齢。
しかし闘婚では高齢とそれに伴う不整脈の悪化によりさすがに大会には不参加となった。
お種やお梅が100歳となっている『豪血寺一族3』においては、お梅&お種の必殺技「母堂降臨」を使うと
巨大な彼女が天から落ちてくる。仮に生きていれば123歳だが……。
お梅お種が念仏を唱えるようなモーションをとる事、そして母堂という名称から察すると生き神様になったのかもしれない。
ただ、豪血寺を興した人間だけに、 普通に生きているのかもしれない
この仮説を否定しきれない辺りが恐ろしい話である。

豪血寺三代目頭主であり、生まれた時から巫女の素質など不思議な能力があり、5歳から15歳までは山で修業を行っていた過去を持つ。
ある日、知り合いの骨董屋から手に入れた古地図にうっかり水を零してしまった所、濡れた箇所に別の地図が浮かび上がった。
これが徳川埋蔵金の在処を示した地図である事に気付いたお志摩は、これを元に数年後に見事埋蔵金を掘り当てる。
さらに油田と温泉をも掘り当て、これらの財力を源に豪血寺は世界に名だたる大財閥になったのである。
つまり豪血寺一族が世界有数の大財閥になったのも、世界の裏で暗躍するようになったのも、全てお志摩のおかげ。
また、私利私欲のためだけに頭主の座を狙う者が増えてきた事を嘆き、
「弱き者、豪血寺の名を語るべからず」という初代頭首の掲げた理念を守る為、格闘大会を開いたのも彼女。
第4回大会でお梅に敗れてから生死不明だったが、60年ぶりにその姿を現した。

登場人物からは「あの双子の母」という事で恐れ、敬われている。
また、干滋からはお梅と政略結婚させられた事で「わしの人生を狂わせた」と恨まれている。
何かと存在感の大きい人物だが、豪血寺の今日の栄光を築いた人間であるから当然と言えば当然であろう。

ババアが主役という第一作から何かとぶっとんだ設定の豪血寺一族、
その続編にジジイが登場するのは予想出来たが、そのババアの母親が登場するのは誰も予想が出来なかった。
上記の通り豪血寺世界においてはかなり重要な人物なのだが、GOFはまだしも闘婚以降の作品に出場機会が無い。
実は2までのキャラで(パチンコを含めて)再登場していないのは彼女一人だけである。
……サハドいいんじゃないかな、あいつはパチンコで出番があるしね


原作での性能

イロモノキャラと思いきや、他のジジイババとは違い技自体はかなりの正統派である。
当然変身はせず、高齢らしく気の扱いに長けたトリッキーキャラと言えよう。

特徴的なのが飛び道具の「星流弾」で、頭上に掲げた気の塊を投げ付けるという技だが溜める事が可能。
この時小ボタンで溜めると「星流乱舞弾」となり弾が複数に増えていき、最大5発まで溜める事が出来る(「星流究極乱舞弾」)。
大ボタンで溜めると弾が大きくなっていく「彗星弾」となり、最大溜めの「究極彗星弾」はお志摩よりも大きくなる。
どちらの最大溜めも当たると威力・見た目共にかなり爽快感があるが、実戦ではまず決まる事がない。
またその軌道から上からの攻撃には強いが、ダッシュ攻撃や飛び道具の撃ち合いには滅法弱く、
中距離の牽制には基本的に「岩砕髪」の方を使っていく。溜めている弾にも攻撃判定が有れば面白かったのだが…。
なお、通常・空中投げも投げた相手を複数の気弾で追撃するという爽快なものだが、その追撃のため相手のゲージが半分以上溜まってしまう。
また通常投げは画面端に向けて投げると全弾ヒットしない上にダウンもしないので、
「投げ硬直で止まったままのお志摩の目の前に既に動ける相手がいる」というやばい状況になってしまう。この点はゲーメストの攻略でも注意されていた。

対空技は「天舞脚」で、相手を蹴り上げて浮かせてから錐揉み蹴りで追いかけるというこれも変則的な技。
また空中で衝撃波を出す「威嚇砲」も飛び道具ではないのでそれほど強力ではないが、ほぼノーリスクで空中で軌道を変えられるため、
空中ガードのない豪血寺では何気に重宝し、使い方も低空で出したり空キャンから出したりと幅が広い。
気を纏って突進する一発奥義「破霊彗星神」は判定がそこそこ強く、飛び道具を貫きガード後も大きく跳ね返るのでぶっぱ気味に使える。

『最強伝説』では3つの必殺技が追加されたが、そのどれもがやや特殊。
お志摩唯一の通常突進技となった「鳩肥砲」は大きくジャンプする軌道なので普通の突進技と言うよりジャンプ防止技と言うべき技。
「龍壁」は自分の前に壁を出し飛び道具を吸収→体力を回復するという技で、攻撃判定もありボタン押しっぱなしで出続けるが
いかんせん出が遅すぎて飛び道具対策には使えず、連続技にも使えない。双子の星流乱舞弾を全段取るぐらいか。
「給気座」は自分のゲージを溜める技で、隙が殆どないので通常技キャンセルで隙消しにも使えるがコマンドの関係上難しい。
なおこの技の存在で、自分から攻めつつ怒り爆発で攻撃するというマニアックな事も出来る
(普通は攻撃を受ける事でしかゲージを溜められないため)。
他の調整点では星流弾の溜め最大数が8発まで可能になったものの、更に上空で弾が出来るのでフルヒットは難しい。
また、しゃがみごっつい攻撃が全キャラ唯一のガード不能で、更にキャンセル威嚇砲でそこそこのダメージを与えられるが、
必ず一定距離を進んでから出すので見切られると簡単に避けられてしまう。

まともな突進技が一発奥義しかなく、こちらから攻める手段に乏しいので威嚇砲でのらりくらりとお茶を濁しつつ、
上に強い星流弾、横に強い岩砕髪で牽制を使い分け、隙あらばダッシュで懐に潜りこむ、と言った戦い方がきちんと出来れば、
天舞脚がかなり信頼出来る対空技なので中々手強い…が、どいつもこいつも一筋縄ではいかない連中なので、
きっちり守り切るのは難しいかもしれない。


MUGENにおける豪血寺お志摩

mass氏による『最強伝説』仕様のお志摩が存在する。
基本的に原作再現だが、空中ガード可能だったり、いくつか変更されている点もある。
変更点や未再現の点などの詳細が気になる方は、製作者による詳しい解説が同梱されているので、そちらを参照されたし。
AIも10段階調整可能なものがデフォルトで搭載されている。

出場大会

プレイヤー操作

その他