霊王宮で様子見で当たったニャンゾル・ワイゾルが王属特務・零番隊の修多羅千手丸に倒されると、
ユーハバッハに他の親衛隊と共に召喚されたのが最初の登場である。
物腰は柔らかいながらも傲岸な態度で千手丸を軽々と倒すも、実はそれは偽物で 曳舟桐生の能力ですでに全員が閉じ込められており、
二枚屋王悦の斬魄刀「鞘伏」で他の親衛隊とともにあっさりと倒されてしまった。
だが、ユーハバッハの「聖別」で尸魂界にいた滅却師の命と引き換えに親衛隊を復活を果たすと、それまで使っていた霊子の弾丸ではなく、
本来の「万物貫通」の力であっさり王悦を倒し、陛下が兵主部一兵衛と当っている間に、他の親衛隊と共に残りの零番隊を壊滅させる。
アニメ版では、復活後は再び王悦と交戦し、「滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)」となって王悦を圧倒するが、
零番隊の自刃によって真の力を解放した修多羅千手丸の卍解「娑闥迦羅骸刺絡辻」の能力で鏡の空間に閉じ込められ、
鏡の奥の千手丸に「万物貫通」を放つが、鏡による反射で全て自分に跳ね返されてしまい、反物の中に封印されてしまった。
しかし、石田雨竜が千手丸を倒してくれたおかげで反物の中から脱出するという展開になった。
その後、尸魂界からの死神、仮面の軍勢、破面、完現術者、生き残りの滅却師の連合による二度目の襲撃の際に、他の親衛隊同様分散して対処にあたる。
当初は能力を用い、遠距離狙撃によって戦力を減らしていく戦法をとり、 檜佐木修兵などを倒しているが、
やがて 京楽春水に存在を察知されて、直接対峙することとなった
現総隊長である京楽に対し、彼は左目を開くことによって瞬間的に無敵状態になるという「万物貫通」の神髄にあたる能力を用いるも、
それ以降は常時開眼状態になってしまう三度目まで到達させたことで、激昂しながら完聖体「神の裁き」を発動させる。
これによって敵の攻撃に対しては絶対防御、自分の攻撃は防御不能という無敵状態に突入したが、
いかなる体質も特性も無視して通用してしまう京楽の卍解「花天狂骨枯松心中」で首を切られて倒された……かに思われた。
だが、首を切り落とされてなおそこから鳥を思わせるような頭部が生えた上記の完聖体第二形態(仮)として復活。
あわや京楽を殺しかけるがそこに副官の 伊勢七緒が駆けつけ、京楽は今まである事情から隠し持っていた七緒の斬魄刀「神剣・八鏡剣」を彼女に託すことに。
七緒の斬魄刀は「神」の力を跳ね返す剣で、リジェの貫通能力も無効化するものであったものの、
リジェは早々にその危険性を看破し、リジェは2人まとめて「神の喇叭」で消し飛ばそうとするも、
しかしこの姿になってからは最初の洞察力が嘘のように単純な行動が増えており、七緒が八鏡剣を「神の力を跳ね返す」と言っていたことを失念していた。
故にそのまま普通に攻撃してしまったため、その攻撃を跳ね返されてしまい、
リジェの『あらゆる存在を特性を無視して貫通する「万物貫通」の攻撃』と、『あらゆる存在をすり抜ける「万物貫通」の防御』が衝突。
結果は前者に軍配が上がり、リジェは跳ね返された自分の攻撃を防げずマトモに喰らい四散してしまい倒された……かに思われた(2回目)。
が、まだそれで終わりではなかった。
死骸は尸魂界まで落下したものの、四散した残骸がまたまた個別に再生して復活することに。
先の敗北によって能力のあらかたを失ったことを自覚すると、それぞれの残骸が行動し始め京楽への復讐心から尸魂界の蹂躙を目論む。
滅却師がもういないことから隊長、副隊長格はあらかた霊王宮に上がっていたため戦力がほとんど残っておらず、
打つ手なしかと思われたが、 涅マユリによって死人状態で復活させられた 吉良イヅルが最終的と交戦することになる。
後日談の小説に登場しなかったことから、恐らくそのまま吉良に殲滅され敗死、
もしくは瀞霊廷での戦闘中にユーハバッハに聖別され死亡したかのどちらかの末路を辿ったと言われていた。
アニメ「禍進譚」ではジェラルドと同じタイミングで聖別を受け分裂体共々消滅したことが描かれた。
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以下考察 |
最後の描写などから、読者の間ではリジェは生まれつきの滅却師でなく、
本来は鳥型の虚であり、ユーハバッハに聖文字を与えられて人型になったのではないかという説がまことしやかに囁かれている。
完聖体第二形態(仮)はエス・ノトなども見せていたが、リジェのそれは他と明らかに異質であり、
さらに完聖体に変異すると翼や身体に「孔」が空いたような姿になる他、聖文字である万物貫通は文字通りすべてを貫く能力、
言い換えれば万物に「孔」を開ける能力とも言えるが、ご存じの通り虚は身体に「孔」を持つ。
アニメでは京楽の卍解で首を撥ねられてから復活した際、濃緑色だった羽や光輪の色が黄金に変化し、上記の通り声も虚化一護のような甲高い声に変わっていた為、
首を撥ねられた時点で「滅却師としてのリジェ・バロ」は死亡し、「本来の虚」が剥き出しになった結果あの姿になった、という形で説が補強された。
また、リジェの名前や言動には、作中の虚や破面など、虚圏に属するキャラが使用する言語であるスペイン語圏のニュアンスが見られ、
これもリジェの元虚説を後押ししている。
これらのリジェ・バロのバッグボーンは原作完結後も読者に伏せられているが、しっかり構想はされているようで、
演者の日野氏には人と鳥どっちが本来のリジェなのか共有された上で収録してもらったことが公式から明かされている。
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