ガンザ


特撮『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣。別名「大ガニ怪獣」。
第7話「天国と地獄の島が動いた!」に登場。

八丈島近海で次々と船舶を襲っていたカニの怪獣。
夜行性で昼間は海上に甲羅を出したまま眠っており、この状態では正体を知らない者から見ると岩礁に見える。
肉食で人間を獲物と見なしている。

甲羅は頑丈で、ZATのミサイル攻撃にもびくともしない。武器は口から吹く溶解泡と両手のハサミ。
溶解泡は広範囲に拡散する射程とウルトラマンタロウのカラータイマーが青から一気に高速点滅状態になる程の威力を誇り、
ハサミは鋭い切れ味を誇るだけでなく斬り落とされても瞬時に再生する事が可能で、
劇中では自切して背負い投げの拘束から逃れたり、ロケットパンチのように発射する手法を見せていた
(実際のカニもハサミは再生する(流石にガンザのように瞬時にとはいかないが)し、敵から逃げる際にハサミを自切する事もある)。
ただし、カニの怪獣故に横向きにしか歩けないのが弱点。
一応、泳ぐ時は真っ直ぐ進める他、タロウとの戦闘シーンでは強引に前のめりになって前進しようとする場面はあったのに加えて、
背中の甲羅は硬すぎて破壊は難しく、正面は溶解泡とハサミがあるため容易に攻められない。

背中を出した状態で漂っていたが、それを岩礁と間違えて上陸したZATが焚火をした事で刺激され動き出した
(なおこの時、美味しそうな匂いが漂うという描写がされている。グドンの新たな獲物候補か?)。
やがて、海上で遭遇したタガールとの縄張り争いに勝利した後は八丈島に上陸し、
ZATのスカイホエールやコンドルを泡まみれにして撃墜し、脱出して眼にへばり付いた東光太郎もハサミで叩き落すが、
ウルトラ戦士と同化していた東は約50mの高さから普通に着地して「痛い」程度で済ましただけで転落死することなく、タロウに変身。
タロウとの戦闘ではハサミの切り離しと再生能力で翻弄した末に溶解泡で追い詰めたが、ワイプレーザーで泡を無力化したタロウに逆転され、
腹を力づくで引き剥がされて無数の卵をばらまきながら絶命するという惨い最期を遂げた。
その死骸は小さなカニの群れに分裂するが、タロウの成長停止光線を浴びせられて、
ガンザのように巨大化しないように処理されて海へ帰って行った。
その後、東京湾ではカニの豊漁が続いたらしい。


MUGENにおけるガンザ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
Gesura505氏が製作・提供したスプライトを用いて作られており、
スプライトの動きは「spritestudio」を使用して製作されている。
また、戦闘時にはフィールドが海になる演出もある。なお、7P以降は海が無くなる。
横向きにならずとも飛び上がったり海を泳いで真っ直ぐ動く事は可能で、
『FE3』のレイキュバスのようなハサミ攻撃や突進技「突撃」などの近接技に加えて、
移動技の「潜行」や飛び道具の「泡攻撃」などの技を持つ。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「必殺泡攻撃」「鋏飛ばし」「海底奇襲」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画
紹介動画

出場大会

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最終更新:2024年08月02日 19:04
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