「手加減はしない。真剣勝負だ!」
ロックマンシリーズ第8作『メタルヒーローズ』に登場する8大ボスの一体。
担当声優は
高木渉
氏。
一般に
剣士を意味する英語は「Swordsman」とソードは複数形・全体を一語で表すのだが、このロボットは
「Sword man」と書く。
原案ハガキでの名前は「エインシェントマン」。
シリーズ恒例の公募ボスキャラだが、内部構造のみ完成したロボとして後述の設定とともに、
「右手が大剣で上下分離する」ことが指定されるという今までにない形式で募集された。
Dr.ワイリーが博物館から盗んできた古代の大剣「フレイムソード」を使いこなして戦うというコンセプトで開発されたロボット。
剣が余りにも大きすぎるので、動きのバランスを取れるように上半身と下半身が分離しており、上半身は常に浮いている。
正々堂々とした勝負を好み、鮮やかな切れ味を誇る剣による居合い切り、兜割りなどの剣技を駆使して戦う他、剣に炎を纏わせて敵を切り裂く。
得意技は上半身を分離させての回転斬り「ファイヤースラッシュ」。
また、上から巨大な石像を落としたり、自分の周囲に強力なバリアを張り巡らせることも可能。
特殊武器の「フレイムソード」は炎の剣を振るって攻撃し、射程が短い代わりにロックマンの弱点である接近戦をカバーできる。
また一部の地形に特殊な効果をもたらし、氷のブロックを溶かしたり、タルを燃やしたり、導火線に点火する事でアイテム発見にも役立つ。
その真価を最大限に発揮できるサーチマンステージでは、イバラの壁を燃やしてショートカットしたり、
フレイムソードが弱点のサーチマン(セガサターン版では中ボスの
ウッドマンにも有効)を茂みごと燃やしたりと、道中からボス戦まで幅広く活躍する。
出月こーじ氏がコミックボンボンで連載していたコミカライズ版では、ワイリーメカだらけに改造された古代遺跡の最深部でロックマンを迎え撃つ。
ロックバスターを切り払い、「飛び道具とは無粋」と断じ、手持ち式の
剣をロックマンに渡して剣闘に臨むなど、ゲーム版同様に堂々とした性格。
その後ロックマンの剣を砕くも、ロックマンは特殊武器のアイスウェーブで氷の剣を形成して応戦。
激闘の末にフルパワーのアイスウェーブを零距離で叩き込まれ、最後はフレイムソードを鉄拳粉砕されて敗北した
(なお、ロックマンはこのエピソードの前に弱点武器のウォーターバルーンを入手済みだったが、
フレイムソードが発する炎の熱量によって威力が弱まると判断し、使用を断念している)。
ちなみにコミカライズ版のソードマンは、古代の剣士の像をワイリーが改造したという設定であったことが復刊版のコミックスで語られているが、
本編ではワイリーとは無関係な遺跡の守り神的存在として描かれている。
有賀ヒトシ(現・ありがひとし)氏の『ロックマンギガミックス』では、ラストに『8』のナンバーズ達と共に一コマだけ登場している。
『
ロックマンエグゼ』では『トランスミッション』にてゼロアカウントを守護しているネットナビとして登場し、
旧世代エリアにてロックマンを待ち構えている。
武人のような話し方が特徴で、背中の二本の剣と身体の刀身による三刀流の使い手。
MUGENにおけるソードマン(ロックマン)
C-Corps氏の製作したキャラが公開されている。
スプライトは『パワーバトル』風で、ボイスは原作とは異なり中村大樹氏のもの(主なボイス元は『CVS2』の
覇王丸)を使用。
???「ライノックスに俺の仕事取られちゃったじゃん」
一応中村氏も前述の『トランスミッション』でソードマンを演じていたけどね
見た目通りの大剣を振るう近接攻撃も強力だが、原作の攻撃である上半身を飛ばす回転斬り「ファイヤースラッシュ」や、
剣を振るって火炎弾を飛ばす技が
発生が早い上に隙も少なく優秀で、
さらに原作と異なり遠距離だけでなく自分の近くにも石像を落とす攻撃で牽制できるなど、むしろ中~遠距離戦に秀でた性能となっている。
超必殺技では周囲一帯を火の海にする攻撃を行う。
AIは未搭載。
「いい腕だ……」
出場大会
最終更新:2024年10月17日 23:10