分類:ぶじゅつポケモン
タイプ:かくとう
高さ:1.4m
重さ:35.5kg
特性:せいしんりょく(技の追加効果で怯まない)
さいせいりょく(ひっこむとHPが3分の1回復する)
隠れ特性:すてみ(「とっしん」「すてみタックル」など、
反動でダメージを受ける技の威力が1.2倍になる)
ブラック
うでの たいもうを ムチのように あつかう。 りょううでの こうげきは めにも とまらぬ はやさ。
ホワイト
うでの ながい たいもうを てきに たたきつけて たたかう。 ムチのように てきを いためつける。
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第5世代(『ブラック・ホワイト』)。
コジョフーがLv50になることで進化するポケモンであり、しなやかな体つきをしている。
腕から長く伸びて垂れている体毛を
ムチのように敵に叩き付ける戦い方をする。
進化前のコジョフー共々、
オコジョと
カンフー、
ジークンドーといったアジアの格闘技を組み合わせてデザインされたポケモンである。
響きは似ているが、残念ながら
テコンドーや
セクシーコマンドーの技は使わない。
後者は使えたとしても反応に困るが。むしろ最初からセクシーだから使う必要はない?そうですか
フォルムや切れ長の目などが妖艶な雰囲気を漂わせているからか、
イーブイ及びその
進化形に次いで
ケモナー層からの人気が高い。
イラストでは同じく動物型の格闘タイプである
ルカリオと組み合わせて描かれることが多々ある。
これらの二次創作では性別がメスのイメージで扱われることが多い(ゲーム中での♂♀比率自体は半々なので、中には
アッー!な作品も)。
両者には「はどうだん」を覚える、タマゴグループが同じといった共通点もある。
アニポケでは『サン&ムーン』においてイカリの手持ちとして登場。担当声優は
西村ちなみ
女史。
原作中の性能
HP:65
攻撃:125
防御:60
特攻:95
特防:60
素早さ:105
素早さと攻撃に優れているが耐久性が低いという典型的な速攻アタッカー気質のステータス。
配分はゴウカザルやルカリオと似ている。
技のレパートリーは少ない部類であり、格闘ポケモンのメインウェポンとして好まれる「インファイト」や、
範囲が広がるサブウェポンとして採用率が高い3色パンチ(ほのお・かみなり・こおり)を覚えることができない。
種族値的には両刀型(物理、特殊を両方使用する)も出来そうに思えるが、
覚える特殊技にゴウカザルやルカリオに比べ有用なものが少ないため無駄になりやすい。
威力の高い「とびひざげり」や特性のさいせいりょくと相性のいい「とんぼがえり」、相性補完となる岩技の「ストーンエッジ」などが主に採用される技。
前述のようにレパートリーの少なさ故技構成読まれやすく、
6世代にて「はたきおとす」が実用的になる前は、ゴーストタイプのポケモンに対して非常に分が悪かった。
フェアリー対策では「どくづき」を覚えるものの、フェアリーの中でもトップメタである
ミミッキュには、
メインウェポンである格闘技共々通じず、弱点への対抗策は万全とは言い難い。
また、「とびひざげり」は当たらなかった場合に自分の最大HPの2分の1のダメージを受ける(第五世代以降の仕様)デメリットがあり、
「まもる」「みきり」で防がれた場合や、相手がゴーストタイプで効果なしだった場合も同様なので、相手のこれらの補助技などには注意したい所。
特性はとびひざげりの威力上昇が見込める「すてみ」が一般的。
解禁前はとんぼがえりやきあいのタスキとの相性から「さいせいりょく」が好まれていた。
ダブル・トリプルでは「ねこだまし」「ワイドガード」「フェイント」など強力なサポート技を覚え
シングルでは選択肢にもならなかった「せいしんりょく」のおかげで「ねこだまし」を気にせず確実に行動でき、
アタッカーもサポートもこなせるポケモンとなっている。
だが、アタッカーとしてはいつ「まもる」が飛んでくるか分からないダブルでは使いにくい「とびひざげり」と、威力が安定しない「けたぐり」しかないため、
火力の面で不利となっており、サポートとしては、「いかく」で複数の攻撃力が下げられ、耐久力で勝る
カポエラーの方が有用であった。
6世代ではメガガルーラの登場により、それを上回る素早さを持ち、「ねこだまし」耐性のあるコジョンドの評価も上がっている。
禁止級が相手だと、「けたぐり」が安定した攻撃となり
多くの禁止級より素早さが高く、特殊アタッカーが多いのでいかくの効果が薄いため、カポエラーよりも有用な点が多くなる。
そして、強敵ホワイトキュレムを先手で潰しやすいことから、アタッカーもこなせるサポートとして高い人気を誇っている。
第5世代でほぼ全てのポケモンが使用可能となったクリスマスカップでは使用率10位となり、一般ポケモンの中ではユキノオーに次ぐ2位という快挙を見せている。
しかし、第7世代ではカプ・テテフをはじめとしたフェアリー勢の台頭により前世代より動きにくくなった。
ただし、苦手な相手には「とんぼがえり」で退避しつつ「さいせいりょく」を発動したり、
フェアリー以外なら「すてみ」の補正が掛かった「とびひざげり」で削りを入れるなど、
シングルなら苦手な相手が出ても使い方次第で活用は可能だったため採用率は大きくは落ちなかった。
だが、第8世代では一度リストラされてからDLC『鎧の孤島』にて復帰するも「ダイジェット」の流行により厳しい立場に置かれ、
第9世代ではやはり当初はリストラ枠だったがDLC『碧の仮面』にて復帰するも、
かくとう技が効かないラウドボーンやサーフゴーなどのゴーストタイプが流行するなど、コジョンドが動きにくい環境が続いている。
……にも拘らず、そんな状況でもまだレーティングバトルにて一定数採用され続けている。
MUGENにおけるコジョンド
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眼鏡111氏製作 |
初公開は2013年2月18日で、最新版は2014年3月9日版。
長い体毛のリーチを生かした牽制を主体とする、近~中距離が得意なキャラとなっている。
Xボタンで手、Yボタンで体毛、Zボタンで足を主に使う。
ムチのような体毛による攻撃は削りダメージもあるため、差し合いが非常に強い。
必殺技も突進 ロック技のとんぼがえり、無敵対空のつばめがえし、 設置技のストーンエッジとスタンダードな構成になっている。
超必殺技の「とびひざげり」は突進中無敵で威力も高いが、当たらなかった場合は尻餅をついてしまう。ただし 自爆ダメージを受けることはない。
「こうそくいどう」は攻撃判定がついており、これによるダメージ量は低いが、空中攻撃へ繋ぐことができる。
一方で原作同様に防御面は弱く、DEFが90と低い上に、通常技でも削りダメージを受けてしまう。
改変や AI作成は自由となっており、Aeton氏による簡易AIが2013年3月5日に公開されている。
最新版の本体には対応していないが、AIが対応している旧版の本体も公開中なので安心。
このAIは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によるサイト消滅のため暫く入手不可だったが、
現在はGoogle Driveに配布先を移転している。
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Aeton氏製作 |
上記眼鏡111氏版のAIも製作しているAeton氏が新たに公開したコジョンド。
氏曰く「兼ねてから自分にとってのコジョンド像を追求したいという思いがあった」らしい。
ファイル名も「Mienshao-atn」で、眼鏡111氏版と被らない親切設計である。
ドットはD0で新規に作られ、ブリスやバスターやられも組み込まれており、非常に作りこまれている。
こちらも原作を反映したのか、ライフは800と紙仕様になっている。
上記のAI同様、2019年のYahoo!ジオシティーズ終了により、現在はGoogleドライブにて公開中。
特に機動力に秀でており、空中ダッシュや壁蹴りによる移動だけでなく、
アクロバティックに動く必殺技を持ち、隙を見て一気に相手に接近して畳みかける中~近距離向けのキャラになっている。
飛び道具は持たないが、当身技も搭載されている。
超必殺技「跳び膝蹴り」は高威力だが、外れるとやはり落下して自分もダメージを受ける(ただし、同時に半ゲージが還元される)。
AIはレベル0~8、超反応持ちの特殊レベルの9があり、合計10段階に調整可能なものが搭載されている。
7-9Pは凶モード、10-12Pは狂(下位)モードとなり、技の威力、キャンセル性能、無敵判定等が変化する。
2015年9月の更新でver0.4となり、大会での使用が解禁された。
なお、大会での使用に当たっては、
- 大会開始時点での使用バージョンは大会終了まで維持するものとします(ストーリー等ではこの限りではなく、必要に応じて技やAIの改変もOK)
- 性別設定は基本的に自由としますが、♂♀を区別する必要のある大会等において、主催者側の意向が特にない場合は、♀設定を優先させるものとします
- 全体的に強めの調整になっているので、大会メンバー内で強くなり過ぎていないかどうかは予めテスト等宜しくお願いします
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出場大会
最終更新:2024年11月06日 00:56