S.P.D.オレンジレンジャー


東映の『特捜戦隊デカレンジャー』をベースとした海外特撮『パワーレンジャーS.P.D.』に登場(?)した戦士。
第16話「ブーム」において、S.P.D.のレギュラーキャラである科学者ブーム(日本語吹替声優: 高戸靖広 )の夢の中に登場。

このブームは元々はかつてはレンジャー志望の候補生だったがドジばかりで、
3日でアカデミー落第となった所をドギー・クルーガーに拾われてメカニック班のキャットの助手に転向した経歴を持つ。
挫折したとはいえ自分の立ち位置に不満は無かったが、過去の目標には未練があり、
上記の通り自分がオレンジレンジャーに変身する願望を夢として見ていた他、
両親に対して自分がオレンジレンジャーで、しかも司令官だと嘘をついていた。
この嘘が原因で、第16話にて騒動を起こすことになる。

なお、非戦闘員だが旧式で対応パーツが無いロボット犬R.I.C.(マーフィーK9)を有り合わせの部品で改修・修理したり、
人間を異次元に飛ばすマシンのメカニズムを簡単に解析できたりと、ドジではあるがメカニックは間違いなく彼の天職である。

日本のスーパー戦隊で言う所のアバレピンクやシンケンブラウンのようなポジションに相当する、本来は番外戦士どころか妄想の産物
(なお後に『魔進戦隊キラメイジャー』にて、同様にメカニック担当変身の妄想戦士が登場。ただし妄想したのは本人ではなく周囲)だが、
何故か日本未発売のDS用ソフト『POWER RANGERS SUPER LEGENDS』には、プレイアブルキャラとして参戦している。

『S.P.D.』放映当時、スーパー戦隊でオレンジに相当するメンバーは『バトルフィーバーJ』のバトルコサックしかおらず
(原典のデカレンジャーの番外戦士デカスワンにもオレンジが入っているが、
 あくまでスーツの差し色扱いであり公式での配色はデカブレイクと同じくホワイト。そもそもスワンは白鳥だし)、
正式な2人目(厳密に言えば3人目)としては『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ6号、
名称にオレンジが入っている戦士としては『宇宙戦隊キュウレンジャー』のサソリオレンジまで待たなければならなかった
(ちなみに、この2作品の間に放映された『動物戦隊ジュウオウジャー』にもオレンジに数えられるメンバーがいる)。

余談だが、ブームの演者であるケルソン・ヘンダーソン氏はパワーレンジャー作品の常連であり、
レギュラーにせよ一発キャラにせよ『ダイノサンダー』以降のほとんどのパワレン作品で、
何かしらの形で登場したりキャラの声を演じている名脇役として知られている。
各作品ごとに役柄は異なるが、ブームのようなコメディリリーフからシリアスな敵キャラの声まで広く演じ、
出演作品の数はトミー・オリバーを演じてパワレンの代表と知られるジェイソン・デヴィッド・フランク氏よりも多いので、
『ダイノサンダー』以降パワレン作品を視聴する機会があれば探してみてはいかがだろうか?


MUGENにおけるS.P.D.オレンジレンジャー

激走戦隊カーレンジャーなどで知られるガ・タキリ・バ氏の製作したキャラが公開中。なぜ作った
何気にパワーレンジャーキャラの中では初となる国内産だったりする。
スプライトは上記の『POWER RANGERS SUPER LEGENDS』のものが使用されている。
挙動こそネタキャラっぽく見えるが近接戦用の必殺技「パトロールバトン(仮称)」に飛び道具「オレンジバスター(仮称)」など、
遠近共に技は一通り揃っており、戦わせるのには問題無い。
中にはクリムゾンスマッシュのようなエフェクトを纏いヒップアタックを喰らわせる「ライダーヒップ」なんて技もある。
超必殺技は広範囲の雷撃を放つ「オレンジスパーク(仮称)」。
AIは未搭載。

出場大会

  • 「[大会] [S.P.D.オレンジレンジャー]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2024年07月29日 09:13