ケイザー


+ 日本語吹替声優
堀秀行
『X-MEN(1992年アニメ版)』(テレビ東京版)
岡井カツノリ
『アルティメット・スパイダーマン』(ケーザー名義)

マーベルコミックに登場するヒーロー(画像右)。初出は1965年の『Uncanny X-Men #10』。
綴りは「Ka-zar」で、邦訳によってはケイ・ザーケーザーとも表記される。一言で言えばマーベル版ターザン
イザー」だと別の意味になるので注意。当然「ガイザー」でもない。
余談だが、pixivでは『ベイブレード』のアニメ第3作目の同名キャラの投稿しか存在しないにも拘らず、
ピクシブ大百科に何故か本キャラの記事が作られるという珍事が発生した
(現在は曖昧さ回避ページとなっているが、2023年6月2日時点で『ベイブレード』の方の記述は未だに無し)。

本名はケビン・レジナルド・プランダー卿。身長188cm。体重98kg。
イギリスの貴族ロバート・プランダー卿の息子として産まれた。
幼い頃、南極のサベッジランドで父親をマンエイプに殺害されてしまう。
未開の地に一人残されたケビンは、ザブーに育てられ、恐竜や猿人と戦う術を習得。
弟のパーシバルやサベッジランド・ミューテーツと戦った。
やがて獣医のシャナ・ザ・シーデビルと結婚し、息子のマシューを儲けた。
シークレット・インベージョン」では、家族やプテラノドンのような姿をした吸血鬼ソウロンと共に、スクラル人に抵抗する。

前述した経歴から格闘技術に長けており、狩猟や採集も達人級。
サベッジランドは南極にありながら、熱帯の気温を維持しており、恐竜を始めとして絶滅したとされる生物達の楽園となっている。
カプコンの格ゲー『X-MEN Children of the atom』のウルヴァリンステージとして登場した場所である。
このページに記載された地元ヒーロー達は日本での知名度は全然無いのに、どうしてステージだけ……

+ ザブー(画像左)について
初出は1965年の『Uncanny X-Men #10』。身長・体重は非公表。
地球に生息するサーベルタイガー最後の生き残りで、サベッジランドに生息している。
マー・ゴールとスワンプメンにつがいを殺害されて激怒し、彼らを追い詰める。
孤児になったケビンを殺そうとしたマー・ゴールに襲いかかり、揉み合っている所をケビンがマー・ゴールを射殺した事で救われる。
以来、ケビンとは固い絆で結ばれている。
後にテレポート能力を持ち、インヒューマンズに飼育されているブルドッグ、ロックジョーが創設したペット・アベンジャーズへ加入した。

サーベルタイガーなだけあって、高い身体能力を持ち、知性も非常に高い。
サベッジランドのプレース・オブ・ミストの霧を浴びて寿命が延びている。

+ シャナ(画像中央)について
初出は1972年の『Shanna the She-Devil #1』。
本名はシャナ・オハラ灼眼ミゲルとは無関係。身長178cm。体重64kg。
シャナとは英語圏でいうジェーンに対応するスコットランドの女性名で、
1930年代後半のアメリカン・コミックス『ジャングルの女王シーナ』のリメイク的なキャラ。
ニューヨークの動物園で獣医をしていたが、狙撃犯にネコ科の大型動物を遊びで殺された事から、
残った動物と共にアフリカへ渡り、野生で暮らす事を選んだ。
過去に友人と父親を殺した犯罪組織を、デアデビルと共に倒した事もある。
サベッジランドで一度死亡したが、現地のマンシングの血で蘇生され、サベッジランドと特別な絆ができた。

獣医としての技能を持つ他、優れたアスリートでもあり、狩猟採集技術に長ける。
上述した経歴から、サベッジランドの言語や歴史についての知識を持ち、超人的な体力とスピードを得ている。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)

格闘ゲームでは『MARVEL VS. CAPCOM 3』におけるアマテラスのエンディングに登場している。


MUGENにおけるケイザー

2体存在し、どちらも操作方法は『MVC』風の6ボタン方式。
なお、コマンド表の類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

+ regisc氏 & Gartanham氏 & S666氏 & yolomete氏製作
  • regisc氏 & Gartanham氏 & S666氏 & yolomete氏製作
     
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
フォルダ名は「ka-zar」。
ちなみにGartanham氏が更新する前の旧版では、常に傍らにいるザブーがまんまどこかで見たような虎だった。

チェーンコンボやエリアルレイヴ、アドバンシングガード、回り込みが可能。
空中強攻撃が地面に叩き付けるのではなく横へ大きく吹き飛ばす仕様となっており、かつ空中受け身可能なため、
画面端などで決めるとかえって不利になる場合があるので注意。
また、ザブーと相手が重なっている時にケイザーが後方へ下がると、ザブーが自動で攻撃してくれる。

必殺技はショルダータックルから叩き付けへと繋ぐコマンド投げや、ナイフ投げ、高くジャンプして放つドロップキックなどがある。
……が、ドロップキックは軌道が独特なので当てるのは少々難しく、
コマンド投げは初段のタックルで相手を吹っ飛ばしてしまうので大抵の場合投げへ移行できず、実質単なる突進技と化しているのが悲しい。
超必殺技は突進乱舞と、ハウザー恐竜や馬に乗ったシャナ達が一斉に突撃する「animals」の2つ。
特に「animals」は発生こそ遅いものの、フルヒットで5割奪い去る火力を持つ大技となっている。

AIはデフォルトで搭載されている。
本体の動きは簡易的ながら、ザブーが優秀なため、キャラ相手にも結構いい勝負ができる。

+ cormano氏製作
  • cormano氏製作
上記のケイザーを改変したもの。こちらのフォルダ名は「ka zar」。
現在は「The Mugen Multiverse」におけるcormano氏のフォーラムで公開されている。

基本的には改変元と同じだが、カラーパレットSEが追加されている他、
渾身のダッシュパンチを繰り出す1ゲージ技と、スプライト自体は登録されていたものの未実装だった、
やたらとデカいザブーを呼び出して突撃させる2ゲージ技を新たに会得。
「animals」は威力が4割ほどに抑えられ、発生の遅さも相変わらずだが、なんと初段以外ガード不能という素敵仕様となっている。
AIはデフォルトで搭載されているが、改変元のものを流用しているらしく、せっかくの新技をほとんど使ってこない。

なお、旧版を元にしているのでザブーが虎のままだが、上記の通りザブー本人は超必殺技で出番があるので問題無い。
……それはそれで「じゃあこの虎は何者なんだよ」という新たな疑問が湧くが、きっとサベッジランド産の虎さんなのだろう。


この他に、GSL123氏によってBrucewayne74氏のターザンのカラーを変えたケイザーも公開されている。

出場大会

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最終更新:2023年09月16日 15:14