年齢:16才
身長:180cm
体重:73kg
誕生日:6月16日
血液型:A型
「だがおまえらごとき第一の白羊宮にもいかせん!!
この白銀聖闘士 矢座のトレミーがな!!」
『週刊少年ジャンプ』で連載されていた車田正美氏の漫画『
聖闘士星矢』の登場人物。
「矢座」は「サジッタ」と読み、「トレミー」は「
プトレマイオス」の
英語形。
ドレミーではない。
リビア出身で、エジプトのテーベで修行を受けた矢座の白銀聖闘士。
なお、矢座の星座絵は1本の矢であるが、聖衣のオブジェ状態は矢を握った右腕の姿をしている。
打倒教皇のために聖域へ乗り込んだ主人公
天馬星座の星矢とその仲間達を闘技場で待ち構え、
最初はフードをかぶった案内人の姿を装い、星矢達に多数の幻影の矢を放つ
必殺技「ファントムアロー」で奇襲をかけた。
星矢の必殺技「ペガサス流星拳」で倒されるが、幻影の矢に黄金の矢を紛れ込ませており、
この矢をメインヒロインの
女神こと
城戸沙織の胸に打ち込む事が真の目的であった。
この矢は刺さってから12時間で相手の命を奪うもので、矢を抜くためには教皇の力が必要とされたため、
星矢達は教皇の間を目指して
12時間以内に十二宮を突破することを強いられ、
黄金聖闘士達との死闘が繰り広げられる事となる。
射手座と関係ありそうな矢座、88星座の大元を作り上げた学者と同じ名前などいかにも重要そうな響きを持ち、
実際に十二宮編の嚆矢となる重要な役割を果たしている。
しかし登場シーンとしては「不意打ちしてきて流星拳一発で退場(恐らく死亡)
*1」以上のものは無く、
看板と実績の割にどうにも印象の薄いキャラとなってしまった。
だが、シリーズでアテナたる
沙織を負傷させた人間の戦士は後にも先にもトレミーのみ*2で、
実際はかなりの使い手だったのでは?とする意見も見られる。
星矢が言い放った「なんだこいつ あっけねえ」の評価がきつい壁であるが、
この時の星矢は
獅子座のアイオリアの実力を目の当たりにした直後なので、
比較対象がアイオリアだったと考えれば酷評もやむなしと言えよう。
仮にトレミーの拳が白銀聖闘士としては異例のマッハ20くらいだったとしても、光速拳(マッハ88万以上)の前ではただの誤差でしか無い……。
(以上、Wikipediaより引用・改変)
MUGENにおける矢座のトレミー
FobiaZ氏他(MugenPixArt)によるものが存在。
ドットは『
KOF』風の手描きグラフィック。
ボイスは日本語とイタリア語の2種類が存在しており、defファイル切り替えで選択可能。
操作方法は6ボタン方式。
ファントムアローなど、原作でも披露していた技が一通り揃っている。
ゲージが満タンになると青色のオーラを纏ったり、最終ラウンド敗北時には
鎧が砕ける演出も搭載されている。
また、FobiaZ氏他(MugenPixArt)は自身のトレミーのスプライト差し替えで映画『邪神エリス』に登場する亡霊聖闘士・矢座の魔矢も製作している。
出場大会
出演ストーリー
*1
十二宮の戦いの後に戦没した黄金聖闘士達を悼む集合絵が描かれており、その背景にある墓場の墓碑の中にトレミーの名がある。
同名の先人が埋葬されているという可能性もあるが、恐らくはこのページのトレミーの墓碑なのだろう。
*2
黄金の矢に神の絶対防御を抜ける力があるとしても、(不意討ちとは言え)黄金の矢を沙織に命中させたのはトレミー自身の実力である。
更には神に拳を向けて
反射されなかったのも凄い。実は黄金の矢以外は全部ファントム(幻影)だったと言う事だろうか?
他に沙織が出血した事がある描写は、冥界に侵攻する為に沙織自ら黄金の短剣で喉を突いて自害した時と、
ハーデスが繰り出した槍を素手で掴み取って指から血を流すも、逆にハーデスを圧倒して見せた場面の2回。
これは両名とも神であり、武器も神の武器だと考えれば、出来て当然である。
また、
烏座のジャミアン、
ポセイドン軍の雑兵、眠りを司る神ヒュプノスは、沙織を無傷で捕獲する事に成功している。
アテナやハーデスより格下とは言え神であるヒュプノスはともかく、
ジャミアンと海界の雑兵は空前絶後の偉業を成し遂げたと言えよう。
沙織さん浚われすぎです
なお243年前の
冥界三巨頭・天猛星ワイバーンのシャガールは昏睡中の女神サーシャの拉致に失敗しており、
ジャミアンやトレミーのやった事は冥界三巨頭より凄かったという事になった……。
単にシャガールがジャミアンやトレミーよりもヘボかったという事かもしれないが……
最終更新:2025年02月28日 07:59