プテラ

「プテラ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

プテラ - (2023/10/08 (日) 15:14:52) の編集履歴(バックアップ)


      
  • 分類:かせきポケモン
  • 高さ:1.8m(メガシンカ時2.1m)
  • 重さ:59.0kg(メガシンカ時79.0kg)
  • タイプ:いわ・ひこう
  • 特性:いしあたま(攻撃の反動を受けない)
               プレッシャー(受けたわざのPPを更に1減らす)
               かたいツメ(メガシンカ/直接攻撃の威力が上がる)
  • 隠れ特性:きんちょうかん(相手がきのみを食べられなくなる)

のこぎりの ような キバは はがねポケモンの ひふ さえ ズタズタに きりさいて しまう。

任天堂のRPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。第1世代(『赤・緑』)から登場している。
化石の一つとして入手する「ひみつのコハク」から復元できるポケモン。恐らく、某映画と同じくコハクの中(の)にプテラのDNAが保存されていたのだろう。
なお、第8世代で通称「カセキメラ」達が登場するまで、化石ポケモンの中で唯一進化態が存在しない種だった。
古代の大空を飛び回っていた恐竜のポケモンで、非常に獰猛。『ウルトラサン』の図鑑説明では、想像以上の凶暴さに犠牲者も出たとか。
モデルはプテラノドン。なお、プテラとプテラノドンは別なので野暮な話ではあるが、プテラノドンは恐竜ではない上、牙も生えていない。
翼竜は恐竜の一種と勘違いされがちだが、学術的には翼竜(及び首長竜魚竜単弓類など)は恐竜とは別の種である)。
また、筋肉不足で飛び回るなんて事は出来ず、高い所から飛び降りて滑空するのが精いっぱいだったとか。…崖をよじ登っていたのだろうか?
余談ではあるが、Dark ruler氏(Light Ruler氏)が『JOE&MAC』のプテラノドンを公開している。

(以上、Wikipedia等より一部抜粋・改変)

素早さが目を引くほど高く、いわタイプの中では最高を誇る。
攻撃が高いので、素早い物理アタッカーとして育成するのが良い。
同タイプでより攻撃の高いアーケオスが登場してからはそちらに役目を奪われがちだが、素早さと特性で差別化が可能。
反面防御面は弱く、弱点であるタイプ5つは、みず、でんき、こおり等多くのポケモンの主力となり得る技ばかりのため、対策無しでは苦戦を強いられる。
ひこうタイプを有しているため、じめんタイプの技は無効化する。

余談だが、鳴き声がラフレシアに酷似していることで有名。
一応ほんのわずかな違いはあるのだが、聞き分けることは困難。
第6世代以降は初代~5世代までの一部のポケモンの鳴き声が新録され、多少は区別がしやすくなった。


原作中の性能

HP:80
攻撃:105
防御:65
特攻:60
特防:75
素早さ:130
合計値:515

「アイアンヘッド」や「かみくだく」等攻め手は色々あるが、タイプ一致なら「ストーンエッジ」や「いわなだれ」、「つばめがえし」などがオススメ。
しかし、威力の高いものがあまり多くないため、つめとぎやいのちのたま、こだわりハチマキで火力を補う事も多い。

特性は現状の環境では「プレッシャー」か「きんちょうかん」の2択と言われる。
「いしあたま」の特性が活かせるわざはほとんど無く、
恐らくゲーフリの陰謀だがいわ及びひこうタイプの物理最大火力となる「もろはのずつき」「ブレイブバード」を覚えてくれない。コウモリですら覚えるのに
プレッシャーの場合は、「まもる」と「みがわり」を駆使してPP切れに追い込む耐久型の場合も考えられる。
耐久力は低いが、「ほえる」や「ステルスロック」も組み込めるので実用性は高い。
きんちょうかんの場合は、半減の実やオボンのみによる回復を封じられるため、アタッカー型の火力増加のために持たせている場合が多い。
ただ、どの特性も出した時点で判別できてしまうので、型を読まれやすいのが難点。

メガプテラ






   
うごくもの すべてに おそいかかる。
メガシンカが からだに ふたんで とても いらだって いるからだ。

HP:80
攻撃:135
防御:85
特攻:70
特防:95
素早さ:150
合計値:615

第6世代以後はメガシンカする事でメガプテラとなる。化石ポケモンでは唯一のメガシンカに対応したポケモンである。
全身から鋭いツメのような黒い石が突き出た攻撃的なフォルムになり、元から高い素早さと攻撃がさらに上がる。
特性はかたいツメになり、直接攻撃の威力を上げられる。
ただ、プテラにとって主力のいわタイプの技は直接攻撃技がそもそも無いのが欠点。
それ以外でも威力が100に満たないものばかりであり、同じ特性を持つメガリザードンXと比べて信頼性はやや薄い。
それでも攻撃はメガリザードンXをわずかに上回っているため、かたいツメを利用しなくても強力な攻撃を繰り出せる点は魅力的である。

余談だが、研究者の中にはこのメガプテラこそが化石となる前のプテラの真の姿だったのでは主張している人もいるのだとか。
一方でより凶暴になっているのはメガシンカの過剰なエネルギーが負担となっているためとも言われており、矛盾と謎に満ちた存在でもある。

+ ゲームやアニメでの活躍など
ドラゴンタイプは持たないが、四天王、後にチャンピオンのワタルの使用するポケモンでもある。
金銀では、当時どうやっても修得不能だった「いわなだれ」を覚えていた事で、赤緑青のカイリューのバリアーと併せチート疑惑を持たれた事もあった。
いわなだれはわざマシンで覚えさせる事ができたが、当時のプテラには覚えさせられなかった。
プテラがいわなだれを実際に使えるようになったのは、第三世代以後の事である。

アニメでは野生のものも登場。担当声優は 小西克幸 氏。
大昔に絶滅したとされていたが、地下深くで生前そのままの姿で生息していた。
それを多くの観光客たちに目撃されるも、ロケット団などの悪質なトレーナーからの乱獲を恐れた地元民によって、
近くで歌っていたプリンによる夢オチという事にされた。
サトシのリザードをリザードンに進化させる切っ掛けとなったポケモンである。
また、第7シーズンではゴウが化石から蘇った個体を入手している。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、主人公であるレッドの手持ちの1匹として登場。NNは「プテ」。
レッドとカツラが、ロケット団が操るファイヤーに追い詰められた際に、互いに飛行手段を持つポケモンがおらず大苦戦したため、
カツラが時間を稼いでる隙にレッドが所有していた「ひみつのコハク」を施設で復元する形で復活した。
復元直後にもかかわらず、伝説のポケモンであるファイヤーを退けるという大金星を挙げた
(しかし、その勝利方法は、「ちょうおんぱ」で混乱したファイアーが自分を攻撃した、いわば自滅であったが)。

カードゲームでは拡張パック『化石の秘密』に登場したものが有名。
敵味方問わず進化を阻害する特殊能力「げんしのちから」によるロックが強力だった。


MUGENにおけるプテラ

minoo氏による手描きのものが2016年5月にアマルルガと同時に公開された。
原作での「飛行しているのでじめんタイプの技が効かない」という性能を反映してか、
食らい判定が浮遊しており地上付近に攻撃判定のある技が当たらない事がある。
「普段の食らい判定は頭と胴体、足部分にあり、地上付近の尻尾などには食らい判定が存在しない」
というのが食らい判定の詳細なので、打点の低い攻撃で攻撃する時には注意が必要だろう。
ただし、しゃがみ中は着陸するために打点の低い技や地を這う技も当たる。
見た目通り素早く、多段ヒットする飛び道具の「かえんほうしゃ」や
空中を回転するように飛び回る「そらをとぶ」などが使える。
ほとんどの技が空中でも使用可能であり空中攻撃に優れる。
他には地上から攻撃判定が出るものもあったり、ステルスロックで相手の邪魔をしたりする技などが揃う。
超必殺技は1.5ゲージ消費で太い光線を吐き出す「はかいこうせん」、
巨大な岩を持ち上げ急降下して岩を叩き付ける「いわなだれ」、
突進技の「ギガインパクト」などが搭載されている。
だが、高火力な反面DEFが85と低いため、攻め込まれると弱いのが難点。
AIは未搭載だが、IX氏による外部AIが公開されている。

出場大会