特撮『スーパー戦隊シリーズ』の米国ローカライズ作品『
パワーレンジャーシリーズ』において、
第13シーズンの作品である『パワーレンジャー・S.P.D.』
*1に登場するヒーロー。
『特捜戦隊デカレンジャー』の追加戦士であるデカブレイクを原典としている。
日本語吹替声優はデカブレイク・姶良鉄幹と同じ吉田友一氏
(本作では『デカレンジャー』のオリジナルキャストが吹き替えを担当するという、シリーズ全体でも異例の措置が取られている)。
「本部から地球署への出向組」と言う原典とは異なり、
パワーレンジャーが
敗北する結末を変えるべく、本編の15年後の未来である2040年
*2からやってきたパワーレンジャー。
変身者はかつてパワーレンジャー達が助けた超能力者のサムという少年
*3の未来の姿。
タイムスリップの影響で、普段は光球の姿で活動しており、変身解除することはほぼ無い。
なので
劇中で女装することも無い(重要)。
このため、左腕に付けたオメガモーファー(ブレスロットル)は一応変身アイテムとされているが、
劇中ではほぼ必殺技発動用のツールとしか扱われていない。
なお、原典での変身者である姶良鉄幹の過去に関する設定の一部は、スカイラー(S.P.D.ブルーレンジャー)の方に流用されている。
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『パワーレンジャー・S.P.D.』解説 |
上述した通りパワーレンジャーシリーズの第13シーズンで、『特捜戦隊デカレンジャー』を原典としている。
日本では2013年に吹き替え版が放送され、前述した通り7人のパワーレンジャー役に、
本家『デカレンジャー』のオリジナルキャストがあてられたことが話題となった。
また、本作のバトライザーが『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』に逆輸入された件も話題になった。
ストーリー面は概ね原典を踏襲しているが、特筆すべき点として犯罪そのものが敵だったデカレンと異なり、
「トゥルービアン帝国」という明確な悪の組織が登場している他、
日本では没にされた「ドギー・クルーガーは故郷の惑星を敵組織に滅ぼされてた過去がある」という設定が採用されている。
また、規制により倒した敵はデリートではなくカードに幽閉、弾丸は全てビームなどの変更点がある。
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MUGENにおけるS.P.D.オメガレンジャー
C3POwsome氏の製作したキャラが某所で公開中。
近接攻撃が中心の性能となっているが、
必殺技の「エレクトロモード」と「ブラストモード」は飛び道具となっている。
超必殺技は1ゲージ技の「ライトビームモード」のみだが、リーチが短く当たりにくい。
このため距離を詰めて戦うのが基本になる。
AIは未搭載。
出場大会
*1
東映版の「S.P.D.」は「スペシャル・ポリス・デカレンジャー」の略だが、パワレン版では「スペース・パトロール・デルタ」の略。
*3
原典の第7~8話で登場した日渡氷狩
(後の10years afterでのイエローの旦那)に相当する。
最終更新:2025年10月24日 23:22