"What's Up Doc?"
(どったのセンセー?)
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担当声優 |
- メル・ブランク
- 1938年~1989年制作作品
- ジョー・アラスキー
- 1990年~2016年制作作品
- 横山通乃
- 『バックス・バニー劇場』(初代)
- 久里千春
- 『バックス・バニー劇場』(2代目)
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中村メイコ
- 『バックス・バニー劇場』(3代目)
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高橋和枝
- 『マンガ大作戦』
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古谷徹
- 「ピラミッド名作アニメシリーズ」
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富山敬
- 『バッグス・バニーのぶっちぎりステージ』『タイニー・トゥーン』、『ロジャー・ラビット』(機内上映版)
- 『スピルバーグのアニメ タイニー・トゥーン』『グレムリン2 新・種・誕・生』(ソフト版)
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山崎たくみ
- 「アンティーク・アニメ・コレクション」
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鈴木勝美
- 『ロジャー・ラビット』(ソフト版)
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山口勝平
- 『スペース・ジャム』以降
山口氏による吹き替え版ではさ行をだ行に置き換えて喋ることが多い(例:「みっともないぞ」→「みっともないど」)。
(中の人的に)後の重ちーである
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ワーナー・ブラザーズ製作アニメシリーズ『
ルーニー・テューンズ』の登場キャラクター。
灰色の体色にスレンダーな長身が特徴の
ウサギ。そして長い歴史を持つ同社の看板キャラクターでもある。
しばしば「バッ
クス・バニー」と誤記されるが、彼の名前は「バッ
グス」である。お間違えなきよう
(実際、後述のSFCゲームでも盛大に誤字をやらかしている)。
普段はおちゃらけた性格だが中々の頭脳派で、自身に危害を加えた相手には
「当然の話、これは戦争だ」と宣戦布告し、
持ち前の知恵で同じ『ルーニー・テューンズ』キャラの
エルマー・ファッドやヨセミテ・サム等を出し抜いている。
ただし、亀のセシル・タートルにだけはどうしても勝てず、彼にとってある意味での強敵となっている(童話の『うさぎとかめ』が由来だろうか?)。
反面かなりの方向音痴であり、道に迷った時は
「やっぱアルバコイキで左に曲がっておけば良かったんだ」とぼやく事が多い。
アルバコイキマジ万能
実写とトゥーンキャラクターの共演で話題を呼んだ映画『
ロジャー・ラビット』では、カメオ出演でかの有名な
あのネズミとも共演を果たし、
似たような企画の映画『スペース・ジャム』では主演に昇格、同じく主演を務めた伝説的NBA選手の
マイケル・ジョーダン氏と相棒関係になっていた。
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その生い立ち |
彼の生い立ちは1950年公開の『どったのセンセー?』(原題:What's Up Doc?)で語られている。
ウサギなのに人間社会で生まれたバッグスは幼少期から音楽やダンスの才能を持っており、
それ故にショービジネスの道を歩むようになる。
しかしデビュー当初はショーの前説役だったり、ようやくつかんだ主役(の代役)も不評に終わりコーラス役に回されるなど散々な事になっていた。
その後当時大スターだったエルマー・ファッドのスカウトを受け、
彼の相方になるも、彼からはいじられキャラとして葬られる役柄だった。
その待遇に嫌気がさしたバッグスは何とか見返そうとアドリブで逆に葬ることになる。
逆上したエルマーに銃で脅されるが、とっさに返した冒頭の台詞が観客に観客に大うけし、
見事に大スターになり現在に至る。
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ネット上では1941年に公開された短編「ウハギのイタズア」において
肥満体型になった姿が
「Big Chungs」という海外ミームとして有名だろうか。
上記の1シーンをPS4ソフト風にしたコラ画像が海外の掲示板で人気を博して以降、
1種のミームキャラとして一人歩きしている。
ちなみにこのキャラは公式にも認知されており、スマホゲーム『Looney Tunes World of Mayhem』にも参戦している他、
前述の『スペース・ジャム』の続編『スペース・プレイヤーズ』にも一瞬だけ登場していたりする。
また直接の登場ではないのだが、改変歴史SF作品でもある
アメコミ『
ウォッチメン』では、中盤の重要なシーンとなるTVトークショー番組で、
ゲストの
Dr.マンハッタンに対して、司会が「What's Up Doc?(どったのセンセー?)」と挨拶をして場を盛り上げようとするも、
「バッグス・バニーの決まり文句だね。それが何か?」と
マジレスを返されて場がシラケてしまう……という形で言及されている。
さらに言えば上記の返しは翻訳版のもので、原著では
「"Up" is a relative concept.It has no intrinsic value.("上"とは相対的な概念だ。本質的な価値はない)」と、
「Upとは何か?」という質問に対する回答、つまり
バッグス・バニーの決まり文句を理解していない、より致命的なやり取りになっている。
これは歴史が変わっても『バッグス・バニー』は制作され国民的人気を博しているという、我々の世界と地続きである事を示す要素であると共に、
そんな国民的作品ですらDr.マンハッタンにとっては興味の埒外であるという彼の人間性の喪失、そしてその後の展開を予感させる、
極めて印象的な扱われ方となっている。
ま、ワーナーはDCの親会社だしね!
ゲームにおけるバッグス・バニー
バッグス単体の主役ゲームとしては、バイアコム開発・
サンソフト販売のSFC用ゲーム『バッ
クス・バニー はちゃめちゃ大冒険』が存在。
ダイナマイトやパイ投げに
ダブルラリアットといった多彩なアクションを駆使し、雪山や宇宙などの様々な場所を駆けめぐる。
ワーナーブラザーズのキャラが一堂に介する『
スマブラ』風対戦アクション『Multiversus』において、最初期からプレイアブルとして参戦。
原作同様にエキセントリックな行動が
必殺技や攻撃モーションに取り入れられており、
パイ投げやハンマーでの殴打、相手を気絶させる投げキッスなど、かなりフリーダムな戦い方をする。
MUGENにおけるバッグス・バニー
Storm0062氏によるキャラが存在。
スプライトは前述した『バックス・バニー はちゃめちゃ大冒険』のものが使用されており、
原作ゲームで披露したアクションが必殺技になっている他、同作に登場した敵キャラ達を
ストライカーとして呼び出すことができる。
特に亀を大量召喚して突撃させる
超必殺技はヒット時の拘束力が半端なく、即死級のダメージを誇るので要注意。
あと、超必殺技の1つでダフィー・ダックの台詞である「You’re despicable !!」を発するが気にしてはいけない
飛び道具を中心に攻める
AIが搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年12月30日 20:15