グリンチ


+ 日本語吹替声優
國弘正雄
『グリンチのクリスマス』(NHK版)
山寺宏一
『グリンチのクリスマス』(カートゥーン ネットワーク版)、『グリンチ』(2000年実写映画版)
大泉洋
『グリンチ』(2018年3DCGアニメ映画版)

絵本作家ドクター・スース氏の代表作の1つ『いじわるグリンチのクリスマス』の主人公。
アメリカにおいてはあのサンタクロースと並びクリスマスの代表的なキャラでもある。
間違ってもリンチじゃないしフリ〇ンでもない。勿論クリンチも無関係。

フーヴィルの町の山奥にある洞窟に住んでいる緑色の毛むくじゃらの生物。
町の人達よりも心が2サイズ小さく、クリスマスが大嫌いなひねくれ者で、
愛犬のマックス(無論ツクダオリジナルのロボット犬とは無関係)だけが唯一の友達。
ある日、フーヴィルの町でクリスマスの準備の賑やかな歓声が響き渡り、
これに嫌気が差したグリンチは、あの手この手でフーヴィルの町からクリスマスを奪おうと企む。
クリスマスを純粋に楽しめなくなった年頃の若者やいい歳になった大人達がクリスマス憎しでグリンチに共感し、
最後は「なんだかんだクリスマスもいいものだな」と楽しめていた頃を思い出すという、ある意味大人達に向けた作品とも言える。

+ 映像作品におけるグリンチ
本作は幾度にわたって映像化されており、1966年のクリスマス特番で放送された1作目は、
ルーニー・テューンズ』や『トムジェリー』で知られるチャック・ジョーンズ氏が監督を務め、
フランケンシュタインを演じたことで有名なボリス・カーロフ氏がグリンチの声を担当。また、ナレーションも兼任している。
作中では名案を閃いた際のゲス顔が印象的であり、
クリスマス繋がりで『ホームアローン2』においてもこのシーンが流れており、見たことがある人も多いのではないだろうか。

2作目は実写映画であり、海外を代表するコメディアンのジム・キャリー氏がグリンチを演じた。
こちらでは特殊メイクによって恐ろしくも憎めない容姿に仕上がっており後にアカデミー賞も受賞している。

3作目は『怪盗グルー』シリーズで知られるイルミネーションスタジオが制作し、
MCU』におけるDr.ストレンジ役で知られるベネディクト・カンバーバッチ氏が務めた。
大泉洋氏による日本語吹き替えはグリンチと同じく大泉氏が策士策に溺れるを地で行く芸風もあって芸能人吹き替えとしては好評を以て受け入れられた。
とはいえ大泉氏は『レイトン教授』シリーズや『茄子』シリーズ等を筆頭に声優としての実績も十分にあったりするが。

セサミストリート』に登場するオスカー・ザ・グラウチとは、緑色の毛むくじゃらでひねくれ者と共通項が多いが、
一応無関係なキャラクターである。グリンチが元はオスカーと同じグラウチランド出身と言われても割と違和感は無いが
実際、オスカーは当初オレンジ色で、その後現在のくすんだ緑色に変更されたし、最初期案では紫色にする予定すらあったというから、
あくまで偶然の一致なのだろう(意図してオマージュしていたなら最初から緑でデザインされた筈である)。


MUGENにおけるグリンチ

Christian Nunez氏とJewel men10氏による共同製作のMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
海外で発売されたDS用ソフト『How the Grinch Stole Christmas!』のドットを使用しており、
通常技のモーションを描き足すなどして格ゲーキャラに落とし込んでいる。

キャンディステッキやプレゼントボックスを投げ付けたり、
愛犬のマックスを呼び出して相手に突撃させたりといったコミカルな技が搭載されている。
超必殺技黄色い車に乗って相手を轢いたり、ホルンを吹いて相手を吹き飛ばすなど、これまたユニークな技が揃う。

出場大会

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最終更新:2025年07月18日 09:59