「おれはNEO海軍総帥ゼット
ゼットは全ての海賊を滅亡させる」
「せいぜい生き延びろよ 海賊王!!!」
元
海軍本部大将にして、拳骨の
モンキー・D・ガープ、大参謀つる、大目付の
センゴクと海軍時代の同期だった男。
14歳で海軍学校に入り、34歳で覇気を習得し(
モンキー・D・ルフィや超新星達の存在から感覚が狂いがちだが当時としては相当早い方)、
とりわけ強力な武装色の覇気の使い手だった事から「黒腕」の異名を持ち、自身の経験をもとにして、
覇気含め効率的な鍛え方のカリキュラムを作り、指導者として三大将など大海賊時代の海軍を支える多くの屈強な現役海兵達を世に送り出しており、
本編時点の海軍における全ての海兵を育てた男と謳われたほどの名教官でもあった。
しかし、新世界編の時期に自分を支持する海兵達を引き連れて海軍を去り、
自らは
「ゼット」(
こっちの方ではない)を名乗って海賊を滅ぼすための組織「NEO海軍」を結成。
酸素に触れ衝撃を加えると島一つ吹き飛ばすほどの大爆発を引き起こす、自滅の危険も高いが使い方次第では古代兵器にすら匹敵する「ダイナ岩」を奪い、
新世界のファウス島、セカン島、ピリオ島と3箇所ある巨大なマグマ溜まり「エンドポイント」を破壊する事で、
新世界全土に及ぶ大破局噴火「グランリブート」を引き起こし、新世界を拠点とする海賊達はおろか、
新世界のどこかにあるとされる海賊達の目標"一繋ぎの大秘宝”を新世界ごと消滅させる「大海賊時代の終焉」を画策した。
海軍も当然ながらこれを静観せず、一つ目の「エンドポイント」でもあるファウス島で海軍本部大将
黄猿が急襲し、
ゼファーは逃れるためダイナ岩を爆発させた事により、ファウス島の破壊と同時に海を漂流する。
その後、ルフィ率いる麦わらの一味に助けられ、当初は一味に感謝し好意的に接していたのだが、彼らが海賊と知るや激昂。
シャンクスの麦わら帽子を奪った事、新世界の命運がかかっている事もあり、海軍だけでなく麦わらの一味とも全面対決に入る。
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キャラクター設定、作中での活躍(ネタバレ注意) |
海軍に所属していた頃は模範的な海兵で、同期のガープに「誰よりも海軍の正義を信じた男」と評される程であった。
弱冠38歳で最高戦力である海軍本部大将に昇進し、ガープやセンゴク(及び詳細不明の1人の大将?)と共に海軍の最高戦力とされていた模様。
だが、42歳の時、ゼファーを逆恨みした海賊によって妻子を殺され、そのショックから自分の信じてきた正義に悩み大将を辞任。
とはいえ周囲の説得もあり教官として残り、海軍の中核をなす海兵達を育ててきた。
しかし本編から7年前、とある海賊によって自身の教習艦が襲われ、目の前で教え子のほとんどが殺され、自身も右腕を切断される重傷を負う。
以降は失った右腕に義手「スマッシャー」を装着し、遊撃隊を組織して海賊狩りに命を費やすようになる。
それでも海軍の正義を信じていたゼファーであったが、頂上戦争後に教え子を殺した海賊が王下七武海入りした *1事で、
自身の最後の拠り所であった世界政府やそれに属する「海軍の正義」に完全に失望し、性格も一変。
映画時点は周囲の一般人や海兵の犠牲を厭わず自分の正義を押し通すようになる。
元は間違いなく秩序側であったが、多くの悲劇の積み重ねを経て暴走する正義と化してしまった人物である。
初回のサニー号での戦いを含めて3回に亘り一味と衝突し、終始ルフィや一味を圧倒したが、
最後のエンドポイントであるピリオ島でのルフィとの最終決戦では、
かつて自分の異名であった二本の黒腕を携えて激しく殴り合うも、半ば相打ちの形でルフィに敗れる。
帽子だけ取り返し瀕死のゼファーにトドメを刺さす事無く「気が済んだ」とだけ述べたルフィに、
ゼファーも「おれも気が済んだ」と返しながら、自分が海賊のようにやりたいようにやっている事を改めて自覚し、
同時にお互いの信念をぶつけ合う殴り合いでルフィを略奪者ではなく冒険家として夢を追う存在と認識を改める。
しかしその直後、この場の消耗した全員を仕留めようと黄猿が中将達を引き連れ来襲。
自身の所業の落とし前を付けるべく単身で殿を務め、 クザンが用意したアイスエイジによる氷の戦場で黄猿及び海軍と戦って足止めし、
自分以外の全員を逃がすも最終的に黄猿の手により戦死。
「さよなら、ゼファー先生……!!」
後に生き延びた部下にして教え子であるアインとビンズ、そしてクザンの手によって、
ルフィとの最後の戦闘で破損したスマッシャーを墓標に墓が作られ弔われた。
「泣くな! 男が自分の人生に一本筋を通して逝ったんだ。
カッコイイじゃねェか」
なお、「ゼット」という名は幼少期にヒーローとして名乗っていた名前である事が最後に判明する。
決着後に海賊のルフィへの見方を改めたのは、彼の姿に幼少期に抱いた「正義のヒーロー」という夢を追いかけていた頃の自分を重ねたからかもしれない。
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戦闘能力 |
当時の『ONE PIECE』の劇場版ボスの中では珍しい部類に当たる非能力者。
強力な覇気の使い手で、光の速度で攻撃する黄猿の攻撃を先読みできる程の見聞色の覇気と、
年老いた今でも、二年の修行を経たルフィを二度も打ち負かす武装色の覇気を扱え、
現役の海軍本部大将とも真っ向勝負できるほどの戦闘能力を持つ。
映画内で使用する描写は無いが、 六式も全て取得している。
しかし、老齢故に総合戦闘力、特にスタミナ面は全盛期より大きく劣っており、
戦闘中でも吸入器を使った薬物投与を行わないと戦いが継続できない。
また、上述した通り本編時点では隻腕であり、殴打、マシンガン、ビーム、爆発、防御など、
様々な用途に使用出来る高性能かつ巨大な海楼石製性の義手型武器「スマッシャー」を用いる。
この他、対能力者向けに海楼石製の弾丸を装填した小型拳銃を持っているが、新世界レベルの海賊にはまず当たらないとゼファー自身述べている
(実際に新世界の海賊達は見聞色の覇気を体得している者が多いため、そういった相手への銃撃は効果が薄いと思われる)。
加齢による衰えなどハンデ抜きの総合的な強さだけなら『FILM Z』時点のルフィを間違いなく凌駕しており、
最終決戦の結末もルフィが「勝った」というより「敗けなかった」と称するのが正しい描写であった。
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MUGENにおけるゼファー(ONE PIECE)
Kennedy Mugen氏による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
高い機動力とスマッシャーによるリーチの長い優秀な近接戦性能が特徴、また拳銃を放つ
飛び道具も持つ。
超必殺技はダイナ岩を起爆させる技や武装色硬化した両手で殴りつける技を使う。
AIもデフォルトで搭載されている。
「お前達の正義は…使えねェんだよ
正義とか… 自由とか…」
「お前らすべてやり直しだぁぁぁ!!!」
出場大会
*1
消去法で新世界編にて王下七武海入りしていたエドワード・ウィーブルと思われるのだが、公式の資料ではっきりと断言された事は無い。
最終更新:2026年04月17日 13:30