マンウルフ


+ 日本語吹替声優
最上嗣生
『スパイダーマン(1994年アニメ版)』『スパイダーマン・アンリミテッド』
石川禅
『スパイダーマン2』

マーベルコミックの代表作『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン。名前はまんま「人狼」の意味でウルフマンでは無い。
初出は一応1973年の『The Amazing Spider-Man #124』だが、実はスパイダーマンシリーズ第1話から存在は言及されていた(後述)。

本名はジョン・ジョナ・ジェイムソン三世。身長198cm。体重159kg。
初出は1963年の『The Amazing Spider-Man #1』。
つまり、デイリー・ビューグルの社長ジョン・ジョナ・ジェイムソン*1(二世)の息子である。
このためマンウルフになる前だが、スパイダーマンを嫌う父親が「俺の息子のようなやつをこそヒーローと呼ぶんだ」と発言したのが最初の言及。

NASAの最年少宇宙飛行士として月面へ着陸。そこで見つけた光り輝く月の石で作ったペンダントを身に着けた結果、マンウルフに変貌してしまう。
その石はムーンジェムと呼ばれ、異次元世界の支配者スターゴッドによって力の精髄が込められていたのだ。
理性を失くし、本物の狼の様に暴れるジョンを助けるためにスパイダーマンはカート・コナーズと協力してジョンの姿へ戻した。
最初のミッションで起きた事故から救われた事もあり、父親と違ってスパイダーマンを嫌ってはおらず、寧ろ感謝している。
それでもJJJはスパイディの売名行為と見なして非難したが
やがて異次元世界へ赴き、その世界の住民がアリズン・タイラークという侵略者を撃退する手助けをした。
その後、放射線治療によって胸に張り付いたジェムを除去した。
その後NASAを退職し、精神異常者の罪人を収容している「レイヴンクロフト」の警備部長となった。
ここで後に恋人となる心理学者アシュリー・カフカと出会うが、彼女とは死別することとなり、
シーハルクことジェニファー・ウォルターズと惹かれ合い結婚に至った。
…がそれはエロス(サノスの弟)の仕業だったことが判明し、そうとわかると一気に夫婦仲が冷めたとか。
やがてスターゴッドに変異して宇宙へ飛び出ってしまう。後に帰還してジェニファーと離婚した後、宇宙飛行士へ復帰した。

本物の狼同様、俊敏な身体能力を持ち、暗闇でも見える視力と非情に発達した嗅覚等を持つ等、五感に優れている。
コスチュームは放射線防護服で、月光を遮断できる。

(参考資料:『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』『マーベル・エンサイクロペディア』)


MUGENにおけるマンウルフ

Gartanham氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが公開されている。
Gartanham氏とLESSARD氏のセイバーウルフをKROOKODILE BELMONTH氏が改変した物をベースに製作されている。
なお、Readmeが改変元のままでコマンド表も付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて参照されたし。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴが可能。
改変元と共通している技も多いが、一定時間に張り付く「Legion」や、改変元では宙を飛ぶ飛び道具が地を這う形になっている等、
差別化されている点も多い。
AI程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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*1
紛らわしいが、この親子は祖父・父・息子の三代で同じ名をしている。
我々がよく知るJJJは正確には「J・ジョナ・ジェイムソン・ジュニア」であり、その父(マンウルフの祖父)が「J・ジョナ・ジェイムソン・シニア」である。
まあアメリカには代々長男に同じ名前を付けてしまう一族も時々いるので、探せば時々あることである。


最終更新:2023年05月24日 01:17