「弱すぎるわね」
- 初出作品: ファイナルファイト
- 出身地: アメリカ合衆国
- 生年月日: 12月7日
- 身長: 175cm
- 体重: 52kg
- スリーサイズ: B88 W66 H89(FF)、 B91 W60 H89(IV)
- 血液型 不明
- 好きなもの: フライドポテト
- 嫌いなもの: 警官
- 特技: アクロバット
- ファイティングスタイル: 喧嘩殺法
- キャッチコピー: 色気男気女気(S×T)、トキシックビューティー(IV)
トゲだらけの薔薇(V)
- CV:
田中敦子
(III3rd・S×T・IV)、
弓雅枝
(SVC)
カプコンのベルトスクロール型アクションゲーム『
ファイナルファイト』シリーズに登場したキャラクター。
後に『ファイナルファイト・リベンジ』にてプレイヤーキャラクターとして参戦した。
『ストリートファイター』シリーズにも『
III2nd』からサブキャラクターとして登場し、『ウルIV』や『ストV』ではプレイアブルに昇格している。
メトロシティの犯罪組織
マッドギアの元構成員。警察帽、タンクトップ、ホットパンツという
露出度の高い服装と
ピンクのロングヘアーが特徴的。
ロサンゼルス内の孤児院出身で、
ソドムの紹介によって組織に加入した経緯を持つ。
マッドギア壊滅後はプロレスラーとしてデビューした
ヒューゴーのマネージャーを務めており、
頭の回転が遅い彼に代わり、事務的な部分をサポートしている。
マッドギアにいた頃はメトロシティ裏通りに面したマンションを住まいとし、猫と一緒に住んでいたようである。
頭の回転が早くサバサバした性格。要領よく行動することを得意とする。
『
ストIII』ではヒューゴーの新パートナー探しや、プロレス団体「H.W.A」(ヒュージ・レスリング・アーミー)の旗揚げする等、
何かとトラブル続きの相方をアイディアで補佐する敏腕マネージャーとして活躍している(ただし、『ストV』ではケンカ別れしてしまった)。
『
SVC CHAOS』においては対戦前の掛け合いに参加したり、
勝利メッセージの一部を受け持つ等、
コンビのブレイン担当である面が強く見られる。
なお、『ファイナルファイト』にはオレンジ色で性能は全く同じな色違いコンパチキャラの
ロキシーが登場しており、
ポイズンの兄弟?(姉妹?)ということになっていたが、後の作品ではほぼスルーされている為、
現在
アビゲイルの下で働いている以外どういう設定になっているのかは不明のまま。
ついでに後述の代役キャラとの関係も不明。エリザとマリーの代役はシャド研にて血縁関係であると語られているが…
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ポイズンの性別議論 |
「彼女」の話題においては、その 性別設定がよく疑問視されるのは有名な話。
外見は完全に女性なのだが、性別に関してはいまいちはっきりとした設定が無く、
「海外設定ではニューハーフだ」「いや日本の設定でもだ」「違う、普通に女だ」等と色々と情報が錯綜しており、出る度に激しい論争が起こってしまいがち。
一応、日本のSFC移植版『ファイナルファイト』の説明書の敵キャラクター紹介内では 「ニューハーフ」と明記されていたのだが、
何というか、割と愉快なネタ( 車好きのブレッド、通称「ポルちゃん」とか)の多い説明書であり、
1コンシューマ移植作品でしかないことを考えると、どこまでを信じていいのか微妙な所ではある。
「製作段階では女性だったが、アメリカでの稼動の際に『女を殴るなどとんでもない』と抗議が寄せられた為、
急遽設定を変更し『こいつ実はニューハーフでこう見えて男なんです』と弁解した」とする説は知名度が比較的高い
(ソースはあきまん氏。また『ゲーム・オーバー 任天堂帝国を築いた男たち』(著:David Sheff、翻訳:篠原慎、1993年創刊)にも、
ほぼ同じエピソードが掲載されている)。
アメリカのスーパーファミコンであるSNES移植版の『ファイナルファイト』では、AC版で本来ポイズン及びロキシーが登場する場面に、
SNES版にしか登場しない男性雑魚キャラクター(ビリーとシド)が現れることからも、上述の説の信憑性が窺える
(『ファイナルファイト2』に登場するマリーとエリザにおいても、SNES版で同様の措置が取られている)。
ちなみに海外ではポイズン自体それなりの人気があり、コスプレする人も結構居る。……もちろん女性がですよ?
3D格ゲー『ファイナルファイトリベンジ』のストーリー中では「女」だの「彼女」だのと表記されており、
実は男だ云々といった話は一切出てこない為、少なくとも本作にはニューハーフ設定は無い模様。
また、遡ってFC版の『マイティ・ファイナルファイト』には「ポイズンキッス」という妹が登場しており、こちらは公式に女性キャラである。
「ニューハーフの兄が2人いるが、彼女もよく男と間違えられる」という設定だが、「一緒にされるのが嫌なら服装を替えろよ」とは言わないお約束だろうか
(なお、この「兄が2人」とは、ポイズンと、色違いのロキシーのことだと思われる)。
これらを踏まえて「実は『リベンジ』に登場したのは妹のポイズンキッスではないか」という説も存在する。
もういっそのこと初代『FF』以外全部妹ってことに(ry
しかしお蔵入りになってしまった3D対戦格闘ゲーム『カプコンファイティングオールスターズ』において 再びオカマ説が浮上する。
このゲームはキャラの名前欄が性別によって赤・青と色分けされているのだが、
ポイズンだけはその中間色の 紫で文字が書かれていたのであった。
まさに公式が「ポイズンの性別は わしにも分からん…」状態である。
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ちなみに女性説を採用した場合は |
困ったことに女性説を採用した場合は 戦闘力の問題が生じてくる。
見た目からするとナイスボディに見えるが、3サイズを見る限りパッド疑惑濃厚といわざるを得ない。
あの身長3サイズだと実はBカップにしかならず、身長を考えると貧乳確定レベルになってしまう。
公式でも流石にちょっとおかしいと思ったのか、lVではEカップ相当に修正された。
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また、SNKプレイモアから発売された『SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS』でのポイズンのカードテキストでは、
「ドコにナニを入れてどうすればああなるのかはまったくの謎だが、とりあえずれっきとしたオトコ」
「自分と瓜ふたつの、ポイズンキッスという妹がいる」ときっちり紹介されているのだが、
このゲームの解説文もやや主観や勘違いなどが多いため、どこまで信用していいのやら。
なお、2011年の東京ゲームショウでカプコンの小野氏がインタビューを受けた際、
ポイズンの性別について「カプコンの公式回答では、これまでもこれからも回答も持たない」と答えているため、どちらであるのかは永遠に謎の模様。
とはいえカプコンキャラのイラストが描かれている一部のグッズでは、
ポイズンは女性サイドの集合絵に入っている辺り、公式では基本的に女性として扱われているようだ。
ちなみに中平正彦氏による漫画作品『RYU FINAL』ではニューハーフ説が採用されている。
まあ実際に男の方がいいという紳士諸君も多いであr
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2012年発売の
『ストリートファイター×鉄拳』に出場。鞭を主力武器に戦う。
お前『ストリートファイター』シリーズで
戦闘キャラになったこと無いだろと思わなくもないが、
ポイズンを使って戦えるのは『リベンジ』以来12年振りのことなので、ファンとしては純粋に喜ばしい吉報である。
作品内のキャッチコピーは
「色気男気女気」で、公式サイトのキャラ紹介に
「一見女性のように見えるが実は......?」と書かれている為、
ニューハーフ設定が採用されて……と思いきや、後に公式ブログで
プロフィールの修正が施された。
なぜこのような措置をとったのかは不明である。
最後の一文が少々引っ掛かるが、取り敢えずはっきり「女性」と書かれている。
キャッチコピーは変わってないんだけどな!
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Before-After |
ただ、日本語の文脈は前後関係が曖昧な所があり、
[一見][変わった女性]の組み方なのか、[一見変わった][女性]の組み方なのかで意味が全然異なる。
後者なら確実に女性であるが、前者だとしたらやっぱり「一見女性に見えるが、実は……」の意味が残されるのである。
どうとでも言い訳ができるようにしつつ、含みを残したのではあるまいか。
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ちなみにこのゲーム内のミッションモード(与えられた条件を満たしながら戦うモード。例えば「必殺技だけで勝利」など)では、
女性キャラをすべて倒すという物があるのだが、そのミッションの最終ラウンドに
ジュリと一緒に出てくる。
このことから、女性という扱いになっているものと思われる。
ただし、一方で
吉光やクロの対ポイズン用勝利台詞では性別関連がネタにされてもいるのだが。
そしてブラウザゲーム『鬼武者Soul』のカプコンコラボで登場した際は、性別欄が「-」と伏せられてしまっていた。
『ファイナルファイト』における性能
『ファイナルファイト』ではロキシー共々、同時に複数名登場することもある雑魚キャラクターの1人。
攻撃方法は地上で使うビンタと蹴り、
サマーソルトキック(SFC版、GBA版では削除)、ジャンプキックの3or4種類。
ジャンプキックは小ジャンプと大ジャンプの2パターンがある。
また
長い無敵判定のあるバック転も使用する。
ただバック転の無敵は途中で切れる為、終わり際にジャンプ攻撃などを重ねれば簡単に叩き落とすことが可能。
見た目通り体力も少なめであることが多く、所詮は雑魚キャラということでさほど大した相手ではないのだが、
アクロバティックな動きや本作では数少ない(少なくとも外見は)女性キャラということもあり、色々と印象に残るキャラクターではある。
ただし、なめてかかると返り討ちに合う。ベイエリアのポイズン&ロキシー地帯ではまともに相手にすると、
"こちらのパンチを免れた個体に背後を取られる"→"後ろから殴られる"→"そのまま一気に
ライフを削られる"ことが起こりやすい。
AC版では1体ずつ出現させて片づけるか逆に相手にせずバックジャンプでスルーするのがセオリーだが、
SFC版とGBA版ではスルー出来ず複数の彼女?達をまともに相手にしなければならない(一応慣れればノーダメージでやり過ごせるが)。
移動速度はガイ以上に素早く、バック転も相まってちょこまかと動き回る。
MUGENにおけるポイズン
MUGENでは以下のキャラが存在する。いずれも海外製。
この海外での人気ぶりはグラマラスな女性としてなのか、それともニューハーフとして…なのか?
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Ryou Win氏製作 |
ゲージ消費 超必をあまり使用せず、 通常技のパンチやキック、ダブルニープレスぽい 必殺技を主体に攻撃する。
そのゲージ消費超必「Poison Kiss」は単なる 飛び道具ではなく、 ロック系乱舞技( カットイン入りまくり)と
なっているのが他のポイズンとの最大の違い。対人で程良いくらいの強さになっている。
りどみがポルトガル語なので詳細はよく分からない。
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The KJ氏製作 |
公開時はWinMUGENでも使用できたが、現在は 新MUGEN専用となっている。
『ストIII』のイントロのドットをベースとして攻撃モーション等が書き足されている。
通常技や必殺技の性能が軒並み高く、隙と呼ばれる位の隙が殆ど無い( 声は色んなキャラから取っており統一感は無いが)。
またダウンからの攻撃 判定が発生する起き上がり等のフォローもかなり強力である。
AIもウザ強いレベルであり、終始隙のない必殺技から必殺技へと繋いでいく。
(3連続のムチ攻撃→飛び道具→ムチ攻撃→飛び道具…)
超反応レベルの 波動昇龍パターンも仕掛けてくるので大変厄介なAIだが、
その超反応故に人操作での策に溺れやすいのは、古き良き2D格闘ゲームを感じさせる。
勝利した際には KOFXI風勝利画面に移行する。
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DivineWolf氏製作 |
Pots氏のスタイルを準拠とするポイズン。こちらはWinMUGENでの使用が前提となっている。
ブロッキングと受け身まで完成しており、残る動作は ジャスト・ディフェンスとカウンターのみとなった。
The KJ氏と同様に『ストIII』のドットをべースに、性別不明なポイズンらしく(?)男女を問わず、
春麗・ ベガ・ モリガン・ リュウ・ ナッシュのドットなどを加工して製作されている。
ボイスはシリーズ中のものをかき集めたの中心だが、声質が統一されている分、違和感は少ない。
攻撃は 投げキッスでの飛び道具、空中でも発動可能なムチ攻撃の他は足技がメイン。
どの技がどのキャラの ドット絵を応用しているのか判別してみるのも一興だろう。
AI及びパッチの製作は自由とのことで、カサイ氏の外部AIが公開されている。
ただし、最新版には対応していないので注意。
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Acey氏 & Span氏 & Dampir氏 & Riccochet氏製作 |
- Acey氏 & Span氏 & Dampir氏 & Riccochet氏製作
新MUGEN専用。
あのkong氏も所属する「Infinity Mugen Team」が製作したポイズン。
Dampir氏のドットをベースにしているが、動きはどことなく『ファイナルファイト』風味。あとセリフが英語。
多段Hitする サマーソルトキックを多用する。
ゲージが溜まるとムチでしばいたり、飛び道具「Kiss of Death」を仕掛けてきたりする。
また エディ・Eを ストライカーで呼ぶこともできる。しかもエンディングまである。
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tJ氏(tJun氏)製作 CVS仕様 |
悪咲3号氏をリスペクトしており、敢えて悪咲氏が得意としたCVS仕様にこだわって作られたポイズン。
cmdファイルやcnsファイルに残っている技名から判断するとベースになったのは恐らく悪咲氏の ガイルと リョウ・サカザキ。
1Pカラーがロキシー風になっているのが特徴。 昇龍拳もどきや神龍拳もどきも使う。
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Mazemerald氏製作 ロキシー |
4sharedにアップロードされた他、「The Mugen Multiverse」でも代理公開されていたが、現在はリンク切れにより入手不可。
2013年7月15日公開。1Pカラーがロキシー風どころかフォルダ名まで完全に「ROXY」となっている。
例によってReadmeも何も無く詳細は不明だが、ムチと巨大なハート型の飛び道具をメインにゴリ押し接近戦を仕掛けてくる。
AIがデフォルトで搭載されており、かなり強い。
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chuchoryu氏製作 CVSポイズンTAG仕様 |
- chuchoryu氏製作 CVSポイズンTAG仕様
sendspaceにアップロードされた他、「The Mugen Multiverse」でも代理公開されている。
2013年9月8日公開。システムは上記のtJ氏版を元にしているが、ニュートラルポーズのドットはuminokun氏による。
tJ氏版との最大の違いは、タッグ戦に対応したAIを搭載させている点にある。
シングル戦モードに対応したAIも同梱されているので、DEFファイル書き換えで使い分けよう。
性能は概ね『ファイナルファイト』に準拠したらしく、パンチとキックの通常技のみでゴリゴリの接近戦を仕掛けてくる。
AIも対人戦に程良いくらいの強さである。
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QiYue China氏製作 SFIV仕様 |
2012年6月頃から一時期公開されていた『SFIV』仕様のポイズン。
既にデータ削除されており現在は入手不可。
対人向けの簡易AIがデフォルトで搭載されている。
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この他、Kain The Supreme氏製作の
ルパン三世の
ストライカーとして登場する峰不二子も、ドットとモーションからポイズンを改変したものと思われる。
出場大会
更新停止中
出演ストーリー
最終更新:2022年07月03日 16:13